【完結】プレイしていたゲームの能力で転生するやつ   作:Leni

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●修行の日々
■20 あなたが私のマスターか


◆50 主人公に悲しき過去……

 

 修学旅行から帰還して、女子寮の自室に辿り着いた。

 持ち帰ったお土産や荷物の整理に慌ただしいが、そんな中、ネギくんが部屋に訪ねてきた。

 

「あの、刻詠さん、依頼のことでお話が……」

 

「あいあい。石化の解除ですね? 詳しいことを聞かせてもらっていいですか?」

 

 ネギくんを部屋のテーブルにお招きして、座らせる。

 すると、荷物を放り投げてパソコンにかじりついていたちう様が、立ち上がり、お茶の用意をしてくれた。気が利くね。

 

 さて、そこからネギくんが語り始めたのは、悲しい物語だった。

 

 ネギくんが物心ついたころ、彼にはすでに両親がいなかった。彼は親戚のもと、小さな山間(やまあい)の村で育てられていた。

 そこは魔法使い達が集まる隠れ村であり、かつてはナギ・スプリングフィールドも住んでいたという。

 親戚にネカネという年上の女性がいたが、彼女はウェールズの魔法学校に入るために村から出ていってしまった。そのため、幼いネギくんはおじいさんのスタンの家の離れを借りて、ほぼ一人で暮らしていた。

 

 そんな生活はずっと続くように思われたが、四歳の冬に運命の日が訪れた。

 ネカネが学校から帰郷予定だったとある日、村が突然、襲撃にあったのだ。

 相手は石化の力を持つ悪魔の集団で、村人達は抵抗もむなしく、石に変えられてしまった。

 

 村の外れにいたネギくんも、悪魔に襲われる。

 しかし、そこへナギ・スプリングフィールドが助けに現れ、悪魔を軽く蹴散らした。

 その光景が幼いネギくんには恐ろしく見えたようで、ネギくんはとっさにその場から逃げ出してしまった。

 

 一人になったネギくんは、当然、悪魔に狙われる。それをかばったのは、おじいさんのスタンと、親戚のお姉さんのネカネだった。

 スタンは悪魔を封魔の瓶の中へ封印することに成功するが、彼はそのまま全身が石化し、ネカネは足が石化して砕けてしまった。

 

 その後、足が砕けてしまったネカネをなんとか村の外にある丘へ運んだネギくん。

 丘の上からは、雪の降る中、村が火で燃えさかっている光景が見えた。

 そこへ、再びナギ・スプリングフィールドが現れる。村にやってきた悪魔を圧倒的な力で全て撃退したようだった。

 

 そして、ナギ・スプリングフィールドは、ネギくんに形見として杖を渡し、どこかへと去っていった。

 

 その三日後……村に魔法使い達が救援に駆けつけ、ネギくんとネカネは救助された。

 石化した村人達のその後は分からなかったが、ネカネ以外とは誰とも会えなかったので、今も石になっていると推測していた。

 

 そして、先ほど、国際電話でネカネに石化の解除手段を見つけ出したと伝えたところ……ウェールズの魔法学校がある街に、石になった住人達が保管されていると教えてもらえた。

 

「以上が、僕の昔の話です……」

 

「なるほど、よく分かりました」

 

 この話の裏側では、造物主(ライフメイカー)ナギ=ヨルダから身体の主導権を一時的に取り戻したナギ・スプリングフィールドが、ネギくんを助けに走った、という精神の攻防が展開していたんだろうね。

 

「僕から刻詠さんにお願いしたいのは、先ほど最後に言ったように、村の人達の石化解除です。僕ができることならなんでもします! ですから、癒しの至宝を村の人達のために使ってください! お金が必要なら借りてでもかき集めて――」

 

「こらこら、借金はいけませんよ。ネギくんは将来有望ですから、契約書なしの出世払いってことでいいです。これ、借金じゃなくて日本語でいう〝貸し〟ってやつですね」

 

