ゴジラの存在しない世界でゴジラオタクがゴジラ小説を書きます。 作:怪獣馬鹿
後、第三話と5話のサブタイトルを変えます。
あれら以外全てゴジラを入れてるので統一したくなったので
批判感想はお気軽にどうぞ。随時受けておりますので
やぁ柊猪士郎だよ。
皆、元気にしてた?
僕はまぁ元気に頑張ってた。ゴジラに相応しい人間になろうと色々と必死に頑張っていた。
因みに今僕は30歳の中年に入った。
26から4年間もの間、僕はゴジラでは無く別のジャンルに挑戦し続けていた。
第一弾は西部劇でジャンゴの流儀ってタイトルで出した。初めてやる完全に僕のオリジナルだったので緊張とプレッシャーが凄かったが跳ね返して無事に大ヒット出来た。
内容はもうシンプルに流れ者ジャンゴ・イーストウッドと言う謎の男を中心に回る話だ。ヒロインを記者にしてジャンゴの過去を追わせる事によって僕の持ち味とかした記事風の書き方も出せた。
結果は大ヒットになった!!
鳴り物入りみたいな感じで最初は凄い不安だったが16巻もゴジラによって鍛えられてたお蔭でなんとか上手く行った!!
そして第2弾は「ウィング」というタイトルで出したSF小説だ。というよりも怪人小説と呼んだ方が良いかな?恐竜、海賊、侍、騎士、殺人鬼、軍人、科学者と7つの時代で生きる生命と全ての時代で現れる全身羽根だらけの怪人「ウィング」を描いた作品で、これは僕の小説の中で1番の長編になった。前後編と必要だったゴジラ対メガロよりも長い大長編になった。
結果としてそれなりに売れたが批評家から「無駄に壮大」「仰々しい」「海賊、侍、騎士、軍人の物語が全くいらない」などと言われて大酷評だった。
結果として3年も掛かった超大作ではあったがマニア人気の高いカルト小説になってしまった。まあウィング自体、劣化版クトゥルフ神話のような感じになってたらカルトっちゃカルトだ。
田中さんからゴジラの新作を出すように打診された。けどこのショックは大きかった。
ジャンゴが上手く行ってた分余計に来た。
暫くの間、放心状態になりかなり精神的にも来た。
そんな中で僕を支えてくれた人がいる。
円谷さんだ。
円谷さんは僕が書いたウィングも気に入ってくれた。まぁ海賊と侍と騎士と軍人の部分が似たりよったりになってると問題点もきっちり言ったがでも怪人ウィング自体は気に入ってくれて僕は心の底から嬉しかった。
彼女とはこの4年間もあって漫画の進め方について議論して喧嘩も良くした。けど何だかんだと上手く付き合えてるし、助かってる。
僕は・・・正直に言うと彼女が好きになった・・・
〇〇〇
私、円谷薫は柊先生をこの前、慰めた。
と言っても一緒に寝たとかじゃなくて居酒屋とかは先生は嫌いだから一緒に焼肉を食べて盛り上がった。
まぁ私は呑んでまた先生に迷惑を掛けてしまって恥ずかしかった。
お酒ってなんであんなに美味しいのかな?
この4年間、先生はゴジラの小説を書いてない。理由はゴジラ以外の小説を書かないかと田中さんから打診されたからだ。
先生も乗り気で最初の西部劇は凄く面白かった。ハードボイルドなサスペンスでジャンゴの生き方と何故そう云う生き方になったのか調べる女記者との話が面白くてまるで一風変わった恋愛小説のようにも読めた。
ただ次のウィングはこの上ない酷評だった。
ウィングのデザインとかキャラの設定や立ち回りは私は大好き。けどウィングと会合していく海賊、侍、騎士、軍人の4つの章がどれも似たりよったりになってしまっていて蛇足感が強かった。
あそこまで落ち込んだ先生を見たのは初めてだった。
だから私は一緒に焼肉に誘った。
結果として先生は少し元気になったのか気力を戻していって、昨日あった時にはウィングを書いてた時みたいにギラギラした目で話を書いてた。
やっぱり、先・・・猪士郎さんはこういう時かっこいい。
けどいつかこの関係も終わるんだろうなぁ。
私はゴジラのコミカライズでだいぶヒットしてるし、アニメ版は私のキャラクターデザインを踏襲してるけど自分で大ヒットを飛ばしてない。次々にオリジナルの作品でヒットを飛ばしてる先生とは違う。
月とスッポンだもの。
そう考えると悲しいなぁ。
何よりも私しか知らないギラギラしてる猪士郎さんを他の人に見られるのは嫌だなぁ・・・
〇〇〇
どうも猪士郎です。
田中さんにゴジラシリーズの続編と言われて最初は乗り気では無かったですが自分には待ってるゴジラファン・・・その最前線にいる円谷さんの為にと思ったら頑張ることが出来た。
そして4年ぶりのゴジラシリーズの17巻目が決まった。
ゴジラ対メカゴジラだ!!
