夜間演習中の生徒を襲った魔獣をデュオ達4人と幻晶騎士五機救援に来たことで、被害は最小限に抑えられた。そして撃退して、数分が経過した。
生徒1「負傷者を優先して馬車に運べ!」
生徒2「こっちに担架を寄こしてくれ!」
生徒3「おい!明かりがないぞ!」
ティファ「ひとまず安心してよさそうね、ありがとうエル君にデュオ君。それにキッドもアディも」
アディ「姉様に怪我がなくよかたー」
キッド「ほんとな、でもあんなことがあったんだから少し休んだ方が…」
ティファ「私は大丈夫、だって…」
アディとキッドの言葉に、二人を安心させるようにそう答えると。すぐさま、エルとデュオに抱き着いた。
エル「(またですか…)」
デュオ「へ!?」
ティファ「ああああ!癒されるわぁぁぁ!エル君とデュオ君がいればまだまだ戦えちゃうぅぅ!」
アディ「む!姉様!エル君は私のです―――!」
ティファ「アディはいつも一緒でしょ!たまには私に譲りなさい!」
アディ「ダメですぅぅ!!」
キッド「はぁぁ……」
ティファ「じゃあデュオ君は?」
アディ「デュオはいいですよ」
デュオ「え?(あ、なんかデジャブ)」
ティファ「やった!」
アディにエルはだめ、でもデュオはよしという言葉を受けすぐにエルを放した。代わりにデュオを強く抱きしめた。
エル「会長、お話があります」
デュオ「あ、俺も話があるんですけど」
ティファ「え!」
アディ「えぇぇ!?」
エルとデュオのステファニアに話があるという言葉に困惑するステファニアとアディ(アディはエルの発言にちょっと傷ついた)、しかしその内容を聞いて落ち着いた。
エル「このクロケの森は、比較的安全地域と言われていました」
デュオ「ですが今回、多数の魔獣が出現し先輩たちはその襲撃に会いました。しかもすごい数の」
エル「僕には彼らがたまたま現れたようには思えないのです。なにか巨大な意思に急き立てられていたとは考えられませんか?」
ティファ「巨大な意思?」
エル「はい、僕らを襲った魔獣たち、その目的が例えば…逃走だとするなら」
キッド「逃走?なにから」
エルの推測に返答するキッド。
デュオ「自分よりもはるかに巨大で、強力で絶対に勝てないなにかだ」
そしてデュオが、キッドにそう答えると。遠くの方で、何かが破壊される音が聞こえた。
五人「!?」
五人が音のなった方を見ると、そこにはとてつもない巨体の生物がいた。そしてその存在を、その場にいる税員が知っていた。
デュオ「陸皇帝…なるほど、これで納得がいったな」
エル「ええ、あの魔獣たちは、あれから逃げてきたようですね」
キッド「落ち着いてる場合かよ!?どうすんだよあんなの!」
アディ「そっそうだよ!」
デュオ「とりあえず、避難だ。どのみちここじゃいつまた襲われるかわからん。いいですよね会長!」
ティファ「そうね急ぎましょう」
そう言っていると、陸皇帝が自身の存在を示すかのように咆哮を発した。
陸皇帝「ヴォォォォ!!」
生徒達「うわぁぁぁぁぁ!?」
陸皇帝の咆哮を聞いた生徒達は、我先にと逃げようとした。しかし、その逃走はエルが放った魔法で止められた。
生徒1「なっなにしやがる!」
エル「落ち着いてください!」
生徒2「この状況でどう落ち着けばいいのよ!」
デュオ「下手に逃げようとするな!ここが森の中だということを忘れるな!変な方向に逃げればそれこそ危険だ。落ち着いて馬車の方に行くんだ!」
生徒3「わっ分かった」
エルとデュオの言葉に従い、慌てずに馬車の方に移動した。
キッド「北に向かうんだ!」
ティファ「急いで!でも慌てないで!」
アディ「大丈夫だから!」
デュオ達が生徒たちの避難をしているころ、エドガー達は幻晶騎士に搭乗し陸皇帝の方に向かっていた。
エドガー『幻晶騎士で陸皇帝の注意を引く、へルヴィ手を貸してくれ!』
ヘルヴィ『エドガー!?何言ってるか分かってるの!?相手は師団級魔獣なのよ!?』
