暇つぶしに書いたVtuberのss   作:茶鹿秀太

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威鳴→Vラッパー
dag→知り合いのラッパー
えとりはるか→歌とか絵とかPVとか作ったV


Vラッパー威鳴音月「隣」公開記念ss

 

 

威鳴「も、もうやめてよdagさんっ…!」

 

ボロボロになった普段着。雨と土が全身を汚し、泣きじゃくった僕。腰が抜けてしまい、壁に寄り掛かりながら、僕こと威鳴音月は目の前にいる包丁を持った女装するdagさんを睨みつける。

 

dag「……なんで」

 

dagさんが刃先を向けながら絶叫する。

 

威鳴「なんで俺のssを最初に公開しなかったんだよ! 裏で存在してたんだぞ! 威鳴さんの彼氏は俺なんだよ!! 俺の威鳴さんはこんなことしない!!!」

 

威鳴「待ってよdagさん!! ハーメルンの人は全く僕らの関係性も知らないのに身内話から始めていきなり発狂するのマジでやめろ!!! あと普通に僕らただのラッパー友達やんな!?」

 

dag「うるせぇうるせぇうるせぇ!!! 信じてたのに……信じてたのに!」

 

dagさんが僕の胸元に潜り込む。その瞬間、腹から何か熱いものが、体温と一緒に流れていくのを感じた。

吐息が漏れる。涙と汗と雨粒でぐちゃぐちゃになった顔を見てdagさんは、僕の頬に何か触れさせた。

 

dag「これで、ずっと隣に居られるな兄弟……」

 

彼の熱の籠った真っ黒で見ているだけで沈んでいきそうな瞳と笑顔をみていると……。

 

ふと、僕の脳裏にある言葉が出て来る。

 

 

 

濡れた髪に貴方も素敵ねって

言うキミの姿、笑顔がすげぇ綺麗

雨に紫陽花、たまに勘違い

だけどキミのためになりたい

(隣/威鳴音月 featえとりはるか から引用)

 

 

 

あぁ、僕はバカだ。

こんな時でもまだ、ラップのことを考えてる。

 

 

 

 

ふと温かい物が全身に浴びせられた。

あぁ、dagさんが先に行ってしまったみたいだ。

僕らの雨に濡れた紫陽花が、赤く輝いていた……。

 

もし、もし次があって。

 

何か機会があったら……もうこんなルートは辿らない。

 

dagさん……次会う時は……もっと……。

 

ちゃんとしましょう……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日未明、野ざらしにされた2人の死体が発見される。

隣で肩に頭を乗せる2人の死体は、あまりにも無惨で面白かったと、第一発見者は語った

被害者はVtuberである威鳴音月。おそらくストーカーだったdagに襲われて、ヤンホモ時空に飛ばされてしまったのであった。

この報道は、後日まとめ速報にクソみたいな取り上げられ方をして3日くらい話題になったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版

 

隣/威鳴音月feat えとりはるか

 

2201年 7月 公開予定

 

込められた真実に、貴方は気付けますか?

 

 

 

 

ED

やらないか

 

 

 

 

 

 

威鳴「……」

 

威鳴「え、なにこれ」

 

茶鹿「ss書いたよ!!!!」

 

威鳴「うーん、消して」

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