僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル 作:パbrokun
相澤はその場に倒れ込んでしまう。その頬は無数の針が貫いている。
相澤(一体何処からの攻撃なんだ?!)
相澤は辺りを見渡しながら敵を探す。
麗日「相澤先生!!」
すると相澤の異変に気づいた麗日が相澤に歩みを進めてきていた。相澤はそれにすぐさま気づくと麗日の方を見て叫ぶ。
相澤「離れろ麗日!!」
麗日はその声に反応して歩みを止める。その相澤の声色と、漂う空気で何も言えなかった。
相澤「敵の攻撃がなんなのか全くわかっていない!!それよりお前らは、、、、」
その時相澤は麗日の背後に立つ、黒服の男の存在に気がついた。
相澤「しゃがめ麗日!!」
相澤がそう言うと麗日はすぐさま頭を下げながらしゃがむ。そして相澤はすぐさま首に巻いた捕縛布を麗日の背後にいる男に向かって放った。だがその時!
ザグゥゥッ!!
突如相澤の腹部に鋭い痛みが走ったのだ。腹を見てみると、そこにはメスが刺さっていたのだ。麗日はそれを見てまた相澤に近づこうとするが、その時見た相澤の目の訴えで諦め身を引いたのだ。
相澤「速く行け麗日、、、お前は怪我人の所へ、、、、爆豪達にも伝えろお前らは残りの2人をやれってな、、」
すると麗日は頷いて走って行った。そして相澤は目の前にいる男の事を睨む。そう赤い目で個性を消したのだ。目の前の男は個性が使えないのに気づくと口を開く。
「これが抹消か、、、確かに中々厄介だ。」
男は白黒の横縞のズボン、黒のコート、白髪。背丈185cmぐらいの男だった。
「だがその捕縛布の射程は10〜20m、それさえわかれば、、、、殺り方は!!!できている!」
相澤「そうかよ、、、なら、、、やってみな!!」
そう言って相澤は一気に捕縛布を前に放つ。だがその捕縛布は簡単に避けられ、男は相澤に向かって走り迫っていった。
相澤(あの動き!個性任せの奴の動きじゃあねぇな、、)
男が拳を握りストレートを打ってくる。だが相澤もそれに反応してすぐさま捕縛布でその迫ってきた腕を絡めとる。そしてそのまま捕縛布で拘束しようとするが、、、、
ガクッ!!
男に膝を蹴られ体制を崩す。そして捕縛布が緩んだ所を!
ドドドンッ!!
眉間、肋骨、溝打ちの3箇所に瞬時に突きを打たれる。
相澤(こいつッ!!人を殺す為の技を知ってやがる!!)
相澤はその攻撃で意識を削がれ吐血する。だが意識は保ち、すかさず一気に捕縛布で拘束した。
リゾット「流石だな、、」
だがこの男も只者ではない。男は足元の石を蹴って正確に相澤の目にぶつけたのだ。それにより相澤は目を閉じてしまう。そう個性が切れてしまったのだ。
相澤(不味い!目を!!)
その時!!
ズシャァァァァァ!!!
さっきとは逆の頰から突如針が飛び出してきたのだ。針は相澤の頬を貫く。すると男は拘束を外れ姿を消した。
相澤(くそっ!一体何なんだ?!)
すぐさま周りを見渡すが男の姿は全くなかった。その時更なる異変が起こった。
相澤(何だ?喉に何か、、)
ゴハァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
そしてその瞬間相澤は口から大量のカミソリの刃を吐き出した。どれも血濡れている。
相澤(何だ?!また金属が、、、)
すると相澤は膝をつく。息は荒くなっていて視界が朦朧とする。
相澤(何だ?、、血は出てるが、、、、それにしても貧血が激しい、、それにこの金属、、さっきから針にカミソリの刃、、、いや、、待てよ、、、貧血、、金属、、まさかッ!)
その時相澤は相手の個性の予測をつけた。そしてそれに冷や汗をかき、そうでないことを祈る程だった。
相澤「てめぇの個性、、、まさかとは思うが、、磁力か何かを使った物で、、俺の血液中の鉄分を操ってるってとこか、、」
相澤がそこまで言うとどこからともなく男の声が聞こえてくる。
「流石だな、、、当たりだ。」
その答えを聞いて相澤は内心絶望していた。考えるだけで最悪な個性だ。すると男は言う。
「だが、、我がメタリカの正体を知ったところで、、、もう遅いんだぞ。すでにお前は、、出来上がっているのだからな!!」
リゾット・ネェロ 個性:
その瞬間相澤の喉にまた何かが作られていく。喉に感じるその形、その大きさで何が作られているのかを察してしまう。
相澤(最悪だッ!とんでもねぇ奴だ!!)
