僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル 作:パbrokun
多くの事件が立て続けに続いていたが、ここ一週間それが嘘のように平和な日々が続いた。そんな中、クラークは休日に一人で公園に散歩しにいっていた。
クラーク(今までが嘘みたいに、、、、本当に平和だな、、嵐の前の静けさとかじゃあなければいいが。)
クラークはそんな事を考えながら耳を澄ませ歩いていた。何かがあればすぐ駆けつけられるように、、、、彼にとって本当の休みはないのかもしれない、、、そんな時、公園の道を歩いていると見知った顔をクラークは見つけた。
轟「クラーク、、、」
轟だった。どうやら実家からの帰りのようだ。2人はどうせだからと二人で公園を歩いた。
クラーク「お父さん、、、凄かったね。」
轟「あぁ。」
クラーク「やっぱりまだかな?」
クラークがそう問うと、轟はゆっくりと話出した。
轟「親父と簡単に寄りを戻すのはまだ無理だな。だが、、、、エンデヴァーとしての奴は尊敬してる。」
轟のその目はどこか寂しく見えた。クラークはそれを見て、話題を変える。
クラーク「それと、、、助けてくれてありがとう。」
すると轟はクラークの目を見て言う。
轟「友達を助けるのは当たり前だ。それに、、、ヒーローだしな。」
クラーク「そうだったね、、、、」
そんな時だった。クラークの耳に何かが聞こえてきた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
そう!それは女性の叫び声だった。クラークはそれが聞こえるや否や、、、
ドヒュゥゥゥゥゥゥゥン!!!!
その叫び声の方向に向かったのだ。轟からしたら目の前から突如クラークが消えたのだ。轟は目を大きく見開き、、、、
轟「クラーク?」
そう一言言ったのだ。
ダァァァァァァァァン!!!
そこから数キロ先の交差点ではクラークが一台のトラックを片手で止めていた。
クラーク「大丈夫ですか?」
クラークは目の前で倒れ込む緑色の髪の女性を見てそう声を掛けた。
「貴方は、、、、」
クラークはその人の手を取る。クラークは透視を使って怪我が無いか確認し、、、、
クラーク「怪我はなさそうですね、、、それじゃあ!」
そう言って轟の所に戻ろうとする。だが
「あの、、、、ありがとうございます!それと、、、、出久がお世話になってます!」
その人はそう言ったのだ。クラークは少し驚いてから頭を下げる。
クラーク「こちらもお世話になってます!」
そしてクラークは轟の所に戻っていった。
轟「おっクラーク。」
轟は少し歩いた所にいた。クラークはそんな轟に一言言う。
クラーク「蕎麦食べる?」
轟「あぁ。」
数分後 蕎麦屋
2人は公園を少し行った所にある蕎麦屋に来ていた。人は多く無く、2人で座れる場所は充分に取れた。
クラーク「空いててよかったね轟くん!」
轟「あぁそうだな。」
すると蕎麦屋の店員が2人の所に来る。注文を聞きに来たのだ。
クラーク「蕎麦を店で食べるって久々だなぁ、、、轟君は何を?」
轟「冷たいざるを、、、」
クラーク「ざる蕎麦いいねぇ!んん〜じゃあ僕も同じので!」
クラークは店員に笑顔でそう注文する。店員も笑みを返し、厨房の方に向かっていった。
クラーク「それにしても、、、、雰囲気いいよねこの店。」
周りを見渡したクラークはそう呟いた。その言葉に轟も頷き返す。実に静かだった。店に入ってから余り会話はなく、2人とも静かに蕎麦を待っていた。すると
「お待たせしました!ざる蕎麦二つです!」
店員さんがざる蕎麦を持ってきた。何の特徴もない、THEざる蕎麦だ!実にいい!!それを見た轟君の目は、、、、、どこかいつもより明るげだった。
クラーク「それじゃあ頂こうか。轟君!」
轟「あぁ。」
そうして2人で両手を合わせ
クラーク&轟「いただきます。」
そう言って割り箸を割り、蕎麦を掬い上げた。まずはそのままだ。つゆに付けず、そのままの味を堪能する。喉越しは良く、コシがあり風味も良い、、、
クラーク「美味しいね轟くん!」
轟「そうだな。」
そして次はつゆにつけて口に運ぶ。先程とは違い運ぶ間につゆの香りが漂ってくる。喉越しも更によくなっていて、味にいいアクセントが生まれた。
クラーク「んん〜やっぱり美味しい、、、、」
クラークはそう改めて言った。だが本当に美味しい、、、その時、黙々と食べていた轟が口を開く。
轟「なぁクラーク。」
クラーク「ん?」
轟「彼女ってやっぱいいのか?」
ングッ?!!
