僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

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今回大ボリュームです!


第71話:老人と海

数分前

花京院「轟君。久しぶりだね。」

 

轟「あぁおめぇか。」

 

花京院「冷たいねぇ轟君。そうだ、ちょっと氷くれないかな?貧血気味なんだ。」

 

すると花京院は轟から氷のキューブを貰う。そしてそれを口に入れた。

 

レロレロレロレロレロレロレロ

 

花京院は氷のキューブを舌の上で舐め回す。するとそれを見た八百万が言う。

 

八百万「ど、、、独特ですね、、」

 

花京院「ん?あぁすまないね。サクランボを食べる時の癖が氷で出ちゃったね。」

 

そう言って花京院は氷を噛み砕く。周りではサクランボの食べる癖強すぎてじゃね?というツッコミが心の中で出ていた。その時だった、何人かの人が一瞬で姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森林 瞬間移動組

轟「ここは、、、」

 

轟は木が生い茂る森の中にいた。周りには何人かのプロとクラスメイトがいる。

 

八百万「目的地の北東の森、、、そこに飛ばされたのでしょうか、、」

 

すると突然蒸して来た。段々、段々と。そして異変が起き始める。周りの人が突如倒れ出したのだ。轟の目の前でプレゼントマイクも倒れる。

 

轟「先生!一体何が、、、」

 

その時轟は言葉を失う。マイクは一気に老化していたのだ。髪は白髪になり、皺だらけの顔になっている。

 

八百万「轟、、、さん。」

 

すると八百万が轟に近づいていく。だが八百万も老化して倒れてしまった。結局この場に立ってられているのは轟だけだった。

 

轟(一体何だ?!どういうことだ?!)

 

 

 

森の少し先

「兄貴よぉ〜1人。1人だけ無事だぜ。」

 

「そうだなペッシ。あれが轟焦凍だろう。」

 

するとパイナップルのような頭の男、ペッシと呼ばれた男が手から釣り竿を出した。

 

ペッシ「今ぶっ殺してやるぜぇ!」

 

ペッシ 個性:異次元の釣竿(ビーチボーイ)

 

バチンッ!!

 

その時ペッシをもう1人の男が引っ叩いた。洒落たスーツを着た高身長の男だった。

 

ペッシ「いてぇよ兄貴ぃぃ!何でそんなことするんだよ〜」

 

兄貴と呼ばれた男がペッシに言う。

 

「ぶっ殺す。そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜなら俺や俺達の仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手を殺っちまってもうすでに!終わってるからだッ!」

 

するとその男、プロシュートは凄まじい形相でそう訴えかけ、懐からリボルバーを取り出した。

 

プロシュート「だから使った事がねェーッ。ペッシお前もそうなるよなァ〜〜〜俺達の仲間ならわかるか?俺の言ってる事・・・え?」

 

ペッシ「あ、、あぁ。わかったよ兄貴、、グスッ」

 

そして男達は轟達のいる方向を見る。

 

プロシュート「ぶっ殺したなら使ってもいいッ!俺はこのまま老化を進める。てめぇは横から進んで轟を釣り上げろ。」

 

ペッシ「あいよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

轟「おい!八百万!!おい!」

 

轟は倒れた八百万を揺さぶる。周りの人は自分以外全員倒れている絶望的状況だ。だがこの時轟は違和感を感じ出す。

 

轟(なんだ?なんで俺だけは老化が進まねぇ、、皆んなに無くて俺にだけある物、、、)

 

すると轟は自分の両手を眺める。

 

轟「まさかこれか?」

 

轟はまず手を冷やして八百万の顔に触れる。すると!

 

ギュン!ギュン!

 

八百万の顔に血色が出てきて元の女子高生の顔に戻ったのだ!だがその時!

 

プロシュート「その通りだぜ轟焦凍ォォ」

 

そんな声が聞こえて来た。その方に視線を向けるとそこには金髪の男が立っていた。

 

轟「てめぇは、、、」

 

轟がその男を見て攻撃しようとした時だった!!

 

ザグゥッ!!ビシィィィィィン!!!

 

轟の手に何かが刺さった!

 

轟「何だ?!」

 

それは何と釣り糸だった。あのパイナップルのような髪型の男、ペッシの持っている釣り竿の釣り糸だった。しかもその釣糸が動き出したのだ!!

