(本音は迷ったけど機体が決まった)
評価と誤字報告して下さった方々。ありがとうございます。
ユーザー名はガイドライン見ても書いていいか分からなかったので、取り敢えず書かない事にしました。
卒業までもう少しという時期に差し掛かる。
それはそうと、今日も放課後にゲームセンターで三影に練習相手になってもらっている。
ここ最近、毎日やってるお陰か、最初よりかなり戦える様にはなった。
最初は右も左も分からない状態で、どう動けばいいか全く分からなかった。
撃つにしても斬りつけるにしても、間合いがぐちゃぐちゃで、動作に入るとすぐ見切られてしまう。
そんな状態だったが、三影に指導されてから少しずつ動きがマシになっていった。
三影はアマゾネスを使っている。
ストライダーフレームに分類されるからか、兎に角すばしっこいのだ。
目の前にいたのに後ろに居たり、後ろを取られ続けたり、反応があると思って振り向いたらメインカメラに指さされるしで、とことん振り回された。
しかし教える事はしっかり教える。
三影はそう言う人間だ。
俺のダメな部分を洗い出し、矯正していく。
まず一番最初に指摘されたのは、無理に近接戦に持っていこうとする所だった。
LBXバトルは色々な理由があるが、その大半が格闘戦寄りであり皆それぞれ自分に合った武器で戦っているし、それをするのは別に問題ないらしい。
ただ俺の場合は動きが単調すぎるとの事だった。
それを改善する為に、色々と手解きを受けた。
相手の行動に合わせたカウンターの入れ方から、不利になった格闘戦からの抜け出し方まで、自分にどれだけ有利な戦いが出来るか、ここ1週間か2週間でかなり教え込まれた。
無理に追撃はしない。
無理に戦わない。
同じ事を繰り返さない。
基本をみっちり仕込まれた。
だが、まだ不安が残る。
猶予は少ないし急を要する。まだ当分は三影に付きっきりで教えてもらう事になる。
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いつもの様に商店街に訪れて、ゲームセンターに門限まで三影と共に練習をしていた。
練習といっても、俺の腕前が上達したおかげで、ストリートレギュレーションでバトルをやることの方が多いが、とにかく練習は練習である。
ただ、成長してるのは俺だけではない。
「嘘!?」
「惜しかった」
借り物だった武器で斬りかかったら、そのまま柔道の手技の要領で投げられてしまった。
何故だろうか、教える側の三影も比例して強くなっていて、今の様に人の身で行う様な技を繰り出してくる事があるのだ。
お陰様で追いついたと思った腕前に対する自信が、ちょっとばかり失われた。
嫌味ではない。
事実勝てないのは三影が成長しているからだ。
例えで、こっちがランク10になってる頃には20、20になったら30と、背中は見えるのに追いつけない程度の速度で一歩先を行っている。
だから三影に勝てないのは俺の実力不足………は確かな事だけど、少なくとも成長していないのが理由ではない筈だ。
だから
その後も数戦してから、キリがいい所で切り上げる。
今日も勝てなかったが明日は勝てる、多分勝てる。
そうでもしないとプレイスキルは上がらないし、なんなら頼んで付き合ってもらってる三影に申し訳が立たない。
いつも通り、機体が傷つかない様に箱にしまい込んで、バックの中に入れようとする時
「悟 ソレの名前、決めない?」
三影が俺のLBXを指差して、そう尋ねる。
「名前……名前か。全く気にしてなかった」
正直、造った後にあまりの完成度の高さにそれで満足していた。
名前など付けなくとも、俺の中では名前は決まっていたからだ。
「決まってない?」
「いや、決まってる。俺が呼んでないだけ」
シンプルなデザインながら忘れる事のない外観、黒 白 黄 赤の塗装をバランスよく施されたカラーリング。
そして特徴的なV字アンテナに、その下に光るツインアイ。
俗に言う”ガンダムフェイス”をした、俺が見た中で一番最初で、一番好きになった”ガンダム”
こいつはガンダム、ガンダムMk-Ⅱだ
Vガンダムにしようかと思ったんですが、性能が主人公勢差し置いて飛び抜けてしまうのと、ストーリーの終着点が富野の暗黒面に引き摺り込まれそうなのでMk-Ⅱにしました。
ちなみに私はどっちの作品も好きです。
ストーリー? OPが明るいから本編も明るいよ!