突如そんな事を言われたのでクラークは飲んでいたお茶でむせてしまった。
クラーク「んっ!んぐ!はぁ、、はぁ、、急に、、どうしたの轟君?」
もう一杯お茶を飲み、落ち着いてからそう言った。すると
轟「いや単純に気になっただけだ。女を知れば男は強くなるって何かで聞いてな。」
クラークはその言葉を聞いてあぁ、、成る程、、そういうことのね、、、と理解した。すると
轟「それに、、、、お前がそこまで強いのも、少なくとも拳藤の影響があるんだろうと思ってな。」
そこまで聞くとクラークは口を開いた。
クラーク「確かにね、、、、一佳のお陰で僕はここまでやれてると思う。精神的な面で、一佳には何度も助けられてるさ、、、、何度も何度もね、、、それに、、もう駄目だ!ってなっても、、、彼女の事を考えると力が湧いてくる。だから最初の質問に答えるとすると、、、彼女はやっぱりいいものだよ轟くん。」
轟は真剣な目でクラークの言葉を聞いていた。
クラーク「それに!何より幸せだよ!一佳といられるだけで救われる。恋愛は人を変えるんだ!」
クラークが笑顔でそう言い放つと轟は少し笑みを浮かべてから言った。
轟「そうかい、、、ありがとな。」
クラーク「ところで轟くんは好きな子とかいるのかい?もしよかったら教えてくれても、、、」
数時間後
クラークと轟は蕎麦を食べて寮に帰っていた。あの後も軽く色々な話をしたが、店が混んできたので帰ってきたのだ。その時、クラークの目に緑谷が映る。
クラーク(そうだ、、、さっきの話でもしようかな)
そして緑谷にさっきの事を話したのだ。
緑谷「えぇぇぇ?!!母さんに会ったのクラーク君?!しかも助けて?!」
緑谷は口を開けながら驚く。そして涙を流しながら手を握ってお礼を言ってきた。
クラーク「大丈夫だって緑谷君!」
緑谷「あびがとねぇくらぁーぐぐん!」
そんな緑谷を落ち着かせると、八百万がお茶を皆んなに淹れてくれた。ゴールドティップインペリアルというらしい。
クラーク「うわっ!これ美味しいよ八百万さん!」
八百万「喜んでもらえて嬉しいですわ!」
八百万さんは相変わらずプリプリしているな、、、、だが本当に美味しい紅茶だ。深く甘い、高級感あふれる味だった。
麗日「贅沢やわぁ、、、」
麗日さんは感動しているな、、、またぶっ倒れなければいいが、、、すると
峰田「おい皆んな!!王様ゲームでもしようぜぇ!」
峰田君が現れた!こいつ!またいやらしい事考えてるなッ!すると
耳郎「絶対やらしい事考えてるでしょ、、、」
八百万「最低ですわ、、」
女子から速攻で厳しい目を向けられていた。だが男子はと言うと、、、
上鳴「おう!やろうぜやろうぜ!!」
砂藤「楽しそうじゃあねぇの!」
瀬呂「いいねいいねぇ!」
意外と乗り気だ。そうして結局やることになる。
葉隠「いかがわしいのは無しだからね峰田くん!」
峰田「なんでおいらだけに言うんだよぉ!」
そんな事を言われながらも王様ゲームが始まる。早速くじを引き、それを見てみると、、、、、
クラーク「おっ!僕が王様か!」
早速王様を引いたのだ!だがどうするかぁ、、、王様ゲームねぇ、、よし!
クラーク「じゃあ2番の人が6番の人の肩を揉む!」
これなら何か問題が起きる事も無く!そしてちょっと人によっては面白い!すると、、、、
緑谷「あっ僕6番だ。」
麗日「私2番!」
やった!しょっぱな良い組み合わせ!僕って結構持ってるのかな?
