僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

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今回後半オリジナル!それでは!


第94話:暗黒

死柄木「こんなもの要らないんだ。」

 

リ・デストロ(ストレスは100%のはずなのに!!)

 

リ・デストロは全力のパンチを放つが、心のどこかで恐怖していた。死柄木は手を前に出す。

 

パァァァァァァァァン!!!!

 

そんなとてつもない炸裂音が響き渡った。煙が晴れると共に、死柄木はリ・デストロに向かって歩みを進める。

 

死柄木「振り切る前に壊せばそこまででもないな。」

 

リ・デストロの心臓がまた強く鳴り響く。

 

死柄木「デカいだけだなぁ、、わかるよ目障りなモノを思いっきり壊すと愉しいよな。」

 

リ・デストロ「私の力は手段である!人々を解放する為の!デストロの遺志を完遂するための!」

 

すると何かのスイッチを入れる。その瞬間周りの瓦礫から何かが飛び出して来た。

 

リ・デストロ(先程から波打つこの鼓動は、、恐怖?いいや違う!私は恐怖も力に換える!ならば何故、、)

 

死柄木「窮屈そうだなリ・デストロ」

 

リ・デストロは思い出す。自分が子供の頃からデストロの遺志を完遂する人だと言われ育ったことを、、、デストロの無念をあなたがと、、、

 

リ・デストロ(何故ストレスが引いてしまうのか、、、)

 

するとリ・デストロは巨大なアーマーをつけていった。

 

デトラネット社謹製!負荷増幅鋼圧機構!クレストロ!!

 

リ・デストロ「150%だ。」

 

死柄木「ああそう。そりゃあいいや。」

 

一方その頃、他のヴィラン連合は逃げていた。ギガントマキアの侵攻は止まらないのだ。

 

トゥワイス「近づきすぎんなよ?あいつら引きつけてくれてぇんのぁ良いが、、圧倒的過ぎる。今のうちにみんなと合流できれば、、」

 

コンプレス「珍しく早起きしやがって!今アレとぶつかりゃあ連合全滅だ!ドクター聞いてんだろ!転送頼む!マキアやば過ぎ!皆死んじまう!」

 

するとドクターはジョンちゃんを殺す気か!と訳のわからないことを言った。どうやら個性を使う度扁桃炎になるらしいが、、、

 

コンプレス「知るか頑張れ!つーか嘘つけ!ぽんぽん使ってただろうが!」

 

ドクター「第三者に居場所が知られとる者と濃い付き合いはするつもりはない。解放軍のマーキングを外して出直して来なさい。」

 

コンプレス「アンタ死柄木が死んでも良いのか?AFOの後継なんだろ?」

 

するとドクターは少し間を置いてから口を開く。

 

ドクター「だからこそ追い込む必要がある。」

 

がその時だった!皆がギガントマキアの侵攻は止められないとあのドクターですらそう確信していた時、、

 

スケプティック「クソどうするッ!」

 

マグニートー「私が出よう」

 

スケプティックの隣にいたマグニートーが宙に浮かび上がったのだ。そしてギガントマキアの目の前に現れる。すると次の瞬間!!

 

グオッ!!

 

周りにあった全ての金属が宙に浮かび上がったのだ。そして地面に埋まっている鉄のパイプすらも、、、そして!

 

ドッゴォォォォォォォォォォン!!!!

 

それがギガントマキアに一気に衝突していったのだ。そしてマキアの動きを止める。

 

トゥワイス「おいおいなんだあいつ?!あっちにもバケモンいんのかよ?!」

 

段々とギガントマキアに金属が密着していく。

 

マグニートー「強いな」

 

そう言いながらマグニートーは手を思いっきり握りしめる。するとギガントマキアの勢いが更に鈍りだした。

 

ストーム「私も出るわ。」

 

するとストームも空に浮かび上がる。そして

 

ゴロゴロ!!

 

雲行きが悪くなった瞬間!!

 

バリバリバリバリバリィィィィィィ!!!

 

ギガントマキアに雷が直撃したのだ。そしてそれは張り付いた金属でより体中に広がっていく。

 

荼毘「おい待てよ、、、体力減らせる作戦が倒されちまうんじゃあないか?」

 

ドクター「あっ!ありえん!!!」

 

そして

 

ストーム「外典、、、、貴方もやりなさい」

 

外典「え?」

 

するとまたもや雲行きが変わっていく。そして!

