ええ、長期の出張で原作が手元にないせいで他の創作がままならないので最近やり始めたブルアカを題材に少々筆が乗りまして。
出張終わるまではこっちがメインになるかも。
「せんぱーい! 生きてますか~!」
誰かが部屋の外で叫んでいる。
しかし、私はそれどころではない。
もうすぐ完成するんだ、私の野望は止められません。
「フフフ……」
不敵な笑みが出る。
我ながらキモい。
陰キャですけど、なにか?
しかし、私の発明はいつでも栄光を浴びる。
そしてその影の発明者とは私。
この間の自動回復機能付き作業オートマタ『イエローハット君』は盛況だった。
主に土木と建築作業で。
人がいけない作業場に行けて、万が一作業員が事故に巻き込まれた場合にも医療学校や救護騎士団の協力の下得られたデータで素人でも応急処置が出来るようマニュアル化して喋ってくれる。またオートマタが出来る処置はその場でやってくれ、様々な症状にも対応。そしていくつか処置が必要な簡単な医療器具も内蔵。他のオートマタを修理する機能もあります。
ガトリングも内蔵してるので、不審者撃退にも最適です。
ふふふ……恐ろしい。
しかし当たり前ですがコストは高め。
でも1機いるだけで大分違うでしょう。
ーーバン!
「大丈夫か!?」
「へやッ?!」
私の薄暗い空間(部屋)に差し込む陽光。
ああ! 紫外線と赤外線が眩しい!?
UVカットのメガネをしないと目が、目が!?
しかし、暗闇に目が慣れてしまったせいで探すこともできないので手で目を覆う。
「生きてるのか?」
指の隙間から見れば、このミレニアムサイエンススクールのエンジニア部の部長である白石部長こと3年生のウタハ先輩が私を見て安堵した口調です。
「ああ、やめて。光を見せないで下さい」
「まるでコウモリみたいな空間だな相変わらず。しっかりしてくれ副部長代理」
ああ、部長が扉の向こうから後光が差しているようで眩しいのです。
「っく、あう……部長……」
「なんだ?」
「扉……閉めて下さい」
「ふむ……」
なぜ考えるんです部長。
「イヤだ。たまには君の頭脳を表に出させてもらおう。コトリも生きてるか心配で私を呼んだんだ」
え……?
何だか悪夢のような言葉を聞いてしまいました。
「イヤ、です……ここで発明してますので」
「断る。何のために私がここまで来たと思ってる」
「いーやー!?」
そのまま私は自室から拉致された。
ミレニアムサイエンススクール
エンジニア部作業場
部室とも言うべき作業場に連行されました。
部長の紫のロングヘアーが目に映ってます。
うぅ……私は表が嫌いです。
別に外が怖いのではなく、エンジニア部や学園の一部を除いて"人が嫌い"なのです。
だから、外には出たくないのに。
「生きてましたね、スズ先輩。てっきり死んでるのかと……」
メガネ巨乳の金髪ショートの少女ーー1年生のコトリ。
どうやら君が私をこの陽の下に引きずり出したみたいですね。
余計なことを、です。
「一回、部屋で倒れてたしね。作業場に籠もることはあってもあの暗い自室で1ヶ月はさすがの私も気が狂いそうだけど」
と、何やら黒いドレスっぽい衣装に白衣のパーカーを羽織る1年生のヒビキは私の部屋を想像してげんなりしている。
「何故です……外界と隔絶されてるからこそ、自己を見直して、素晴らしい発明が生まれるのです……」
「まあ、確かにスズは私に引けを取らないマイスターではある。だからと言ってニーズや評価に耳を傾けるのがマイスターとしても必要なことではと思うがな」
ウタハ部長が正論の角で殴ってきます。
それは人に、触れ合うということですよね?
イヤです……
物言わぬ機械の方が素直なのに、他人と触れ合うなんて怖い上に面倒しかないはずです……
「うぅ……世界が滅びればいいのに……」
「どれだけ外に出たくないんですか、スズ先輩……最早、人間恐怖症の域ですね。人間恐怖症と言えば、実は正確なものではなく実際はーー」
「コトリ、ストップだ。本題からズレてしまう」
説明好きのコトリに部長のストップが掛かり、本人も「失敬、失敬」と視線を私に向ける。
見ないで欲しいです……私は世界が滅びればいいと考えてる醜悪な人なのです。
だけど、世の中が豊かになって欲しいとは思ってます。
そのために発明をしてるのですけど……
それは私の保身から来る理由なので。
発明が好きなのは違いありませんが、純粋な好意じゃないんです。
私はミレニアムサイエンススクール所属、エンジニア部の2年生ーー
ただの人が嫌いな発明マイスターです。
というわけで、スズちゃんのプロフィールをブルアカっぽく紹介
ミレニアムサイエンススクール2年生
エンジニア部
金星(かなほし)スズ
ミレニアムサイエンススクール所属、エンジニア部の部員。また、存在してるかどうか分からない副部長代理というか実質副部長。
エンジニア部の部長のウタハに負けず劣らずのマイスター。彼女の発明と武器は一般的な需要どころか引く手は数多(あまた)。しかしながら当の本人は人間恐怖症というか対人恐怖症。同じ学園所属の生徒でもビビる。唯一話せるエンジニア部の部員でも言葉数が少なくなる。部員全員一律に話せるまで時間は掛かっている。
年齢 16
誕生日 9月16日
身長 145
体重 41
趣味 発明、武器製造
ヘイロー:ダビデの星✡の中の六角形を抜いた金色。
瞳:金色、目は気だるそうなタレ目。
髪型:癖っ毛のショートボブ、ブロンドヘアー。陽キャっぽい金髪っ子なのに陰キャ。良くないですか?
武器名:ツールボックス
使用武器:AKー47マスターキー付き
ストック部分は暗めの黄色っぽい強化プラスチック的な物、ストック部分から何故か道具や工具が出てくる。
マスターキーは魔改造されてドラムマガジンがついてる。近接火力がヤバい。こんな引きこもりが撃つ場面あるのか?
キヴォトスなので撃つに決まってる。