ウマ娘とかいう種族に転生した話   作:史成 雷太

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今日はいつも通りの時間に投稿した後、21時半にもう一度短い話を投稿します。
どうぞよろしくお願いします。


Season of the Losers

「ブラックトレイターまたも破れる! 魔王の伝説も失墜した! 真冬の中山に最後の王者が誕生しました!」

 

記念。

それにラックは出ていた。

それは俺が出した約束と違うものだった。

 

だが、それでも俺は有記念に出ることを指示した。

『全力を出すな』ということを約束させて。

 

セクレタリアトの言った『本能』の問題はラックにとって根の深いものだった。

だから、ラックが言われた『死ぬほどきつい』というのは嘘じゃない。

精神が壊れるギリギリを走らなければならない。

 

今、万全じゃない上にまだラックの精神は安定していない。

一緒に作戦を練ってできるだけのことはしたが、それでもシニア級もひしめく有記念で勝つことはできなかった。

 

ラックは控室で一人になっている。

一人にしてくれと言われたので、俺は外で待っている。

中からはすすり泣く声が聞こえる。

 

菊花賞の時のラックの顔が頭から離れない。

 

俺はURAに復讐がしたかった。

そのために都合のいいウマ娘を探していた。

何年も見つからなかったが、俺はラックを見つけた。

 

本当に素晴らしいウマ娘だった。

作り上げられた体は怪我をものともせず、積み上げられた努力の走りはその時すでに特出していた。

そして、なによりも才能がなかった。

才能がないならきっと俺から離れることはできない。

自画自賛になるが、ラックを育てられるのは俺しかいないと思っていたからだ。

 

だが、ラックと接して、俺の中の何かが捻じ曲げられるような気持ちになる。

言動とは裏腹に真面目で走りには愚直。

評判とは裏腹に周りを引き付ける。

そして、何度裏切ろうとも俺に信頼を寄せるあの顔。

 

頭がおかしくなりそうだった。

俺は裏切ったんだ。

最悪な形で。

 

デビュー戦で俺はお前を捨てようとして、実際に事故に遭った時、捨てた。

だけど、お前は俺の元に戻ってきた。

そして、それからも俺はずいぶんと酷いことを言った。

そうせざるを得なかったなんて、言い訳だ。

 

菊花賞が終わって俺は一度家に帰った。

家はほとんど帰らなかったので埃が積もって、生活感のない箱に成り下がっていた。

少し前までは生活感という点ではトレーナー室も同じだったが、あそこもラックが物を置くようになってから変わってしまった。

 

まず、俺は写真立ての埃を拭きとった。

俺と、笑顔で飛びつくウマ娘が映っている。

ポイントと撮った有記念直前の時の写真だ。

 

『トレーナーはさ、なんでトレーナーをしてるの?』

『なんで、とはなんだ』

『だってトレーナーって眉間にこーんな皺を寄せちゃって、睨んでるみたいにウマ娘見るじゃん』

『……それは生来のものだ。別に睨んでない』

『じゃー、サングラスでもかければ? もっといかつくなるかもだけど、睨んでるとは思われないよ?』

『……そうだな、考えておこう』

『で、なんでトレーナーしてるの? 何か夢とかあるの?』

『そうだな……』

 

俺はそれを言うことをためらった。

単純に恥ずかしかったのだ。

 

『俺は、お前たちが夢を叶える瞬間を見たいんだ。そして、それが自分の担当だったらと……ずっと思っていた』

 

ポイントはにっこりと笑う。

 

『じゃあさ、私が世界一のウマ娘になるって言ったら、そこまで付いてきてくれる?』

『もちろんだ』

『その時はトレーナーも世界一だね』

『……そうだな』

 

俺はその時に笑った記憶がある。

 

『でもね、私の夢はちょっと違うんだ』

『そうなのか?』

『うん。私の夢は誰かに夢を与えられるようなウマ娘になりたい。私の走りが誰かのためになったら、それが一番うれしいんだ。だから、その夢を見せるために世界一になる』

『そうか。……お前ならできるよ、ポイント』

『だからさ、トレーナー』

『なんだ?』

『私が引退しても、私の後輩のウマ娘もしっかり支えてあげてね。私の夢を叶えてくれたウマ娘かもしれないんだから』

『……そうするとしよう』

『じゃあ、約束ね』

『ああ、約束だ』

 

――すまない、ポイント。

俺は誰かを支えられるような人間じゃなかった。

約束も、ずいぶんと破ってしまった。

 

だけど、今思い出した。

せめて俺はあいつがこれで良かったと思えるようなレースをさせてやりたい。

どんなことをしようとも、あいつが最後に笑えればそれでいい。

もう、お前みたいな最期にはさせないさ。

 