 

轟(クソッ!これはマジで不味い!)

 

ペッシ「動くんじゃあねぇ轟焦凍ォォォォ〜〜〜!!!てめぇが少しでも動いたらその瞬間てめぇの心臓を釣り上げちまうぜぇ?!」

 

釣竿の男、ペッシにそう脅されて轟の額からは冷や汗が垂れ始めた。

 

轟(どうする、、、この状況。周りは老化で動けねぇ、、俺は心臓を犠牲にされてる。この状況で出来ること、、)

 

そんな絶望の時だった。轟の服がザワッ!と動いたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロシュート(これからどう動くつもりだ轟焦凍、、、結局ここで終わりの木偶の棒か、、それとも、、)

 

ペッシ「兄貴、、、これどうしたら、、」

 

プロシュートがそう考えている時にペッシが彼にそう問いかけてきた。するとプロシュートはペッシを睨んでから言う。

 

プロシュート「どうしたらぁ?おいおいおいおいペッシペッシペッシペッシよぉ〜〜〜そんなこと決まってるじゃあねぇか」

 

その言葉を聞いてペッシはゴクリと喉を鳴らす。そして!

 

ペッシ(一気に釣り上げる!!)

 

ペッシはその瞬間リールを一気に回し、心臓を吊り上げようとした。だが!

 

パシィィィィィィィィィン!!!

 

ペッシ(んっ?!なんだ?!)

 

轟「反撃開始だ。」

 

その瞬間全体に氷が広がっていった。そして轟に食い込んでいたペッシの釣り糸も離れていたのだ。

 

プロシュート「何してるペッシ!!!」

 

ペッシ「ちげぇよ兄貴!!釣り糸が、、釣り糸が!取られてたんだよぉ!!」

 

その言葉を聞いたプロシュートはすぐさま轟の方を見る。そしてある事に気づいた。

 

プロシュート「あの緑色の線は、、、」

 

そうそれは轟のコスチュームの裾から見えた緑色の何かだった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数秒前

轟(ん?)

 

轟は自分の腕の袖から出てきた緑色の何かに気づく。それは!

 

轟(これは、、、花京院の法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)か、、)

 

そう、それは花京院典明の個性法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)の一部だった。

 

『轟君、、、聞こえてるか?』

 

轟はその呼びかけに対して腕を2回叩くことで返答した。

 

『今僕のハイエロファントを経由して話しかけてる。そこで、、、提案があるんだ。』

 

するとハイエロファントが轟の腕に巻きついた。

 

『僕は森に転送される前に君の氷を口に含んでいたから体温が下がってた、、、だから多分この敵の攻撃でも少し動けているんだ。相手の個性は体温を冷やすことで和らげられると思う。だから君には巻きついたハイエロファントに冷気を送ってもらいたい。僕とハイエロファントは一心同体、、、、それで完全復活できる筈だ。そしたら僕が君の体内に入ってあの釣り糸を取り除く。それが済めば、、、』

 

花京院がそこまで言った時、轟はまた腕を2回叩いた。花京院にはその意味がよくわかった。するとそれと同時に轟は右手に冷気を与え始める。そして現在に至るのだ!

 

 

 

花京院「上手くいったね轟君!」

 

轟「だな花京院。」

 

2人はそう言いながら構える。そして段々と周りの生徒やプロ。先生も立ち上がり始めた。

 

ペッシ「やっ!やべぇよ、、やべぇよ兄貴!全員起き上がりやがった!!」

 

慌てふためくペッシとは違ってプロシュートは黙ったまま立ち尽くす。すると起き上がった何人かの警察や新米ヒーローが2人に向かっていく。だが!!

 

ガシィィィン!!!

 

彼らは突如現れたナニカとプロシュートに掴まれてしまう。そしてその瞬間!一気に老化が進み、ミイラの様になってしまったのだ!

 

プロシュート「臆すんじゃあねぇよペッシ。氷があってもよぉ〜〜〜直接触れちまえばいいじゃあねぇか。」

 

するとプロシュートの近くに現れたナニカが構えをとる。

 

プロシュート「偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド)!!」

 

プロシュート 個性:偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド)

 

そのナニカ、スタンド型個性のビジョンは身体中に沢山の目を持つ正直気持ち悪い見た目のものだった。すると轟はプロシュートとペッシに向かって氷の攻撃を仕掛ける。だが向かってくる氷塊をプロシュートのスタンドは易々と殴り壊す。そして!

