僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

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今回は完全に平和回です。


第82話:平和な日常

多くの事件が立て続けに続いていたが、ここ一週間それが嘘のように平和な日々が続いた。そんな中、クラークは休日に一人で公園に散歩しにいっていた。

 

クラーク(今までが嘘みたいに、、、、本当に平和だな、、嵐の前の静けさとかじゃあなければいいが。)

 

クラークはそんな事を考えながら耳を澄ませ歩いていた。何かがあればすぐ駆けつけられるように、、、、彼にとって本当の休みはないのかもしれない、、、そんな時、公園の道を歩いていると見知った顔をクラークは見つけた。

 

轟「クラーク、、、」

 

轟だった。どうやら実家からの帰りのようだ。2人はどうせだからと二人で公園を歩いた。

 

クラーク「お父さん、、、凄かったね。」

 

轟「あぁ。」

 

クラーク「やっぱりまだかな?」

 

クラークがそう問うと、轟はゆっくりと話出した。

 

轟「親父と簡単に寄りを戻すのはまだ無理だな。だが、、、、エンデヴァーとしての奴は尊敬してる。」

 

轟のその目はどこか寂しく見えた。クラークはそれを見て、話題を変える。

 

クラーク「それと、、、助けてくれてありがとう。」

 

すると轟はクラークの目を見て言う。

 

轟「友達を助けるのは当たり前だ。それに、、、ヒーローだしな。」

 

クラーク「そうだったね、、、、」

 

そんな時だった。クラークの耳に何かが聞こえてきた。

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

そう!それは女性の叫び声だった。クラークはそれが聞こえるや否や、、、

 

ドヒュゥゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

その叫び声の方向に向かったのだ。轟からしたら目の前から突如クラークが消えたのだ。轟は目を大きく見開き、、、、

 

轟「クラーク?」

 

そう一言言ったのだ。

 

ダァァァァァァァァン!!!

 

そこから数キロ先の交差点ではクラークが一台のトラックを片手で止めていた。

 

クラーク「大丈夫ですか?」

 

クラークは目の前で倒れ込む緑色の髪の女性を見てそう声を掛けた。

 

「貴方は、、、、」

 

クラークはその人の手を取る。クラークは透視を使って怪我が無いか確認し、、、、

 

クラーク「怪我はなさそうですね、、、それじゃあ!」

 

そう言って轟の所に戻ろうとする。だが

 

「あの、、、、ありがとうございます!それと、、、、出久がお世話になってます!」

 

その人はそう言ったのだ。クラークは少し驚いてから頭を下げる。

 

クラーク「こちらもお世話になってます!」

 

そしてクラークは轟の所に戻っていった。

 

轟「おっクラーク。」

 

轟は少し歩いた所にいた。クラークはそんな轟に一言言う。

 

クラーク「蕎麦食べる?」

 

轟「あぁ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後 蕎麦屋

2人は公園を少し行った所にある蕎麦屋に来ていた。人は多く無く、2人で座れる場所は充分に取れた。

 

クラーク「空いててよかったね轟くん!」

 

轟「あぁそうだな。」

 

すると蕎麦屋の店員が2人の所に来る。注文を聞きに来たのだ。

 

クラーク「蕎麦を店で食べるって久々だなぁ、、、轟君は何を?」

 

轟「冷たいざるを、、、」

 

クラーク「ざる蕎麦いいねぇ!んん〜じゃあ僕も同じので!」

 

クラークは店員に笑顔でそう注文する。店員も笑みを返し、厨房の方に向かっていった。

 

クラーク「それにしても、、、、雰囲気いいよねこの店。」

 

周りを見渡したクラークはそう呟いた。その言葉に轟も頷き返す。実に静かだった。店に入ってから余り会話はなく、2人とも静かに蕎麦を待っていた。すると

 

「お待たせしました!ざる蕎麦二つです!」

 

店員さんがざる蕎麦を持ってきた。何の特徴もない、THEざる蕎麦だ!実にいい!!それを見た轟君の目は、、、、、どこかいつもより明るげだった。

 

クラーク「それじゃあ頂こうか。轟君!」

 

轟「あぁ。」

 

そうして2人で両手を合わせ

 

クラーク&轟「いただきます。」

 

そう言って割り箸を割り、蕎麦を掬い上げた。まずはそのままだ。つゆに付けず、そのままの味を堪能する。喉越しは良く、コシがあり風味も良い、、、

 

クラーク「美味しいね轟くん!」

 

轟「そうだな。」

 

そして次はつゆにつけて口に運ぶ。先程とは違い運ぶ間につゆの香りが漂ってくる。喉越しも更によくなっていて、味にいいアクセントが生まれた。

 

クラーク「んん〜やっぱり美味しい、、、、」

 

クラークはそう改めて言った。だが本当に美味しい、、、その時、黙々と食べていた轟が口を開く。

 

轟「なぁクラーク。」

 

クラーク「ん?」

 

轟「彼女ってやっぱいいのか?」

 

ングッ?!!

