「それができなければ惰眠を繰り返すだけだ。同じ時間を、同じ過ちを、何度も」
「読者を救いたいなら、使命を全うしろ」
「読者?なんのことだ…?」
「…さぁ?わからない、誰の記憶だろう…」
私の記憶です、どうも名誉マーレ作者です
まずは高評価、多くの感想ありがとうございます。思ったより高評価でビビりました
ライナーぐらいの見切り発車で始まったこの小説ですが、今後のことは頑張って妄想して書いておりますので、どうぞ生暖かい目で見ていただければなと思っています!
私はどうやっても始祖ガビる、もとい諫山大先生には文章力、構成力、発想は叶いませんので、自分の満足の行く結果と展開がかけたらなと思っております!
ちなみに私は考察が大好きなので、コメ欄でもばしばし考察しちゃってください!
ただし考察コメには返信をしないつもりです、まぁ私の文は考察をする必要がないかもしれませんが…
それでは、本編へどうぞ!
いつもの日常
いつもどおり庭で遊び
いつものようにお馬さんと遊ぶ
今日もそんな一日を過ごすものだと思っていた
でも違った、お空から大きなナニカが降ってきて、あたりに大きな音が響いて地面が揺れた
怖くてたまらなかった…
でも
少しだけ気になって音のなった方に近づいた
そこには傷だらけで涙を流している男の子がいた
パラディ島に到着して約7ヶ月
俺の国がなくなった
最初はそんな喪失感ばかりが胸を満たし、何一つ活動的になることができなかった
そんな俺を救ってくれたのがヒストリアだ
何もかもを喪った俺に生きる場所と名前をくれた
彼女は俺にアダムという名前を名付けてくれた
正直アダムという名を名乗るのはおこがましい感じもするが、せっかくヒストリアがつけてくれたので堂々と名乗ろうと思う
さて、ヒストリアといえば壁が壊される日に母親が殺され、ロッド・レイスに新しい名前と行き方を矯正されるのだ
そんなことは許してたまるか!ヒストリアは俺の恩人でありこの残酷な世界での唯一の癒やしなんだよぉ!!
…てか7ヶ月って変じゃないか?
こっちに来る前の、おそらく巨人たちの初陣となるあの日からかなり時間が立っていると思うのだが…
そうか、あいつらが…
また、助けられたな…
「アダム?どうしたの?」
「ん?いや、少し考えごとしてただけだよ」
「そっか!何考えてたの?」
「ヒストリアが可愛すぎるってことかな…」
「へ?か、かわいい?えへへ~、アダムもかっこいいよ!!」
「ん、ありがとう」
かわいいなぁ…全く…
更に3ヶ月後、ようやく壁が壊され、ウォール・マリアは巨人に奪われた
つまりヒストリアがクリスタにされてしまう日が来てしまった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巨人に壁が壊された日の夜、ヒストリア・レイスの母は殺され、冷たい土に放り投げられていた
下手人であるケニー・アッカーマンはナイフをヒストリアに向けついにはそれを殺そうとする
「待て」
そこでヒストリアの父であり、その母を殺させた張本人であるロッド・レイスが止める
「お前は今日から、クリスタ・レンズを名乗りなさい。そうして慎ましく生きるの…」
「駄目だ」
「な、誰だ?!」
ドスの利いた、おおよそ10歳児の出してはいけない声が響く
アダムはゆっくりとその場へ近づき、なんの違和感もないままケニーからナイフを奪い取り、その刃を自身の手の中へ入れ、切り裂いた
「なッ?!」
最初に声が出せたのは、ケニーだった
最も、これ以降声を出したとしても意味を持つことはなかったが
バチバチと電気が走り、巨人の腕だけが形成され、ロッドを掴み、限界ギリギリまで上げる
「ヒストリアはな、俺の救いなんだ、こんなふうにここで人格を隠させて良い娘じゃないんだ」
「何がいいたい?!」
「金輪際、ヒストリアと関わるのはやめにしろ、彼女が何をしようと彼女の勝手だ」
グググっとロッドを握る力が増す
「わ、わかったからおろしてくれ!!」
力がこもった腕から必死に逃げようともぞもぞ動くが、その巨体にはどんなに頑張ったって叶うことはなかった
ブチブチと腕を巨人の腕から引き抜き、巨人からは蒸気が溢れ出す、ロッドはそれを見て青白くなりわめき出すがそれを無視し、ケニーのもとへ行く
「あんた、そのまま行っても夢は叶わないぜ、もっとしっかり調べな。それでわかるかは知らんが」
「はァ…?」
ケニーには言っていることの意味がわからなかった、少なくともこの時点でのケニーには夢などない
それだけボソリと伝えると、アダムはヒストリアを連れて、森へと姿を消す、行き先は開拓地だ
開拓地であれば、他の難民に紛れて、しばらくは面倒事はないだろう
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「ね、ねえさっきのは?いきなり光ったら、おっきい腕が出てたけど…」
不思議そうに、怯えながらヒストリアはアダムに聞く
「うーん、今はそういうものなんだって思ってて、いつかしっかりと話すからさ」
「わ、わかった!」
言いづらそうにしているのがわかったのか、ヒストリアはハッとし、頭をブンブンと振りながらアダムの言葉に了承する、かわいい
「ありがとう」
心底尊いものを見たような反応をしながら、アダムはお礼をする、ヒストリアは別にクリスタでなくとも良い子なのだ!異論は認めん!
それから俺たちは開拓地で2年をともに過ごし、12になるタイミングで第104期訓練兵団に所属することになる
現在公開可能な情報
・アンファ王国
その歴史は数千年前まで遡るとされる。当時はエルディア帝国と唯一国交のあった国とされ、巨人大戦ではタイバー家との因縁ができていたりする
近代ではマーレに滅ぼされた敗戦国の難民を受け入れる国であり、他国からはかなり好感的に見られていた
近隣国の中では唯一エルディア人の人権が普通であり、マーレと敵対関係のある国のエルディア人問題を改善していた
その存在感は大国よりもデカかったが、マーレに滅ぼされた。ちなみに最後の巨人化により、国土の全てが踏み鳴らされ、農業にも資材確保にも向かない土地になっている。現在はマーレの橋頭堡のみが存在する
・アダム
元の名前はアンファであり、国の消滅とともに名も喪ったと考えヒストリアに付けてもらった、本人はすっごい気に入っている。ヒストリアも気に入っている
・先王アンファ
タイバー家に勝った男、実はすごい強い人。マーレに関係のある国以外の要人とはすごい仲が良かった
・ロッド・レイス
このあとめちゃくちゃ怪我した
・ライナー
実は誰よりもショックを受けていない。やはりドベにはドベである理由があるのだ