そして段々とそれは皮膚越しに見えて来る。遂には外から見てもそれが何かがわかるまでになった。そうそれはハサミ!!しかも皮膚の下で開き始めたのだ!
相澤(このままだと首が切断されるッ!!)「くそッ!仕方ねぇ!」
すると相澤はさっきの針を使って喉をさし、強引にハサミを首から取り出したのだ。勿論血は吹き出し、気分が悪くなる。周りを見るがやはり誰もいない。
相澤(奴が見えないのは恐らく体に砂鉄かなんかをつけて擬態してるから、、、、だが)
相澤は先程自分の首から取り出したハサミを持つ。それを手のひらに置くと、何とハサミは一定の方向を向いた。その瞬間相澤の額にカミソリの刃のような跡が出現する。
相澤「お前の個性が磁力を扱う個性なら!これがお前の位置を指し示す!そして、、、、そこだなッ!!」
すると相澤は持っていたハサミを指し示した方向にぶん投げる。そう、一か八かの賭けだったが、この相手の個性は磁力を扱う物と仮定した。そしてそうならば個性発動で磁力が発生し、その方向に金属は反応しする。それは相手の攻撃もその方向から来ると言う考えだった。そして何とその考えは正解だったのだ。だが!
リゾット「それをやると思ったよ。」
リゾットの声が突如背後から聞こえて来たのだ。
リゾット「お前程のヒーローなら気づくと見越していた。磁力は鉄を引っ張る。その力の方向を探知すれば俺が見つかるって考えた訳だ。だがな、、残念だったな。」
するとハサミはある所で止まった。そこには、切り離されたリゾットの足があったのだ!
リゾット「それは!俺がぶった切って置いておいた足の中の個性の磁力だ!」
相澤は息を切らしながら声のする方を見る。だが敵は相変わらず見えない。そして改めて実感する。
相澤(不味いなコイツ、、、、普通のヴィランじゃあねぇ、、やるっていったらやる。本気の奴だ。こいつは勝つ為には自分の身を捨てる覚悟と、、、強すぎる信念のような、、凄みがある!!)
すると相澤の額のカミソリが大きくなり始めた。そして
グシャァッ!
額からカミソリが突き破ってきた。相澤は苦痛の声を上げる。血は少し黄身がかっていた。
相澤「くそッ!!、、、黄身がかってきやがった、、」
相澤はその血を見て現状を完全に察知する。
リゾット「鉄とは、、ほうれん草のような野菜やレバー肉に多く含まれる栄養で、血液に密着している重要な物質。お前も知るように、、鉄分が一気に体外に出たらどうなるか、、、」
相澤は大きく息を吸おうとするが中々上手く息を吸い込めない。そうやって息が荒くなっていく。
リゾット「血が悍ましい黄色になって死ぬ!!そして鉄は酸素を捕まえて全身に送る、、、つまり!!既に鉄を大量に失ったお前は!息を荒くとも酸素が体に全く取り込まれていない!!」
相澤はゆっくり立ち上がろうとしながら捕縛布を握る。
リゾット「死ぬ前に体が死人になって死ぬのだ!さてと、、、これから俺はどっちにしようかな。」
そう言ってリゾットは動き出す。
リゾット「お前が屁張るのを待つか、、それとも既に時間切れだから、、トドメを刺しにいくか。」
相澤は思考を研ぎ澄ます。
相澤(どうやったらアイツに勝てる?!どう個性を消すか、、、まず消した所で勝てるのか?相手は殺しのプロだ、、もっと確実な、、、、確実に勝てる道は、、)
その時、周りに何か砂のようなものが浮き上がっていく。
リゾット「鉄分は、、、周りの砂や植物にも含まれる。」
すると周りに浮き上がったその鉄分がメスに変化したのだ!!そして一気に相澤に向かって飛んでいったのだ。相澤は何とかメスを避けようとするが、、、
ザグッ!!ザグザグッ!!
何本かのメスが背中や腹に刺さってしまう。だがその時相澤は笑みを浮かべた。そして
相澤「出来たよ、、、てめぇをぶっ倒す策が、、、」
作戦が完成したのだ!!