 

突如そんな事を言われたのでクラークは飲んでいたお茶でむせてしまった。

 

クラーク「んっ!んぐ!はぁ、、はぁ、、急に、、どうしたの轟君?」

 

もう一杯お茶を飲み、落ち着いてからそう言った。すると

 

轟「いや単純に気になっただけだ。女を知れば男は強くなるって何かで聞いてな。」

 

クラークはその言葉を聞いてあぁ、、成る程、、そういうことのね、、、と理解した。すると

 

轟「それに、、、、お前がそこまで強いのも、少なくとも拳藤の影響があるんだろうと思ってな。」

 

そこまで聞くとクラークは口を開いた。

 

クラーク「確かにね、、、、一佳のお陰で僕はここまでやれてると思う。精神的な面で、一佳には何度も助けられてるさ、、、、何度も何度もね、、、それに、、もう駄目だ!ってなっても、、、彼女の事を考えると力が湧いてくる。だから最初の質問に答えるとすると、、、彼女はやっぱりいいものだよ轟くん。」

 

轟は真剣な目でクラークの言葉を聞いていた。

 

クラーク「それに!何より幸せだよ!一佳といられるだけで救われる。恋愛は人を変えるんだ!」

 

クラークが笑顔でそう言い放つと轟は少し笑みを浮かべてから言った。

 

轟「そうかい、、、ありがとな。」

 

クラーク「ところで轟くんは好きな子とかいるのかい?もしよかったら教えてくれても、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

クラークと轟は蕎麦を食べて寮に帰っていた。あの後も軽く色々な話をしたが、店が混んできたので帰ってきたのだ。その時、クラークの目に緑谷が映る。

 

クラーク(そうだ、、、さっきの話でもしようかな)

 

そして緑谷にさっきの事を話したのだ。

 

緑谷「えぇぇぇ?!!母さんに会ったのクラーク君?!しかも助けて?!」

 

緑谷は口を開けながら驚く。そして涙を流しながら手を握ってお礼を言ってきた。

 

クラーク「大丈夫だって緑谷君!」

 

緑谷「あびがとねぇくらぁーぐぐん!」

 

そんな緑谷を落ち着かせると、八百万がお茶を皆んなに淹れてくれた。ゴールドティップインペリアルというらしい。

 

クラーク「うわっ!これ美味しいよ八百万さん!」

 

八百万「喜んでもらえて嬉しいですわ!」

 

八百万さんは相変わらずプリプリしているな、、、、だが本当に美味しい紅茶だ。深く甘い、高級感あふれる味だった。

 

麗日「贅沢やわぁ、、、」

 

麗日さんは感動しているな、、、またぶっ倒れなければいいが、、、すると

 

峰田「おい皆んな!!王様ゲームでもしようぜぇ!」

 

峰田君が現れた!こいつ!またいやらしい事考えてるなッ!すると

 

耳郎「絶対やらしい事考えてるでしょ、、、」

 

八百万「最低ですわ、、」

 

女子から速攻で厳しい目を向けられていた。だが男子はと言うと、、、

 

上鳴「おう!やろうぜやろうぜ!!」

 

砂藤「楽しそうじゃあねぇの!」

 

瀬呂「いいねいいねぇ!」

 

意外と乗り気だ。そうして結局やることになる。

 

葉隠「いかがわしいのは無しだからね峰田くん!」

 

峰田「なんでおいらだけに言うんだよぉ!」

 

そんな事を言われながらも王様ゲームが始まる。早速くじを引き、それを見てみると、、、、、

 

クラーク「おっ!僕が王様か!」

 

早速王様を引いたのだ!だがどうするかぁ、、、王様ゲームねぇ、、よし!

 

クラーク「じゃあ2番の人が6番の人の肩を揉む!」

 

これなら何か問題が起きる事も無く!そしてちょっと人によっては面白い!すると、、、、

 

緑谷「あっ僕6番だ。」

 

麗日「私2番!」

 

やった!しょっぱな良い組み合わせ!僕って結構持ってるのかな?

