【完結】プレイしていたゲームの能力で転生するやつ   作:Leni

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■68 オスティア終戦記念祭開幕

◆165 終戦記念式典

 

 十月一日、とうとう『オスティア終戦記念祭』が始まった。

 式典が開かれ、メガロメセンブリアのリカード主席外交官とヘラス帝国の第三皇女が握手を交わして魔法世界南北の友好を周囲に示す。

 式典には、当然クルト・ゲーデル総督も主催者として参加していて、彼が招いた来賓としてネギ・スプリングフィールドの姿もあった。

 それを私は観客席から眺めて……は、いなかった。

 私はなぜかドレスを着せられ、ネギくんの隣に配置されていた。さらには、ネギくんを挟んだ向こう側には、華美なドレスを着こんだあやかさんの姿もある。

 

 あやかさんは分かるよ。メガロメセンブリアの影の友好国である日本の大財閥のご令嬢なんだから。

 でも、なんで一般市民の私をこんなところに招くかなぁ!

 

「ほら、リンネさん。笑顔を崩さない!」

 

 にこやかな笑みを浮かべているあやかさんに、私はどやされる。

 うーん、彼女の口調と表情が合っていない。なんというポーカーフェイスか。

 

「なんで私はここにいるのでしょうね。ただの庶民ですよ私は」

 

 私がそう言うと、あやかさんが笑顔を崩さず前を向いたまま言う。

 

「何を言っているのですか。今や、リンネさんは魔法世界にとってネギ先生以上の最重要人物! あなたがいないと火星開拓計画は何も進まないのです。いわば、計画の顔!」

 

「顔役はネギくんに譲ったつもりなんですけどねぇ」

 

「ネギ先生は、ただの象徴です。計画の(かなめ)がリンネさんだということは、『ねこねこ計画書』を読めば誰だって分かりますわ」

 

「まあ、そうなんですけどね……」

 

 覚悟はしていたけど、いざこうやって表舞台に引きずり出されると、なんかこう、馴染みがないというか恥ずかしいというか。

 幸い、衆人環視の中で、来賓の挨拶とかをしなければならないとかはないようだけれど。

 

「あと一時間の我慢ですわ」

 

「長いですよ!」

 

 そんなあやかさんと私のやりとりを間に立って聞いていたネギくんは、笑みを顔に貼り付けたまま黙って聞いていた。

 ネギくんは、私と違ってスピーチをしなければならないんだよね。

 ネギくんは元々三十三人のクラスの前に立って授業をしてきた人だから、そういうのにも慣れているだろうけど。

 まあ、そのスピーチの間も、私とあやかさんはネギくんの隣に立っていなければならないわけだが。

 

 はあ、せめてスマホをいじっていたいよ。

 最近忙しくて、ゲームは最低限のデイリークエスト消化しかできていないんだよね。ゲームで集めたアイテム類がそのまま私の所持アイテムになって力の強化につながるので、もはやプレイは義務なのだ。

 でも、こんな人に見られた状態でスマホをポチポチするわけにもいかないし……仕方ないので、次に聖杯を使ってレベルキャップ解放するサーヴァントを脳内で検証する作業でもしようか。

 

「ほら、笑顔が崩れていましてよ」

 

 うーん、厳しい。

 しかし、転生する際に容姿を選んでおいてよかったね。美少女顔じゃなかったら、人前に出る自信が持てなかったところだよ。

 

 

 

◆166 秘密の会合

 

 式典が終わり、オスティア総督府の宮殿へと誘導された私達。

 今日はこの後、小規模な晩餐会が開かれるとのことで、ネギくんやあやかさんと一緒に招待されていた。

 

 そして今は、控え室で休憩中……なのだが、なぜか私達は賓客(ひんきゃく)を迎えていた。

 

「こやつがナギとアリカの息子か! ナギに似ておるのう!」

 

 一人が、ヘラス帝国のテオドラ第三皇女。

 

「ナギ様の息子……はあっ……サインをいただいてよろしくて?」

 

 もう一人が、魔法学術都市アリアドネーのセラス魔法騎士団総長。

 

「中身はナギにもアリカ様にも似てねえぞ?」

 

 最後の一人が、最早お馴染みとなったメガロメセンブリアの主席外交官リカード元老院議員だ。

 

 式典でも主役を張っていたVIP中のVIPに、ネギくんは緊張気味だ。

 ぎこちない動きで色紙にサインを書いて、セラス総長へと渡していた。

 

「皆様そろい踏みで。火星開拓事業の説明が必要でしょうか。あいにく、手元に計画書はありませんが、必要ならばリンネさんがご用意いたしますわ……」

 

 大胆にも、あやかさんがそう話しかけるが、リカード元老院議員が「いや」と手を横に振る。

 

