僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル 作:パbrokun
第95話:那歩島上陸
透き通った綺麗な海に囲まれた自然豊かな小さな島。その名を那歩島。そんな島の近くの海でスーパーマンことクラークは座礁した豪華客船を持っていた。
クラーク「安心しててくださいね!無事陸に届けるので!」
クラークはそう言って、本土の方に豪華客船を持ちながら飛んでいったのだった。何故クラークがそんな事をしているのか?いや、何故雄英1-Aの生徒達がこの島で活動しているのか、、、、、その理由は先月まで遡る。
先月 雄英高校
校長「ヒーロー科生徒によるプロヒーロー不在地区での、、、」
オールマイト「実務的ヒーロー活動推奨プロジェクト、、、」
そう言う2人の目の前にはヒーロー公安委員会の目良がいた。そして話始める。
目良「はい。現在超人社会は混沌のただ中にあります。No. 1ヒーロー、、、、平和の象徴と呼ばれた貴方は事実上引退。それに起因した、ヴィラン達の台頭。」
校長「奴らに対抗する為にも、、、次世代のヒーロー育成が急務だと。」
どうやらヒーロー公安委員会の上層部もそう考えているようだ。
目良「まぁご意見もあるとは思いますが、何卒宜しくお願いします。」
1-A組教室
相澤「ヒーロー活動推奨プロジェクト。お前らの勤務地は、遥か南にある那歩島だ。駐在していたプロヒーローが高齢で引退。後任が来るまでの間、お前らが代理でヒーロー活動を行う。」
もの凄くヒーローっぽいの来たァァァァ!!!!
クラスからそんな歓声が湧き上がる。皆嬉しそうにやる気満々だった。そう、これは職場体験でもインターン活動でもない、、、本物のヒーロー活動なのだ。皆がそう思うのも無理はない。すると
相澤「話を最後まで聞け!」
目を赤くし、髪を逆立てた相澤先生にそう言われ一気に静かになった。すると相澤先生は『よし』と言ってから話出す。
相澤「このプロジェクトは、規定により俺達教師やプロヒーローのバックアップ一切ない。当然、何かあった場合責任はお前らが負うことになる。その事を肝に銘じ、ヒーローとしてあるべき行動をしろ。いいな!」
相澤先生がそう言い放つと皆は勢いよく『はい!』と返事をするのだった。
数分後
クラーク「ヒーロー活動推奨プロジェクトだってね一佳。僕の活動場所は那歩島ってとこらしい。一佳は?」
拳藤「クラークは島か〜私はね、杜王町ってとこ。」
クラークと拳藤は拳藤の部屋でそんな会話をしていた。
クラーク「杜王町か、、、、聞いたことない町だな、、」
拳藤「なんかね、果樹園が多くてフルーツが特産らしい。」
そんな事を喋り合いながら拳藤はヒーロー活動推奨プロジェクトの為の荷物準備をしていた。
拳藤「クラークは準備いいん?」
拳藤がそう問うとクラークは『もう終わったよ』といって立ち上がり、窓の外を眺めた。その顔はどこか何かを心配しているように見えた。
拳藤「クラーク?どうしたの?」
拳藤はその顔を見てついそう問いかけてしまう。するとクラークは拳藤の方を見て笑みを浮かべて言う。
クラーク「いや、何でもないよ一佳。」
言えなかった。もしかしたら今にも、宇宙からの侵略が訪れてもおかしくないということを、、、、
拳藤「そう、、、ならいいけど。」
拳藤はそういったクラークを見て、何か隠している事を察したが、今はまだ何も言えなかったのだ。
そして現在
クラーク「皆んなお疲れ!そっちはどうだった?」
「お前元気すぎだろぉ、、、、」
クラークが那歩島でのA組本部に帰ってきてそう言うと、皆体をダラけさせそんな事を言ったのだった。
上鳴「一番エグい仕事終えた奴が、、、、」
峰田「何で一番元気なんだよぉ、、、」
クラークはそんな2人に笑いながら『僕と君達とじゃあ体の作りが違うからね!』と言い放つ。何か笑って良いのかよくわからないラインである。すると
瀬呂「それにしても、、、委員長。ちょっと細かい仕事受けすぎじゃね?」
瀬呂がそう言った。そう言われた飯田はストローから口を離し言う。
飯田「事件に、細かいも大きいもないだろう。」
八百万「ヒーロー活動をしているとは言え、私達はまだ学生。誠実にこなし、島の皆様からの信頼を得なければ!」
2人がそう言い終えると峰田が手を挙げて『ヒーロー活動一回もしてない人がいるぞー』と言い爆豪を指差す。爆豪は『ヴィランが来た時の為だ!』と言うが切島に『この島にはいねぇだろぉ』と言われてしまう。だがクラークは爆豪の言葉を真っ向から否定出来なかった。この島にヴィランがいなくても、外部から来るかもしれない。例えば、、、、、
「お邪魔するよ。」
村長さんが嫌、島の人達が多くの食べ物を持って来てくれたのだ。どうやらお礼らしい。また委員長が大変になりそうだ、、、、、
食事後 夜
緑谷「はぁ〜おいしかったぁ!」