 

麗日「じゃあデク君!揉んだげるねえ!」

 

麗日は腕をまくって鼻を鳴らす。緑谷はそれにくらべカチコチだ。

 

緑谷「ひゃっ!ひゃい!」

 

モミモミモミモミ

 

麗日「デク君肩硬いねぇ、、凝ってる?」

 

緑谷「そうかも、、、です。」

 

麗日さんに肩揉んでもらってるぅぅぅ!!!手柔らかくて心地いい!!クラーク君ありがとう!!いやいやいやいや!何を僕は!!!緑谷はそんな事を頭の中で連呼していた。だが王様ゲームは続いていく。

 

上鳴「俺王様だ!じゃあ、、、4番踊る!」

 

ギィィン!ギン!

 

緑谷「飯田君のロボットダンス!」

 

峰田「おいらが王様!!7番は服をn」

 

ドッゴォォォォン!!!!!

 

そうやって時間はあっという間に過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

クラークは砂藤の部屋に訪ねていた。しかも頭を下げ何かを懇願している。その内容は、、、、

 

クラーク「砂藤君!僕にお菓子作りを教えてくれ!」

 

砂藤「は?」

 

砂藤は突然のことでビックリした。お菓子作り、、、女子から聞かれるのならまだわかる。だが男子、、、、、しかもクラーク、、だがその時、砂藤は気付いた。

 

砂藤「拳藤さんの為かクラーク!」

 

するとクラークは少し頬を赤くして頷いた。

 

砂藤「それなら任せてくれ!キッチリ教え込んでやるぜ!」

 

砂藤は実にやる気だった。そしてお菓子作りが始まる。クラークと砂藤はエプロンをつける。すると砂藤はクラークに尋ねる。

 

砂藤「でクラークよ。どんな菓子作るんだ?」

 

その問いにクラークは少し悩んだ後答える。

 

クラーク「一佳はコーヒーが好きだから、それに合うものかなぁ、、、」

 

砂藤「コーヒーに合う菓子かぁ、、、」

 

砂藤は顎に手を当てて考える。そして一つ思いついたようだ。

 

砂藤「ティラミスだな!」

 

クラーク「おおティラミス!、、、あれ作れるのかい?」

 

すると砂藤はアタ坊よという風に胸を突き出す。そしてティラミス作りが始まった。

 

砂藤「まず材料だな、、、、スポンジケーキ200g、卵黄2個分、グラニュー糖20g、生クリーム200ml、メレンゲにコーヒーシロップ、ココアパウダーはあるんだが、、、、マスカルポーネチーズがないんだよなぁ、、」

 

すると

 

クラーク「マスカルポーネチーズね!」

 

ギュゥゥゥゥゥン!!!

 

クラークはそう言って目の前から消えたのだ。砂藤は呆気に取られている。

 

砂藤「行っちゃったよ、、、」

 

そして

 

ギュンッ!!!ダン!!

 

クラーク「はい!買ってきた!」

 

早すぎる。だが本当にありがたい。砂藤はそう思った。そしてティラミス作りが本格的にスタートする。

 

砂藤「じゃあまずスポンジケーキを半分の暑さに切り十字に4等分にする。」

 

すると砂藤は綺麗に包丁を使いこなす。クラークも砂藤程ではないが丁寧で上手だった。

 

砂藤「よし!じゃあ次はコーヒーシロップ作りだな、コーヒー大さじ一杯とお湯150mlをボウルに入れる。そして、、、」

 

ジャカジャカジャカッ!!

 

こんな感じに混ぜ合わせる。クラークはというと、、、

 

ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ!!!!!!!

 

ちょっと早すぎるかな。砂藤に注意を受け進めていく。

 

砂藤「混ざるのはもういいかな。次は別のボウルに生クリームを入れて、ハンドミキサーで泡立てる。」

 

クラーク「ハンドミキサー?」

 

するとクラークは自分の手を出す。

 

砂藤「どんなボケだッ!これだよこれ!」

 

そして泡立て始める。

 

砂藤「次に別のボウルに卵黄、マスカルポーネチーズを加えて白くもったりするまでハンドミキサーで泡立てろー」

 

黙々と泡立てていく。すると砂藤はクラークに尋ねる。

 

砂藤「で、拳藤さんとはどうなんだよ?」

 

クラーク「お陰様で良好だよ。いつも助けられてる。」

 

