冬の能登半島・新横浜発9時59分の行方不明者   作:新庄雄太郎

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しずくの父の遺留品が発見した。


第9章 取り調べ

その頃、南と高山は伊豆内浦を捜査をしていた。

 

 

 

「あっ、電話だ。」

 

 

 

と、南は携帯に出た。

 

 

 

「はい南です、えっ、何、しずくちゃんのお父さんのコートが発見された。」

 

 

 

「ええ、今そっち向います。」

 

 

 

「どうした、高山。」

 

 

 

「しずくの父の遺留品が見つかったって。」

 

 

 

「えっ、本当。」

 

 

 

早速、南と高山は遺留品が発見された現場へ向かった。

 

 

 

横浜から、しずくとしずくの母と一緒沼津署へやって来た。

 

 

 

沼津警察署

 

 

 

「所持品は警察庁を通じて、調査はされていますが、奥さん、しずくちゃん、ご主人の物に間違いないですね。」

 

 

 

「はい、間違いありませんわ。」

 

 

 

「まさか、お父さん。」

 

 

 

と、しずくは心配そうに言った。

 

 

 

「これ、何処で発見されたんです。」

 

 

 

「三津の粟島です。」

 

 

 

南と高山達は、静岡県警・捜査一課の横溝警部に案内してもらい発見現場へ向かった。

 

 

「現場はこちらです。」

 

 

 

「それで、発見したのは。」

 

 

 

「この女の子たちなんだ。」

 

 

 

高山は、発見した女の子たちに話を聞くことにした。

 

 

「この辺りで発見したのか。」

 

 

 

「君、それを発見した人は。」

 

 

 

「二人の女子高生だそうです。」

 

 

 

「その子か。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「君たち、この2人が発見したのか。」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

「海岸を歩いてたら、こんなの見つけたずら。」

 

 

 

「うゆ。」

 

 

 

「うん、あそこだよ。」

 

 

 

「そこで、見つけたずら。」

 

 

 

「この辺ですか。」

 

 

 

「そうだよ。」

 

 

 

と、ルビィは言った。

 

 

 

「しずくちゃんのお父さんは誰かに襲われたのでしょうか。」

 

 

 

「ええ、財布の中には40万残されていました、物取りではありません。」

 

 

 

「えっ、物取りではない。」

 

 

 

「恐らく、誰かに誘い出されて。」

 

 

 

「もしかして、お父さん。」

 

 

 

そこへ、静岡県警の警官の声がした。

 

 

 

「おい、あったぞ。」

 

 

 

「何か見つかったか。」

 

 

 

「これは、被害者の手帳です。」

 

 

 

「間違いない、お父さんのだわ。」

 

 

 

「本当か。」

 

 

 

そこへ、若い警官がやって来た。

 

 

 

「何か分かったか。」

 

 

 

「先月、コートを着た50代の男が来た。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

「君たち、済まないが所轄の沼津警察署まで切れくれないかな?。」

 

 

 

「ええ。」

 

 

 

「でも、マルは何にも悪いことなんかしてないずらよ。」

 

 

 

「そうよ。」

 

 

 

と、ルビィは言った。

 

 

 

「実はね、神奈川県警から行方不明の捜索願と関係してるかもしれないんだ、とりあえず沼津署まで来てくれないかな?。」

 

 

 

「うん、わかった。」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

ルビィと花丸は、静岡県警のパトカーに乗り、所轄の沼津警察署へ向かい、事情聴取を受けることになった。

 

 

 

静岡県警・沼津警察署

 

 

 

「何度も、済まないが詳しく話してくれないかな。」

 

 

 

「ルビィと花丸ちゃんが一緒に下校していたら、これ何かなって思ったら早速、交番に届けに行ったの。」

 

 

 

「なるほど、二人は落とし物と思って交番に届けたんだね。」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

「ところで、君たちは怪しい人は見なかったか。」

 

 

 

「怪しい人ずらね。」

 

 

 

「それは、見てないわよ。」

 

 

 

「そうか、見なかったか。」

 

 

 

「それからね、この男の人は見なかったか。」

 

 

 

「うーむ、この人見かけないわ。」

 

 

 

と、ルビィは言う。

 

 

 

「あっ、この人は知らないずらよ。」

 

 

 

「そうですか。」

 

 

 

「この人が、どうかしたの。」

 

 

 

「実はですね、神奈川県警から行方不明の捜索願が出てるんです。」

 

 

 

「この人は、知らないずらよ。」

 

 

 

「ルビィも知らない。」

 

 

 

「そうですか、もし何か気づいたら警察に連絡してください、いいですね。」

 

 

 

「はい。」

 

 

 

そう言って、ルビィと花丸は沼津署を後にし、帰宅した。

 

 

 

磯川の家に沼津署の小川部長刑事と静岡県警・捜査一課の加藤刑事がやって来た。

 

 

 

「磯川さん、恐れ入るが同行してもらうよ。」

 

 

 

「わしが妻を殺したって言うのか。」

 

 

 

「とにかく、署まで来い。」

 

 

 

磯川は、神奈川県警の鎌倉警察署へ連行した。

 

 

 

鎌倉警察署

 

 

 

磯川は鎌倉署の田中刑事と捜査一課の大下刑事に取り調べられた。

 

 

 

「別れた娘に会ったのは認めるんだな。」

 

 

 

「ああ。」

 

 

 

「でも、その男は殺してないぞ。」

 

 

 

「本当なのか。」

 

 

 

「ああ、本当だよ。」

 

 

「中さん、娘さんには会ってたのか。」

 

 

「おう、その通りだよ。」

 

 

「なるほど。」

 

 

「本当に殺していないのか。」 

 

 

吉井警部補は、磯川に言った。

 

 

「おう、本当だよ、ずっと家にいたからな。」 

 

 

その後、南と高山は新幹線「こだま」に乗って東京へ帰った。

 

 




そして、犯人なのか?。
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