 

ピシィィィィィィン!!!!

 

まるで氷塊を透けるように釣り糸が伸びてきて!

 

ザグゥゥゥゥン!!!ギュルンッ!!

 

ヒーローa「ギャァァァ!!!!」

 

何人かの心臓を釣り上げていったのだ。その光景を見て目を逸らした口田は、相手の方を見てから口を開き、動物達に指示を出す。

 

口田「野生の者達よ!あの者達に突進しなさい!」

 

すると森から猪が現れた。その猪は口田の命令通り、2人の敵に向かっていく。だが、その動物達すらも老化していってしまった。その時!

 

マイク「耳郎、、やるぞ!」

 

耳郎「はい!」

 

そう言うとマイクはスピーカーを口に当て耳郎もイヤホンジャックを足のスピーカーに挿入する。そして!!

 

マイク&耳郎「ハートビートラウドヴォイスッ!!!!!!!

 

それは2人の個性が混ざり合い放たれた協奏曲。その威力は凄まじく、周りの木々を吹き飛ばしそこに大きなクレーターを作り出した。

 

マイク「どうだやったか!」

 

マイクがそう言った時異変に気づく。

 

花京院「何だ?、、何人か消えてる。」

 

そう!エッジショット、上鳴、八百万の姿が見当たらなかったのだ!そして何より、、、

 

マイク「敵2人も消えたか、、」

 

そう!ヴィラン2人も消えていたのだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八百万サイド

八百万(ここは、、、何処ですの?)

 

八百万が目を開けるとそこにはさっきまでとは全く違う情景が広がっていた。それは、、、

 

八百万「列車の中、、ですか?」

 

そう!それは走行中の列車の中だった。すると

 

上鳴「八百万、、大丈夫か?」

 

後ろから声が聞こえた。そこにいたのは上鳴だった。そして

 

エッジショット「我々はここに移動させられたようだな。」

 

プロヒーローエッジショットもここにいたのだ。すると八百万は立ち上がって言う。

 

八百万「私は大丈夫です。移動って、、やはり最初のと同じでしょうか?」

 

エッジショットは八百万の言葉に、『恐らく』と一言だけ答えた。その時!

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!

 

突如3人の体が皺々になり始めたのだ。

 

上鳴「やっべ!マジか!!」

 

すると八百万は2人の手を握る。そして

 

エッジショット「おお!氷か!!」

 

そう!氷を生成したのだ。

 

八百万「これをお二人共持っていて下さい。顔に当てて出来る限り老化を送れさせましょう。」

 

八百万に言われた通り2人は顔に氷を当て始める。すると段々皺は無くなっていった。

 

上鳴「でもよぉ、、老化が始まったってことは、、」

 

エッジショット「あぁ、奴等もこの列車に乗っている。このロイヤルコンヴェイエクスに。」

 

この列車はただの列車では無く、セレブ中のセレブしか乗ることの出来ない列車だった。その証拠に、周りの装飾は列車とは思えない程豪華なものだった。

 

上鳴「え?これそんな凄い列車なの?」

 

八百万「普通の列車じゃあないんですか?」

 

そう返された上鳴は何も言えなくなってしまった。それを見ていたエッジショットも『流石セレブ、、、』と心の中で思った。そんな時だった。突如列車内で銃声が鳴り響いたのだ。そう!あの2人が乗客を殺しだしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィランサイド

ペッシ「なぁよぉ兄貴ぃぃ、、そんな簡単に殺しまくっちゃあ、、」

 

ペッシが弱音を吐くとプロシュートは突如ペッシを触りながら言いはじめた。

 

プロシュート「成長しろ!ペッシ、成長しなきゃあ俺達は栄光を掴めねぇ、、奴等には勝てねぇ!それに、、、たいしたこたァねーだろォーッ!毎年世界中のどっかで旅客機が墜落している、、、、それよりは軽く済むッ!」

 

実に邪悪な考え方!それがこの男プロシュートなのだ!

 

バゴォォォォォォォン!!!!

 

その時扉がぶっ飛ばされた。ペッシはすぐさまその方向を見て警戒する。すると!

