僕の奇妙なスーパーヒーローアカデミアアッセンブル   作:パbrokun

98 / 116
今回は色々ありますよー


第96話:終末日

研究室

そこはAFOの側近であるドクターのラボだった。そして、ドクターの立つ目の前には一つのカプセルのようなものがあり、その中には1人の男がいた。

 

ドクター「AFOの個性因子と適合に成功!君は8つの個性を奪え、9つの個性を使えることが出来る存在となった!」

 

そう、それこそがナイン。だが彼には問題があった。個性を行使する度に細胞が死滅していってしまうのだ。そしてそれは、ドクターの手術を受けてから更に悪化してしまったのだ。だから彼は求める。細胞を活性化させる個性を、、、、、、そしてその個性の半分は本州で既に取得した。必要なのはもう半分の個性。それで彼は完全になれる。彼の目標は達成されるのだ。そしてそのもう半分の個性は、、、、、

 

ドゴォォォォォォォン!!!

 

スライス「あらあら、、、、帰る家なくなっちゃったわね。」

 

真幌「こっ、、、来ないで!!」

 

島乃活真の中にあったのだ。スライスはゆっくりと2人の方に歩いていく。

 

真幌「来るなったらぁ!!」

 

すると真幌はそう言って自分の個性で作った幻を出現させる。が、、、

 

スライス「あらあら、可愛らしい狛犬ね。」

 

スライスはそう言いながら微動だにせず2人に向かっていく。

 

活真「お姉ちゃん、、、」

 

そしてスライスが2人に触れようとしたその時だった!!

 

バッ!

 

活真「デク兄ちゃん!」真幌「デク!!」

 

そう、緑谷が一瞬で2人を抱え森の方に飛んでいったのだ。スライスは飛んでいった緑谷を見ながら『超パワーの個性とかかしら、、』と言って森の方に歩みを始める。

 

緑谷「大丈夫?走れるかい?」

 

緑谷は着地したと同時に2人にそう問いかける。2人は『うん』と言って頷く。そして2人にここから離れるよう促した。それから森の方に目を向け言う。

 

緑谷「止まれ!何故あの子達を狙う!!」

 

だがスライスは足を止めず緑谷の方に歩いていく。そして逆に『退きなさい』と緑谷に忠告した。

 

緑谷「退く訳ないだろ!」

 

スライス「そう、、、仕方ないわ。邪魔をするなら、、、殺すッ!!」

 

その瞬間スライスは髪を一気に発射し出したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島 役場の前

そこでは青山と峰田、葉隠が目の前に現れたミイラのようなものと戦っていた。だが壊しても壊してもミイラは減らず、2人も限界だった。その時!

 

ボゴォォン!!ボッゴォォォォォォン!!!!

 

目の前と爆破が起こったのだ。その煙の中にいたのは勿論、、、、

 

爆豪「雑魚に手こずりすぎなんだよ!このモブ共!」

 

峰田「爆豪!」葉隠「爆豪君!」

 

するとその時峰田達の上からミイラが迫ってくる。が!

 

切島「オラァ!!」

 

ドッゴォォォォン!!!!

 

切島「レッドライオット参上!!」

 

ビリリリ!!ビリリリ!!ビリリリ!!

 

上鳴「同じくチャージズマ参上!」

 

青山「2人共!」

 

そう、どんどんとクラスの皆んなが駆けつけてきたのだ。そして八百万、耳郎、芦戸もその場に駆けつけたのだった。

 

八百万「私達は、島民の皆さんの避難と救助を!」

 

そう言って八百万達は青山と峰田、葉隠を引き連れ、救助に向かっていった。

 

爆豪「APショット!!オートカノン!!」

 

切島「オラァ!!オオラァ!!」

 

そして残りの3人はミイラ達と戦っていく。だがその時、切島がミイラを操る布のようなものに手を絡みとられる。しかしその瞬間!

 

ボォォン!!

 

爆豪が爆破でその布を焼き切ったのだ。が!

 

ギャルン!!