障子「人の優しさが身に染みるな。」
障子君の言う通りだ。こういう時、ヒーローをやっていてよかったと思える。因みに夜回りは爆豪がやる事になった。何故って?彼が今日何もしてなかったからだ。そんな事を決めて、僕達は風呂に向かったのだった。
クラーク「ふぅ、、、いい湯だねぇ〜」
切島「おっさんか!」
クラークは切島についそうツッこんでしまう。クラークはそう言われ笑みを浮かべる。だが、、、
クラーク「星、、、」
露天風呂から見える空の星。普通なら綺麗だと感動する所だが、、、、、今の彼には数えられない程の敵の可能性。そう思えてならなかったのだ。すると
轟「どうしたクラーク?」
そんな思いが表情に出ていたのか、気にかけてくれた轟君が声をかけてきた。
クラーク「ん?いや、、、ただ星が綺麗だなと、、そう思っただけさ。」
クラークは咄嗟にそう言った。轟はそう言っても少しの間クラークの事を見ていたが、『そうか』と言って空を眺める。
轟「確かに、、、、綺麗だな。」
そして轟君もそう呟くのだった。それから少しして、皆風呂から上がった。寝巻きに着替え、何人かは速攻布団へ、また何人かは机に、そしてまた何人かは縁側にいた。
クラーク「長閑な場所だな、、、、静かだ、、」
そしてクラークも縁側にいた。寝巻きを着て、縁側に腰掛けている。
八百万「本当にそうですね、、、、心地いいです。」
すると隣からそんな声が聞こえて来る。八百万さんも風呂上がりで縁側に寄ったようだ。寝巻きとして浴衣を着ている。
クラーク「浴衣似合ってますね、綺麗ですよ。」
なのでクラークは正直な感想を述べた。すると八百万さんは少しムッとした顔になり言う。
八百万「お付き合いしている方がいるのに、そう簡単に他の女性を褒めるのは宜しくないですわよ。気をつけてください。」
しっかりしているなと改めて感じる。それとも八百万さんのようなお家柄だと普通なのだろうか?そんな事を思いながらクラークは『ごめん。今度からは気をつけるよ!』と言った。すると
八百万「ま、、、まぁ、誉めて頂いたのは素直に嬉しかったですわ、、拳藤さんはいつもこんな気持ちなんですね!」
八百万さんはそう笑顔で言った。それにクラークも笑顔で返す。
クラーク「まぁ、一佳の場合r」
その時だった。クラークは言いかけていた言葉を引っ込める。そう、その耳で何かを感じとったのだ。
ダッ!
そしてクラークは急に立ち上がる。八百万はその反応に最初は驚いたが、すぐに何かがあったのを察する。
八百万「何かあったのですねクラークさん!一体何が!!」
するとクラークは八百万を静止するように手を前に出した。そして言う。
クラーク「いや、大丈夫そうだ。問題は解決したよ。」
そう言ったクラークは笑みを浮かべていた。八百万は何が起こっているのかよくわかっていなかった。
数分後
妙に怒っている爆豪とそれを落ち着かせようとしている緑谷が帰ってきた。2人はヴィランが出たと島の子供に言われ、駆けつけたがそれは幻影。助けを呼びにきた子供の姉にまんまとしてやられていたのだ。だから爆豪は怒っていて、クラークは遠くから状況を把握し笑みを浮かべたのだった。
朝 本島
1-Aが那歩島で活動をしている時、本州では事件が起きていた。いくつもの建物から黒煙が舞い、道路も粉々だった。そして何より大きいのは、この事件の被害者の中で個性を失った人がいたことだ。実は似たような事件がここ何日が続いている。だが今回は少し違っていた。今回の被害者はプロヒーローではなく一般の市民だったのだ。そして、、、、
ホークス(身元のわかる物は全て取られている、、、犯人は奪った個性が何なのか知られたくない?何故隠し必要が、、、)
今回の事件を捜査しているホークスはそう思っていたのだった。
場所は戻り那歩島
芦戸「はい!雄英ヒーロー事務所です。」
鳴り響いた電話に芦戸はすぐさま対応する。どうやら旅行バッグの紛失のようだ。
芦戸「商店街で観光客の荷物がなくなって、、」
葉隠「私いくいく!青山くんご一緒しよ!」
葉隠は元気よく立候補し、青山に声をかける。青山はすぐさま起き上がってポーズを決めながら了承した。
峰田「また忘れ物かよーそれから自分r」
峰田はそう言いかけていたが、、、
芦戸「依頼者の声、、、すっごく可愛いかったなー」
芦戸のそんな一言で一瞬で飛び出ていった。実に単純である。他にも障子からのビーチ人員の増援の要請があったり、外回りにいくものがいたり、各々が自分の出来ることをやっていた。
クラーク「それじゃあ僕は、、、、島の周辺を見て回るよ。」
そしてクラークは空を飛び、島の周りを見て回り始めた。下ではA組のクラスメイトが色々な所で活躍している。緑谷くんは昨日の子と話していた。それからもクラークは島の周りを巡回する。
クラーク(問題は特になさそうだが、、、、ん?)