 

エッジショット「余所見をしたなッ!!」

 

右側にあった棚の隙間からエッジショットが現れたのだ。エッジショットはまず目の前に映ったコップの氷を破壊し、すぐさま人型に戻ってペッシを拘束した。

 

エッジショット「観念しろ!お前は、、、、」

 

その時エッジショットはもう1人の男の姿が消えていることに気がついた。

 

エッジショット「おい!もう1人の男は何処だ!」

 

エッジショットはペッシにそう問いかける。その時だった。1人の老人がエッジショットに近づいてくる。

 

「助けてくれぇぇ!!脂っこい肉が好物だったのにさぁ、、」

 

そういう男はエッジショットの手を掴む。

 

エッジショット「すまない!もう1人のヴィランをすぐに倒して肉が食いたくなる体に戻して見せるさ!」

 

すると男はエッジショットの目をよく見て言った。

 

「嫌、もう何も食えないさ、、ただし、、お前がだぁ!エッジショット。」

 

エッジショットはその瞬間全てを理解する。

 

エッジショット「まっまさか!!」

 

だがその時はもう遅かった!!エッジショットの体は急激に老化していってしまったのだ!!

 

プロシュート「ザ・グレイトフル・デッド。」

 

ペッシ「まっまさか!そのじじい!!」

 

エッジショット「貴様ぁぁ、、、」

 

エッジショットは腕の力が無くなっていき、持っていた刀を落としてしまう。

 

プロシュート「パワー全開だぁ!グレイトフル・デッドの直触りわよぉ〜〜」

 

そうして後ろに倒れてしまう。すると男は後ろの席に歩いて行き、そこに掛かっていたジャケットを着る。

 

ペッシ「兄貴!兄貴なのかい?!全然気が付かなかった、、、そこに居たのかい?まっまさか自分自身を老化させて乗客に紛れているとはぁ?!」

 

そうさっきまで老人だった男の顔はみるみる若くなり、プロシュートの顔になったのだ!

 

ペッシ「兄貴ィィィィ!!!プロシュート兄貴!!やっぱり兄貴はすげぇや!!」

 

ペッシはそう喜びプロシュートの方に歩み寄っていく。だが!

 

ドンッ!!

 

プロシュートは寄ってきたペッシを殴り倒したのだ。そしてそれだけではなく足で踏みまくり始める。

 

プロシュート「この腑抜け野郎がぁ!何だ今の様はぁ?」

 

ペッシ「氷を狙うなんて思ってなかったんだ!しょうがねぇじゃあねぇか!」

 

言い訳を言うペッシに嫌気がさしたのかプロシュートは腕を振りかぶる。

 

プロシュート「まだわからねぇのか!マンモーニのペッシ!!」

 

そして思いっきりペッシをぶっ叩こうとする。だが!

 

ペッシ「これ以上なぐらねぇでくれよ兄貴ィィィィ!!!」

 

ペッシがそう言った瞬間プロシュートは殴るのではなく、ペッシの襟を掴んで掴み上げた。

 

プロシュート「いいか?俺が怒ってるのはなぁ、てめぇの心の弱さなんだペッシ。そりゃあ確かに氷をぶっ飛ばされたら衝撃を受けるのは当然だ。自分も老化しちまうからな。俺だってヤバいと思う。」

 

するとプロシュートはペッシをより自分の方に寄せる。

 

プロシュート「だがぁ!俺達の仲間の他の奴なら!腕をもがれようが足をもがれようが個性の警戒を怠らねぇ!お前はマンモーニなんだよペッシ!甘ったれてんだ。」

 

そしてプロシュートはペッシを撫でまわし始める。

 

プロシュート「氷のせいじゃあねぇ。奥の所でお前にはビビりがあるんだよ。」

 

そこまで言うとプロシュートはペッシを離し、懐から銃を取り出す。

 

プロシュート「そして俺達はそこらのぶっ殺すぶっ殺すって大口叩いて仲間と心を慰め合ってるような負け犬どもとはわけが違うんだからな、、」

 

そしてそう言いながらその銃に弾を込めエッジショットの頭を狙う。

 

プロシュート「ぶっ殺すと心の中で思ったなら!その時既に!!行動は終わっているんだァッ!!!」

 

そして撃鉄に指を当て引き金を引こうとしたその時!