エドガー『下級生が避難し終えるまで、我々が足止めする!俺達は騎士だ!何もせず逃げることなどできない!』
ヘルヴィ『…やるしかないのね?』
エドガーの言葉にへルヴィはそう答えた。
エドガー『総員抜杖!』
エドガーの指示の下、幻晶騎士が持つ杖を使い魔法を発動させ、陸皇帝の方見向けた。
エドガー『放て!』
その言葉を聞くと、魔法放った。魔法はばらけてはしまったものの、陸皇帝に命中した。
陸皇帝「グゥゥゥゥ」
その攻撃に気付いた陸皇帝は、エドガー達の方に向かっていった。そのころデュオたちは、生徒の避難誘導をしていた。
エル「押さないで!順番に!」
デュオ「でも急いで馬車に乗るんだ!」
エル「先輩たち…どうかご無事で」
デュオ「無茶だけはすんなよ…」
エドガー達の方では、順調に陸皇帝を引き付けていた。
ディートリヒ『はーはっはっは!何だこのデカ物め!手も足も出ないじゃないか!』
ゲパード『こっちだうすノロ!』
ディートリヒ『何が師団級だ!私一人で退治してやる!』
ゲパード『待てよディー!こいつは俺の獲物だぜ!』
エドガー『ディートリヒ!ゲパード!調子に乗るな!』
ディートリヒとゲパードは魔法を使い戦闘を行っていたが、全く反撃できていない陸皇帝を見て、調子に乗っていた。そして、まるでタイミングを見計らっていたかのように、陸皇帝が動きを止め、前かがみになった。
ヘルヴィ『止まった?』
動きを止めた陸皇帝は空気を吸ってい、ゲパードが乗る幻晶騎士の方に顔を向けた。その口は、赤く光っていた。次の瞬間、陸皇帝の口から熱エネルギーが放出された。その攻撃をもろに食らった、ゲパードの幻晶騎士は跡形もなく破壊された。その光景を見ていたディートリヒは、恐怖していた。
ディートリヒ『あっああ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ‼?』
悲鳴を上げたディートリヒは、その場から逃走した。
ディートリヒ『うわぁぁぁぁぁぁ!?』
エドガー『ディートリヒ!どこへ行く!?』
一方デュオ達の方は、すでに生徒たちの移動は完了し残りはデュオ達のみとなっていた。
ティファ「エル君!デュオ君!早く!」
デュオ&エル「「はい!」」
ステファニアの声を聞いた二人は、馬車に向かった。そんな時、広報を走る何かに気付いた。そのシルエットは魔獣ではなく、幻晶騎士であった。
デュオ「エル今のって」
エル「はい、幻晶騎士ですね」
デュオ「敵前逃亡か…ま、相手が相手だししかたないとは思うがな」
エル「そうですね」
アディ「エル君?デュオ?」
デュオとエルがおかしいと感じたアディは二人に声をかけた。
エル「先に行ってください!」
デュオ「必ず戻る!」
三人「え!?」
デュオとエルは三人にそう言うと、幻晶騎士が走り去った方向に向かっていった。
アディ「いっ行っちゃった…」
キッド「どっどうするよ」
ティファ「……とにかく移動しましょう。ここに居てもなにも変わらないわ。二人が無事に帰ってくることを願いましょう」
そしてキッド達を乗せた馬車は、移動を開始した。
ヒロインどうするかパート2
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エレオノーラ
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ステファニア
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ノーラ
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ハーレムでよくね?
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