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

 

大量の雹が降って来たのだ。外典はすぐさま反応してその氷を操作しその全てでギガントマキアを拘束していった。

 

ギガントマキア「主の後継!!!!!」

 

拘束されながらもギガントマキアはそう叫ぶ。すると氷にヒビが入り始めた。だがその時!ギガントマキアは何かに驚いたのか動きを止めるのだった。

 

 

 

 

近くの物陰

ディアボロ「成ったか、、、、死柄木弔。」

 

そういうディアボロの後ろには大量の解放軍戦士の死体が転がっていた。

 

 

 

 

 

 

リ・デストロ(抑圧ではなく解放を、、異能の自由行使は人間として当然の、、、苦しみ。覚醒の後こいつはまるで、、)

 

死柄木「150%ね。プルスウルトラってやつだ?」

 

リ・デストロ(全て解放されたかのような、、、そうかこの胸の高鳴りは、、)

 

ズッ!!

 

その瞬間、街全体に崩壊が広がって行った。丁度そのころスピナーはマグニートーの操った金属に乗り、ガンビットの所から去っていた。トゥワイスと義爛は何とか逃げている。そして死柄木は地面に触れた。

 

 

 

AFO「恐れるな。こう考えてみよう人の生命も進歩も努力も一切が自分の手中にあると、握って壊すか転がして弄ぶかは君が決めて良い。憎悪と愉悦を重ねられたなら、、君は自由だ。」

 

 

 

ビキビキッ!!

 

するとリ・デストロのアーマーにもヒビが入り始める。

 

リ・デストロ(崩壊が伝わってくる!速い!先程の戦いから見て有効範囲があるハズだ!範囲外に出れば、、、)

 

バシュッ!!

 

リ・デストロはアーマーを解く。

 

死柄木「ハハッハハハ!!ぶっ壊れろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

 

ビキ!ズッ!バギィィィィィィィン!!!ボッゴォォォォォォォォォン!!!!

 

街はどんどん崩壊して行く。リ・デストロの目には崩壊する中で笑みを浮かべる死柄木が光り輝いて見えた。

 

サァァァァァァァ

 

その時、崩壊が止む。拘束されたギガントマキアの目の前で崩壊は止まっていた。そしてその目線の先に映ったのは自分で両足を切断したリ・デストロと、そこに歩いていく死柄木の姿だった。

 

死柄木「足地面に触れちまったか、全身壊れる前に切り離したんだな。」

 

死柄木はボロボロだった。左足は折れていて引きずっている。右手は見るも無惨なことになっていた。

 

死柄木「なぁ何で戦ってんだっけ?お前が喧嘩売ったからだよなぁ」

 

リ・デストロ「フー!フー!」

 

リ・デストロは死柄木を見る。すると周りには戦士達が集まっていた。だが、、、、

 

ギロッ!!

 

皆死柄木の睨みで動けなくなってしまった。マグニートー達はただ二人を見て何もしない。

 

リ・デストロ「彼らは皆私、、、いやデストロの遺志に賛同し殉ずる覚悟を培って来た者たち、、」

 

異能の自由行使、抑圧ではなく解放を、、、ああ偉大なるデストロよ。解放の先にいるべき人が自由を体現する者ならば歴史の重みも血の宿命も窮屈そうだと一笑に付すこの青年こそ、、、私はもう見えてしまった。

 

リ・デストロ「君の言う通り喧嘩を売って負けた、、殺るなら殺れ。私もまたデストロの遺志に殉ずる覚悟。」

 

その時ギガントマキアの目には立つ死柄木の姿がかつてのAFOの姿と被さった。

 

リ・デストロ「異能解放軍は、、、お前の後についていく。」

 

そう言ったリ・デストロは土下座をした。

 

リ・デストロ(この青年が輝いて見えてしまった、、、、)

 

このガタガタで歪な地平線が綺麗に思えた。死柄木達の物語はここから加速して、、、、、

 

ギガントマキア「後継・・・!」

 

ギガントマキアは涙を流していた。そして死柄木は一つ閃く。それはちょっと前コンプレスが言っていた八斎會と協力してたら今頃寿司でも食ってたかな、、という事についてだった。そして笑みを見せて言う。

 

死柄木「おまえ社長だから金あるよな!」

 

もう誰も止められなくなっていた、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泥花市街戦再臨際より一週間経過

平穏な街で起きた悲劇。犯人はヒーローに恨みを持った20名の男女グループ(目撃者談)計画的犯行と見られ、偽の情報でヒーローを街の外へ誘導し街を襲撃。突然の災禍に見舞われた泥花市民が結託し抗戦。ヒーロー達も合流し戦闘。泥花市民に多くの犠牲者を出しながら最終的に犯人グループ20名全員死亡。尚泥花市にはデトラネット社代表取締役社長四ツ橋力也氏も居合わせており、両足切断の重傷を負うも一命をとりとめる。訓練を受けていない一般市民の個性行使が被害拡大を招いた。とされる一方、世間では住民達の行動を英雄視する声が止まらない。不明な点が多く捜査は続いている。