「計画書はすでに渡してあるから、説明は記念祭の終わり頃にあらためて頼む。今日はそっちじゃなくてな、拳闘大会だ」

 

「あら、そうですか……」

 

 リカード元老院議員の言葉を聞いて、拳闘大会にはノータッチのあやかさんは引き下がる。

 そして、拳闘大会と聞いてネギくんが振り返った。

 そのネギくんに向けて、リカード元老院議員が言う。

 

「ラカンの奴が大人げなく立ちふさがるってんで、こいつらがネギのことを心配してな」

 

「うむ。勝算はあるのか、ネギよ」

 

 テオドラ皇女のその問いに、ネギくんは竜の因子を埋め込む施術について説明した。

 それを聞いて、難しい顔をするテオドラ皇女。

 

「帝国にも竜族はいるが、あの筋肉ダルマよりも強い者はおらんぞ?」

 

 その言葉に、ネギくんは笑みをたたえて答える。

 

「竜族ならそうかもしれません。では、魔法と剣を使いこなす竜そのものだったらどうでしょうか」

 

「ふむ?」

 

 するとネギくんは、賓客達の前で己が構築した魔法理論について説明を始めた。

 己は竜族という種族になったのではない。人という形に竜そのものを圧縮したのだと。

 その理論をキラキラとした目をして聞いていたのは、魔法学術都市出身のセラス総長である。

 

「すばらしい。これならば、私達も協力できることがあるわね。私からは、雷魔法の最新の研究について伝えるわ。雷竜の力を操るなら、知っていて損はないはずよ」

 

 さらに、テオドラ皇女も笑顔になって言う。

 

「つまり、強い竜の素材があればあるほどよいということじゃな。よし、それなら(わらわ)に任せるとよい!」

 

 どうやら、ネギくんには頼もしい協力者が新たに増えたようだ。

 しかし、なんでここまでしてくれるのだろう。やっぱり、ネギくんがジャック・ラカンに勝てば、計画の推進が上手くいくからだろうか。

 

「いや、単にラカンの野郎に一泡吹かせてやりたいだけさ」

 

 私が問うと、リカード元老院議員はそう言って「がはは」と笑った。

 ああ、うん。そういうことなら、遠慮無く頼らせてもらうことにしようか。

 

 

 

◆167 ナギ・スプリングフィールド杯開幕!

 

 オスティア終戦記念祭二日目。本日は、第十九回ナギ・スプリングフィールド杯の予選トーナメントが開かれる。

 ネギくんは因子の注入をしっかり終えて、小太郎くんは修行に区切りを付け休養もしっかりとっている。

 

 私達ネギま部はネギくん達の出場者権限で無事に全員分の観戦チケットを確保して、最前列の席で応援をすることになった。

 予選は、ジャック・ラカンのチームとは違うブロック。どうやら勝負は決勝トーナメントまでお預けのようだ。

 

 そして、やってきたネギくん達の一回戦。

 物凄い歓声が大闘技場に響きわたる。ナギ・スプリングフィールド杯に、ナギ・スプリングフィールドの遺児が出場する。それは魔法世界全土で一番ホットな話題となっており、メガロメセンブリアで行なわれた予選大会の映像は連日のように世界各地のメディアで取り上げられていたという。

 

 ネギくんの戦い方も当然映像に流れていて、風をまとう圧倒的剣技と、カゲタロウの乱入戦で見せた光り輝く魔剣は大注目を浴びていた。

 剣士というナギ・スプリングフィールドとは違うそのスタイルに、魔法世界の人々はある人物を想起した。それは、始祖アマテルと共に世界を救った従者(ミニステル・マギ)。世界各地に設置されている銅像のモチーフになっている、伝説上の剣士である。

 幼い十歳の子供という容姿も相まって、今やネギくんは、世の中のご婦人・お姉様方からミニステル・マギにしたい男子ナンバーワンの存在として大人気になっていた。

 

 さらに、おとぎ話の怪物『闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)』の弟子であるとの噂がまことしやかにささやかれており、人々の目にはネギくんがとても神秘的な存在として映っていた。

 

 そのネギくんが、今日、この場所で姿を見せる。

 ネギ・スプリングフィールドの実力は本物なのか? 今、そのベールがはがされる。

 

 と、そんな感じの実況の解説が長々と語られた大闘技場。舞台の中央で、ネギくんと小太郎くんが、相手選手と対峙している。

 相手選手は、見たところオーソドックスな前衛戦士と後衛魔法使いの組み合わせだ。

 

『それでは、ナギ・スプリングフィールド杯予選Cブロック一回戦! 開始(インキピテ)!』

 

 リングアナの合図と共に、相手選手の後衛魔法使いが呪文を唱え、前衛戦士がそれを守るように前に出た。

 一方、小太郎くんは腕を組んで動かない。代わりにネギくんが一歩前に出て、その場で大きく息を吸った。

 そして、ネギくんは……口から雷を吐いた。

 