だからこそ、俺は有記念にラックを出すことを決めた。

そして、俺も全力でバックアップをしたが、負ける可能性が高いのをわかっていながら結果を待った。

それでもあいつは勝つために走った。

着順は2位。

勝とうと思わなければ、取れない順位だ。

だが、まだ足りない。

セクレタリアトの言う通りだ。

あの走法はこれでは体得できないのだ。

 

『もし、想ってしまったのなら、君は捨てることになる。復讐と、君の本当の願いを』

 

ふ、と笑う。

シンザン、確かにお前の言う通りだ。

でも、それでいい。

俺はとっくの昔に復讐も、願いを叶える資格もなくなっていたんだ。

 

 

 

ずっと、変化を感じていた。

あいつは最初は誰かの助けになるために走った。

だが、菊花賞であいつは誰かの助けになるためでもなく、目標のためでもなく走った。

 

純粋に勝ちたいがために走った。

 

あいつが負けた時、そしてまたミスターシービーと走りたいと言った時、俺は安堵した。……怪我は許せることではないが。

ラックはまた違う自分の願いを見つけることができたのだ。

これが勝っていたならば、ラックはまた自分の目標が遠のいたことによって存在意義と勝利への渇望で自己矛盾を味わい、苦しむことになっていただろう。

 

あいつが救われる道は、負けることだった。

 

……なんて、トレーナーが言ってはいけないが、それでもそれは目の逸らせない事実だった。

おハナも、こんな気持ちだったのかもしれないな。

ラックは怪物マルゼンスキーを救うために戦った。

そして、今度は魔王ブラックトレイターを救うためにミスターシービーは戦った。

 

ミスターシービーはラックに『ターフに居たい』という願望を自覚させてくれた。それは自分の願望という『居場所』だ。

ミスターシービーはライバルにしかできないことをしてくれた。

ミスターシービーだけじゃない。

ライバルたちの言葉や約束がラックをターフへつなぎとめた。

だったら、俺は俺にしかできないことをするべきだ。

 

もうあいつは俺との関係が終わっても、壊れないのだから。

 

 

 

 

 

私、シンボリルドルフは憤慨していた。

新年も迎え、晴れて私もクラシック級になった。

シービーやラックはシニア級になり、私たちは公式レースで戦えるようになった。

それ自体は喜ばしいことだ。

 

しかし。

しかしだ。

ラックはただひたすらレースに出ている。

年末の有記念。

出走登録をねじ込み、2着。

そして、京都金杯、日経新春杯に出走。

どちらも1着。

しかも、さらにレースに出走する予定だと言う。

 

見ていられなかった。

ラックはすでにボロボロだ。

見た目はもう威厳のある悪役ではなく、まるで地獄から這い出てきた悪魔だ。

調子も治り切っていないというのに、出走し続けている。

しかも、日経新春杯など、今年に限りダート開催だったのだ。

それでもラックは勝った。

ダートは少し苦手だと言っていたが、その力でねじ伏せていた。

隠せないほどの隈を作り、足を疲労を隠せずに引きずり、それでも勝った。

その痛々しい姿に観客は目を覆うか、嘲笑した。

 

どうしてだ。

どうしてそうまでしてしまう。

私じゃ力になれないのか。

 

怒気が収まらないのが周りにわかるのか、リギルでも避けられてしまう。

このままではだめだ。

だが、どうすればいい?

私はどうすればいいのだ?

 

こんな時、シービーやラックはどうしていた?

 

――直接聞きに行っていたな。

 

そうだ。

それがいい。

早速向かうことにしよう。

 

「ちょ~っと待って、ルドルフ。これから練習だけど、どこに向かうつもり?」

「マルゼンスキー。ラックのところだ」

「一応聞くけど、何をしに?」

「これまでのことを問いただすのだ。菊花賞の後、トレーナーに言われたから帰ったのは、一時的なものだと思ったからだ。だというのに、ラックの現状は悪化し続けている。あのままでは本当に怪我をしてしまう」

「んー、確かに、ラックちゃんはどうしちゃったのか、わからないわねぇ」

「だろう。だから、直接聞きに行くことにした」

「あのねぇ。それはお姉さん止めないけど、その顔で行ったら怖がられちゃうわよ?」

「む」

 

マルゼンスキーが手鏡を見せてくる。

確かにこれでは怒りに来たのではないかと思われても仕方ないな。

 

「……すまない、大丈夫だ。落ち着いた」

「でも、行っちゃだめよ?」

「何故だ?」

「今、きっとラックちゃんの大事な時期なの。だから、乗り越えるのを待ってあげないと」

「……あの状態のラックを放っておけと?」

「そうよ。ルドルフ、あなたは少しばかり過保護なの。ラックちゃんは強い子よ。じゃなきゃ、ラックちゃんはここまで来れなかった」

「だがな……」

「じゃあ、一番ラックちゃんを知ってる人に話を聞きましょう?」

「だから、ラックのトレーナーに話を……」

「シービーちゃんよ。一番付き合いの長いのは、彼女だから」

「……わかった。きっと、シービーも心配しているだろう」

「私はトレーニングをしているから、一人で行って来なさい」

「そうさせてもらうよ」

 

