僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

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シーハルクやっば面白い!


第106話:怪物

数十分前

クラーク「港ですか?」

 

コールソン「あぁ。先程地元のヒーローから連絡があった。彼の連絡はもう途絶えたが、、、、」

 

クラークは車の事故を止めながら端末で会話を続ける。そして、道中出会ったヴィランを討伐しながら港に向かっていく。

 

クラーク(アボミネーション、、、、ロシアのトップヴィランか、、、被害は最小限にしたいが、、、)

 

そんな事を思いながらクラークは一気に速度を上げ、港に向かっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在

承太郎「クラーク、、、」

 

承太郎は負傷した腕を押さえながら掠れた声でそう呟く。クラークはそんな承太郎の方を見て頷いた。

 

クラーク(承太郎君とあのミルコさんがここまでやられるとは、、、それに今の一撃、、手応えはあまりなかったな、、)

 

するとアボミネーションがぶっ飛ばされた方にある瓦礫が動き、中からアボミネーションが立ち上がってきた。

 

アボミネーション「いぃパンチだ。」

 

そう言ったアボミネーションは笑みを浮かべこっちに向かって走り始めた。一歩一歩向かってくるだけで凄まじい振動が地面をつたり、アボミネーションの足形を地面に作っていく。そして!!

 

ボッゴォォォォォォォォォンッ!!!!

 

二人の拳がぶつかり合った。ギリギリギリと音を立てながら突風が吹き荒れる。二人の下にはクレーターが出来、地面は激しく揺れた。すると

 

ドッゴォォォォォォォォンッ!!!

 

クラークはアボミネーションにぶっ飛ばされてしまったのだ。だがクラークもこの程度では倒れない。すぐさま体勢を整えてアボミネーションに突撃し、そのまま地面に沈み込ませた。

 

アボミネーション「ぐぬ、、ぐぐ!!」

 

アボミネーションはすぐさま地面から立ち上がり、迫ってきていたクラークに殴りかかろうとする。だが!

 

ドゴォォォォォォォン!!!

 

クラークはアボミネーションの拳を避けて逆に殴り飛ばす。そして

 

ボゴォンッ!!ドゴォォンッ!!ドッゴォォォォン!!

 

そのままアボミネーションを空へとぶっ飛ばしていったのだ。そして空高く打ち上げた瞬間、クラークはアボミネーションを掴み、一気に急降下していく。そして!

 

ボッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!

 

アボミネーションを遥か上空から海に叩きつけたのだ。その瞬間海は荒れ、大量の水が舞い上がる。津波も発生していた。だが!

 

ビュオオオオオオオオオッ!!!

 

クラークは瞬時に津波をコールドブレスで凍らせていった。一応事前に近辺の避難を済ませていたが、出来る限り被害を出さないよう行動したのだ。その時!

 

ガシッ!!ドッゴォォォォン!!!

 

クラークはアボミネーションに捕まれ、そのまま凍らせた津波に向かって投げ飛ばされたのだ。凍った津波は倒壊し、クラークはその奥の建物に衝突する。

 

クラーク「情報は聞いてたけど、、、やっぱり厄介だなッ!」

 

するとアボミネーションが海の方から一気にクラークに向かって飛んできた。拳を強く握り、強烈なパンチを放つつもりだ。するとクラークは

 

ビュオオオオオオオオ!!

 

アボミネーションにコールドブレスを吹きかけ始めたのだ。するとアボミネーションの体は段々と凍りつき、それを見て効果があると確信したクラークはコールドブレスの勢いを強くして行く。だが!

 

バキバキバキバキッ!!!

 

体の鱗のような物を一気に尖らせたアボミネーションは、自分に纏う氷をそれで破壊し改めてクラークに向かっていったのだ。

 

ビィィィィィィィィィィンッ!!!

 

それに対しクラークはヒートビジョンで対抗する。アボミネーションはヒートビジョンに直撃すると後ろにぶっ飛び、地面に倒れる。だがクラークはヒートビジョンを止めない。地面に倒れるアボミネーションに、集中的にヒートビジョンを放ち続けたのだ。

 

クラーク「ぐ!!ぐおおおおおお!!!!」

 

そしてどんどんと威力を高めていく。その威力は凄まじく、周りの地面はその熱で溶け始めた。だが!

