冬の能登半島・新横浜発9時59分の行方不明者 作:新庄雄太郎
東京中央鉄道公安室・公安特捜班の公安捜査員・鶴岡晟弥は公安特捜班に配属してから3年がたった。
久しぶりに、休暇を貰い上野駅で夜行列車に乗って北陸へ行くことにした。
今回は、上野から上越線経由の寝台特急「北陸」に乗って能登へ行くことにした。
「次の上野発の「北陸」は22時44分か。」
と、その時。
「あのー、すみません。」
「はい。」
「上越線と信越本線のホームへ行きたいのですが。」
「ああ、俺も丁度同じホームへ行くんですよ。」
「本当ですか。」
「ええ、丁度俺も夜行に乗るんです。」
「へぇー、そうなんですか。」
「じゃあ、一緒に行きましょう。」
「上野から金沢までは夜行に乗ればいいのか。」
と、列車の電光掲示版を見ていた。
「えーと、次の上越線経由の寝台特急「北陸」は22時44分か。」
ホームへ行くと、北陸へ行く人がいた。
彼女と鶴岡は上野駅から上越線経由の寝台特急「北陸」金沢行に乗って能登半島へ旅をする事になった。
そこへ、アナウンスが流れた。
「まもなくー、22時44分発上越線回り寝台特急「北陸」金沢行きが参ります、危ないですから黄色い線の内側まで、下がってお待ちください。」
と、アナウンスが流れた。
そこへ、15番ホームに寝台特急「北陸」が入線して来た。
「あれが、親不知のヘッドマークの列車ね。」
と、言って彼女は列車に乗り込んだ。
「ここか、個室A寝台だわ、一度乗って見たかったのよね。」
「まもなくー、15番乗り場に22時44分発寝台特急「北陸」金沢行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。」
と、アナウンスが流れた。
ピィーッ!
22時44分、彼女が乗った寝台特急「北陸」は夜の上野駅を発車した。
寝台特急「北陸」は上野の夜に出発して翌朝金沢へ着く、上越線を経由して北陸本線に入る、上野を22時44分に発車して、途中停車駅は高崎、水上、糸魚川、魚津、富山、高岡、津幡、終着金沢へは翌朝の6時33分に到着する。
「失礼します。」
そこへ、車掌がやって来た。
「はい。」
「恐れ入ります、乗車券と特急券と寝台券を拝見させていただきます。」
「はい。」
「金沢ですね。」
「はい、私、能登へ行くんです。」
「ありがとうございます。」
高崎を過ぎると、上越線に入った。
そう言って、彼女はベットで眠りについた。
スースースー
と、彼女が眠っている間は列車は走り続けていた。
ちなみに、鶴岡は個室B寝台に乗っていた。
ピィーッ!
と、警笛を鳴らし、彼女が乗った寝台特急「北陸」は魚津で朝を迎えた。
「ファー、よく寝たな。」
と、寝ぼける鶴岡。
彼女と鶴岡が乗った、寝台特急「北陸」は定刻通り6時33分に到着した。
駅でうどんを食い、七尾線のホームへ向かった。
「金沢か、輪島へ行くには七尾線に乗ればいいのか。」
七尾線のホームでは、8時02分発の輪島行急行「能登路1号」が停車していた。
「あれが、急行「能登路」ね、輪島行か。」
と、彼女は金沢駅の電光掲示板を見て七尾線のホームへ向かった。
「まもなくー、4番乗り場から8時02分発七尾線経由急行「能登路1号」輪島行きが発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」
と、アナウンスが流れた。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリーッ!
と、発車ベルが鳴った。
ファーン!
鶴岡は金沢から8時02分発七尾線経由の急行「能登路1号」に乗り、輪島へ向った。急行「能登路」は警笛を鳴らして金沢駅を発車した。
金沢と輪島を結ぶ急行「能登路1号」は8時02分に発車し、津幡 七尾 和倉温泉 終着輪島には10時16分に着く、金沢から津幡までは北陸本線を通る、そこから七尾線に入線し七尾線に入ると能登半島だ。
10時16分、急行「能登路1号」は輪島に到着した。
白米千枚田
「へぇー、結構広いのね。」
と、鶴岡は感銘を受けた。
輪島温泉・ホテル高州園
「お世話になります。」
「ようこそ、輪島温泉へ。」
「いい温泉な。」
彼女は、鴨ヶ浦へ散策をすることにした。
「この橋を渡れば、何故塩が吹いてるのかな。」
海に大きくせり出した輪島岬の突端です。「猫地獄」「象の鼻」「大蛇の瀬」など、ユーモラスな名前の岩場があります。
東西400メートル、南北150メートルにわたる海蝕作用でできた白っぽい岩礁が広がる、海岸沿いを1周するコースは磯遊びや釣りに最適です。
冬に訪れると真綿のように乱舞する「波の花」も楽しめます。夜間はライトアップもしており幻想的な雰囲気を楽しめます。
彼女はそこへ、歩いてみると。
「あれ、この人どうしたのかしら。」
と、起こしてみると。
「えっ。」
と、そこへ鶴岡がやって来た。
「どうした。」
「は、はっ、人が、人が死んでるのよ。」
「何だって。」
と鶴岡は行って見ると。
「はっ、これは。」
と、鶴岡は驚いた。
何と、海岸で男が死んでいた。
そして、事件は意外な展開になる。
鶴岡は石川県警に捜査協力をする事になった。