デュオがエルを連れてテントに帰ってきてから数分がたった。現在デュオ達生徒達は自炊をして夕食を食べていた。ちなみにエルは勝手に行動した罰として、アディに抱き着かれながら食事をしていた。
キッド「あぁ腹いっぱいだ、美味かった」
アディ「キッドったらお行儀悪い」
デュオ「そうだぞキッド」
食事を終えたキッドが寝転がったのを見て、アディとデュオは注意をした。エルは変わらずアディに抱き着かれながら、飲み物を飲んでいた。そんな時、こちらに近づいてくる足音が聞こえた。4人が
足音の方を向くと、そこにはステファニアがいた。
ティファ「ここの班は、もう食事は終わったの?」
キッド「ティファ姉!?」
アディ「ステファニア姉様」
やってきた人物がステファニアだったと知ると、寝転がっていたキッドは飛び起きた。
ティファ「ふふ、いいのよキッド、ゆっくりしていても。ここには今、私達しかいないのだし」
アディ「それより姉様、なんでここにきたんですか?」
ティファ「それはね……」
そこまで言うと、ステファニアはゆっくりとデュオに近づき抱きしめた。
デュオ「へ!?」
ティファ「デュオ君を抱きしめに来たの!」
デュオ「ちょ!なんで俺なんですか!エルだっているでしょ!」
エル「ちょっと」
デュオの発言に異議を唱えようと近づこうとしたが、アディがさらにぎゅっと抱き着いてきたためできなかった。
ティファ「しかたないじゃない、エル君はアディが抱きしめてるんだもの。必然的にあなたになったの、だからおとなしく抱きしめられなさい!」
デュオ「ウゾダドンドコドーン!」
ティファ「ああ、やっぱり抱き心地最高!髪の毛もサラサラで本当にいいわ!」
結果そのまま、抱きしめられるのだった。
ティファ「はぁ、もう時間ね」
デュオ「(たっ助かった…)」
そう言うと、ティファは急にデュオを放した。
ティファ「三年生はこれから夜間演習なの。くっ夜間演習がなければ、そのままデュオ君をお持ち帰りしたのに!」
エル&キッド&アディ「「「え?」」」
デュオ「(夜間演習があってよかった)」
ティファ「それじゃあ、あまり夜更かしとかしないようにね」
ステファニアはそう言うと、元来た道を歩いて行った。
デュオ「たっ助かった」
キッド「流石に持ち帰るって言ったときはビビったなw」
アディ「なんか最近の姉様、ちょっと変だよね?」
エル「そうなんですか?」
アディ「うん、昔はあんな感じですぐ抱き着く人じゃなかったんだよね。まして赤の他人に」
キッド「もしかしたら、デュオのこと好きだったりしてw」
キッドの今の発言を聞いて3人は固まった。
デュオ「はっははは!そんなわけないじゃん!」
アディ「……いや、意外とあるかも」
デュオ「え?」
そんなこんなで、少し間ステファニアはデュオが好きの話題で盛り上がった。
――――――
生徒達が寝静まっていた時、急に警報が鳴りだした。
キッド「おいアディ起きろ!」
アディ「うーーーん、エルくーーーーーん」
デュオ「二人とも起きろ!すぐに避難するぞ!」
キッド&アディ「「え?」」
エル「大量の魔獣が出現して、夜間演習中だった三年生が襲われたそうです!」
キッド&アディ「「え!?」」
デュオとエルの話を聞いた二人はすぐにテントの外に出ると、すでに生徒達が大慌てで移動していた。
教師2「1年2年は荷物を持たずに直ちに非難しなさい!高等部は幻晶騎士で前進、生徒の救援に向かえ!」
教師の指示を受け、高等部の生徒達は幻晶騎士に搭乗し前進を開始した。そのころ、デュオ達を含めた1年2年の生徒及び一部の教師たちは、馬車に乗り移動を開始していた。
生徒1「安全な実習じゃなかったの?」
生徒2「俺のおじさん、
教師1「私語はやめなさい」
魔獣の出現に怯え、話をしている生徒を教師が落ち着かせてた。
アディ「ステファニア姉様…」
キッド「くっ!」
デュオ&エル「「…」」
夜間演習中の生徒の中には二人の姉であるステファニアがいる。そのことを知っている二人は、心配していた。それを見ていたデュオとエルは、ある決心をした。
教師1「よし!出していいぞ!」
デュオ&エル「「先生!お願いがあります!」」
教師1「え!?また君かねエチェバルリア君!それにデュオ・エチェバルリア君もか!?」
――――――
そのころ夜間演習中の生徒達は
魔獣と交戦しているものの、その数の多さに圧倒されていた。ステファニアは、諦めずに魔法を撃ち続け、
ティファ「はぁはぁ、どうしてこんなに魔獣が…あ!?」
魔法で応戦していたステファニアの前に、棘頭猿の大群が迫ってきた。その光景を見たステファニアとその後ろにいる生徒達は戦慄した。そしてもうだめかと思っていたその時。
デュオ&エル「「はぁぁぁぁ!!!」」
上空からデュオが剣を構えながら降下し、一頭の棘頭猿を両断した。さらにステファニア達の後方から、エルネスティが飛行しながらもう一頭に向けて魔法を撃った。そして魔法は、棘頭猿の顔に直撃した。
棘頭猿「グガァァァァァァ!?」
いきなり魔法を食らった棘頭猿はその場で停止した。そして、動きが止まった瞬間を狙ってエルはもう一つの杖で棘頭猿を斬った。
ティファ「エルネスティ君!デュオ君!」
さらにその後方から、キッドとアディもやってきた。
キッド&アディ「「姉様!ここは任せて!」」
二人はステファニアにそう言うと、自身の杖を向けた。
キッド「
アディ「
二人の魔法は、確実に棘頭猿に命中しその数を減らしていった。
ティファ「アーキッド!アデルトルート!」
エル「助っ人を連れてきましたよ!」
エルのがそういうと、さらに後方から幻晶騎士がやってきた。
ディー「待たせたな!やっと私の出番だ!行くぞ!グウェール!」
そういうとグウェールの騎操士であるディートリヒは、グウェールの腰にマウントされている剣を使い魔獣に攻撃を開始した。そして、杖と盾を持つ幻晶騎士アールカンバーを騎操士するエドガーは、せいったちの前に立つと、自身の持つ盾を生徒達を護るように地面に突き刺した。
エドガー「中等部諸君は安全な場所へ、魔獣の相手は俺達がする!」
へルヴィ―「さぁ行くわよ、トランドオーケス!」
薄紫色の機体『トランドオーケス』を操縦する騎操士『へルヴィ・オーバーリ』は機体が期待が持つ杖を使い魔獣の撃退を開始した。
エル「(しかし、なぜこれほどの魔獣が。腑に落ちませんね)」
デュオ「この森は比較的魔獣の数がすくないことで有名場所だ。にもかかわらずこの量、ただ先輩たちを襲いに来たとは考えずらいな」
エル「はい、いやな予感がします」
この時のデュオとエルいや、この森にいるすべての生徒並びに教員たちは、自分たちに向かってくるとてつもない脅威がいることをいまだ知らない。
ヒロインどうするかパート2
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エレオノーラ
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ステファニア
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ノーラ
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ハーレムでよくね?
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