やっと、やっと投稿出来た...
リアルが忙しくてなかなか執筆出来ない……
この話からは、様々な妖精キャラが登場しますが、全員この作品独自の性格・口調になってます。
2次作品あるあるとして、何卒御理解下さいませ。(まあ、これは3次だけど…)
『霧の湖』。魔法の森と隣接した林の奥に存在する人里と同程度の広さを持つ湖。常に名の由来でもある霧が発生しており、その濃さこそ日によって変わるものの、1年を通して決して晴れる事は無い。妖精達の住処として有名であり、様々な妖精達がそれぞれ思い思いに過ごしている。
平時であれば、妖精達のはしゃぎ声が木霊する場所であったが、紫達が訪れた現在においては不気味な程に静まり返っていた。
普段の霧の湖の様子を知る者達は、その異常さに気付き気を引き締め直し、初めてこの場所を訪れた者達も彼女等のそんな様子を見て異常を認識した。
そして早々に思い知らされる。自分達がどのような存在と対峙しようとしているかを...
「ようこそおいで下さいました。」
「「「「「!?!?!?」」」」」
突如自分達の背後に出現したその存在に、その可能性も覚悟していた最古の存在達以外の者等は酷く驚き、それは自らの持つ力に自信があった者である程顕著であった。
「い、一体いつからそこに!?」
「この場へスキマが開いた際には既に居りましたが?」
「「「「「「!?!?」」」」」」
先刻程ではないものの、小さくは無い衝撃を受ける一同。この場の誰もが声をかけられるまでその存在を感知出来なかった。その事実は、未だ妖精相手に紫達が警戒する事に疑問を抱いていた者達に認識を改めさせるには充分であった。
「……貴女は妖精側の代表の者かしら?」
「いえ、八雲 紫様。私は皆様のお出迎えと案内を申し使っております一介の妖精に過ぎません。妖精側の代表…我らが女王はこの先にて皆様をお待ちです。」
「そう。それでは案内をお願い。」
「畏まりました。それでは、こちらへ。」
案内役を名乗った妖精に連れられ、林の中の真新しい細い道を進む一行は数分も経たないうちにその場所へと辿り着いた。
十数メートル四方に亘って切り開かれたその空間中心には、丸太をそのまま置いた形の簡素な椅子が人数分用意されている。その更に奥にはそれぞれ氷と石で出来た無装飾の玉座のような物が置かれており、その左右には数体の妖精達が整列していた。
「それでは皆様、そちらの椅子にてお待ち下さい。間もなく女王もこちらへ御到着されます。」
案内を終えた妖精が玉座横の列に加わると、数十秒程で玉座奥の林から2人の女性が現れた。片や水色の髪と透き通る氷の羽を持ち、王としての貫録を無意識に感じ取れる程の存在感を放つ美女。片や満月よりも明るい金髪の長髪を靡かせ、新月の闇のような暗きオーラを纏う美女。互いが互いに引けを取らない美貌を持つ、そんな2人に一同の大半が目を奪われる中、紫は信じられないといった表情で金髪の美女を見つめ、2人が玉座へ座ろうとした時には遂に我慢出来ないとばかりに立ち上がり、焦ったように声を発した。
「ルーミア!貴方っ、封印が……」
しかし、発せたのはそこまでであった。今にも詰め寄らんと身を乗り出しかけていた紫の首元には複数の切っ先が向けられていた。少しでも前に進めば彼女の細い首は簡単に落ちていたであろう。
またしても、その場の誰もが動けなかった。気付いた時には既にその者達はそこに居り、その手に持つ木や炎といった様々な、それぞれが司るであろう要素で構成された剣を紫の首へと向けていた。身動きの取れなくなった紫に対し、案内役を務めていた妖精が語りかける。
「…八雲 紫様、お座り下さい。これ以上女王に近づかれる場合、それをもって我らへの敵対の意思有りと
その言葉を受け、不満げながらも紫が再び席に着き、それを確認すると剣を持った妖精達は玉座へ向けて一礼した
「
ラルバはそこで一度言葉を区切り、紫達一同を見渡して反応を見た後、話を再開する。
「皆さま方の此度の来訪目的は、『約定違反についての話し合いである』という認識で間違いございませんね?……はい、それでは約定に基づき、ここに妖精...いえ、“精霊”と“幻想郷”による
「それでは、我らが女王と盟友のご紹介をさせて頂きます。あぁ、我々は皆様方の御名前等は把握しておりますので、そちらからのご紹介は不要です。」
話し合いが始まって早速、幻想郷代表を担う一同はラルバのその言葉に戦慄した。
彼女は今何と言った?最低でもこの場に訪れた全員の名前を知っている?紫がつい先程強制的に目覚めさせたという者達も居るのに?名前以外にどこまで知られている?逆に自分達は彼女達の何を知っていると言える?