 

切島「爆豪!!」

 

逆に自分が両手ごと拘束されたのだ。そして身体中を包まれてしまう。

 

爆豪「なんだこりゃあ!!」

 

マミー「包帯に巻き付かれたものは、拙者の意のままに動く。生物に効果はないが、お前が身につけている物質!プロテクターや衣服は拙者の思いのままとなる!」

 

すると、爆豪に絡まった包帯がミイラのようになり、上鳴達に迫ってきたのだ。

 

マミー「仲間同士で潰し合うがいい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島 ビーチ

そこでは同じく雄英生徒とヴィランが戦っていた。尾白は尻尾でガードするがパンチでぶっ飛ばされ、障子は拳を放とうとするが頭を掴まれ持ち上げられてしまう。

 

キメラ「そのなり、、お前相当虐められた口だろう?両親を恨まなかったかぁ?なぁ?!」

 

そして握る力を強くしていく。すると!

 

ギュゥゥン!!ギュンッ!!ダァァァァン!!!!

 

飯田が横から走って行き、その勢いを乗せてキメラの顔面を蹴ったのだ。そしてキメラが障子を離したと同時に障子を抱えその場から引く。

 

轟「ここは俺らに任せろ!!」

 

瀬呂「尾白を頼む!!」

 

すると轟が地面を凍らせて行きキメラの足を封じ、瀬呂がテープで体を拘束した。

 

飯田「今だ!常闇くん砂藤くん!!」

 

飯田がそう言った先には空を飛ぶ常闇とそれに抱えられる砂藤がいた。そして

 

バッ!

 

砂藤「シュガーラッシュ!!!!!」

 

常闇が途中で手を離し砂藤がキメラにラッシュを叩き込もうとしていた。だが!

 

キメラ「図に乗るなァッ!!!!」

 

キメラがそう言った瞬間、拘束していたテープを引きちぎり足元の氷も粉砕された。そして!

 

ドッゴォォォォォォォォン!!!!!

 

咄嗟にガードするも砂藤は殴り飛ばされてしまったのだ。そして地面を転がって行き、そのまま岩に激突する。

 

飯田「砂藤くん!!」

 

キメラ「おいおい、、、、餓鬼ばっかとは言え、ヒーロー増えすぎだろ。」

 

そう言ったキメラは一気に轟達に詰め寄っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は戻り役場前

一瞬の隙を見せた切島と上鳴は先ほどの爆豪と同じように体を拘束されてしまった。

 

マミー「選べ!このまま拙者の傀儡となるか、、、仲間に倒されるか!」

 

そしてマミーはそう言ってきたのだ。だがその時!

 

爆豪「ふぅ!ざぁ!け!ろぉ!!」

 

ボッガァァァァァァァン!!!

 

爆豪のミイラが爆発したのだ。マミーも思わず一歩引き驚いてしまう。

 

爆豪「舐めんじゃねぇ!このミイラ野郎!!」

 

マミーは爆豪の右手にあった装備が破壊されていることを確認し、自らを犠牲にしたことを察した。

 

マミー「くっ!!」

 

するとマミーは両手の全てのミイラと包帯を爆豪に向けていった。だが爆豪は爆破を使いミイラを破壊したり避けたりして一気にマミーに迫っていった。マミーはすぐさま腰から刀を取り出し爆豪に切りかかる。

 

ボォンッ!ボン!

 

だが上手く途中で避けられ背後に回られてしまう。そして!!

 

ドゴォン!!

 

爆豪「たっぷり溜めておいたぜ!爆腺MAXだ!!死ねぇぇぇ!!!!!」

 

ドッゴォォォォォォン!!!!

 

そして爆豪は左手の装備に溜め込んだ威力を一気に解放し、マミーをぶっ飛ばしたのだ。すると周りのミイラが元の自販機や車に戻っていった。

 

切島「おぉ!流石爆豪!!」

 

上鳴「建物の被害も最小限かよ、、、」

 

そう、爆豪が今回の爆破で壊したのは建物の塀のみ、他の被害はほぼなかった。するとそこに八百万達が現れた。どうやら全員西地区に避難させられたようだ。その時

 

爆豪「何だ?これ?」

 

爆豪はマミーの懐から落ちたスティック状の何かを手に持ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日前 ラボ

そこではカプセルの中に入っているナインとその前でナインを見るドクターがいた。するとそこに1人の男が近づいていくる。

 

レックス「進捗は?」

 

ドクター「順調じゃよ。恐らく成功する。」

 

そう、その男はレックスルーサーだった。するとレックスはドクターの隣に立ちある物を渡す。

 

ドクター「これは、、、、、」

 

レックス「私が作った新しい個性ブースト剤だ。」

 

ドクターはそう言われるや否やレックスの方を見て怪訝そうな顔をする。

 

ドクター「個性ブースト剤だとぉ?個性ブーストなんてものは副作用は出るは効率は悪いわでしょうもないだろう。」

 

