あれから数日後、天照からはぐれ悪魔が出たということで討伐して来いと言われた。まあ、ちょうどお腹も空いてたしいっか。という事で、廃墟へと来た。既に血と腐臭が漂い、僕の口からは大量の涎れが流れ始める。あぁ…我慢出来ない…今すぐに喰いたい…。
はぐれ悪魔「まさか自分…」
はぐれ悪魔がそれ以上言葉を発する事は無かった。何故なら、首を噛みちぎったから。もう、ダメだ…。イタダキマス…。僕はそのままはぐれ悪魔を食い破る。食事の際は、何故か分からないけど暗緑色の鱗が全身に現れるようで、物凄い迫力があるらしい。僕は食欲に任せて喰らった。肉を喰らい、骨を喰らい、臓物を喰らう。近付いて来る者が居ることにも気付かず…。
リアス「はぐれ悪魔バイザー!あなた…を…」
イッセー「な、なんだあれ…?」
木場「彼は…?それにこのおびただしいまでの血は…?」
小猫「部長!気を付けてください!彼、何か食べてます!」
朱乃「あらあら…。もしかして、彼が食べているのははぐれ悪魔かしら…?」
僕は声に気づき、ゆっくりと声のする方へ振り向く。全身に返り血を纏い、口からはおびただしいまでの涎れと血まみれの顔を見せる。あれは…兵藤君と塔城さん…?まあ、でもいいか…
イッセー「うっ…!おぇぇぇ!」
リアス「な、何よあれ…!?」
朱乃「ち、血塗れ…」
木場「狂ってる…!」
小猫「…」
リアス「あ、あなたは何者!?私の管理する土地でこんな…」
大介『食事の邪魔だ…。今すぐ失せろ…。このはぐれの様になりたくなければな…』
リアス「っ!み、みんな、戻るわよ…!」
朱乃、木場、小猫「は、はい…」
そして、塔城さん達はいなくなり、僕はまた食事を続ける。ただただ喰らうだけ。全て食べ終わり、もう1件のはぐれを喰らう為に移動を始める。そこには、シトリー眷族がいた。ちょうど、交戦中だったようで警戒された。
ソーナ「っ!新手ですか!匙!離れて!!」
そう言った瞬間に走り出し、会長の上を飛びはぐれ悪魔に襲いかかる。会長達は少し唖然としていたが僕には関係ない…。こんなご馳走を残す訳には行かない…。
はぐれ悪魔『な、なんだ!?貴様は!?』
大介『イタダキマス…』
はぐれ悪魔『アッガァァァァァァァァァ!!!!』
ソーナ「な、なんですか、あれは…!!」
椿姫「は、はぐれを喰っている…!?」
匙「うっ…。人間じゃない…!」
それからも悪魔の悲鳴は上がり続けるが僕は関係無く喰らう。ただひたすらに。生きたまま。アァ…。足りないな…。足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない…。
匙「な、なんだよお前…!」
大介『我が名は恐暴竜イビルジョー…。全てを喰らう者なり…』
ソーナ「ま、まさか、『捕食者の皇』!?こ、この町にいたなんて…!?」
匙「な、なんですか、それ?」
ソーナ「『捕食者の皇』。全てを喰らい破壊する神器です…。話では、その所有者は常に飢餓感に襲われて…。飢餓感…?ま、まさか!い、いえ、そんなはずは!」
はぐれ悪魔『こ、殺してくれ…。い、痛いのはもう嫌だ…』
僕は口を巨大な顎に変化させて、1口ではぐれを喰らいそのまま去った。まだ足りないけどいっか…。