僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

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今回は情勢回です!


第81話:事件終結後

全てが終わり、周りは実に静かだった。そして承太郎はDIOの死体の前で立っている。何かを手に持って、、、、その時

 

轟「承太郎、、、」

 

声がする方向を振り返ればそこには左の肩を抑えながら歩いてくる轟がいた。すると轟は承太郎の横に立つ。

 

轟「殺ったのか、、、DIOを。」

 

轟がそう問いかけると承太郎は帽子を深く被ってから言った。

 

承太郎「あぁ、、、、殺った。朝日が当たれば体も消滅する。しめぇだ。」

 

すると承太郎はその場から離れようとする。それを轟は呼び止めた。

 

轟「承太郎!」

 

承太郎は呼ばれ、歩みを止めるが後ろは向かなかった。すると轟は口を開く。

 

轟「俺は花京院とお前程の関係を築いてたわけじゃあねぇ、だが、、、、、あいつは良い奴だった。」

 

最後まで聞くと承太郎は少し後ろを振り返って一言言った。

 

承太郎「そうだな。」

 

そうしてそのまままた歩み始めてしまったのだ。轟はそれを止めなかった。だが途中で承太郎は後ろを向いて轟に何かを投げ渡す。それは!

 

轟「クラークのDISC!」

 

そう、それはクラークのDISCだった。轟はそれを少し見て顔を上げる。だがもうそこには承太郎の姿はなかったのだった。

 

轟「あいつ、、、」

 

轟はそう言うとDISCをしまい、DIOを見た。するとある物を目にしたのだった。

 

轟「手帳?」

 

それはDIOの尻ポケットに入っていた。轟は血に濡れたその手帳を拾い上げる。

 

轟「一体、、、、」

 

轟はその手帳を一通り読むと、、、、

 

ボオッ!!

 

それを燃やしたのだ。重要な遺留品かもしれないそれをだ!だが轟はその時、燃やさなければ!そう思ったのだった、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承太郎は昇る太陽を見つめながら空を眺め、心の中で言う。

 

承太郎(じじい、、花京院、、、終わったよ。)

 

DIO討伐作戦終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警察本部

警察本部ではトップの人たちが全員集まって会議を開いていた。

 

警官a「今回のDIO討伐作戦、、、成功はしたものの、、」

 

警官b「あぁ、、損害が大きい。」

 

警官c「ヒーロー側の損害で言ったら前回の神野事件、脳無事件、それらよりも甚大となっている。」

 

警官a「それもそうだ。討伐に当たった警察官の大半は死亡し、多くのヒーローも死亡した。新米からプロまでな、、、、」

 

何人かの警官は頭を抱える。そしてやはり最も大きな痛手は、、、、

 

警官c「No.6クラスト、、彼の喪失はダメージが大きいな。」

 

そう、ヴァニラアイスによって消滅させられたクラストだ。そして他にも、、、

 

警官d「それにNo.7のミルコは片足の損失。雄英教師でもあるミッドナイトは右足首から下を失った。」

 

警官c「あのイレイザーヘッドに至っては右腕と左脚を失っている。」

 

警官a「どちらもヒーロー活動、教員活動を続けるらしいが、、、相当な痛手だな。ポルナレフも1人姿を消したしな、、、」

 

すると警官の1人が資料を出して話出す。実に重々しい顔だった。そして口を開く。

 

警官e「DIOを殺害した空条承太郎の処分についてですが、、、、」

 

そう、それは承太郎の話だった。仮免を取っているヒーローである身、そして学生である身ながら、DIOを殺してしまったこと、、、法は彼を守ることは出来ないのだ。

 

警官b「守る為とはいえ殺しは殺し、、、処分は出来る限り軽くしたいがな、、」

 

そして決まったのは空条承太郎の士傑高校退学だった。その判断に抗議する者も何人かいたが、当の本人はそれを拒むことせず受け入れたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院

目を覚ますと、そこは自室では無く病室だった。確か扉をノックされ、、、、扉を開けた瞬間気を失っていたような、、、そんなことを考えながら周りを見ると

 

クラーク「一佳?」

 

目の前には目の下にクマを作り、涙を流している拳藤の姿があったのだ。周りにはクラスメイトもいる。

 

クラーク「一体みn」

 

拳藤「クラークッ!!!!!」

 

その瞬間拳藤はクラークに抱きついた。クラークは状況を理解出来ていなかった、、、、だがそれでも、拳藤を優しく包み込んだのだった。

 

数分後

クラークはこれまでの事を全て聞かされた。自分がDIOにより気を失わされていたこと。それを助ける為に皆がDIO討伐に出たこと。そして、、、、、それにより多くの死者を出したことを、、、、

 

轟「お前のせいじゃあないクラーク。気に病むな。」

 

轟は何も言わないクラークにそう声をかけた。とても優しい声だ。

 