 

アボミネーション「フンッ!!!

 

ドドドドドドドドドドドドドドド..........

ドッゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!

 

アボミネーションは地面を思いっきり叩く事で、クラークの足元の地盤を隆起させバランスを崩させる。そして

 

ドォォォォォォォォォンッ!!!

 

一気にクラークに近づいて殴り飛ばしたのだ。クラークは背後の建物を4棟貫通しぶっ飛んでいく。だが途中で空中で静止し、アボミネーションの方を見る。

 

クラーク「予想よりだいぶ強いな、、、それにこの耐久力、、さぁ一体どう倒すか、、、、」

 

そう言ったクラークは大きく穴が空いた建物を通っていき、アボミネーションの元に戻ってきた。するとそこには、瓦礫の上に腰掛けるアボミネーションがいた。そしてそのアボミネーションは口を開き話始める。

 

アボミネーション「予想以上に強い、、、、そう思ってるのだろうクラークケント、、、俺も同じだ。宇宙からの超戦士、どんかものかと思っていたが、、、、こりゃあ確かに化け物だな。」

 

するとクラークは地面に降り立ち、アボミネーションの目の前に立つ。

 

クラーク「僕達は化け物同士だろ?」

 

そうしてクラークがそう言うとアボミネーションは少し笑みを浮かべて『確かにな』と返した。

 

クラーク「それより今は何の時間なんだい?もしかして逃亡を諦めてくれたのかな、、、、それなら僕の仕事も減って嬉しいんだが、、、」

 

そう言ってクラークはアボミネーションを睨みつける。するとアボミネーションは再び笑みを浮かべ『残念だがそりゃあ無理な話だ』と言う。その瞬間!

 

ドォォォォォォォォォンッ!!!!

 

アボミネーションは両手を叩き合わせて、その風圧でクラークをぶっ飛ばしたのだ。

 

アボミネーション「フッ!いいなこれ!知り合いがやってた技なんだが、、、、案外真似してみるもんだ。」

 

するとクラークは『そうか!』と言って地面に足をつき、アボミネーションの方を見る。そして!!

 

クラーク「それじゃあ僕もやってみようッ!」

 

ドォォォォォォォォォンッ!!!

 

そう言って同じように両手を叩き合わせたのだ。クラークとアボミネーションの距離は数百メートルはあったが、クラークが発生させた風圧はその距離からでもアボミネーションをぶっ飛ばすには十分な威力だった。

 

アボミネーション「んん!やはり強いな宇宙人ッ!」

 

クラーク「その言葉そっくりそのままお返しするよグリーンガイ。」

 

するとアボミネーションは周りにあった車を手に持って投げつけていく。だがクラークは怯まずアボミネーションに向かって飛んでいく。すると!

 

ボッゴォォォォォォォォォォォンッ!!!

 

アボミネーションは地面を思いっきり踏みつけ地盤を一気に隆起させる。そしてそれによってクラークをぶっ飛ばしたのだ。だがアボミネーションのフルコースはまだ終わらない。すぐさまクラークの足を掴んで地面に投げつけたのだ。クラークは立ち上がろうとするが、、、、、

 

アボミネーション「ストンプッ!!!!!

 

ドッゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!!

 

上空に飛びあがったアボミネーションが両足でクラークを踏みつけたのだ。

 

クラーク「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!

 

クラークもこの攻撃には苦痛の声を上げ、口から血を吐いた。するとアボミネーションはこの機を逃すまいとクラークを殴りまくる。そしてクラークの首を絞めたのだ。ヒートビジョンを使いその場を脱しようとするが、、、、、

 

ドォォォォォォォォォンッ!!!

 

強烈な頭突きを喰らってそれを防がれてしまう。しかも首を絞める力を上げ始めたのだ。

 

クラーク(クソ!強い、、、意識が朦朧と、、してきた、、)

 

アボミネーション「おいおいもう終わりかナイスガイ?戦いはこれがらだろう?」

 

そう言って更に力を上げ始めたアボミネーションの腕を掴み、クラークは自身の体の中にある太陽エネルギーを放出しようとし始める。だがその時!!