 複数の雷が束となり、相手選手を飲みこむ。それは、攻撃魔法の『雷の暴風(ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス)』に匹敵する一撃。

 それを無詠唱の不意打ちとして食らった相手の戦士は、その場でダウン。後衛の魔法使いが無防備な状態となる。

 そこへ、ネギくんがさらにもう一度雷を吐いた。先ほどよりも強力な雷の奔流が、呪文を唱えていた最中の魔法使いに突き刺さる。

 

 雷が晴れると、相手の魔法使いは魔法障壁を突破され、その場にダウンしていた。

 そこで審判のカウントが始まる。大会ルールでは、ダウンして二十カウント過ぎればその選手は戦闘不能判定。二人の選手が戦闘不能あるいは死亡、または降参すれば、そこで試合決着となる。

 カウントが進んでいくがそこで戦士が立ち上がった。魔法使いの方はピクピクと震えていて立ち上がる様子はない。

 

 戦士が雄叫びを上げネギくんに向かって瞬動をするが、そこにタイミングを合わせた三度目の雷の吐息が、瞬動へのカウンターとして浴びせられた。

 そして、戦士はそのままダウン。先にカウント20となっていた魔法使いを追うように、戦闘不能判定を受けた。

 

『決着! 決着です! いったいどういうことなんだ、この戦いはー!? 解説席!』

 

『驚きましたね。あれは、ドラゴンブレスに見えました』

 

『ドラゴンブレス! もしや、ネギ選手の正体は、竜族!? 謎とされてきた彼の母親は、竜族ということなのでしょうか!』

 

『そうかもしれませんし、もしくはなんらかの魔法具で竜の肺を再現しているのかもしれません。正直、竜族の竜化で扱えるブレスの力を軽く凌駕していましたから、伝説級のアーティファクトを使っている可能性もあります』

 

『アーティファクト! ミニステル・マギにしたい相手ナンバーワンのネギ選手が、すでにミニステル・マギになっているというのか! 気になります、私とても気になります! といったところで、ネギ・スプリングフィールド、犬上小太郎コンビ、予選二回戦進出です!』

 

 その試合結果に、ネギま部一同は一斉に歓声を上げた。もちろん、闘技場の観客達も大盛り上がりだ。

 ちなみにネギくん、アーティファクトの『雷公竜の心臓』はまだ使っていない。今回は素の魔力で三連ブレスを放ってみせた。竜の因子による魔力容量増大が、それだけすごいってことだね。

 

 そして、その後もネギくん達の快進撃は続いた。

 二回戦では、今度はネギくんが後ろに控えて小太郎くんが一人で戦い。格闘家と剣士のコンビを軽く蹴散らしてみせた。

 三回戦では、二人一緒に突撃して、相手選手とガチンコの近接戦で競り勝った。

 

 やがて訪れた、予選決勝。相手選手は魔族のコンビで、蜘蛛型の大男とメイド服を着た六本腕の剣士の組み合わせだ。

 

 蜘蛛男を小太郎くんが相手し、ネギくんがメイド剣士を相手する。

 無詠唱の水魔法を使いこなす蜘蛛男に対し、小太郎くんは分身と狗神を多数呼び出して翻弄(ほんろう)し、本命の打撃を見事に叩き込んだ。アンオブタニウム製の籠手による強烈な一撃で、蜘蛛男はダウン。

 そのまま20カウントで戦闘不能となった。

 

 ネギくんの方は、メイド剣士の六刀流の剣技を魔剣一本で見事にさばいている。四方から襲いかかるその剣を冷静に対処していくさまは、今ならば『燕返し』にも対処できるのではと思わせた。

 そして、相手が焦って大振りになったところで、ネギくんは魔剣に強く魔力を流した。あらゆるものを切り裂く村正の剣とネギくんの斬鉄の剣技が合わさり、メイド剣士が気で強化した剣をまとめて叩き切った。

 動揺したメイド剣士に、ネギくんは『風王鉄槌(ストライク・エア)』の暴風を浴びせる。相手が転がったところにネギくんは風王結界(インビジブル・エア)を解除した片刃の魔剣を突きつける。そこまでされたメイド剣士は、素直に降参をした。

 

『小太郎選手、ネギ選手、ともに圧勝! Cブロックの勝者がここに決まりましたー!』

 

 二人の勝利に、闘技場が歓声で揺れる。

 まさしく圧勝で、ここまで二人とも傷一つない戦いを繰り広げていた。

 

 本当に二人は強くなった。ネギくんなんて半年前までは攻撃魔法を覚えているだけで戦いに関しては素人だったというのに。まあ、ダイオラマ魔法球のおかげで一年近い修行はしてきたのだが……それでも一年だ。