 

 

 

とある館

ガンビット「よかったのかエリック?死柄木とか言う奴がトップになって?」

 

するとエリックことマグニートーは答える。

 

マグニートー「何も問題は無い。元より私達の仕事はあの少年の為の物だ。」

 

マグニートーがそう言うとガンビットは『マジかよ?!』と驚きの声を上げる。マグニートーは頭の中でこの仕事を与えて来たレックスルーサーの事を思い浮かべた。その時、そこに迎えがやってきた。そして連合達と共に隠し通路を使い地下へ向かっていく。どうやら連合は寿司を食べていたようだ。すると

 

リ・デストロ「解放戦士諸君!リ・デストロである!!」

 

その空間には大量の解放軍戦士が集まっていた。壇上ではリ・デストロが喋っている。隣には椅子に座りモフモフなパーカーを来た死柄木もいた。どうやらチクチクするらしい。

 

リ・デストロ「これより異能解放軍は生まれ変わる!!」

 

トガ「弔くんお手手全部壊れたんじゃあなかったのですか?」

 

スピナー「一つだけ無事だったんだと。あの中で原型留めてたのは奇跡だよ。」

 

トガ「トレードマークにする気ですね。」

 

リ・デストロは演説を続ける。

 

リ・デストロ「デストロの遺志を世に啓蒙するにあたって連合の存在は障壁であると!私はあの日まで!そう信じて疑わなかった。私の眼はあまりに狭窄であった!血に捉われ!教えに縛られた私はあそこで真の解放を見た。これは降伏ではない!!この死柄木弔こそが真の解放者であると!畏敬の念を打たれたものであり必然の譲位である!!」

 

死柄木は首をポリポリとかく。

 

リ・デストロ「今より解放軍は死柄木弔を最高指導者とし再臨を果たす!より深化した解放の道を辿るにあたり異能解放軍及びヴィラン連合は融合し新たな名を冠する!!考案は私リ・デストロと連合スピナー!さぁその名を!死柄木弔!!」

 

すると死柄木はその口を開きその名を言う。

 

死柄木「超常解放戦線

 

そして後ろから連合の面々が現れる。

 

死柄木「ヴィランの名を排し異能の枠組みを更に広く解釈できるものとした。又、壇上の8名を行動隊長に任命し傾向別に部隊編成を行う。そして異能解放軍と協力していたブラザーフットにも続いて協力してもらうことになった。」

 

するとマグニートーが死柄木の隣に現れて言う。

 

マグニートー「今私の同志を日本に呼んでいる。ブラザーフットは君達に全面的に協力しよう。」

 

死柄木「ありがたい話だね、、、それと名前なんてこれと同じ飾りだ。好きにやろう。」

 

オオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

その瞬間凄まじい歓声が響き渡る。そしてそんな歓声の中、この男はいた。

 

ホークス(遅かった・・!!まさかこうもすんなりと、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

数日前

ホークス「泥花市で何があった?おまえたちだろ?」

 

荼毘「とっとと連合を捕まえてりゃあ市民が死ぬことなかったかもなぁ、、、」

 

そして荼毘はホークスが持ってきたバックを開ける。すると

 

荼毘「ハッ!これが本物かどうかはともかく、おまえは人を一人殺したってわけだ。」

 

中にはベストジーニストの死体があった。

 

ホークス(一つの意思のもとに統率された兵隊。ネットワークを掌握するFGi社、業界に深く関わりのあるデトラネット社。そして恐らくまだ後に数体はいるであろうハイエンド脳無。そして、、、)

 

ホークスは壇上、死柄木の真横に立っている男マグニートーを見る。

 

ホークス(外国の異能解放軍とも呼ばれるブラザーフット、、、、ジョーカーの話も出てるってのにこれは、、、やろうとおもえばいくらでも、、、死柄木!このヒーロー溢れる超人社会で死柄木はヒーロー達と同等、、、嫌それ以上の力を持ってしまった。)

 

 

 

 

リ・デストロ「おつかれさまでございました何かお飲み物でも!!!」

 

リ・デストロは死柄木にめちゃめちゃごまをすっていた。

 

死柄木「失せろ」

 

リ・デストロ「喜んで!」

 

ギュンッ!!