クラーク「ありがとう轟君。」

 

クラークは一言だけそう言うと一佳を見た。

 

クラーク「悪いけど皆、、、一度部屋を出てくれないかな?一佳と2人で話したくて、、」

 

すると皆は快く部屋を出ていった。その後部屋からは、クラークの悲痛な泣く声が聞こえたという、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある施設

死柄木「DIO様、、、、、」

 

死柄木はニュースを見ながらそう呟く。そしてそのニュースは彼の中の悪意を増幅させることになっていった。

 

 

 

タルタロス

AFO「逝ったか、、DIO。」

 

AFOは神妙な面持ちでそう言った。今回のこの事件、実際AFOからしても思いがけないことだった。

 

AFO「ジョースターの血統、、、、やはり侮れないか、、」

 

 

 

 

とあるビル

レックス「DIOが死んだそうだ。奴も所詮はただの人間だったということだな、、、、」

 

レックスはビルの外を眺めながら片手にグラスを持ちそう言う。するとその後ろで椅子に座っていた男が口を開く。

 

「死んだ者の事などどうでもいい。まずは私を日本まで呼んだ事について説明してくれ。」

 

男は強い口調でそういった。その口調や声質だけでわかる。この男がそこらのヴィランとは別格だということを、、、、

 

レックス「まぁ落ち着くんだ。世間話は社交辞令だろ?まぁいい、、、、本題に入ろう。」

 

するとレックスは男の方を振り向いて言う。

 

レックス「君にはある組織に協力してもらいたい。その組織は少ししたら私の知り合いの組織と対立するだろう、、、、だがだからこそ、、君にはその障害になってもらいたいのだ。頼めるかな?」

 

そこまでレックスが言うと男は立ち上がり一言だけ言った。

 

「よかろう。」

 

そう言って男は机に置いてあった、鉄製のヘルメットのようなものを被ったのだった。

 

 

 

 

 

とある地下室

フン♪フフ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン♪♪

 

ゔゔ!!!ゔゔゔ!!!!!!ゔー!!!

 

その地下室では、1人の男の鼻歌と口をガムテープか何かで塞がれた男の悲痛な叫びが共鳴していた。

 

ジョーカー「おお!!おお!!!DIOの奴くたばっちまったか!!100歳越えの爺ちゃん達は次々に引退してってんなぁ!んん〜〜〜〜〜俺の番もそろそろ来ちまったり?」

 

そんなことをジョーカーはそのガムテープの男に語りかけるように言う。その男の目は絶望の表情で、目からは涙が溢れていた。

 

ジョーカー「おいおい、、、、そんな悲しげな顔すんじゃあねぇよぉ、、、俺ちゃん悲しくなっちまうぜぇ、、」

 

そう言いながらジョーカーはその男の頬をペチペチと叩く。男は相変わらず泣きじゃくっている。

 

ジョーカー「あぁ〜スライディン!スライディィ〜〜ン!いつもみたいにゴー♪ゴー♪って息巻けヨォ〜」

 

その男の名はスライディン・ゴー。特に目立った活躍もない普通のヒーローだ。だが、、、、

 

ジョーカー「なぁよぉタツユキくぅぅ〜〜ん!!そろそろ教えてくんねぇかなぁ?てめぇらの組織、、、、解放軍っつったか?その情報をヨォ〜〜」

 

するとジョーカーは何かに気づいたのか口に手を当て『やっちまった!』みたいな感じになる。そして

 

ジョーカー「口が塞がれてちゃあ喋りたいもんも喋れねぇよなぁ!」

 

そういってスライディン・ゴーの口のテープを剥がしたのだ。

 

ジョーカー「それじゃあお喋りしようぜぇ〜〜!!スラァァイディィン!!HAHAHAHAHAHA!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後 雄英校舎

あの事件のせいで、皆心に大きなダメージを受けていた。だがそんな中でも、皆は段々と普段の活気を取り戻していっていた。休日明けの1日目は相澤先生もクラークもまだおらず、変わりに副担任のヴァレンタイン先生が数日クラスを請け負っていた。そしてそんな日が流れた今日、、、、

 

ガララッ!

 

クラーク「皆おはよ!」

 

クラークが教室に現れたのだ。一応数日の間様子見があったそうだが、無事にすんだようだ。

 

飯田「クラーク君!もう体は何もないのかい?」

 

八百万「大丈夫でしたの?私達皆心配で!」

 

緑谷「大丈夫??どこか記憶に混濁とか、、、」

 

皆が皆心配していて、クラークにそう声をかけた。クラークはそれに対応していって席に着く。すると

 

爆豪「貸し無しだ」

 

爆豪はそれだけ言ってどこかに行った。クラークはそれを見て、彼らしいと少し安心して息をつく。その時

 

ガララッ!!