「……ありがとうございます!」

 

「いいんですよ。それに、私の信条ですけど、徳は積めるときに積めってね」

 

「リンネの嬢ちゃん、いい女だな」

 

 ネギくんの肩に乗っていたカモさんが、そんなことを私に言った。

 

「いい女って言われたの、生まれて初めてですね」

 

 前世を含めてだ。いけすかない女とは、前世でたくさん言われたけど。

 

 しかし、大丈夫かな、悪魔の石化解除。癒しの至宝でいけるかどうか。

 まあ、駄目だったら、状態異常回復の法術(テクニック)『アンティ』や、状態異常回復薬の『ソルアトマイザー』、治療宝具の『修補すべき全ての疵(ペインブレイカー)』などを試して、それでも駄目だったらスマホの中の魔術師や医者達にぶん投げることになる。

 

「刻詠さんは、いい人ですよー」

 

「兄貴、いい人と、いい女は違うんだよ」

 

 そんなネギくんとカモさんのやりとりに、心がほんわかとなる。もし九歳の少年に、お前はいい女だとか口説かれたら、どう反応していいか分からなくなりそうだ。

 さて、話は逸れたが、イギリス旅行だ。

 

「イギリスのウェールズまで行くとなると、大旅行ですね。急ぎでとなると……今年のゴールデンウィークで休みが連なっている日は、五月三日から五日の三連休ですね。今日は四月二十六日。ギリギリなので航空券も高そうですね。二泊三日。現地での移動費と宿泊費も考えると……」

 

「ええと、刻詠さん?」

 

 三日で行って帰ってくるって、結構大変そうだなぁ。

 

「二人分の旅費は大きく見積もって、六、七十万円ほどでしょうかね。ネギくん、払えます?」

 

「ええー!? 高すぎませんか!? 無理ですー」

 

 ネギくん、新任でお給料まだ貯まってないもんね。

 私はさらに言葉を続ける。

 

「でも、日程を考えますと、移動時間を可能な限り短縮する必要がありますので、これくらいは見ておきませんと。場合によっては、ウェールズの魔法学校までタクシー祭りですよ」

 

「うう、借金でもしなきゃ、無理ですよー!」

 

「借金はいけませんよ。なので、私が全額払います」

 

「えっ」

 

「こう見ても私、小金持ちなんです。ですから、これは〝貸し〟にしておきますね」

 

 私がニッコリとネギくんに笑いかけると、それを見ていたちう様が、ぽつりとネギくんに告げた。

 

「ネギ先生、リンネは悪い女だから、〝貸し〟でいろいろしぼり取られないよう注意しておけよ」

 

 今年のゴールデンウィークはイギリス旅行かー。楽しみだなー。

 

 

 

◆51 魔法使いと魔法剣士

 

 そんなことがあった日の翌日の朝。私は、ちう様と一緒にエヴァンジェリン邸を訪れていた。

 用件は、イギリス旅行の報告。ネギくんの出身村の住人を助けるという重要事項なので、一応キティちゃんにも知らせに来たのだ。

 花粉症のキティちゃんとしばらく話し込んでいると、エヴァンジェリン邸に来客があった。

 

 来たのは、ネギくんだ。ついでに、神楽坂さんもいる。

 そのネギくんが、キティちゃんに頭を下げ、こんなことを言った。

 

「エヴァンジェリンさん、僕を弟子にしてください!」

 

 それを聞いたキティちゃんは、「ほう……」と妖しげに笑った。

 

「私に弟子入りか。戦い方を学びたいのだろうが、なぜ私を選んだ?」

 

 本当は死ぬほど嬉しくてたまらないのだろうが、わざと悪そうな顔を浮かべてキティちゃんが言った。

 対するネギくんは真剣な顔で答える。

 

「京都で、エヴァンジェリンさんに学んでいるという三人の戦いを見ました。古さんは格闘と術の高度な組み合わせを。長谷川さんは強大な魔法を。刻詠さんは神秘の一撃をそれぞれ見せてくれました。ああいうふうに僕も強くなれるのなら、エヴァンジェリンさんに学びたいです」

