ゴジラの存在しない世界でゴジラオタクがゴジラ小説を書きます。   作:怪獣馬鹿

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おまたせしました!!
それではどうぞ!


ゴジラ、友達になる。

やぁ、柊猪士郎だよ!

今は38歳!

いやぁ、体も鍛えてるけど流石に体力が落ちてきたね。因みに息子の英二は今は3歳になってちょっと反抗期に入っていてう~ん、非常にどう付き合っていけば良いのか分からないから難しい。

良い子なのはわかってるんだけど飛行機の玩具をやたらと欲しがるのとゴジラを見ると泣くんだ・・・・ショック!!

 

まぁ英二は英二で好きな物を楽しんでいれば良いと思うからそこについてあーだこーだと言う気は無いけどやっぱりちょっと悲しい・・・

 

 

話を戻して、僕はアンギラスから次の作品はゴジラシリーズではなく、オリジナルのジャンゴ3を書いた。内容としては白人ガンマンであるジャンゴが小さい子供の兄妹を誘拐した悪党から助けて両親の所まで届ける1週間の珍道中にした。

 

結果としてはジャンゴシリーズで1番ヒットしなかった。何故に!?となったがどうもハードボイルドなジャンゴファンはこういうコメディチックなジャンゴを求めて無かったのだ。

 

やっぱり僕は才能がない。オリジナルの作品はどれも凡庸過ぎる。そんな僕でもゴジラシリーズになると大ヒットになるのでゴジラパワーは凄い!!

 

てなわけでゴジラシリーズの新作だが富山さんからキングコングを書きませんかと言われたので今回はキングコングシリーズの第4弾。

 

キングコング対ゴロザウルスだ。

今までは髑髏島に人が入ってきてキングコングと怪獣の戦いを観測するものばかりだったが流石に4作品目もそれでやるのは芸が無いので髑髏島の地下にある世界を舞台にキングコングとゴロザウルスによる地下世界の主導権争いにした。

 

・・・完璧にキングコングシリーズはモンスターバース寄りなんだよなぁ。

 

 

結果はスマッシュヒット!!久しぶりのキングコングシリーズと言うのもあって好意的な意見が多かった。僕としてもゴジラXキングコングに向けての布石を勧められて嬉しい。

さてこれからジャンゴの実写化が上手く行くか最終的な脚本の打ち合わせにアメリカに2週間の外勤だ!

 

 

 

 

 

 

〇〇〇

こんにちは、私の名前はミゲル。

誰?急に変なの出てきたぞ!?

急にではなく、ほら良く【海外のSFホラー作家】があーだこーだって言ってたでしょ?

あれが私です。

私がゴジラに出会ったのはデビュー作のドラキュラの小説が上手く言って少しだけ貧乏生活から脱却し始めてた頃に出会った。

小説で食べていこうと決めて自国だけでなく海外の小説を読んでいてゴジラも最初はその一貫で読み始めたが愕然となった。

 

海外のモンスター小説とは違いまさに真逆を貫いていた。海外のモンスター小説の大半はモンスターが悪でそれに立ち向かう人間が善である事が多い。これは宗教による風習の影響もある。

けど、ゴジラはあくまでもモンスターは人間によって振り回され怒り狂ってるのを貫いていた。

私はドラキュラ小説で人がドラキュラになって不死になる斬新な恐怖を生み出したがそれを上回る物を出されたとショックを受けた。

 

それから私はゴジラのファンになったが同時にライバルだと思ってる。ドラキュラだけでなくファンタジーをSF的に解釈した作品を世に出し続けてヒットを飛ばして小説で充分食べられるようになったがゴジラ程のキャラクターを生み出せず苦労している。

 

そんな中でマネージャーからゴジラの作者であるヒイラギがジャンゴのハリウッド版の打ち合わせに来るかもと言われて私は一目会いたくて対談をしてもらえないか頼んだ。

するとヒイラギ側も快く了解してくれて製作チームもOKと言ってくれた。

会えるんだ・・・ゴジラの作者に・・・

 

 

 

〇〇〇

やぁ、どうも柊猪士郎だよ!

アメリカでなんと今までゴジラに賛美を贈ってくれたホラー作家のミゲル・デル・トロから対談しませんかと言われてする事になった!!

僕もミゲルのドラキュラ小説は凄く好きだから楽しみだ!

特にドラキュラ小説の後に出した『ラビリンス』と『半魚人の恋』は傑作だ!

彼の柔らかな文脈はストーリーを魅力的にして時々入る残酷描写は決して下品ではなくあくまでも話を昇華させるスパイスの1つとして機能していてこれは本当にマネできない。

 

と僕とは違って非凡な才能を持ってる彼とテレビ番組の企画になっても対談できて嬉しい。

 

柊:はじめましてゴジラだけしか能のないダメ作者の柊です。

 

(観客爆笑)

 

ミ:そんなそれなら私はドラキュラしか能のないダメ作者のミゲルです。

 

柊:いやいや(笑)何時も新鮮なホラー小説を書いて凄いじゃないですか。僕なんてゴジラ以外パッとしませんよ

 

ミ:それなら私なんて全部ゴジラよりも認知や人気は低いですよ。ゴジラを持っててゴジラだけは些か贅沢です(笑)

 

柊:失礼致しました。

 

司会者:お二人は東と西で素晴らしいモンスター小説を書き続けて居ましたが互いの作品に対する評価はどのように?