リゾット「何を世迷言をッ!楽しみだぞッ!お前がこのまま死んだ後!どんな顔になって死ぬかが楽しみだッ!!」
そうリゾットが言った時、相澤の真上から大量のメスが迫ってくる。だが次の瞬間、そのメスは全部相澤の少し横に落ちて行った。リゾットはその状況を理解出来ない。すると相澤が何かを捕縛布で振り回し始める。それは!
リゾット「俺の足かッ?!」
そう!それはリゾットが切り落とした足だった。
相澤「てめぇの足は鉄を引きつけた、、、ってことはメスはその方に先に飛んで行くよなぁ!」
リゾット(不味い!切り離した足が仇になったか!すぐに個性の解除を!!)
だがその時にはもう遅かった。相澤が振り回したリゾットの足は、砂鉄を纏い身を隠していた本体の足に引き付けられ、、、
ガシィィィィィィィィィン!!!
本体とくっついたのだ!!
リゾット(しまった!!やはりこれを!!)
そう相澤はこれを狙ったのだ!!切り離した足が本体とくっつくことで場所を教えるのを!!そして相澤はリゾットに迫り拘束しようとする。だが!
ダンッ!!
今の血を失い、体がボロボロになっている相澤にはリゾットを拘束することは出来なかった。そう逆に腕を絡め取られ地面に叩きつけられる。
リゾット「見事だ!だがなぁ、、、個性を消されていても今の貴様にやられる事はないッ!」
そして刻一刻と相澤の個性の制限時間が迫っていく。個性が切れてしまえばその瞬間でTHE ENDだ。どうにもすることは出来ない。だが、、、
リゾット(何故だ?この男、、、目が死なないッ!!むしろその目は、、、まるで黄金のように!!)
そう!相澤の目は死なず、黄金のように輝いていた。そして笑みを浮かべる。
相澤「どうやっても今の俺じゃあ、、、、てめぇに勝てねぇってのはわかってる。だからこそ、、こうなった時の対策を何もしてないとでも?」
その瞬間だった。一気に捕縛布の温度が急上昇していった。
リゾット(何だ?!急に暑く!!はッ?!)
ギュルンッ!!
すると足に巻かれていた捕縛布を起点に捕縛布が一気に体全体に纏わり付き始めたのだ。
リゾット「これは、、、」
相澤「形状記憶合金、、、、ニチノール合金だ。」
そう相澤が今行ったのは熱せられ、元の形に戻るニチノール合金製の捕縛布を使った拘束だった。
相澤(まさか生徒の案に助けられるとはな、、、、念の為スタークに頼んでて正解だった、、)
そして相澤は立ち上がりリゾットに迫る。リゾットは拘束される前に向けた手を相澤に向ける。相澤の目はだんだんと震え今にも閉じそうになっていた。
リゾット(イレイザーヘッド!貴様の目が閉じた時、、、それが貴様の終わりだッ!!)
相澤(さぁ来るんだ!もっと近くに、、、、捕縛布の帰還範囲にッ!!)
そして相澤の瞼が閉じようとしたその瞬間!!
ギュルルンッ!!
リゾット「なっ?!」
リゾットを拘束していた捕縛布が一気に相澤の元に帰っていく。
相澤(新しい戦闘スタイルを考えるにあたってやっぱり必要だった、、、失った捕縛布を取り戻す術がッ!!)
雄英ラボ
トニー「捕縛布の回収?手放す事があるんですか?」
相澤「まぁな、、、、ニチノール合金製の捕縛布にそれを施して欲しい。」
トニーは作業をしながら相澤と話を進めていた。何か大きなアーマーを作っているようだ。
トニー「といってもですねぇ、、、先生の言う回収って自動的にとかですよね。それでニチノール合金製と、、、ちょっと厳しいかもですね。」
相澤「そうか、、、」
トニー「でも例えば、、、強磁性形状記憶合金とかを使えば、、、」
現在
相澤(完璧だなスターク!)
相澤は手に戻した捕縛布をリゾットの体に巻きつける。そして!!
ドッゴォォォォォォォォン!!!
そのままリゾットを地面に叩きつけた。
相澤「はぁ、、はぁ、、、本当に、、やばかったぜ、、、」
そう言う相澤の額からはカミソリの刃が飛び出していた。リゾットが気絶する瞬間、相澤に最後の攻撃を行っていたのだ。そして
バタァン!!
相澤はその場に倒れたのだった。
リゾット・ネェロ
ソーの続編マジで面白そうでしたね!あの感じにゴアが出てくるとは、、、ということでまた次回!