ありふれた、強き力も持たぬ、取るに足らないと断じていた存在が、自分達の想像の外に位置する存在であった事実を、思ってもいなかった形で叩き付けられた事で混乱する一同であったが、紫達一部の者等だけはさもありなんとその言葉を受け止めていた。ここに、知る者と知らぬ者の差が出ていた。
「さて、まずは我らが女王から御紹介させて頂きます。こちらの氷の玉座に座しておられる御方こそ、我々精霊の王、『大妖精チルノ』様でございます。元々皆様がご存知の姿ですと、『氷の妖精 チルノ』と『大妖精』と呼ばれておりました。」
妖精の...いや、精霊の女王として紹介された女性の意外過ぎる正体に、混乱は更に大きくなった。ただの妖精であった頃の彼女達を知っている霊夢達は理解が追い付かず頭を抱え、力を持たぬ姿であった頃を知らぬ者達はそんな霊夢達の大袈裟にも思える挙動に困惑していた。
しかし、そんなものは知った事ではないとばかりに、更なる情報がラルバによって齎される。
「そしてこちらの石の玉座に座しております御方が、我々精霊の一員であり、盟友でもある、『宵闇の精霊神 ルーミア』様でございます。現在は封印が解かれ、本来の姿と力を取り戻しつつある状態となっております故、皆様の知る姿とは若干異なるかと思われます。」
紫がそっと挙手する。
「はい、紫様。どうされましたでしょうか。」
「そのルーミアの封印の事よ。なぜ封印が解けているの?彼女にかけられた封印は私達の当時の最高傑作。私達の協力無しではまともに解けないはずよ。仮に外から無理矢理解いた場合、ルーミアにはここで平然としていられない程にはダメージを受ける筈なのだけど?」
紫の言葉を聞いたラルバは、ひとつ大きな溜息をして、心底面倒そうに溢す。
「そんな事も理解出来ていなかったのですか?…妖怪の賢者と呼ばれている割には...いえ、その認識の甘さ故に今があるのでしょう。」
何かを言いかけつつ、それを飲み込み、1人納得した様子を見せた後、ラルバは説明する。
「簡単な事です。ルーミア様がご自身で封印を解除しただけです。」
「それはあり得ないわ!!!」
ラルバの返答に紫は即座に否定の言葉を吐く。
「ルーミアにかけた封印が自力で解けないのは、封印直後に確認済みよ!その後も定期的に封印の状態は確認して、つい4か月前まで問題は無かったもの!」
「ルーミア様の封印。この事に関しては、私の口から話すよりも本人から聞いた方がご納得されるでしょう。恐れながらルーミア様、お願い出来ますでしょうか。」
紫の叫びに、ラルバは淡々と言葉を返し、ルーミア本人からの説明を乞う。
「分かった。それでは私から説明しよう。」
それをルーミアは了承し、紫や封印について知っている面々に説く。
彼女達の勘違いを。
オリジナル要素が増える程、難産になっていく...
最後まで書き切りますが、内容が「思ってたんと違う」状態になっても文句は受け付けませんので...
あくまでこれは『塩で美味しくいただかれそうなサンマ』様の作品を元にした3次小説です。
アンケートは現時点で3人もの人が回答してくれてました!ありがとうございます。
やっぱ更新速度UPが優勢か...
が、頑張ります!!!
えっと、今中途半端に1話だけ書けてる作品とかあるけど見たい人居る?
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おう、二次優先で見せろ
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ふむ、ではオリ優先で見せろ
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そもそも興味ねー
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そんな事より更新速度上げろ!
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見たくねーよそんなもん
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いっそ全部曝せよ
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お前もR18書きにならないか?
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むしろリクエストあるんだが?