ワンピースで別作品書き始めたので更新頻度が更に落ちると思われます。
良ければそちらもどうぞ。
山頂の城塞
トチリヌを後にした俺達は次なる街、ルォーワカシティを目指し、間にある山脈のうちの一つ、レイコウジャ山脈を越えんとしていた。
「トチリヌは山の上にあったが次のルォーワカは開けた盆地の中にある大都市、か」
山中の温泉街から地方屈指の大都市へ。落差が凄くて感覚がおかしくなりそうだ。直線で行けばこのレイコウジャ山脈は三日程で越えられるのだが・・・・・・
「行ってみたいところがあんだよなぁ」
「キシャァ?」
運動の為、外に出て連れ歩いているリザードが聞き返してくる。そう言えばリザードが入院してる時に行くこと決めたからコイツは知らないのか。
「レイコウジャ山脈はな。正確には二つの山脈だと言われているんだ。それがめちゃくちゃ近いから実際には山頂付近がちょっと凹んでるだけなんだが、その凹んでる所に城塞があるんだよ」
そう。この城塞こそが俺が行ってみたいと思っている場所だ。別に観光名所っぽくなってるからでは無い。これでもれっきとした理由があるのだ。
ロンフーシャ地方の地形は控えめに言っておかしい。中央の山はまだ良いとして平地よりも広い範囲が山ってどういうことだ。しかもその山脈の伸び方は地質学の専門家でもない俺でもわかるほどに変な伸び方をしている。
前にも言ったようにこれには恐らくこの地方に根差す伝説のポケモンが関係しているのではないかと俺は考えている。
その城塞はかなり昔からあるらしいので、実際に見に行って何か分からないかと思ったのだ。因みにこの地方の伝承として残っているのははるか昔に混沌がこの地方を襲ったということだけだ。当時の人々が力を合わせて封印に成功したとか。混沌ってなんだよ。せめて絵かなんか残せよと思わないこともないが。
「なんにせよ、何かしら手掛かりがあればいいんだが」
ソイツが何がするという保証は無い。というか何もしてこない可能性の方が高いとは思うが・・・・・・まぁ備えておいて損は無いだろう。ぶっちゃけ俺が転生者と言うだけでなんか起こりそうな感じはあるし。
「ま、さして遠回りという訳でもないしな。付き合ってくれ」
「キシャァ!」
おっとポケモンが出てきた。出番だリザード!!
◓◓◓▫▫▫
「着いたーーーー!!!」
「キシャァ!!」
何故か城に近づくに連れてポケモンが、それもゴーストタイプが増えてきていたがそいつらを撃退しつつ進みようやく到着だ。幸いここは観光地なので街もあるしポケセンもある。取り敢えずベッドで寝たい!!
「ん?」
「キシャ?」
「いや、なーんか視線を感じて・・・」
なんだろう。嫌な感じのする視線という感じではなかったが・・・・・・。なんというか値踏みされているような・・・・・・。
「ま、気の所為かな」
「キシャァ!」
「お!ポケセンあったか!」
ポケセンに入り、宿を取った俺は取り敢えずロビーにあったパンフレットを眺めていた。
「んー。やっぱ伝説関連の資料とかないのかなー」
資料館も兼ねているらしいその城塞は様々な資料や歴史的な物品が展示されている。大昔の剣士が使っていた剣に盾、城主が書いた手紙や城にかざられていた絵など、色々と面白そうなものがあるようだ。
俺はバトルが好きだし鍛錬とかばっかでどっちかと言うと外にいるタイプだった。何か勉強するにしてもこの世界の育成論とかの本ばっかだがこういうのに全く興味が無いわけじゃない。
過去の先人達の残した痕跡を辿ることは今の自分にも繋がると考えているし、遺跡探索とかに対する憧れは人並みにはある。
「ま、流石に俺が城に行って大発見!とかにはなんないだろうけど」
だがメタ的な視点や他の伝説のポケモンに関する知識なんかはある。ちょくちょく他の地方で伝説のポケモンが目覚めたみたいなニュースは見るし多分サトシくんかゲームの主人公達が居るんだろう。
ではこの地方では・・・・・と考えればまぁ順当に考えて俺、ルダン、ソティアの誰かだとは思う。俺だってそこまで鈍くは無い。俺はともかくあの二人はマジモンの天才だ。そして俺は転生者としてのアドバンテージがあるとは言え、前世の頃より物覚えが良かったりとこの身体のスペックの高さに驚く事がある。
そう考えると今後なにかの事件が起こる可能性はある。先日のカイリキーの一件のこともあるし、備えておいて損は無いはずだ。
「さてさて、何が見れるかな〜」
明日が楽しみだ。
◓◓◓▫▫▫
誰もいない夜の城塞。一人の警備員が夜の巡回をしていた。
実はここ最近、警備員達の間で噂になっている話がある。展示物の一つ、この城塞を最後まで守り続けた騎士クライムの鎧が、夜になると動き出すという噂だ。この警備員は最近ここに勤め始めた新米で、そんなもの居るはずも無いと笑っていたが、いざ夜に一人で巡回していると小さな物音にも敏感になってしまう。
ポチャン
「ヒッ!」
元々ビビりな性格でもあるため、多少の雨音にもこのビビりよう。だが彼を襲う恐怖はこんなものではなかった。
ガリガリガリ…...
ビクッと彼の肩が跳ねる。後ろから聞こえる
サッと後ろを振り向き、及び腰ながらも懐中電灯の光を向ける。が、何もいない。ほっとしたのも束の間、
ガシャン!!
今度は先程まで彼が向いていた方向から何かを落としたような音。恐る恐る振り返り・・・・・・
ガツッ
彼の意識はそこで途切れる。手から零れ落ちた懐中電灯が照らしたのは宙に浮かぶ剣だった・・・・・・
書き始めたワンピースのやつがウタが生存状態のものだからかめちゃめちゃ読まれてる・・・
いやまぁありがたいんだけどさぁ・・・なんて言うかもう既にこの作品のお気に入り登録数の半分くらいまで来てるのがなんか複雑な気持ちです・・・・・・
高評価、お気に入り登録、何卒お願いします!!感想も!!