ドキュメント ウマシコ警察密着24時   作:刻の風

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第1話

ウマシコ警察という365日、非営利でウマ娘の為に活動している人々をご存じだろうか…

 

我々はウマシコ警察の1員と接触に成功し、24時間の密着に成功した、男は何を思い、何をするのか、その1日を見ていこう

 

07:00

 

「おはようございます」そういうと男は仕事場兼自宅という一軒家に我々を招き入れた

 

Q「朝ご飯は何を?」

 

「これからですよ、すみません朝ご飯なんて見せてしまって、つまらないでしょう」

 

小太りの体を掻きながら彼は

 

「おいババァ!!早く飯にしろよ!!」

 

壮年の女性に強い口調で怒鳴りつけた

 

Q「あの女性は?」

 

「あぁ、母親ですよ、ったく使えない所を見せてしまってはずかしい」

 

Q「なぜ怒鳴ったんですか?」

 

「やはり気を引き締めてやらないといけませんからね、怒鳴ってるんですよ」

 

朝食を食べ終えた男性は足早に2階に向かって足をすすめた

 

男の仕事場はどんな環境なのだろうか、全く未知の取材対象に取材班も困惑を隠せない

 

「狭苦しい所ですが、どうぞ」

 

男はドアを開けて我々を招き入れてくれた、ここがウマシコ警察の活動拠点なのだろうか、見た目は普遍的で変わりのない子供部屋だ

 

中に入ると所狭しとフィギュアが並んだ棚が複数とpcが置いてあるだけの簡素な部屋だった

 

「はは、凄い数でしょう、これ全部で100万は使いましたね」

 

Q「他の事にお金を使おうとは思うわなかったのか」

 

「彼女達は僕の生きがいですから、生きがいにお金を注ぎ込むのは当然でしょう」

 

ウマシコは非営利である、そのお金はどこから出ているのだろうか

 

「お金ですか?有志のボランティアがスポンサーにいるんですよ、さぁさ、早速仕事にかかりましょうか」

 

そういうと男はpcの電源をつけpi○civを開いた

 

「ここで主にパトロールを行なっています、他にもTwitterや2次小説の投稿サイトなどを巡回し問題があると判断した絵や作品への修正、削除依頼やガイドラインのURLを貼るなどして啓発活動を行なっています、普段の活動ではこのような方法で効果があるのですが、それでも中々反省が見られず、啓発活動が大規模になってくると他のウマシコ警察と連携をとって大人数でのTwitterでの問題定期や数を生かした通報、コメント欄を活用した強い言葉を利用した削除依頼など、その都度変わっていきます」

 

「ほら、この画像を見てくださいダイワスカーレットの画像ですが胸部が水で濡れて下着が透けてますよね、このような画像を対象に行なっていきます」

 

Q「雨が降るレースで服が濡れ、透けてしまうのは極めて自然なことなのでは?」

 

「そうですね、ですが見る人によってはこれは卑猥な画像にもなり得る訳です」

 

Q「その人の裁量にかかっている部分も大きいということでしょうか」

 

「まさにその通りです」。

 

Q「ではあなたは自分が卑猥だと感じたからこの画像を対象にしているんですよね、あなたの性欲が強いのではないですか?」

 

「…」

 

男は押し黙ってしまった

 

「あ、ほらこれも…これなんか露骨でしょう、生行為を彷彿とさせますよね」

 

男が見せてきたのは水着でスクワットを行うマヤノトップガンのGIFだ

 

「このように露骨な物はすぐに取り掛からねばなりません」

 

男は頬を染め、鼻息を荒くしながら熱く語った

 

ここで男の活動を見ていこう

 

キーボードに手をかけ、コメント欄に書き込みをする

 

    「消せよ絵師崩れのクソが」

 

我々には暴言にしか見えないが何か意図があるのだろうか

 

「こういう絵を描く輩には強く言わないと通じませんからね、やむなしです」

 

Q「絵師崩れというのは」

 

「そのことですか、こいつはファンボックスでウマ娘達の如何わしい画像を販売しているんです、ウマ娘を商業用としか見ていない人間はクソですよ」

 

そういうと男は運営への通報を行う

 

すると、いきなり男はサイトをログアウトし、別なアカウントで入り直した

 

Q「一体何をやっているんですか?」

 

「サブアカウントを使った通報と削除依頼ですね、やはり数を使うのは有力な方法ですから」

 

ここで過去につけられた画像へのコメントを軽く見ていこう

 

「いいぞもっとやれ」

 

「ウマシコ保存委員です!この画像を保存させて頂きましたが構いませんね!」

 

「ガイドラインに抵触しています、速やかに削除してください」

 

「ウマシコ警察ガチ邪魔お前が削除されろ」

 

「お前が消えろ」

 

Q「一定の支持があるみたいですが」

 

「ウマ娘でシコる人間は碌なやつじゃないですよ、人間じゃないです」

 

ーーー

 

12:00

 

男は午前中に削除依頼をした画像を再確認していた

 

「うーん…まだ消されてないか……」

 

そう呟くと今度はTwitterを開く

 

Q「何を行なっているのですか?」

 

「少し強い手段にはなってしまうのですが、Twitterでこの絵師を晒…ひろめて同志達に協力を求めます」

 

Q「無断転載禁止と書いてありますがですがこれは無断転載ではないのか」

 

「こんな奴らにルールを守ってやる必要無いです」

 

男は毅然と言い張った

 

13;00

 

男が晒しあげた絵師は該当の画像を削除していた

 

ここで男にいくつかインタビューを行ってみよう

 

Q「ガイドライン自体に法的効力はないがなぜウマシコ警察での活動を行うのか」

 

「運営が定めているので、それに従うのは普通のことじゃないですかね」

 

Q「運営に通報した作品は幾つありましたか?」

 

「軽く100は超えていますね」

 

Q「そのうち晒しあげなどをせずに削除された画像は?」

 

「…一枚もないですね」

 

Q「つまり自主的に削除するのを待っている状態なんですか?」

 

「はい、そうですね」

 

Q「運営が動かないとも取れますが、それはもう運営が黙認しているのでは?」

 

「……」

 

Q「運営のスタンスとしてはガイドラインから外れた創作活動を自粛するよう要請し、それに外れていると運営が判断した場合法的措置を取る、というスタンスですが何故あなたは動くんですか?通報しても運営が動かないということは問題がなかったり、何かあっても自己責任ではないのか」

 

「……」

 

Q「それも踏まえた上であなたが動かなくてはいけない理由はあるんですか?」

 

「あの、俺こんなことするならもうここでやめてもいいんですよ」

 

Q「わかりました、では最後の質問です、上記を踏まえた上で考えるとストレス発散でウマシコ警察の活動を行なっているのではないのですか?」

 

「……」

 

男は押し黙ってしまった




後編はまた後日
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