そう言ってドクターはそのブースト剤をレックスに返そうとする。だがレックスはそれを拒否して言葉を続けた。

 

レックス「残念だが私のはそこらの粗悪品とは質が違う。常人における副作用は無し、効果時間は3時間。個性ブースト率は通常の10倍。しかも素の身体能力も跳ね上げる。」

 

そこまで聞いたドクターは呆れたような顔をして『は?何を言っとるんだお前は、、、』と言った。だがレックスは全く引かず『疑うなら誰かに使うか、それを分析してみろ』と言う。ドクターはため息をついてからレックスのブースト剤を持ってラボの一室に入っていった。

 

 

数分後

ドタドタと急ぐ足取りが聞こえてくる。レックスがその方向を見ると、そこから慌てて駆けつけてきたドクターの姿があった。

 

ドクター「ルーサー!!貴様!これをどうやって作った!!ありえんぞ!!」

 

ドクターは汗をダラダラ掻き、息を荒げてそう言った。そしてそのまま続ける。

 

ドクター「何もかもがおかしい、、、このブースト剤に入っとるのは個性因子。しかも随分と特殊なもの、、、凄まじい力を誇っとる!試しに他の個性因子と混ぜたらその個性を一気に活性化させよった!まるで本来の姿に戻すように、、、、、しかも元の個性には何の害もないときた、、一体、、、、一体どうやったんじゃ!!!」

 

今までにない形相でそう言い終えたドクターにレックスは笑みを浮かべてから言う。

 

レックス「残念ながら教えられないな。私は協力するだけだ、、、、だからこのブースト剤も貴様らに提供するがその製造方法まで教える義理はない。」

 

そう言われたドクターは歯を食いしばり、、、、そしてため息をつく。

 

ドクター「何も言い返せんな、、、、、まぁお主がそれを提供してくれるのはありがたい。で、、何本提供できる?」

 

レックス「8本だ。ついでにオマケもつけておこう。」

 

そしてレックスは再び邪悪な笑みを浮かべるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷サイド

緑谷(クソ!!さっき何かを体に打ってから個性が格段に強くなった!ブースト剤か?!でも、、、)

 

ドッゴォォォォン!!!!!

 

緑谷は一瞬で目の前に踏み込んできたスライスのパンチを避ける。すると避けてそのパンチが放たれた場所の地面が抉れたのだ。

 

緑谷(個性だけじゃない!素の身体能力も格段に上がってる!!)

 

スライスは避けられた瞬間に緑谷の方を向いて次は個性の髪を一気に射出する。

 

緑谷「くっ!!!」

 

スライス「中々いきがいいわね!殺し甲斐があるってものッ!!」

 

緑谷は今の攻撃で髪が何本か体に掠ってしまった。だが瞬時に後ろの木に足を置き、、、、

 

緑谷(ワンフォーオールフルカウル30%!!)

 

ヒュンッ!!

 

一瞬で木を蹴ってスライスの懐にまで入り込んだのだ。そして緑谷はそのまま蹴りを放とうとするが!

 

ドォォォォォン!!!!

 

緑谷は長い髪でそのまま横にぶっ飛ばされ、その勢いで木を2本折っていく。

 

緑谷(不味い、、、、しかもブースト全然切れない、、普通なら切れてる時間なのに!)

 

そう、スライスの個性はレックスのブースト剤によりまだまだ強力だった。

 

スライス「そろそろ飽きて来た所だし、、、、殺しちゃおうかしらッ!!」

 

するとスライスは髪を一気に束ねて緑谷に向けようとする。

 

緑谷「でも、、、負けれない!!一気に決めるッ!」

 

そしてスライスは束ねた髪を射出しながら緑谷に槍のように向けていった。その時!

 

ボォォォンッ!!!

 

緑谷はエアフォースで射出されたスライスの髪を退け、それと共に迫って来ていた髪の槍の先端を和らげた。そして!

 

緑谷(ワンフォーオール50%!!!)

「アラバマ・スマァァァァァァァシュ!!!!」

 

ドッゴォォォォォォォォォン!!!!

 

その和らいだ髪の先端に向かって一直線に釘を打ち込むように放ったのだ。その蹴りはスライスの束ねた髪をモーセが海を割るように両断し、緑谷はスライスの目の前まで迫った。そして!

 

緑谷「セントルイス・スマァァァァァシュッ!!」

 

ドッゴォォォォン!!!