その時クラークの耳に何かが壊れるような音が聞こえてきた。その音の方を見ると、そこには防波堤を超え港に乗り上げたフェリーがあったのだ。
フェリーの上
「キメラ、マミー。邪魔をされたくない。陽動を頼む。」
白髪で体に機械のようなものをつけている男が犬のような男と、忍者のような男にそう言う。
キメラ「やり方は?」
「好きにして良い。」
マミー「承知。」
すると皆に指示を出した白髪の男は、自分の背後にいる赤髪の女性の名を呼ぶ。
「スライス。」
すると名前を言われたと同時にその女性は『わかってるわ。』と言った。その時!
クラーク「それで、、、、君達は何の用なんだい?」
その集団の上空にクラークが現れてそう言ったのだ。そこにいた4人は目を見開き、目の前にいるクラークに驚く。
キメラ「おいおい、、、、こんな島にヒーローかよ、、」
マミー「しかもこの男、、、、」
スライス「宇宙人の!!」
「クラーク・ケント、、、、か。」
4人全員がクラークを見ながらそう言った。クラークは4人を見ながら言う。
クラーク「嬉しいものだね。有名人になるってのは、、、まぁヴィランに素性がバレてるってのは良いことじゃあないけど。」
すると白髪の男以外のヴィランが戦闘態勢に入る。その時、その男が手を上げた。
「3人とも、ここは私が出よう。お前達は私の代わりに目的を。」
スライス「ナイン、、、あなた、、」
ナイン「いいから行くんだ。」
そう言って白髪の男、名はナインはクラークに向けて手を前に出す。そして!
ドォォォォォォォォォォォォォン!!!
青い龍のようなものを背中から出現させクラークに噛みつき、ぶっ飛ばしたのだ。
ナイン「さぁ、、、速く。」
ナインがそう言うと3人はフェリーから降りていったのだ。どうやら島内で何かを求めているらしい。そして
ドゴォォォォォォォン!!
クラークは青い龍の拘束を力でねじ伏せ、龍を消し飛ばしたのだ。
クラーク「島には僕以外にも雄英生がいる。彼らは強いぞ。」
クラークはナインを見てそう言った。するとナインは何かを取り出して言う。
ナイン「そうだろうな、、、、、だが、私達も強い。」
そう言ったナインが手に持っていたのは個性ブースト剤のような物だった。
プルルルル!!
A組の那歩島事務所に電話が鳴り響く。すると、それに気づいた爆豪が電話に出た。
爆豪「なんだぁ?チンケな依頼だったらうけr」
真幌「ヴィランが漁港に出たのッ!!」
電話に出た爆豪は大きな声のせいで一瞬電話から耳を離すが、その声に聞き覚えがあった。
爆豪「その声、、、昨日のクソガキだな?」
そう、それは昨日爆豪達が騙された姉弟の姉だった。爆豪は呆れたような口調で『おまえなぁ、、そう何ども騙されr』と言っていたが相手は『嘘じゃない!!』と訴えかける。すると途中で駆けつけた緑谷がその電を爆豪から取り上げた。
緑谷「もしもし!デクだけど!」
真幌「今空からヒーローが来たけど数がr」
その時電話は切れてしまった。襲撃してきたヴィランの1人が島の電波塔を襲ったのだ。
緑谷「今の空飛ぶヒーローって、、、、」
爆豪「あぁ、、、クラークの野郎だ。」
緑谷「じゃあ今のは、、、」
爆豪「あぁ。いくぞ!」
そして2人は一瞬で事務所から飛び出し、漁港を目指すのだった。
ヒロアカ原作の方も中々な展開を迎えていってますねぇ〜
原作がどう終わりを迎えていくか楽しみです!