 

そしてすぐさまリ・デストロは消えていった。何か見たくなかった姿だな。だがこうやってのし上がったのだろう。すると

 

ガクッ!!

 

死柄木が膝を落としたのだ。

 

スピナー「おい!」

 

コンプレス「生きてんのが奇跡レベルのダメージだったからな、、、」

 

2人がそう言って死柄木に寄り添った時、、、

 

ドクター「仰々しい名前じゃのう。まぁヴィラン連合なんちゅうチープな名よりはいいか」

 

ドクターの無線が機能した。すると死柄木はその無線に向かって言う。

 

死柄木「マキアは従った。ディアボロも認めた。あんたの言ってた最低限の格はついたと思うぜ、、、」

 

ドクター「うむ。記憶も戻り個性も含め本来のお前に戻った。約束通り、、、力を授けよう。おまえがそれを望むなら。」

 

そう言われた死柄木は笑みを浮かべていた。

 

ドクター「だがその前に少々やってほしいことがあっての、、あるものを運んで欲しい」

 

 

 

 

 

 

 

荼毘「おい何してるNo.2」

 

荼毘が周りから黄色い声を浴びてるホークスの所に駆けつけてきた。

 

荼毘「嬉しそうだな」

 

ホークス「ああ!みんなに紹介頼むよ。」(まだだ、まだ奥に後ろ盾がいる!全貌を突き止め一刻も速くエンデヴァーさん達に!さぁホークス!ここからは遅れを取れば日本が終わるぞ!)

 

ホークスの手に、今全てが掛かっていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同刻 アメリカヒーロー協会本部

クラーク「それで、、、、何があったんです?」

 

クラークはアメリカからの連絡を受け、協会本部に赴いていた。目の前には窓から外を眺めるニックフューリーの姿があった。

 

ニック「今回の件はそこの坊ちゃんについてだ。」

 

そう言ってニックが指差した方向には誰もいなかった。が、、、

 

ヴィジョン「久しぶりですね父さん。」

 

突如壁からヴィジョンが現れたのだ。そう、壁を透過してきたのだ。

 

クラーク「その父さんって言い方、、、、やっぱ慣れないな、、」

 

そう言ってクラークは微笑んだ。するとニックはクラーク達の方を向いて口を開く。

 

ニック「彼の額の石の事はもう聞いてるんだろう?」

 

クラーク「えぇ、、、インフィニティストーン。確か宇宙誕生の特異点、、、全てを集めれば宇宙の生命の半分すら指を鳴らすだけで消す事ができる、、、ですよね?」

 

そうクラークが言うとニックは頷きヴィジョンを指差した。するとその時、ヴィジョンの額のマインドストーンが淡く光った。

 

クラーク「光っ、、、た?」

 

ヴィジョン「えぇ。そしてそれこそが今回の話の重要な点。ストーンが反応を始めた点です。」

 

その言葉にクラークは『反応?』と疑問の声を上げる。するとヴィジョンは一度口を閉じてから言う。

 

ヴィジョン「恐らく、、、、迫ってきている。」

 

その瞬間クラークに凄まじい衝撃が走る。インフィニティストーンが迫ってきている?!

 

クラーク「それは、、、」

 

ヴィジョン「これは私の感覚ですが近づいてきている。そのような感じがするのです。」

 

するとニックが口を挟む。

 

ニック「これはあくまで私の推測だが、、、全宇宙の半分の生命を消滅させられる程の力。そんな力の存在を知れば石を集めようとする存在も現れるかもしれない。つまり、、、」

 

そしてニックは強く言い放つ。

 

ニック「地球外生命体が今後この地球に現れるかもしれないという事だ。」

 

またもや衝撃が走る。地球外からの敵、、、、そんなものが現れれば、、

 

ニック「今回はそれを伝えたかっただけだ。そして勿論そのような場合には君の力も借りるぞ。」

 

クラーク「勿論です。」

 

クラークの返事を聞きニックは再び口を開く。

 

ニック「そうだ。それと石はもう一つ見つかっている。」

 

クラーク「え?!」

 

今回3度目の衝撃がクラークを襲った。

 

 

 

 

 

 

 

数日前

研究員「一体どういう構造になってやがるんだこの船は、、、、」

 

何人もの研究員がゾッドの船の中を探索していた。未知の技術を得る為にだ。

 

研究員「だがどの部品も全て奇妙なものだな、、、」

 

研究員「流石宇宙の技術だな、、、」

 

ギュゥゥゥゥゥン!!!