麗日「じゃあデク君!揉んだげるねえ!」
麗日は腕をまくって鼻を鳴らす。緑谷はそれにくらべカチコチだ。
緑谷「ひゃっ!ひゃい!」
モミモミモミモミ
麗日「デク君肩硬いねぇ、、凝ってる?」
緑谷「そうかも、、、です。」
麗日さんに肩揉んでもらってるぅぅぅ!!!手柔らかくて心地いい!!クラーク君ありがとう!!いやいやいやいや!何を僕は!!!緑谷はそんな事を頭の中で連呼していた。だが王様ゲームは続いていく。
上鳴「俺王様だ!じゃあ、、、4番踊る!」
ギィィン!ギン!
緑谷「飯田君のロボットダンス!」
峰田「おいらが王様!!7番は服をn」
ドッゴォォォォン!!!!!
そうやって時間はあっという間に過ぎていった。
翌日
クラークは砂藤の部屋に訪ねていた。しかも頭を下げ何かを懇願している。その内容は、、、、
クラーク「砂藤君!僕にお菓子作りを教えてくれ!」
砂藤「は?」
砂藤は突然のことでビックリした。お菓子作り、、、女子から聞かれるのならまだわかる。だが男子、、、、、しかもクラーク、、だがその時、砂藤は気付いた。
砂藤「拳藤さんの為かクラーク!」
するとクラークは少し頬を赤くして頷いた。
砂藤「それなら任せてくれ!キッチリ教え込んでやるぜ!」
砂藤は実にやる気だった。そしてお菓子作りが始まる。クラークと砂藤はエプロンをつける。すると砂藤はクラークに尋ねる。
砂藤「でクラークよ。どんな菓子作るんだ?」
その問いにクラークは少し悩んだ後答える。
クラーク「一佳はコーヒーが好きだから、それに合うものかなぁ、、、」
砂藤「コーヒーに合う菓子かぁ、、、」
砂藤は顎に手を当てて考える。そして一つ思いついたようだ。
砂藤「ティラミスだな!」
クラーク「おおティラミス!、、、あれ作れるのかい?」
すると砂藤はアタ坊よという風に胸を突き出す。そしてティラミス作りが始まった。
砂藤「まず材料だな、、、、スポンジケーキ200g、卵黄2個分、グラニュー糖20g、生クリーム200ml、メレンゲにコーヒーシロップ、ココアパウダーはあるんだが、、、、マスカルポーネチーズがないんだよなぁ、、」
すると
クラーク「マスカルポーネチーズね!」
ギュゥゥゥゥゥン!!!
クラークはそう言って目の前から消えたのだ。砂藤は呆気に取られている。
砂藤「行っちゃったよ、、、」
そして
ギュンッ!!!ダン!!
クラーク「はい!買ってきた!」
早すぎる。だが本当にありがたい。砂藤はそう思った。そしてティラミス作りが本格的にスタートする。
砂藤「じゃあまずスポンジケーキを半分の暑さに切り十字に4等分にする。」
すると砂藤は綺麗に包丁を使いこなす。クラークも砂藤程ではないが丁寧で上手だった。
砂藤「よし!じゃあ次はコーヒーシロップ作りだな、コーヒー大さじ一杯とお湯150mlをボウルに入れる。そして、、、」
ジャカジャカジャカッ!!
こんな感じに混ぜ合わせる。クラークはというと、、、
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ!!!!!!!