砂糖「けっ!羨ましいねぇ。じゃあさっきの生クリーム3回に分けて入れるぞ。その後はゴムベラで混ぜ合わせる。」

 

順調に進めていく。砂藤君は教え方が上手いなぁ、、、クラークはそう感じた。

 

砂藤「よし!じゃあこれにメレンゲを3回にわけて入れて、都度ゴムベラでふんわりと混ぜ合わせる。」

 

クラーク「どのくらいふんわりとさせるんだい?」

 

クラークがそう問うと砂藤はニヤッとして言う。

 

砂藤「そうだなぁ、、、、お前が良く触ってる彼女さんのメロンぐらいとか?」

 

クラーク「成る程!理解した!」

 

砂藤「否ツッコメよ!」

 

あまりにも真っ直ぐな返答に砂藤はそう叫んだ。こいつ実は天然なのか?砂藤はそう思った、、、、

 

砂藤「じゃあ器にさっきのスポンジケーキを敷き詰めて、、、コーヒーシロップを刷毛で染み込ませる。そしてさっき作った奴を半分流し込む。」

 

お菓子作りって楽しいなぁ、、、クラークはだんだんそう感じ始めていた。

 

砂藤「そして最後にこれをラップして冷蔵庫で3時間冷やす。」

 

そしてひと段落ついた。待ってる3時間は二人で色々話した。最近の授業の事や、一佳とのこと。そして、、

 

砂藤「へぇ、、、拳藤さんってもっとガツガツ系かと、、、」

 

クラーク「いやぁそれが意外にね!まぁたまに凄い時あるけど、、、、」

 

ピピピピピピ!!!

 

そんな話をしていたらあっという間に3時間が過ぎていた。そして2人は冷蔵庫に入れていたそれを取り出す。

 

クラーク「おお!!、、、上手く出来たとは思うけど、、やっぱ砂藤君のと比べると不恰好だな、、」

 

砂藤「まぁそこは慣れだな。そして最後に、、、」

 

そういうと砂藤はココアパウダーを指で摘んだ。

 

砂藤「全体にココアパウダーをふりかける。」

 

サラサラサラ

 

まるでソルトベイのようにココアパウダーをふりかける。そして

 

砂藤「完成だ!」

 

クラーク「ありがとう砂藤君!!」

 

遂に完成だ!!クラークはお礼を言うと少し話した後、B組寮に向かった。許可は勿論取ってるよ!

 

 

 

 

 

B組寮

拳藤「何これクラークが作ったの?!」

 

クラーク「うん!砂藤君に教わって作ったんだ!」

 

クラークがそう言うと一佳はフォークを握ってティラミスを見る。そして

 

パクッ!

 

食べた!どうだ!どうだ感想は!!

 

拳藤「美味し!」

 

あぁ!最高の表情!!幸せ!ありがとう砂藤君!それしか言う言葉が見つからない!!クラークは心の中でそう叫んだのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜 拳藤の部屋

クラークと拳藤はベッドで横になっていた。拳藤はクラークの左腕を枕にしている。

 

拳藤「ねぇクラーク、、、」

 

拳藤はクラークを見てそう呼びかけた。

 

クラーク「なんだい?」

 

拳藤「今度の演習、、、、A組とB組の対抗戦なんだよね?」

 

クラーク「おっ!たしかにそうだったね。もし一佳が相手だったとしても手加減はしないよ!」

 

クラークがそう言うと拳藤は笑みを浮かべ、クラークの頭をポンと叩いた。

 

拳藤「あったりまえよ!逆に手加減とかしたら許さないから!」

 

そう言った拳藤にクラークは笑みをうかべ『それならよかった』と言い、抱き寄せ頬にキスをした。

 

拳藤「ちょっ!もぉ、、、もう飽きるほどしただろ?」

 

クラーク「いや、飽きるなんてありえないね。」

 

クラークはそう言って次は唇にキスをした。そして拳藤も逆らう事なくそれを受け入れる。

 

ギシッ!

 

するとクラークは体勢を変え、拳藤に覆いかぶさる。

 

拳藤「今日は、、、一回だけって言ったのに、、」

 

クラーク「ごめん。でもやっぱり、、、、無理そうだ。」

 

そう言ってクラークは再び拳藤の唇にキスをしたのだった。夜は、、、、まだまだ長い、、




Ms.マーベル面白いですよねぇ!予想してたより面白くてビックリです! そして来月にはついにソーがやってくる!!それでは!
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