 

柊:Mr.ミゲルの作品は僕とは違って柔らかい文脈で全体を構成していて非常に読みやすい。時々入る残酷なシーンも下品ではなく、あくまでも作品に奥行きを与える素晴らしい構成になっててこれは僕には出来ない。

 

ミ:Mr.ヒイラギの作品は非常に硬派です。そういう意味ではとっつきにくさを感じるかも知れない。けど子供心溢れる展開と理不尽に逃げないそのチャレンジ精神がゴジラシリーズの人気の秘訣だよ!私にこれは出来ない。

 

司:なるほど・・・熱いラブコールをありがとうございます。

 

(柊&ミゲル爆笑)

 

司:2人は自分で挿絵を描いているけど絵の評価はどうですか?

 

柊:Mr.ミゲルの絵は非常に写実的です。本当に見てその場にいるのではと思わせるような絵が素晴らしい。彼の絵を見て自分も写実的にと思ってやってみたが出来なくて自分の凡庸さを呪いました。間違いなく彼しか持っていない非凡な物です。

 

ミ:Mr.ヒイラギの絵は独創的です。硬派な文がリアリティを上げているので彼の絵はそんな作品にファンタジー的面白さを出す最高のスパイスでこの構成の仕方は決して真新しい物ではないですがその構成では間違いなく最高峰でしょう。

 

柊:特にMr.ミゲルの絵で最高なのはデビュー作のあのクロノスの金のスカラベですね。白黒の人物に部分着色のスカラベが実に魅惑的で素晴らしい。

 

ミ:Mr.ヒイラギの絵で一般的にはゴジラだと言いますが絵だけを判断した場合、ビオランテに勝る美しさは無いでしょう。あの魅力はなかなか無い。

 

司:お二人はホラー作家として名を馳せましたがホラーと云うと一部では低俗と云われる物もありますがそれに対してどう思いますか?

 

柊:確かにその声は大きいですね。ヨーロッパではホラー=ポルノって思われてる所もありますしね。

 

ミ:ホラーと言ってもやり口は沢山あってそんなに低俗なのかと考える時はありますね。

 

柊:例えばお化け屋敷やドッキリみたいに突然出てきて驚かせるのもありますが僕はそれをあまりやらないようにしてます。

 

ミ:私もそうですね。そのやり方は嫌いです。安易すぎてやる気も出ませんし、創造的とは云えない。驚かせるには効果的ですがモンスターをおざなりにしてしまう。

 

柊:けどホラー作家と呼ばれるのは嬉しいですよ。ホラーの良い所は何を混ぜても成立出来る所です。

 

ミ:Mr.ヒイラギは混ぜすぎですよ。怪獣だけじゃなく宇宙人から歴史劇まであんなに混ぜるとホラーじゃなくなって最早新しいジャンルになってます。

 

柊:僕もそれはダメなのではと思ってるんですがどうも混ぜないと気が済まない質で。

 

ミ:混ぜるのって楽しいですからね。Mr.ヒイラギの素晴らしい所はそんな風に混ぜまくってるのに世界観を成立させてるのが凄い。私にこれは出来ない。

 

柊:Mr.ミゲルは僕とは反対で混ぜてなくそれぞれ独立してるからこそ、何処からでも読みやすい。混ぜたくなる欲って無いんですか?

 

ミ:欲に負けないのが私の美徳です(笑)

 

柊:(笑)

 

ミ:けど最新作のキングコング対ゴロザウルスで地下世界を書きましたけど、段々と成立させにくくなってるのでは?

 

柊:それはまぁ(笑)。ただ何事もやってみないと分からないですから。

 

ミ:この子供のような無邪気な精神には敵いません(笑)

 

柊:(笑)

 

司:それではファンからの質問です。おおっと?これは実に問題ありそうな質問です。お二人は相手の作品でダメなのはなんですか?と

 

柊:『ミミック』です。安いモンスター小説になってて1番らしさが失われてます。

 

ミ:『ジャンゴ』ですね。硬いばかりで彼の持ち味が無いです。

 

柊:あの時はゴジラとは違うのを!と躍起になってたからお恥ずかしい限りです(笑)。

 

こうして僕とミゲルの対談は盛り上がりながら終わった。

互いにこれから時々、連絡をしようと友達になれたのも嬉しい事だ。

 

そうそう本来の目的であるジャンゴの製作も上手く行った。まぁダメ出しはやったよ。と言っても脚本ではなく、監督と小道具である銃に対して大喧嘩をした。

1つ言っておくがその監督は銃には拘りがあるタイプなので腕が悪いとかってわけじゃない。

 

喧嘩したのは僕はジャンゴの銃をレミントンM1858を金属薬莢に対応してるタイプにしたのに監督はSAAにしたんだ。いや時代考証を考えるとSAAでも良いんだけどSAAなんて殆どの西部劇に出てるから見飽きてんだよ!

 

となって監督と大喧嘩し、最終的に仲介に入ったプロデューサーがレミントンとSAAの2丁を持ってるのにしようと言われて僕も監督もOKを出した。

 

結果は大ヒット!

だけど監督はSAAだけにしたかったと言ってた。僕もレミントンだけにしたかったと言って監督とは銃の好みが違うのをはっきり分かった。

 

それから日本に帰ってきてゴジラの新作を出した。

メキシコ人であるミゲルと仲良くなったのもあって僕はゴジラ2000ミレニアムを書いた。

内容はまた変わっていて今まで登場してなかったM宇宙ハンター星雲人とブラックホール第3惑星人を出し、オルガの出生と習性。そして地球人も合わせた3つの種族による共同戦線を書いた。

 

結果はスマッシュヒット!!

特に今までにない宇宙人と地球人の共同戦線は高評価を受けた。

良かった・・・・これで機龍の時に落としやすくなった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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