マルゼンスキーは苦笑いをしながら手を振った。

そこで丁度やってきた東条トレーナーに少しだけ席を外すことを言って、退室した。

もちろん、ここでの遅れは後に取り戻すと誓いながら。

 

「え? ラック? あー、頑張ってるよね」

 

しかし、私の予想とは裏腹にシービーは興味なさげにそう言った。

 

「心配じゃないのか? あのままだと、どうなるかわからないんだぞ!」

 

声を荒げる私にシービーはため息を吐く。

そして、柔軟を止め、こちらを向く。

 

「ルドルフ、ここで何をしてるの?」

「何って……ラックのことを聞きに……」

「うん、心配なのはわかる。アタシにもどうしてあんなことをしているのかはわからない」

「なら……」

「だけど、アタシたちの知ってるラックはあれで壊れるほどバカだと思う?」

 

私は言葉を詰まらせる。

シービーは続けて言う。

 

「ルドルフは三冠ウマ娘になるんでしょ?」

「ああ。そうだ」

「そして、その後も私たちと走りたいと思っている」

「もちろんだ」

「いい? ルドルフ。君はクラシックの後半はきっと私と並ぶくらいには強くなる才能がある。でも、私はラックがいたことによってもっと強くなった。よそ見なんてしているなら、置いて行くよ」

 

じっと見つめる瞳は強い光を宿している。

 

「ルドルフ、アタシは楽しいレースがしたい。腑抜けたルドルフなんて見たくないよ。だから、ラックのことは見捨てなよ」

「……見捨てるなんて、できない。彼女は私の――」

 

そう言おうとしたら、シービーが人差し指で私の口を止めた。

 

「皇帝サマ。シンボリルドルフサマ。君は挑戦者だ。アタシたちに挑戦するウマ娘。今、強いのはアタシだ。今の最強はアタシだ。どうして、他を見ていられるの? ダメだよ。今はアタシを見て」

 

酷く傲慢で、それでいて事実を突きつけてくる。

 

「それにラックはその最強の座に上がってくる。絶対だ」

「……絶対など、ありはしない。そんなこと、わかっているだろう」

「じゃあ、賭けをしよっか」

「賭け?」

「うん。ラックが戻って来るかどうか」

「……手を出すなと言いたいのか?」

「アタシは戻ってくることに賭ける。もし、戻ってこなかったら――」

 

にっこりと笑ってシービーは宣言した。

 

「アタシはレースを辞める」

「っな!? なにを言っているのか、わかっているのか!?」

 

私は驚愕した。

シービーが言ったことは彼女にとって自殺に等しいことだ。

ずっと、シービーは走りを楽しみ、走りに本気で、走りに全力だった。

だからこそ、人々は彼女に憧憬し、熱狂した。

 

「わかっているとも、皇帝サマ。だけど、ラックはアタシのために帰ってくる」

 

絶対的な信頼だ。

それがないことを知っているような顔をしていた。

私はそれに何も言えなくなってしまう。

 

「どう? 賭けてみる?」

「……どうして、どうして君はそこまで信じられる」

「どうしてって……ラックはアタシのライバルだよ? 最強のライバルだ。来るよ、絶対」

 

そこで後ろから声がかかる。

 

「ルドルフ」

「マルゼンスキー……」

「行きましょ、流石に時間だわ」

「……マルゼンスキーはどうして信じられる? 君はどうして?」

 

そう言うと、マルゼンスキーは肩をすくめた。

 

「こりゃ重症だわ」

「だよねー。こんなに過保護だったっけ?」

「そうねぇ。そんなにあの子が特別なの? お姉さん妬けちゃうわ」

「マルゼンスキー、答えてくれ」

「いいわ、教えてあげる。目が死んでないからよ」

「目……?」

「そう。きっと、あなたもクラシックを走るならわかるわ。今代のクラシック級最強はあなたかもしれないけど、食らいつく子は絶対にいる。……私も最初はそういう子がいた。ギラギラとしてて、勝つために走るの」

 

それにね、とマルゼンスキーは言った。

 

「ウマ娘の強さを一番知っているのはきっと私。でも、ウマ娘の弱さを一番知っているのも私よ、ルドルフ。確かに、危うい子もいる。だけど、ラックちゃんの目は違う。今は信じてあげてもいいんじゃない? 大好きな先輩なんでしょ?」

 

そう言われて、私はようやく心を落ち着かせた。

シービーとマルゼンスキーが言うのだ。

きっと、そうなのだろう。

 

