日本神話の暴れん坊   作:ぺへ

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第1話

3大勢力の戦争時、二天龍が大喧嘩を始め3大勢力は力を合わせて討伐し神器に封印した。しかし、これは本当なのだろうか?否、答えは違う。これは作られたカバーストーリーであった。本当の歴史では二天龍が大喧嘩を始めたところまでは合っているが、作られたのはその後。全身暗緑色の甲殻に覆われ、獲物を探し続ける目。そして、口からは大量の涎を垂らす暴君。その姿は悪魔そのものであり、軍神であるインドラや破壊神と呼ばれるシヴァでさえ戦うのを戸惑う程の凶暴性。そして、見たもの全てを喰らい尽くす食欲。これを見た3大勢力は恐怖し、二天龍も喧嘩を辞めるほどであった。そして、暴君は全てを喰らった。天使、悪魔、堕天使、龍…。二天龍は3大勢力と共闘し、瀕死になりながらもその暴君を討ち取り、3大勢力もまた2匹の龍を討ち取った。この3匹の龍の魂は神器に封印された。その3匹の名は『赤龍帝ドライグ』『白龍皇アルビオン』『恐暴竜イビルジョー』。しかし、この選択に3大勢力は後悔することとなる。

イビルジョーは、魂だけになっても凶暴性と食欲は変わらず、所有者の体を乗っ取り捕食と破壊を続けていた。神器を研究するアザゼルでさえも、見つけ次第殺害せよとの指令を出している程に。神器の名は、『捕食者の皇』《エンペラー・プレデター》と名付けられ、いく千もの所有者が殺されてきた。

そして現代、日本にも所有者が現れたがすぐ様日本神話に保護される事となった。何故なら、その子供は共存していたからである。エンペラー・プレデターは発現した瞬間に意識を奪い取られる物だが、子供は今までの所有者が出来なかった共存を簡単に成し遂げてしまった上に、人格を変えることも出来た。主神である天照はこの子供に惹かれ、自分の養子とした。

 

天照「ほら、大介!!いい加減、起きなさい!!今日、学校でしょうが!!」

大介「…後、5分寝かせて…。眠い…」

天照「大介、昨日もそう言って遅刻してたでしょうが!!とっとと起きる!!」

大介「ふわぁ〜…。分かりましたよ…起きればいいんでしょ…。朝から元気だなぁ〜…。天照は…」

天照「私だって、こんな元気でいたくないわよ…。はあ…」

イビルジョー『おい、宿主…。早く飯をよこせ…。俺は腹が減った…』

大介「はいはい…。」

 

彼の名は兵藤大介。両親に捨てられ、孤児院で育つも襲われていた天照を助けて養子となった。神器は生まれた時から覚醒しており、その影響で並ならぬ食欲に襲われる事も多いが、その時ははぐれ悪魔を好んで食べる。そして、彼の物語が今始まる。

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