 

その時だった。研究員が壁に手をつけた瞬間青白い光が研究員の目の前に現れ始める。

 

研究員「なんだ!?一体なんなんだ?!」

 

その光は研究員の目の前の壁の間から発せられていた。すると

 

ドゥゥゥゥゥゥゥン!!!

 

段々とその壁が開きだした。そして

 

シュルルルルルル!!ドゥゥゥゥン!!!

 

目の前に凄まじく青く輝く石、インフィニティストーンの一つ、スペースストーンが現れたのだった。

 

 

 

 

 

時間は戻り

クラーク「そうですか、、、ゾッドの船に、、」

 

ニック「これで二つがこの星にある事が確定した。」

 

6つの内の2つのインフィニティストーンがもうこの星で確認されてしまっていた。

 

ヴィジョン「他のストーンも迫ってるかもしれません。」

 

クラークはそういうヴィジョンを見て未来の姿を少し想像する。それは悲惨な未来、、、、

 

ニック「そしてそんな悲惨な未来の為のプロジェクトは立ててある。」

 

突如ニックが心でも読んだかのようにそう言い放った。

 

クラーク「プロジェクト、、、ですか?」

 

ニック「あぁ。全国のトップヒーローや有力ヒーローのチームアップ。」

 

するとニックは一つの資料を取り出す。

 

ニック「そのプロジェクトの名は、、、、」

 

プルルルルルル!!!!

 

その時ニックに電話がかかって来た。ニックはため息をつくと『ちょっと待っててくれ』と一言言って電話に出る。

 

ニック「どうした?ああ、、、うん、、ああ、、そうか。わかった。」

 

そして電話を切る。するとニックは上着を着出した。

 

ニック「すまないがクラーク君。君はもう帰ってもらっても構わない。急用が出来てしまってね。」

 

クラーク「急用、、、ですか」

 

ニックはそういいながら身支度を終えるとドアの前に立つ。

 

ニック「本当に今回はすまなかったな。だが、、、、これからもよろしく頼む。」

 

そう言ってニックは部屋を後にした。部屋にはクラークとヴィジョンの二人だけ、するとヴィジョンはクラークを見て言う。

 

ヴィジョン「話でもします?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある教会

教会には一人の神父が立っていた。聖母マリア像の目の前に立ち十字架を握っている。

 

プッチ「時が経つのは早いなDIO、、、」

 

神父、否DIOの友人であるプッチはそう呟く。

 

プッチ「行動を起こすのはまだ早いが、、、そろそろ時が満ちる時か、、」

 

プッチはそう言うとポケットから何かを取り出す。

 

プッチ「これが何の役に立つのか、、、、早く知りたい物だな。」

 

プッチの手にはオレンジ色の石があった。そう、それは魂を司る石。インフィニティストーンのソウルストーンだった。

 

カツンッ!カツンッ!

 

その時プッチの後ろから足音が聞こえて来る。

 

プッチ「おお君か、、、、どうだった?」

 

そこには1人の人が立っていた。性別も顔も、教会に入る光で見えなかったが、、、、、長い髪を携え、白い服を纏った人がそこにいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠い遥か遠くにある一つの星

ワァァァァァァァァァァ!!!!

 

そこではとてつもない軍勢がある一点に攻めて行っていた。その軍勢は皆近代的な武器と特殊な力を持っている。

 

ドスンッ!!ドスンッ!!

 

その向かっている方向には一人の大男が立っていた。するとその男は拳を握り、そして

 

ドッゴォォォォォォォォォォォォン!!!

 

地面を殴った。その瞬間波動が一瞬で広がり地面には亀裂が入り大地が崩壊する。そしてすぐに全軍が制圧されてしまった。その大男1人の手で、、、、

 

「き、、、貴様、、ニューゴッズとの戦争は、、」

 

倒れていた兵士の1人がそう言うとその大男はその兵士を掴み上げ言う。

 

「貴様ら同様、捻り潰した。」

 

グシャッ!!!

 

そしてその大男はそのまま兵士の頭を卵のように握りつぶした。兵士の体は力を失いそのまま地面に倒れる。するとその大男は歩き始める。歩く先には一つの箱、、、、大男はそれを持ち上げ

 

バギンッ!!

 

容易く破壊した。するとそこには、、、、

 

ズオオオオオオオオオ!!!!!

 

紫色のとてつもない力を放つ石があったのだ。

 

「まずは、、、一つ。」

 

      暗黒が動き出す




アイアムグルート面白かった笑 それにサンドマンも面白かったし、ドラマもあたり多いですなー シーハルクが楽しみ。それでは!

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