 

承太郎「やれやれ、、、全部てめぇに任せてたら俺の面子がたたねぇじゃあねぇか、、」

 

アボミネーションの背後から承太郎の声が聞こえてきたのだ。それらの方を見ると、負傷した腕を抑えながらこっちに歩いてくる承太郎の姿があった。

 

アボミネーション「さっきの小僧か。まだ生きてたとはな、、、、、安心しろ。こいつを殺したら次はてめぇをあの世に送ってやる。」

 

そんなアボミネーションの言葉に承太郎は何も返さず、逆に自分から違う話を始めた。

 

承太郎「たまにボクシングでこういう試合を見る時がある、、、、両者がパンチを打ち合ってる時、急に片方が倒れその場で勝敗が決するって試合だ。別に勝った方のパンチがクリーンヒットしたって訳でもねぇのになぁ、、だがこれは八百長じゃあねぇ。何があったかわかるか?決め手は顎の皮一枚を掠っただけの一撃だ。」

 

アボミネーションは承太郎が何を言ってるのか全くわからない。首を絞められているクラークもだ。だが承太郎は話を続ける。

 

承太郎「一見するとそんな物でダウンする訳がねぇと思うがそれは違う。そういうパンチってのはなぁ、脳が揺れやすいみたいだぜ。まるで脳がピンポン球かなんかみてぇに頭蓋骨にぶつかりまくるそうだ。」

 

そう言った承太郎は拳を強く握り締め、スタープラチナを出現させる。そして!

 

承太郎「まぁ時が止まった状態じゃあ、、、そんな事関係ねぇだろうがなぁッ!!!」

 

スタープラチナ!ザ・ワールド!!

 

その時、時が止まった!!承太郎は止まった時の中、アボミネーションにゆっくりと近づき、、、そして!

 

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァァァァ!!!!!!

 

とてつもない数の凄まじいラッシュをアボミネーションの顎めがけて打ちまくったのだ。だが脳はまだ揺れない。そう!時が動き出すまでは、、、、

 

承太郎「時は動き出す。」

 

ブッシャァァァァァア!!!!

 

時が動き出した瞬間、アボミネーションの顔面が上空を勢いよく向き顎は変形し鼻や耳、目の間からは血が大量に吹き出していた。

 

アボミネーション「あ!!がが!!あが、、が!!」

 

目の前がチカチカしてアボミネーションは平衡感覚を失う。そして足をつまずかせ、前向きに倒れていく。

 

クラーク「流石だな承太郎君。そして、、、」

 

するとアボミネーションの首締めから解放されたクラークは、拳を思いっきり握りしめ、、、、

 

ドッゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!

 

自分の方に倒れかけていたアボミネーションの顎を、勢いよく撃ち抜いたのだ。その瞬間アボミネーションは空にぶっ飛び、、、、、

 

ドォォォォォン!!!!

 

大きなクレーターを作って地面に落下したのだった。するとだんだんアボミネーションの肌の色が変わっていく。そして瞬く間に、人間の姿に戻ったのだった。

 

クラーク「任務完了だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

ウゥゥゥゥゥゥン!!ウゥゥゥゥゥゥン!

 

港には何台ものパトカーと救急車。そして大型護送車が集まっていた。

 

「慎重にな!目を覚まされると厄介だ!」

 

警察と何人かのプロヒーローが倒れたアボミネーション。嫌エミルブロンスキーを拘束し護送車に運んでいた。ブロンスキーは未だ気絶してくれている。このまま移送が完了するまで目覚めてくれなければいいが、、、、

 

クラーク「それよりありがとう承太郎君。酷い傷だったけど大丈夫かい?」

 

クラークは自分の隣で救急隊に手当てをされている承太郎を見てそう言った。体中に包帯を巻かれている。すると承太郎は気だるそうにクラークを見て言った。

 

承太郎「まぁな、、問題はねぇ。それと、、礼なら俺の方からも言っとくぜ。ありがとな、、、」

 

承太郎がそう言った時、目の前を何人もの救急隊がザワめきながら通って行った。その方向には一つの担架があり、そこにも何人かの救急隊が群がっていた。

 

「おい!しっかり運べ!負傷が酷い!」

 

その担架に乗せられていたのはミルコだった。まだ意識は取り戻しておらず、やはり傷や負傷は見るだけで最悪と言える状態だった。すると

 

ガシッ!!