 

ダァァァァン!!!!

 

後ろから槍が飛んできた。それはプロシュートの腕を貫いたのだ!

 

プロシュート「ぐはぁ!」

 

八百万「今助けますわエッジショットさん!」

 

そう!八百万はこの時間を使って槍を生成し、それをプロシュートの腕に向けて投げたのだ。

 

上鳴「ナイス八百万!!」

 

ペッシ「兄貴!!!」

 

するとプロシュートはもう片方の腕に銃を持ち変え八百万達を撃つ。八百万は瞬時に盾を生成し銃弾を防ぐ。だが中々前に出れない。すると!

 

ペッシ「今助けるぜ兄貴!!」

 

ペッシが釣り竿をこちらに向かって投げる。釣り糸が迫り、それは八百万の盾を貫通し八百万の心臓を狙っていった!

 

八百万「しまっ!」

 

だが!

 

バリィィィィィィィィィ!!!

 

ペッシ「ギィヤァァァァ!!!!!」

 

ペッシが感電し気を失ったのだ。そう!飛んできた釣り糸に上鳴が電気を放出したのだった!!

 

上鳴「へっ!レディの心臓吊りあげんのに本当に釣り糸使うなっつうの!」

 

上鳴は少しカッコつけてそう言った。そして八百万を見て言う。

 

上鳴「大丈夫か八百万?」

 

八百万「はい。ありがとうございます上鳴さん!」

 

ちょっとカッコつけてみたのに何の反応もなくて少し悲しい上鳴であった。すると

 

バゴォォォォン!!!

 

八百万の盾が払い除けられる。そう!ザ・グレイトフル・デッドが直接殴りかかってきたのだ。

 

プロシュート「余所見してるんじゃあねぇんだよ!!」

 

スタンドのラッシュで盾が弾かれる。その瞬間!

 

BAN!!!!

 

八百万「ぐふっ!」

 

持っていた銃でプロシュートは八百万の腹を撃ち抜いたのだ。そしてそのままグレイトフル・デッドで殴り飛ばす。八百万は口から血を吐き腹部を抑える。

 

プロシュート「その女は脂質からの創造、、、体力使うなぁ、、その体でこれ以上何かしたら、、、もしかして死ぬもしれねぇなぁ!」

 

その時上鳴が黙りながら立ち上がりプロシュートの前に立った。

 

上鳴「女は守る。ヴィランも退治する。両方やってのける、、、あんたみてぇの相手に簡単にそれをやってのけねぇとな。」

 

プロシュートはそんな言葉を言う上鳴を睨みながら言う。

 

プロシュート「威勢はいいがよぉオメェさん、、、体を冷やせば老化は遅くなるてこたぁよぉ」

 

その時上鳴の額から汗がしたたる。

 

プロシュート「体が温まれば老化は速くなるよなぁ!!」

 

上鳴は今の戦いのうちで体が温まっていた。そう!それにより一気に老化が速くなってしまったのだ!上鳴の体はどんどん老化していく。貰った氷を当てても意味がない。そして!

 

ガシッ!!

 

プロシュートが上鳴の方に近づき掴みかかった。

 

プロシュート「これで終わりだなぁ!」

 

すると上鳴はプロシュートの腕を握る。否!握りしめる。

 

プロシュート(何だこいつ、、、一体何を?!)

 

上鳴「こうなるこたぁわかってましたよ、、でもこれであんたを逃がさない!」

 

プロシュートは何か嫌な予感がした。後ろを向くとドアの淵に何かディスクのような物が刺さっている。

 

上鳴「覚悟はいいっすか?俺は出来てましたよ!!」

 

その瞬間上鳴が電気を纏う。そして!!

 

プロシュート「まっ!!!」

 

上鳴「ターゲットエレクト!!!」

 

ビリリィィィィィィィン!!!

 

一気に電気がディスクに向かって一直線に伸びる。そしてその直線上にいたプロシュートは勿論、その電気をもろに喰らうことになったのだ!

 

プロシュート「ぐがぁぁぁぁぁ!!!!!」




マジでもっとアメコミ翻訳されて欲しい、、、、原書もいいけど翻訳時間かかるし届くの遅いし、、、マジお願いします!(誰に言ってる?)

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