 

「そうか……強くなるだけなら、タカミチだっているぞ?」

 

「タカミチは……僕とは方向性が違うかなって……」

 

「……まあそうだな」

 

 まあねえ。ネギくんが知っているかは分からないけど、基本的にタカミチこと高畑先生が使うのは『魔力』じゃなくて『気』だからね。

 

「よかろう。弟子入りは認めてやる」

 

 おっ、キティちゃん、弟子入りテストやらないのか。原作では、ネギくんの根性試しで3年A組の面々がキュンキュンするんだけど、やらないのかー。

 

「これより、ぼーやは私の弟子だ。私のことは、今後、師匠(マスター)と呼ぶように」

 

「はい、よろしくお願いします、師匠(マスター)!」

 

「うむ」

 

 おーい、ニヤニヤ顔が隠せていないぞ、キティちゃん。スマホで撮るぞ。

 

「では、早速だが、育成方針を固める!」

 

「はい、お願いします!」

 

 キティちゃんがどこからか黒板を茶々丸さんに用意させ、キティちゃんは伊達眼鏡をかけて黒板に文字を書き始める。

 書かれたのは、『魔法使い』と『魔法剣士』だ。

 

「ぼーや。戦いを志すお前には、進むべき道が二つ考えられる。二者択一だ」

 

 どこからともなく取り出した教鞭で黒板を叩くキティちゃん。

 キティちゃん教師バージョンに誰もツッコミを入れないまま、授業は進んでいく。

 

「『魔法使い』。前衛をほぼ完全に従者に任せ、自らは後方で強力な術を放つ。安定したスタイルで、千雨や私が該当する」

 

 水無瀬さんもこのタイプだね。

 

「『魔法剣士』。魔力を付与した肉体で、自らも前に出て従者と共に戦い、速さを重視した術も使う。変幻自在のスタイルで、古菲やナギが該当する」

 

「父さんが……」

 

 キティちゃんの最後の言葉に、ネギくんがそうつぶやいた。

 それを聞いてはいなかったのか、そこまで無言で聞いていた神楽坂さんが、キティちゃんに質問する。

 

「リンネちゃんはどっちなの?」

 

「リンネは必要に応じてなんでもやる。前にも出られるし、後ろで砲台にもなれる」

 

 私の売りは、手札の多さだからね。なんでもやるよー。

 そして、さらにキティちゃんは言葉を続ける。

 

「しかしだ、強くなってくると、これらのスタイルの境目はなくなってくる。『魔法使い』の私も前に出て戦えるし、『魔法剣士』のナギだって、強力な極大魔法を唱えられる。皆、リンネのようにどちらもやるようになる」

 

 キティちゃんは、黒板の二つの文字から線を伸ばし、そこに『達人』という文字を書いた。

 

「ゆえに、この育成方針は、ぼーやが『達人』に至るまでの間に、どちらのスタイルで戦うかを決めるものとなる。さあ、ぼーや。選べ」

 

「『魔法剣士』でお願いします!」

 

 ノータイムで答えられ、キティちゃんがキョトンとした顔になる。

 

「ずいぶんと早い回答だな?」

 

 そんなキティちゃんの疑問に、ネギくんの答えはというと……。

 

「京都の戦いで思ったんです。前衛になるパートナーが、常に都合よく一緒にいるわけじゃないって。それなら、従者がいてもいなくても臨機応変に対応できる『魔法剣士』がいいなって」

 

「ふむ、よく考えてあるようだな」

 

 キティちゃんは、ネギくんの答えに納得顔だ。これで、ネギくんは原作と同じ、前に出て戦うスタイルを取ることになった。

 

「では、次だ。前で戦うとして、どのような武術を身につけるかだ。私ならば、いろいろ覚えているが、最近は合気柔術をやっていたな。委員長のものよりも高度だぞ」

 