 

承太郎が担架を掴んで一緒に歩き出す。

 

承太郎「おいてめぇ生きてんだろうな!」

 

そんな承太郎を周りの医者は離そうとするが、、、、

 

ガシッ!!

 

今まで気を失っていたミルコの腕が動き、承太郎の腕を掴んだのだ。そしてゆっくりと右目を開き、承太郎を見て笑みを浮かべながら言う。

 

ミルコ「ッタリめぇだろ馬鹿野郎!」

 

だがそれだけ言ったミルコは手を離し目を閉じてしまった。

 

承太郎「てめぇ、、、」

 

すると承太郎は担架から手を離し、後についていって救急車に同行したのだった。クラークはミルコの事を心配に思ったが、同行することはなく二人を見送るだけして、現場に来ていたコールソンの元に向かっていく。

 

クラーク「初仕事はどうでしたかね、、、、被害は出来る限り減らしましたが。」

 

そう言ったクラークは戦いで荒れた街を見る。するとコールソンは周りを見て言う。

 

コールソン「嫌、上出来だ。アボミネーション相手に被害をこのレベルに抑えるのはトップヒーローでも難しい。やはり素晴らしいねクラーク君。流石だ。」

 

そしてコールソンはクラークに握手を求めてくる。クラークはその手を握り、それに答えた。すると

 

コールソン「この件で私の役目は終わり。この後はまた本土に戻るよ。君ともう少し仕事がしたかった物だな。」

 

コールソンはそう言った。コールソンが今回日本に訪れた理由はアボミネーションが脱走し、逃げたのが日本だったから。それが解決した今、彼の役目はもう日本には無いらしい。

 

クラーク「僕もです。ありがとうございましたコールソンさん。」

 

そうしてコールソンは車に乗り、この場から去ろうとする。だが最後に何か思い出したのか、車の窓を開けてクラークに言う。

 

コールソン「これでアボミネーションの件は恐らく解決したが、日本の公安はまだ君に頼みたい事があるらしい。頑張ってくれたまえ。」

 

それだけ言ったコールソンは車の窓を閉じ、彼の乗った車はその場から消えていった。それを見届けながらクラークは思う。今回のインターン、、、、中々骨が折れそうだ、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十日後

時間はあっという間に流れ、冬休みは終わり始業。怒涛の一年次も気付けばもう残り3ヶ月だった。

 

クラーク君?クラーク君!どうかしたのかい?クラーク君!

       クラーク君!!

 

そんな呼びかけが聞こえてきてクラークは後ろを振り向く。そこにはヒーロースーツを着た飯田の姿があった。

 

クラーク「あぁ、、、ごめんよ飯田君!少し考え事をしていて、、、」

 

飯田「そ、、そうか。とにかくもう皆んなグラウンドに出ているから急ごうクラーク君!」

 

飯田にそう言われ、クラークは『あぁ』と一言だけ言って歩み始める。

 

クラーク(さぁ、、、これから一体どうなるか、、)

 

クラークが考えていた事、、、、それはインターン期間中に知り得た色々な情報。そこから考えられるこれからの事についてだ!!

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 タルタロスに続く橋

相澤「もっとスピード出せないのか!」

 

マイク「うるせーな落ち着けよ、、、」

 

相澤とプレゼントマイクの二人は車でタルタロスに向かっていた。そんな二人の額には冷や汗が流れている。

 

マイク「そういえばポルナレフの奴は!」

 

相澤「もう着いてるらしい。まだあいつとは対面してねぇようだが、、、、」

 

すると相澤は頭を抱える。

 

相澤「USJで戦った、、、そんな素振り、、微塵も、、趣味が悪いにも程がある。」

 

そんな相澤を横目で見たマイクは言う。

 

マイク「俺ぁ塚内さん達の勘違いに賭ける。」

 

そうして二人の車は、着々とタルタロスに近づいていくのだった。




ヒロアカが後10話とかで終わるとは考えられない。これからどうなってくか楽しみです!それでは!
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