 大会の出場選手には、幼少期から武に人生をつぎこんできたという者も数多くいただろう。それを一足跳びで抜かしていったネギくんは……血統、才能、環境、全てに恵まれていた。

 理不尽だろうが、世の中の最強格はみんななんらかの理不尽さを持っているので、そういうものと思うしかないね。

 私なんてその理不尽の最たるものだから、とやかく言えないんだけど。

 

 

 

◆168 最強

 

 さて、ネギくん達と合流し、まだ終わっていないDブロックの決勝を見にいく。こちらも観戦チケットを確保していたのだ。出場者枠が使えなかったので、さすがに後ろの方の席だけど。

 Dブロックは、伝説の英雄ジャック・ラカンが出るということで、こちらもチケットが大人気。正直、雪姫先生達が遺跡でトレジャーハントしてきた財宝や竜の売却金がなかったら、チケットを確保するのが少し難しかったかもしれないね。

 

『さあ、とうとうやってきましたDブロック決勝。我々は、今日ここで伝説の再来を目撃する! 彼が公式の場に姿を現したのは、十年ぶり。彼こそが最強の代名詞。自由をつかんだ伝説の奴隷拳闘士。大戦を終わらせた平和の立役者、『紅き翼(アラルブラ)』、千の刃ジャック・ラカンの入場だー!』

 

 先ほどのネギくんの勝利を超える地響きが身体に伝わってくる。

 

『彼のコンビ、カゲタロウ選手も、大戦期を生き抜いた猛者の一人! けっして英雄の付属品ではありません! 恐るべき影の術で相手を圧倒してきました! 正直、彼一人でもここまで勝ち上がってくることは、可能だったのではないでしょうか!?』

 

 ジャック・ラカンと共に入場した仮面の大男は、無言で腕を組んでいた。

 ネギくんの試合の合間にモニターで見ていたが、正直、このカゲタロウも物凄く強い。覚醒する前の小太郎くんだったら、一ひねりにされていたくらいの強さである。

 今はどうなるか戦ってみないと分からないが、そのカゲタロウは後方に待機しており、この決勝では戦いに参加するつもりがないようだ。

 

 代わりに、ジャック・ラカンが肩をぐるぐると回して前の方へと進み出ている。

 

『それでは、Dブロック決勝戦! 開始(インキピテ)!』

 

 試合開始の合図と同時、ジャック・ラカンは上方へ大跳躍した。

 そして、敵選手である剣士と魔法使いのコンビの方へと落下しながら、拳を適当に振り抜く。

 

 その瞬間、膨大な気の奔流がジャック・ラカンの拳から放たれ、敵選手は叩きつぶされた。

 土が敷かれた闘技場の舞台に、巨体な拳の跡がくっきりと残る。その跡の中央で、二人の選手がピクピクと震えてダウンしていた。

 そのまま、カウントが進められる。

 

「安心しな。寸止めだ。命までは取らねえよ」

 

 思いっきり命中しているが、彼が本気で殴っていたら相手選手はミンチになっていたはずなので、言わんとすることは分かる。

 

『カウント20! ラカン圧勝ーッ! 伝説の英雄の勇姿に、場内割れんばかりの大歓声ー!』

 

 圧倒的勝利に場内が一瞬で沸き、ネギま部は圧倒される。

 そして、戦いを誇らしげに見ていた明日菜さんが、ネギくんと小太郎くんに向けて言った。

 

「あれがラカンよ。どう、勝てそう?」

 

 すると、小太郎くんが「フン」と鼻を鳴らして答えた。

 

「なんや、あの程度のパンチ、リンネ姉ちゃんの『メテオフィスト』と比べたらなんてことないわ」

 

 ああ、シミュレータールームで小太郎くんにチップ盛り盛りで『メテオフィスト』の必殺技(フォトンアーツ)を食らわしたことなんてあったね。

 だが、私のは割と最大威力で放った感じがあるが、先ほどのジャック・ラカンは軽くジャブを打った程度だろう。

 

 間違いなく、彼はこの世界において最強の一角だ。

 そんな相手を前に小太郎くんは強がってみせたが、ネギくんはというと。

 

「勝ちます。勝つつもりで、あらゆる手札を用意して挑みます」

 

 力強くそう宣言してみせた。

 

 そして、その二時間後、決勝トーナメントの組み合わせが発表される。

 ジャック・ラカンとの戦いは……決勝戦まで進んでようやくやってくる。まさしく、最後に用意された壁だ。

 逆に言えば、決勝戦まではネギくんの強さを存分にお偉いさんにアピールすることができる組み合わせ。

 

 大会主催側の粋な計らいに、感謝をしておこう。

 決勝トーナメントの開催は三日後、決勝戦は五日後だ。

 ネギくんには存分に名を売ってもらうことにして、私はその間、お祭りを楽しもうか。

 

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