「確かに、前に委員長を完封していたわねー」

 

 果たし状事件を思い出しているのか、神楽坂さんがそんなことを言った。

 

「古菲や千雨は大陸の拳法だ。杖を槍として使う技術も身につけている。古菲ならば、武術を教えてほしいと言っても断らんだろう」

 

「杖を槍に、ですか?」

 

 ネギくんは、自らが持つナギ・スプリングフィールドの形見の長杖を見た。

 

「大陸の武術は拳法だけではない。槍も剣も杖も、なんでもありだ」

 

「そうなんですか……確かに、古菲さんが持っていた棍は、槍として使うと言っていましたね。となると、長谷川さんも……」

 

 ネギくんがちう様を見るが、ちう様は興味なさそうに持ちこんだノートパソコンをいじっている。

 

「他にも、剣を使うなら桜咲刹那だな。神鳴流は強力な退魔の剣だ。ただし、あいつが使うのは『気』なので、ぼーやには合わないかもしれないな」

 

「剣……」

 

 ネギくんは杖をにぎる自分の手をじっと見て、それから私の方へと視線を送ってきた。

 ん? なんじゃらほい。

 

「刻詠さんは、西洋剣術を使えますか?」

 

「私? 使えますよ?」

 

 なんなら『真空十字斬』でも見せようか? 練習中でなかなか成功しないけど。

 

「僕、剣を使いたいです。刹那さんのような刀ではなくて、剣を……」

 

 ほーん。これは、あれやね。エクスカリバーをにぎった体験が忘れられないとかの、あれやね。

 こうなるとはちょっと予想外。

 

「分かった。リンネ。師匠を見つくろってやれ」

 

 キティちゃんに言われて、私は仕方なくスマホを呼び出し、『LINE』を起動した。

 そして、キティちゃんがまた別の授業をしている間に、スマホの住人と会話を続け……やがて話が付いた。

 

「キティちゃん、ネギくん、先方は師匠役OKだそうです」

 

「ほう、誰だ?」

 

 キティちゃんが興味深そうに聞いてきたので、私は早速、本人を呼び出した。

 私の背後に、青い騎士の服と甲冑を着こんだ、一人の少女が出現する。

 

「オーナーの求めに、はせ参じました。よろしくお願いします」

 

「はい、こちら。『アルトリア・ペンドラゴン』陛下。並行宇宙における、円卓の騎士王アーサーその人です」

 

 ネギくんの師匠役は、青セイバーことアルトリア陛下。

 私の紹介に、場は騒然となった。

 

 

 

◆52 アーサー王伝説

 

「円卓の騎士の中に、ランスロット卿は居たのですか?」

 

「ええ、居ましたよ。彼について、何か?」

 

 ネギくんとアルトリア陛下が楽しげに会話している。

 すでにキティちゃんの授業は終了し、ネギくんとアルトリア様の交流が図られている。ちなみに、アルトリア陛下がネギくんの師匠役に手を上げたのは、世界を救う宿命を背負わされた幼き存在の助けになりたい、という尊い理由からだった。

 

「こちらの世界では、円卓の騎士に登場するランスロット卿は、初期の『アーサー王伝説』に存在しないんです。後世でフランスの吟遊詩人が創作して、『アーサー王伝説』に付け足したと言われているのですが」

 

「ふふっ、確かに彼は、フランスの人々からすると理想の騎士かもしれませんね」

 

 こんなことをアルトリア陛下が言っていたなんて、スマホのカルデアにいるランスロット卿が聞いたら、いったいどうなってしまうのか。

 

「あっ、でも、ランスロット卿といえば、王妃ギネヴィアとの密通ですよね」

 

 うおーい。ネギくんの口から密通とか聞きたくなかったぞ。

 

「陛下は女性ですから、そちらの世界では、ランスロット卿が陛下を裏切って王妃と関係を持つことはなかったんでしょうか」

 

 すごいこと聞いてくるよね、ネギくん。

 

