嗚呼、ここはポケモンの世界   作:後門の熊

76 / 77

エスパーポケモンってみんな戦い方が似てて困る。


VS不衰の歌姫 ミィポワ①

 

【ねこだまし】

 

ジム戦最初の技はいつも通りに。ニャオニクスの【ねこだまし】が決まり、ココロモリの体制が崩れる。

前世ではそこまで意味の無い技、せいぜいタスキ潰し程度の価値しかない技だが現実には違う。バトルになるとどうしても緊張などでいつも通りの動きが出来ないことがある。それを解消するためのルーティーンとして【ねこだまし】は有効だ。

 

【サイコキネシス】

 

続けてニャオニクスが至近距離からの念動力を放つ。流石にコイツの【テレポート】は既に警戒されているため、乱発するとかえって読まれる危険もある。あえてあまり使わないように指示はしていた。

ココロモリはまだ怯みから完全に脱却はしていないものの、体を逸らしてダメージを最小にしている。流石に上手い。

 

【ちょうおんぱ】

 

【でんじは】

 

反撃の超音波を電磁波で相殺。波同士で打ち消し合う。が、ココロモリは種族特性として音波攻撃が得意だ。直ぐさま次に移っている。

 

【エアスラッシュ】

 

【テレポート】

【サイコショック】

 

距離を取るため、羽を羽ばたきつつ撃たれる風の刃を瞬間移動で回避。そのまま砂利を飛ばすも俊敏な動きで回避される。

 

【サイコキネシス】+【ちょうおんぱ】

=【サイコサウンド】

 

【サイコキネシス】

 

ココロモリの鼻から放たれた念動力を乗せた音波がコチラの念動力を突破してニャオニクスに迫る。慌ててニャオニクスがもう一発、【サイコキネシス】を放ち相殺するもその隙にココロモリは移動している。

 

【サイコカッター】+【エアスラッシュ】

=【サイコスラッシュ】

 

【まもる】

 

流石に回避や相殺は間に合わない。だが遠距離攻撃なら近接攻撃よりも【まもる】によるリスクは少ない。

 

【めいそう】

 

【テレポート】

【でんじは】

 

【まもる】の硬直の隙に積みにかかったココロモリに死角からの【でんじは】。だが【めいそう】を途中で中断し撃たれた【ちょうおんぱ】で再び相殺。

 

【サイコサウンド】

 

【テレポート】

 

ニャオニクスの【サイコキネシス 】では相殺しきれない。故にここは回避だが流石はエスパータイプのプロフェッショナル。転移先を感知していたようだった。

 

【エアスラッシュ】

 

【サイコクロー】

 

受け切れない。少しずつダメージが溜まってきている。対してこちらは初撃以外はまともにダメージが入れていない。ニャオニクスの強みは特性いたずらごころを駆使した搦手によるおちょくりだが相手もまたそれに長けた者。中々上手くいかない。こうなると火力で劣るニャオニクスはいずれやられてしまうだろう。

・・・・・仕方ない。

 

【サイコサウンド】

 

「相殺!!」

 

【サイコキネシス】

 

殺し切れない。だが衝突により暫くは目眩しになる。ここだ!!

 

「戻れ!!」

 

「ん?戻すの?」

 

どうやらバトルの時以外は曲を止めるらしい。ニャオニクスをボールに戻した俺にミィポワが問いかける。

 

「さすがに分が悪い。ホント、相性の悪いジムだ」

 

「フフッ。それで次は?」

 

「そうだな・・・・・その面、汚してやるよ!!」

 

「!!」

 

「ベトベター!!」

 

「ベタ〜!!」

 

【エアスラッシュ】

 

【どくどくのキバ】

 

飛来する風の刃にかみついて相殺。

 

「悪いな。このベトベター、BL好きでさ。男を魅了する女は好きじゃないってさ」

 

「ならその子もメロメロにしてあげる!!」

 

ミュージック、リスタート。

 

【スピードスター】

 

【はたきおとす】

 

【エアスラッシュ】

 

【かみくだく】

 

ココロモリのメインウェポン、【サイコサウンド】はあくタイプのベトベターには効かない。そして近付けばまとわりつかれることが目に見えているため、ココロモリは遠距離からチマチマ攻撃しているが、そんなものはベトベターには効かない。

 

【えきかいどう】

 

その身を更に溶かし、地面に染み込んでベトベターがココロモリの下まで迫り、

 

【えきか:ふんすい】

【はたきおとす】

 

【エアスラッシュ】

 

一気に飛び出す。ココロモリは距離を取りながら風の刃を飛ばすも全てベトベターに叩き落とされる。

 

【どくガス】

 

【かぜおこし】

 

口をすぼめ、ココロモリに向けてガスを吹き付けるも吹き飛ばされる。コチラも攻撃を当てないことにはどうしようもないのだが・・・・・

 

【ちょうおんぱ】

 

【バークアウト】

 

ココロモリの音波を掻き消し、ベトベターの叫び声がココロモリに迫る。回避の遅れたココロモリに僅かにカスり・・・好機!!

 

【えきか:ふんすい】

【かみくだく】

 

【エアスラッシュ】

 

そこで遠距離技を選んだことが敗因だ!!既に水と同レベルまで液化が進んでいるベトベターが形を変え、被ダメを最小限にしながら飛びかかり、その猛毒結晶の牙でかみくだく。

 

「拘束!!」

 

「振りほどいて!!」

 

【かたくなる】

 

真逆のことしてるのにステータス的には同じって面白いよね。ベトベターがまとわりつき、拘束した状態で体を固定する。当然ココロモリも抵抗するも既に遅い。

 

技術(アーツ):多重発動

【どくどく】+【まとわりつく】

=【ポイズンハグ】

 

みるみるうちに衰弱していくココロモリ。もはや逃れるすべは無い。

 

「ココロモリ、戦闘不能!!ベトベターの勝ち!!」

 

ぐへへ、汚してやったぜ。

 

「ナイス!よくやったベトベター!次も行けるか?」

 

「ベタ〜〜!」

 

意外なことに周囲からのブーイングは無い。てっきりオーディエンスから罵倒されまくるもんかと・・・・・あ、でも視線が絶対零度だ。

 

「リーダー!次のポケモンを!!」

 

「ダブラン!オンステージ!!」

 

ダブラン。ユニランの進化系にしてランクルスの進化前。鈍足だが特攻がバカ高い。前世では典型的なトリルアタッカーだったはずだ。

 

「さて・・・・・どう来る?」

 

再び、音楽が始まる。





いやあの普通にリアルが忙しいっす・・・・・
一応月一は保証したいけどワンピースの方はもうほぼ無理っすね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。