 

相澤「お前ら席つけぇ。もうチャイム鳴ってんぞ」

 

クラス「相澤先生!!」

 

そう!相澤先生も復帰したのだ。てかやっぱ回復が早い、、、、

 

相澤「今日からはまた俺が受け持つ。少しの間居れなくて悪かったな。」

 

すると相澤先生の右腕が見える。それは、、、

 

麗日「義手、、、」

 

麗日がそう口にした。相澤先生の腕が亡くなるところ、、それを見ていた麗日から上がった言葉だった。

 

相澤「あぁ。左足も義足になったが問題は無い。心配すんな。」

 

それだけ言うと相澤先生は話を続ける。正直話が入ってこない、、、相澤先生は大丈夫なのだろうか?だが大丈夫である。彼の義手や義足は普通のものではなかったのだ。

 

 

 

 

 

数日前 サポート科の工房

スターク「相澤先生!」

 

そこにはスタークが1人だけいた。相澤はラボに入っていく。

 

相澤「で?話ってなんだ?」

 

どうやら相澤はスタークに呼ばれたようだ。腕と足には、国から提供された義手と義足をつけている。すると

 

スターク「これを」

 

スタークはそう言って相澤の前に義手と義足を出した。相澤はそれを見るとスタークを一回見てからため息をつく。

 

相澤「なぁスターク、、、俺はもう義手も義足も持ってる。合理的じゃあないぞ。」

 

するとその言葉に対してスタークは言う。

 

スターク「性能の優れた物が前にあるのに、先に使っていたそれより劣る物をつけてるって方が合理的じゃあないんじゃないですか?」

 

それを聞いた相澤はしてやられたような顔をする。そして相澤は自分のつけていた義手を取り外した。

 

相澤「そこまで言うなら、、、、な。」

 

そしてスタークの作った義手を装着した。すると!!

 

ガチャッ!ギュゥゥゥゥン!!!

 

相澤「これは?!」

 

相澤はその義手を装着した瞬間衝撃を受ける。

 

相澤「何だこれ?義手っていう感覚が全くしない、、」

 

そう!何とこの義手、全く違和感がないのだ!金属の重さや鉄と皮膚の違和感。それらが全く感じられない。

 

スターク「だから言ったでしょ?こっちのが性能良いって、、、、」

 

するとスタークは話出す。

 

スターク「その義手には特殊な神経デバイスが組み込まれ、違和感や神経の差異を感じさせない。」

 

最初からとんでもない技術を見せつけられる。そして

 

スターク「そしてその金属、、、、あのヴィブラニウムです。」

 

相澤「ヴィブラニウム?!!」

 

ヴィブラニウムとは、世界に数少ない量しか存在しない金属であり、その硬度はダイヤよりも高く、衝撃を吸収し硬くなると言う性質を持つ金属だ。そしてこの金属は、、、、

 

相澤「オールマイトの攻撃でもキズ一つつかせない硬度、、、」

 

そう!昔ヴィブラニウムの実験が行われた時のことだ。その金属はオールマイトの攻撃をくらってもキズ一つつかなかったのだ!(といっても本気のパンチじゃないが、、、、)

 

相澤「だがこんなもの、、、、」

 

するとスタークは笑みを浮かべて言う。

 

スターク「少し知り合いが多いだけです。それよりどうです?」

 

相澤は義手を動かす。握ったり緩めたり、指を動かし手首を曲げる。

 

相澤「凄いな、、、、貰ってくよ。」

 

スターク「満足頂き光栄です。」

 

お辞儀をしてそう言った。スタークは頭を上げるとある提案をしてくる。

 

スターク「この際一新してヒーロー名もウィンターソルジャーとかに変えてみません?」

 

相澤「するか!」

 

相澤は鋭い口調でそう言った。だがこれで相澤は最早アップグレードして帰ってきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A組寮前 ベンチ

クラークは夜空を眺めながら感傷に耽っている。自分が気を失っていた間の事を考えていたのだ。クラークは一旦顔を下げると、握りしめた拳を見つめた。その時

 

「クラーク?」

 

左側からそんな声が聞こえてきた。その方向を見るとそこには拳藤が立っていた。すると拳藤は何も言わずクラークの横に座る。

 

拳藤「クラーク、、、、」

 

すると拳藤は口を開いた。クラークは声をかけられ拳藤を見つめる。

 

クラーク「一佳、、、、僕は、、僕はまだまだ弱いな、、」

 

そしてそう言った。そう言うクラークの目は悲しげで、幼い子供のようだった。拳藤は何も言わず、ただクラークを見つめ、そして抱きしめた。

 

拳藤「あったりまえじゃない、、、、私たち、、まだ学生なんだから、、、一人で全部抱え込もうとすんじゃないわよ、、、」

 

2人は抱きしめ合いながら、ただただ涙を流していたのだった。




次回とかは日常回になりますかねー そしてそれが終わったらAvsBです!それでは!
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