但しキングシーサーは単独スピンオフをすることにし、そこにアンギラスも出すことにしたので純粋にゴジラとメカゴジラだけの話になった。
但し、ブラックホール第3惑星人ではなくまたX星人にした。ガイガンの経験を活かして作ったと言う設定に変えて内容は今、恋をしてる僕に重ねてゴジラ版ロミオとジュリエットのような感じになった。
人間とX星人の恋愛自体は怪獣大戦争でも描いているが僕はあの時、怪獣を出すことに特化してて恋愛描写はかなり端折って書いてしまっていた。そういった心残りもあり今回は恋愛小説と言っても良いほどやった。もう徹底的にやりまくった。
何故にロミオとジュリエットなのかと言われると僕はジャンゴだけしかオリジナルで売れてない。しかもそれはゴジラに届いてなかった。
だから僕が円谷さんに恋した所で実らない。
彼女はゴジラのコミカライズをやってるがコマ割りは全て彼女が自分でやってる。インチキでやってる僕とは違う。彼女には本当に才能とそれらを実現可能にさせるために努力を惜しまない根気強さがあるんだ。
僕とは月とスッポンだ。
だからこの恋は絶対に実らない。
今回の人間とX星人の恋のように実るわけがない。
そんな失恋の心情で半分泣きながら書いたゴジラ対メカゴジラだが、ぶっ飛ぶぐらいの大ヒットを記録した。それこそゴジラの一作目を超えてる三大怪獣 地球最大の決戦に近いレベルで売れた。
売れたのは嬉しいし田中さんも喜んでたし、円谷さんも喜んでた。
また今回はなんと恋愛小説の賞も取り、凄く世間でも盛り上がってアニメ映画化も計画された。
売れてオリジナルをまた書いても良いと田中さんに言われたのは嬉しいっちゃ嬉しいがありえないくらい物哀しい気持ちになり、円谷さんも何故かわからないが悲しい気持ちになったようで僕と円谷さんは暫く通夜のような感じで仕事をしていた。
〇〇〇
猪士郎さんがゴジラの新作を出した。
ゴジラ対メカゴジラで殆ど恋愛小説だった。
人間とX星人の恋愛は怪獣大戦争でもやってたけどグレンと波川がどのようにして付き合ったのかは書いてなかった。波川はグレンへの愛を貫いて処刑されたがそこにどんな愛があったのかは小説には書いてなかった。
けど今回は違った。
書き方まで違った。
今まで先生は独白のような書き方は嫌いで記者の記事風にしたり報告書風にしたり実況風にしたりしていた。
けど今回は人間側の主人公とX星人のヒロインの独白だけで進んでいく。
二人の一人称のみで全然今までと書き方が違っていた。けどこれまでの怪獣大戦争、ガイガン、そして三大怪獣 地球最大の決戦などを初めとするゴジラシリーズの話をX星人側から見た場合と怪獣大戦争の時のグレンと波川の話を補完。これで怪獣大戦争をもう一度読みたくなったって声もある。
また本編には出てこないがドゴラやキングコングなどの存在もX星人側から匂わされていて今までのゴジラシリーズの総決算のような雰囲気がある。
凄い、こんな作品を出せるなんて・・・おそらくウィングで3巻もかけた書いたあの大長編のお蔭でここまで独白でも面白く書けるようになったんだと思う。またシリーズ総決算な雰囲気を出しつつもゴジラシリーズの終わらない人気を猪士郎さん本人が再確認しているようで新鮮だった。
けどロミオとジュリエットのような悲恋は私と猪士郎さんの行末を暗示してるかのようで物悲しくなって涙が出ちゃった。
暫くの間、何故か気が沈んでいた猪士郎さんと私は通夜状態で仕事を一緒にしていた。
猪士郎の作品
ゴジラシリーズ
ゴジラ
ゴジラの逆襲
モスラ対ゴジラ
ゴジラ対ヘドラ
三大怪獣 地球最大の決戦
ゴジラ対ダガーラ
ゴジラシリーズ・ラドン
怪獣大戦争
ゴジラシリーズ・キングコング
南海の大決闘
ゴジラシリーズ・キングコング対ゲゾラ
ゴジラシリーズ・ドゴラ
ゴジラの息子
ゴジラ対ガイガン
ゴジラ対メガロ
ゴジラシリーズ・ダガーラ
ゴジラ対メカゴジラ
ジャンゴシリーズ
ジャンゴの流儀
ウィングシリーズ
ウィング