 

次に放った蹴りをスライスの顔面に放ち、撃退したのだ。

 

 

 

活真「デク兄ちゃん、、、、だ、、大丈夫かな?」

 

2人は森を抜けた所の上に盛り上がった道の上にいた。すると

 

真幌「あれデクだわ!」

 

真幌の指差した方向には、傷を負いながらもスライスを担ぎ森から出てくる緑谷の姿があったのだ。2人はそんな緑谷を見るや否やその場から駆け下り、緑谷の方に走っていく。そんな2人に気づいた緑谷も笑顔で手を振った。だがその時!!

 

ドスゥゥゥゥゥゥン!!!!

 

突如緑谷の目の前、2人との間に何かが落ちて来たのだ。それは大きく棘のようなものに覆われた体を持つ、巨大な怪物だった。

 

緑谷(不味ッ!!)「早く逃げr」

 

ボッゴォォォォォォォォォォン!!!!!

 

その瞬間緑谷は思いっきり腹に重い一撃をくらい、ぶっ飛ばされてしまったのだ。怪物はその瞬間緑谷からスライスを回収し地面に置く。

 

 

 

 

その直後クラークサイド

クラーク「今のは?!」

 

ナインと戦っていたクラークは凄まじい轟音が響いた事でそちらの方を向く。先ほどは緑谷の攻撃だと音で判断出来たが今の音は違う。すぐそう直感したのだ。

 

ナイン「オマケだよ。そして私達の最終兵器、、、、終末日(ドゥームズデイ)が訪れたのだ!」

 

 

 

 

 

 

数週間前 レックスコープ:ラボ

レックスはラボの扉を開き中に入っていく。そこには数人の超優秀な研究者達がいた。皆名門大を卒業し、色々な賞も取っている。だが、、、、

 

「ルーサー社長!すみません、、、サンタナの細胞は特殊で一部損傷が、、、」

 

レックス「クビだ。警備員、連れ出せ。」

 

そんな優秀な者でも、この男の前では何の意味も持たなかった。その後今の研究者は警備員に連れられ、最終的には闇に葬られた。

 

レックス「貴様らは無能か?私が1人で30分で出来ることが何故貴様らにはできない?」

 

呆れたような口調でレックスは全員に告げる。すると

 

「ルーサー社長。これを、、、、」

 

一人の研究者がそう言ってレックスにある物を見せた。それは一つのペトリ皿だった。そこには二つの細胞があり、一つの細胞がもう一つの細胞に取り込まれ変形していっていた。

 

レックス「ふむ、、、成功しているようだな。お前はまだ使えそうだ。他の者は全員このラボから出て行け、全員クビだ。」

 

そして先程のように、その一人を除いて全ての研究者がラボから連れ出されていったのだ。するとレックスは先程のペトリ皿を持ったままとある部屋に入っていった。そこには横たわる一つの死体と、石のように固まった人のようなものがあった。

 

レックス「サンタナの細胞、、、、原初の個性因子が他の個性因子を活性化させることは確認できた。そして今回、、、、サンタナの細胞が個性因子以外も活性化する事が確認された。」

 

するとレックスは横たわる死体に触れる。

 

レックス「将軍(ジェネラル)ゾッド、、、クリプトンの細胞にサンタナの細胞を移植すればどうなるか、、」

 

そして再びレックスはペトリ皿の合わさった細胞を見る。その細胞は先程から変形を続けていて、肥大化し硬質化し、尖っていったのだ。

 

レックス「いいオマケになりそうだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷サイド

緑谷は木を数十本薙ぎ倒しながらぶっ飛ばされ、地面に倒れていた。頭からは血が流れ、拳が直撃した所の肋骨は折れ、内臓も破損していた。

 

緑谷「あがっ?!が、、、ぐっ!!が、、」

 

緑谷は何とか立ちあがろうとするが全身が痛み口からは大量の血を吐く。

 

緑谷(不味い、、、、これは、、本当にやばい!!今までのどの相手より、、、格が違う!!)

 

緑谷は血で滲む目で活真達の方を向いている怪物を見る。それを見た緑谷は全身の力を振り絞りどうにか立ち上がる。守らねばならないのだ。

 

緑谷「待て、、、その子たちに、、近づくな、、、」

 

だが怪物は止まらない。二人の怯える子供にゆっくりと近づいていった。

 

緑谷「止まれって、、、、言ってんだろ!!」

 

そして緑谷はワンフォーオールを纏って一気にその怪物、ドゥームズデイに向かっていく。が!