「いえ、生前のわたしは男装していましたから。名前も本名のアルトリアではなく、若き頃はアルトリウスと名乗り、王となってからはアーサーを名乗りました。ですので、その出来事はありましたよ」

 

「男装していたんですか……!」

 

「わたしの時代では王権は男性のもの。女の姿のままでは、何も守れなかったのです」

 

「確かに、五世紀ともなれば、そういう時代ですよね……」

 

 その後も、ネギくんは楽しそうにアルトリア陛下から円卓トークを聞き出していく。

 やがて、昼近くになり話は一段落する。

 

「ずいぶんと楽しそうだったわね、ネギ。あんたって、『アーサー王伝説』とかいうの好きなの?」

 

 途中で話についていけなくなり、暇そうにしていた神楽坂さんが、ネギくんにそう問いかける。

 

「はい、小さな頃、本で読んで……」

 

 今も小さいよね、というツッコミは無粋だろうか。

 

「でも、詳しく調べてみると、ある事実が分かってガッカリしちゃったんです」

 

「ガッカリ?」

 

「はい。僕の国の歴史学的には、『アーサー王伝説』は史実ではないんだそうです。アーサー王と円卓の騎士達は、ランスロット卿のように後世の創作だと見る意見が強いようで……」

 

 そうなんだ。それはまた、夢のない話だね。二千年前の救世主とイスカリオテのユダや、飛騨の鬼神リョウメンスクナが実在している世界なのになぁ。

 

「だから、別宇宙にアーサー王が実在していて、僕、すごく嬉しくなっちゃったんです」

 

「あー、それもよく分からないのよねー。並行宇宙とか並行世界とか、頭こんがらがっちゃうわ」

 

「そんなに難しい考え方ですかね……?」

 

 ネギくん、その子、バカレンジャーの一人だからね?

 2003年のこの時点だと、サブカルチャーでも並行世界を扱う作品ってそこまで多くはなかった印象がある。だから、理解度が低くても仕方ないのかな。

 このネギま世界にも存在する有名漫画の『ドラえもん』も、時間移動したら世界は上書きされて、並行世界は生まれないしね。『もしもボックス』で説明すれば分かりやすいのかなー。

 

 さて、昼飯時だが、ネギくんと神楽坂さんはまだ帰る様子を見せない。

 私とちう様はまだここに用事があるので帰らないが、二人はいつまでいるのだろうか。

 

 と、そんなことを思っていたら、エヴァンジェリン邸にまた一人、来客があった。

 

「あっ、のどかさん!」

 

「ネギ先生? あ、こんにちは……」

 

 やってきたのは、宮崎さん。いつも一緒に居る図書館探検部の他のメンバーはいない。

 

「どうしたの、本屋ちゃん。エヴァちゃんの家にやってくるだなんて」

 

「えっと、絡繰さんに、一人でエヴァンジェリンさんの家に来てほしいって、電話で言われたんですけどー」

 

 神楽坂さんの言葉にそう答えた宮崎さん。すると、キティちゃんがうっすらとした笑みを浮かべて言う。

 

「ああ、ついでだ。ぼーやと神楽坂明日菜も少し聞いていけ。宮崎のどかが何を選ぶかを」

 

 そんなふわふわした言いざまに、ネギくんと神楽坂さんは仲良く首をかしげる。

 だが、これはいたって真面目な話だ。

 

 急な話だが、宮崎さんにはこれから重大な決断をしてもらわなければならない。

 それは、ネギくんの運命にも大きく関わってくることだろう。

 

「今日、ここが、宮崎のどかの人生の分岐点だ」

 

 禁断のアーティファクト『強制読心装置(いどのえにっき)』を持つ宮崎さん。彼女の歩むべき未来を決める時が来た。

 




※勝手にネギま世界の表の歴史には円卓の騎士がいなかったことにしましたが、『雷の投擲』の詠唱を見るにアルスター伝説の影の女王スカサハは魔法社会的には存在しているようです。
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