ナイツ&マジック 銀鳳と死神   作:クレイトス

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ロボットと魔法との出会い

 デュオがこの世界に転生してから色々知った事があった。まず初めに、死んだはずの自分が何故か新しい命として蘇った事、しかも自分が知らない場所でである。これに関しては、前世との建物の形の違いだ。特に決定的だったのは、言語が自身も知らない言語であったためすぐにわかった。ただ、やはり言語を覚えるのが大変ではあったが、その点は生活するにつれて徐々に理解できていったた。そして多少言葉をしゃべれるようになった。その時に初めてデュオは自身の双子の弟であるエルネスティ(次からエルと表記)が実は幼馴染である倉田翼であったことを知った。デュオは何故いるのかと聞いてみると、エルは自宅に向かっている途中で車にはねられたと言った。この時はまた会えた嬉しさと幼馴染が自分と同じく死んでしまった悲しみのあまり涙を流し泣き叫んでしまった。そして、全く同じ理由でエルも泣き始めてしまった。その理由を全く知らない今世での二人の両親は、とても驚き慌てていた。その後話せる言葉が増えた時に、デュオとエルが親の前で話した言葉は。

 

 デュオ&エル「「ろぼっと……」」

 

 父&母「「ろぼ?」」

 

 パパでもなければママでもなくロボットであった。

 

 

 

――――――

 

 

 

 そうして転生してから数年がたったある日のこと、デュオとエルは母である[セレスティナ・エチェバルリア]に連れられ父である[マティアス・エチェバルリア]の仕事を見に来ていた。しかし、転生したはいいもののこれといって面白い物がなく退屈していた二人は、父の仕事場に行くことになってもぼーっとしていた。しかし仕事場に着いた時、二人の目の前に広がったのは光景に二人は息をのんだ。何故なら…

 

 

 

 

 目の前にロボット同士の戦いが繰り広げられていたからである。

 

 デュオ&エル「「ろ…ろぼっとだっ、」」

 

 ティナ「え?」

 

 デュオ&エル「「ろぼっと‼母さま!ろぼっとがあります!」」

 

 ティナ「ろぼ…?(また言ってる、ろぼっとって何なのかしら?)」

 

 セレスティナは自分の息子たちのロボットという言葉が何なのか考えているのを他所に、二人は目の前いるロボットに興奮しておりロボットと何度も連呼していた。それに気づいたマティアスが振り返った。

 

 マティアス「おおティナ、来ていたのか」

 

 ティナ「ええ、二人にお父さんのお仕事を見せてあげようと思って」

 

 マティアス「そうか…それで二人は何を言っているんだ?」

 

 マティアスが二人を見ると、目をキラキラ光らせながらロボットを見ていた。そして二人はそろって両親の方を見た。

 

 デュオ&エル「「母さま!父さま!すごいです‼ほんもののろぼっとです!」」

 

 マティアス「ほんもの?ろぼっと?また言ってるのか、何なんだそのろぼっとというのは」

 

 ティナ「さあ……でもとっても気に言ったみたいなの」

 

 マティアスもロボットという言葉が何なのか全く分からなかった。一方セレスティナはそんな二人を見て微笑んでいた。ロボットという言葉に悩んでいたマティアスは一旦その言葉を考えるのをやめ二人に近づき頭をなでながら目の前のロボットについて説明をし始めた。

 

 マティアス「いいかデュオにエル、あれこそ我が国と民を護る巨人の騎士。幻晶騎士(シルエットナイト)だ」

 

 デュオ「しるえっと…」

 

 エル「ないと……」

 

 ティナ「その立派な巨人さんを動かす人を育てるのがお父さんのお仕事なのよ」

 

 マティアス「……はっはっは、こりゃ聞こえてないな」

 

 ロボットの名前を知った二人は頭の中で何度も名前を言い続けていたため両親の言葉は全く頭に入ってこなかった。

 

 デュオ&エル「「母さま!父さま!」」

 

 そんな二人の声が聞こえた両親は、二人の方を向いた。

 

 デュオ&エル「「僕たちも【しるえっとないと】に乗りたいです!どうすれば乗れるのですか⁉」」

 

 ティナ「あらあら、幻晶騎士に乗るにはまず騎士にならないといけないのよ」

 

 デュオ&エル「「じゃあ騎士になります‼」」

 

 その二人の言葉を聞いてティナたちは微笑んでいた。

 

 マティアス「騎士になるにはたくさん勉強して、剣の稽古もしなくてはならないんだぞ」

 

 デュオ&エル「「勉強もします!剣も教えてください!」

 

 ティナ「剣のお稽古はもう少し大きくなってからね、その代わりお勉強しましょうか【魔法】の」

 

 デュオ&エル「「…………まほう!」」

 

 その後仕事場を後にした二人は、セレスティナとともに家に帰宅した。ちなみに二人の家はそれなりに大きな家で、二人の祖父である[ラウリ・エチェバルリ]は幻晶騎士を動かす騎操士(ナイトランナー)を育成する学園【ライヒアラ騎操士学園の学長をしてり、マティアスはその学園で戦闘技能教官をしている。そして帰宅したデュオ達は、セレスティナから魔法についての説明をうけるため自宅の庭に出ていたていた。

 

 ティナ「大気中に漂う【エーテル】体に取り込み…触媒を介してそれを魔力(マナ)へと変換し、世界に現象として発現させる……それが【魔法】。例えば、体内に触媒をもつ怖い【竜種(ドラゴン)】さんが吐く炎は【純粋な魔法】というわけ」

 

 エル「……【純粋な】とはどういうことなのですか?」

 

 ティナ「私達人間は生身では魔法が使えない種族なのよ」

 

 デュオ「え⁉使えないんですか⁉」

 

 ティナ「ええ、勿論理由があるの。

 

 デュオ&エル「「理由?」」

 

 ティナ「それは魔力の触媒である結晶体を体内に持っていないから。でもその代わり、人間は【知恵】という武器を持っているわ。それじゃお外で実践してみましょうか」

 

 そう言いながら、セレスティナは庭に出るときに持ってきた杖を構えた。そして目の前に生えている木の枝につるした的に向けると、杖の先端に炎が出現しそれを的に発射した。発射された炎は見事的に命中した。

 

 エル「わああ!」

 

 デュオ「おおお!」

 

 ティナ「長い研究の末手に入れた私たちの魔法、体内に持っていない触媒結晶をこうして外部に用意するのこの杖のようにね。そうして魔法の仕組みを、解き明かし確立された【魔法術式(スクリプト)】を脳内にある【魔術演算領域(マギウス・サーキット)】で用いる。人間を含めた意思を持つ生物に必ず備わっている仮想機関魔術演算領域、コレがあるおかげで魔法術式を処理し魔法を行使することができるの。術式自体は図形や式の組み合わせね、高度で大規模な魔法ほど複雑な術式や大量の魔力が必要になってくるのよ」

 

 デュオ&エル「「なるほど……」ボソボソ

 

 セレスティナの魔法の説明を聞いたデュオとエルは、セレスティナから渡された魔法の本を読みながらボソボソと呟いていた。それを見ていたセレスティナは微笑みながら二人に自身の持つ杖を差し出しながらこう告げた。

 

 セレスティナ「やってみる?」

 

 デュオ&エル「「はいっ!」」

 

 その日から二人はセレスティナ指導の下魔法の勉強を開始したのであった。

主人公機どうするか

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