それでも。

それでも、自分にできないことがあるということがこんなに悔しいとは思わなかった。

だけど、それならば私に信じよう。

私は憧れる3人に勝つためにトレーニングに戻ることにした。

 

 

 

ブラックトレイターというウマ娘は見る影もなくなっていた。

基本スペックの高さから負けることはほぼない。

基礎力、という意味ではあそこまで完成されたウマ娘はいない。

しかし、今となってはその姿はボロボロで、とても正常とは思えなかった。

 

秘書のたづなは私に苦言を呈した。

 

「やめさせるべきです。あのままでは、ブラックトレイターさんは壊れてしまいます」

「肯定。だが、それはトレーナーが判断するべきことだ。しかし、そうだな」

 

ブラックトレイターはシニア級になってから2勝をあげ、さらに2月に入り京都記念に勝利した。

偉業と言っても差し支えないほどの勝利数になってきている。

だが、それはブラックトレイターの寿命を削るような走りだ。

 

それを許していいのか。

それを許さないということをしていいのか。

理事長である私はそれに悩んでいた。

 

ブラックトレイターのトレーナーは優秀だ。

あのテンポイントを育てたトレーナー。

だが、テンポイントを失った彼は何かに憑りつかれたようにその育成方針を変えた。

 

ウマ娘は道具。

徹底的な管理。

そして、異常なほどのトレーニング。

それは思春期であり、感情豊かなウマ娘と合うはずがなく、それから結果を残すことができなくなった。

 

だが、ブラックトレイターと出会い、それが嘘のように戦果をあげ始めた。

 

ブラックトレイターは足りないスペックをその努力で補い、才能をトレーナーが補った。

力関係であれば、あそこまで理想的な関係はないだろうと思われる。

 

しかし、先ほども言った通り今のブラックトレイターはボロボロだ。

理事長として、そこを問いたださなければならない。

私はブラックトレイターのトレーナーを呼ぶことにした。

 

トレーナーはトレセン学園に寝泊まりしているようですぐに扉をノックした。

 

「失礼します」

「うむ、待っていたぞ」

 

その顔を見た時、私は少し驚いた。

その表情はテンポイントといた時の顔ではないが、ギラギラと何かを恨むような表情でもなかった。

穏やかで、何かを決意したような顔だ。

 

「疑問。どうして呼ばれたのか、わかっているか?」

「ええ、もちろんです」

「なら、答えてもらおう。ブラックトレイターの状態は異常だ。そのことについてトレーナーとしてどう思っている。」

 

そう問うと、トレーナーは淀みなく答える。

 

「トレーナーとして、ブラックトレイターは怪我の心配のないレースに走らせています」

「肯定。それは私たちもわかっている。だが、そんなことを聞いているのではない。調子は下がる一方だ。ブラックトレイターのあの状況は、精神は無事なのかと聞いているのだ」

「ブラックトレイターは調子を崩しても怪我をするようなウマ娘ではありません。精神もどうということはありません」

「憤怒! 君はあの状態が普通だとでもいうのか!」

「普通ではないでしょう。しかし、問題はないと言っているんです」

 

私は思わず、トレーナーを睨みつける。

 

「……ウマ娘は、君の道具ではないんだぞ」

 

そう、低い声で言う。

トレーナーはサングラスを外し、それをポケットにしまう。そして、私の目を見て言う。

 

「そんなことは、わかっています」

 

その言葉に私は言葉を詰まらせた。

このトレーナーはテンポイントを失った時から、「ウマ娘は道具」と公言して憚らなかった。

それが、どうして今。

それがわかっていながらもどうしてブラックトレイターはああなっているのだ。

 

「ブラックトレイターは道具なんかじゃない。俺の目的に使っていいウマ娘じゃない。……いや、そんなことのために使っていいウマ娘なんていないんでしょう」

 

私はトレーナーの言いたいことがわからずに黙って聞く。

それは後ろのたづなも同じだった。

 

「ブラックトレイターは夢を叶えるべきウマ娘です。そして、俺はそれを叶えさせるのが使命です。そのためだったら、なんでもする」

「そのためだったら、ブラックトレイターをも犠牲にすると?」

「犠牲にはしません。俺はブラックトレイターを信じているから」

「……了承。わかった」

 

後ろでたづなが驚くような気配がする。

私はそれを制する。

 

「だが、もし、ブラックトレイターが怪我をするようなことがあるなら――レースを辞めるような結果になったのなら、私は君を許さない」

「もちろんです。その時は俺はトレーナーを辞めます」

「……承知。そこまでの覚悟があるならもう何も言うまい」

 

私は扇子を開く。

 

「最後に聞かせてほしい。君は何のためにトレーナーをしている」

「それは、アナタと同じですよ、理事長」

 

その言葉を最後にトレーナーは退室していった。

 

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