ちょっと早すぎるかな。砂藤に注意を受け進めていく。
砂藤「混ざるのはもういいかな。次は別のボウルに生クリームを入れて、ハンドミキサーで泡立てる。」
クラーク「ハンドミキサー?」
するとクラークは自分の手を出す。
砂藤「どんなボケだッ!これだよこれ!」
そして泡立て始める。
砂藤「次に別のボウルに卵黄、マスカルポーネチーズを加えて白くもったりするまでハンドミキサーで泡立てろー」
黙々と泡立てていく。すると砂藤はクラークに尋ねる。
砂藤「で、拳藤さんとはどうなんだよ?」
クラーク「お陰様で良好だよ。いつも助けられてる。」
砂糖「けっ!羨ましいねぇ。じゃあさっきの生クリーム3回に分けて入れるぞ。その後はゴムベラで混ぜ合わせる。」
順調に進めていく。砂藤君は教え方が上手いなぁ、、、クラークはそう感じた。
砂藤「よし!じゃあこれにメレンゲを3回にわけて入れて、都度ゴムベラでふんわりと混ぜ合わせる。」
クラーク「どのくらいふんわりとさせるんだい?」
クラークがそう問うと砂藤はニヤッとして言う。
砂藤「そうだなぁ、、、、お前が良く触ってる彼女さんのメロンぐらいとか?」
クラーク「成る程!理解した!」
砂藤「否ツッコメよ!」
あまりにも真っ直ぐな返答に砂藤はそう叫んだ。こいつ実は天然なのか?砂藤はそう思った、、、、
砂藤「じゃあ器にさっきのスポンジケーキを敷き詰めて、、、コーヒーシロップを刷毛で染み込ませる。そしてさっき作った奴を半分流し込む。」
お菓子作りって楽しいなぁ、、、クラークはだんだんそう感じ始めていた。
砂藤「そして最後にこれをラップして冷蔵庫で3時間冷やす。」
そしてひと段落ついた。待ってる3時間は二人で色々話した。最近の授業の事や、一佳とのこと。そして、、
砂藤「へぇ、、、拳藤さんってもっとガツガツ系かと、、、」
クラーク「いやぁそれが意外にね!まぁたまに凄い時あるけど、、、、」
ピピピピピピ!!!
そんな話をしていたらあっという間に3時間が過ぎていた。そして2人は冷蔵庫に入れていたそれを取り出す。
クラーク「おお!!、、、上手く出来たとは思うけど、、やっぱ砂藤君のと比べると不恰好だな、、」
砂藤「まぁそこは慣れだな。そして最後に、、、」
そういうと砂藤はココアパウダーを指で摘んだ。
砂藤「全体にココアパウダーをふりかける。」
サラサラサラ
まるでソルトベイのようにココアパウダーをふりかける。そして
砂藤「完成だ!」
クラーク「ありがとう砂藤君!!」
遂に完成だ!!クラークはお礼を言うと少し話した後、B組寮に向かった。許可は勿論取ってるよ!
B組寮
拳藤「何これクラークが作ったの?!」
クラーク「うん!砂藤君に教わって作ったんだ!」
クラークがそう言うと一佳はフォークを握ってティラミスを見る。そして
パクッ!
食べた!どうだ!どうだ感想は!!
拳藤「美味し!」
あぁ!最高の表情!!幸せ!ありがとう砂藤君!それしか言う言葉が見つからない!!クラークは心の中でそう叫んだのだった。
夜 拳藤の部屋
クラークと拳藤はベッドで横になっていた。拳藤はクラークの左腕を枕にしている。
拳藤「ねぇクラーク、、、」
拳藤はクラークを見てそう呼びかけた。
クラーク「なんだい?」
拳藤「今度の演習、、、、A組とB組の対抗戦なんだよね?」
クラーク「おっ!たしかにそうだったね。もし一佳が相手だったとしても手加減はしないよ!」
クラークがそう言うと拳藤は笑みを浮かべ、クラークの頭をポンと叩いた。
拳藤「あったりまえよ!逆に手加減とかしたら許さないから!」
そう言った拳藤にクラークは笑みをうかべ『それならよかった』と言い、抱き寄せ頬にキスをした。
拳藤「ちょっ!もぉ、、、もう飽きるほどしただろ?」
クラーク「いや、飽きるなんてありえないね。」
クラークはそう言って次は唇にキスをした。そして拳藤も逆らう事なくそれを受け入れる。
ギシッ!
するとクラークは体勢を変え、拳藤に覆いかぶさる。
拳藤「今日は、、、一回だけって言ったのに、、」
クラーク「ごめん。でもやっぱり、、、、無理そうだ。」
そう言ってクラークは再び拳藤の唇にキスをしたのだった。夜は、、、、まだまだ長い、、
Ms.マーベル面白いですよねぇ!予想してたより面白くてビックリです! そして来月にはついにソーがやってくる!!それでは!