 

ガシッ!!

 

緑谷の放った蹴りは簡単にドゥームズデイに掴まれてしまった。そして

 

ドッゴォォォォォォォォン!!!

 

そのまま地面に叩きつけられてしまったのだ。全身に激痛が駆け巡り、脳が揺れ、口や鼻から血が噴き出す。

 

緑谷「早く、、、逃げ、、て、、」

 

緑谷はそんな状況でも、怯える二人にそう言ってドゥームズデイの足を掴む。するとドゥームズデイは拳を握りしめ、緑谷の方を見た。

 

真幌「いや、、、いや、、いやぁぁぁぁ!!!」

 

その時だった!その状況を見た真幌がそう叫び、それと同時に個性を行使したのだ。そして島のどこからでも見えるような、大きな傷ついた緑谷の幻を作り出したのだ。

 

真幌「誰かデクを!!デクを守ってぇぇぇ!!!!」

 

その瞬間だった!突如としてドゥームズデイに何かが迫っていった。そして!

 

ボッガァァァァァァァン!!!

 

ドゥームズデイに向かって爆破を放ったのだ。そう、駆けつけて来たのは!

 

爆豪「見つけたぜ!クソヴィラン!!」

 

爆豪だった!爆豪は爆破をしかけた後、一旦後ろに引いた。

 

緑谷「かっ、、、、ちゃん、、」

 

活真「あの人、、」

 

真幌「爆豪!」

 

すると爆豪は活真達の方を見て言う。

 

爆豪「ガキども!よく見とけ!No.1ヒーローになる男の!強さをよぉ!!」

 

そう言った爆豪は一気にドゥームズデイに詰めていく。ドゥームズデイはその迫ってくる爆豪に向けてパンチを放とうとした。が!

 

ボォンッ!!ボォンッ!!

 

爆豪は目の前まで迫ったと同時にドゥームズデイの背後に回ったのだ。

 

爆豪「もらった!!」

 

そして背後から一気に爆破を集中的に浴びせて言った。だが!

 

ギュンッ!!!ドッゴォォォォォォォォン!!!

 

その爆破をドゥームズデイは全くいに介さず一気に爆豪に詰め寄って地面に叩きつけたのだ。爆豪は一瞬でガードしたが残っていた左の装備も粉々にされてしまったのだ。

 

爆豪「クソ、、、が、、」

 

爆豪も今のたったの一撃で肋をやられ、内臓にも損傷が出ていた。爆豪はそんな中でもドゥームズデイに向かって爆破を放とうとするが、、、、、

 

ガシッ!!ドッゴォォォォン!!!!

 

爆破しようと前に出した手を掴まれ、そのままぶっ飛ばされてしまったのだ。

 

活真「あ、、、ああ!」

 

真幌「嘘、、、」

 

そしてドゥームズデイは二人の方を見てゆっくりと歩き出す。緑谷と爆豪は薄れる意識の中でもドゥームズデイの方に向かおうと足掻いている。だが、どうやっても体が動かない。

 

緑谷「とま、、、、れ、、とまれよ、、く、、、」

 

爆豪「クソ、、、、が、、て、、ら、、はや、、げろ、、」

 

活真と真幌はそんな二人を見て、涙を零した。その時!!!

 

ボッガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!

 

とてつもない爆破の音が島中に響き渡る。だがこれは爆豪の爆破ではない。より強力なものだった。島が揺れ周りの海も大きく荒れた。そして何より、、、、

 

切島「何だ今の爆発音!!」

 

上鳴「爆豪じゃねぇよなあれ、、、、」

 

耳郎「ねぇ、、あれって、、、」

 

八百万「キノコ雲、、、、」

 

そう、爆破が起こった所にキノコ雲が湧き上がっていたのだった。

 

 

 

スライス「ナイ、、、、ン、、ドゥームズデイ、、一旦、、、引くよ。」

 

今の爆発音で目覚めたスライスはドゥームズデイに近づいてそう言った。するとドゥームズデイはスライスを見て、一度活真達をもう一度見てからスライスを抱え、その場から消えてしまったのだ。




ということでドゥームズデイが現れました!いやぁやばいですね笑
レックスはこの世界の個性の発生元である柱の男を使って色々やり始めました。それに最後のキノコ雲、、、、一体何が起こっているのか、、それでは!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。