ジン=ウォルフォード、十五歳になりました。
一五歳の成人を迎える前日、俺とシン、じいちゃんの3人はでかけていた。
決してピクニックではない。
成人前に俺ら二人の修行の成果を見たいらしい。
いわゆる「卒業試験」のようなものだ。俺とじいちゃんはシンの《ゲート》で訓練場に向かった。
「ゲート」を潜って訓練場に着いた。
ここ数年この訓練場は俺とシンだけで通っていた。お互いの魔法を高め合い、実験をし続けた。
もちろん戦闘は一切していない。
「ふむ、ここの地形ってここまでひどかったかの?」
「気のせいだよ」
「そうそう。しばらくきてなかったから、見間違いだよ」
じいちゃんの疑問に俺、シンが答え続ける。
「そんなことより早く始めようよ」
「そうじゃの。さて、じゃー二人がどれだけ魔法を使えるようになったか見せてもらおうかの」
じいちゃんの疑問はごもっとも。地形は変形した。
じいちゃんに言われて俺とシンは少しビクッとなるも、すぐに準備に入った。
じいちゃんがボケ老人でよかったわ。
今回、じいちゃんに見せるのはそれぞれ俺が障壁、シンが攻撃魔法。
テスト内容はシンが放った魔法を俺が防御するという簡単なやり方だ。
俺とシンは約50mほど距離をあけ待機。お互い配置に着いたら、俺が障壁を張った。
俺はこの3年の訓練と研究で、様々な形の障壁を作れるようになった。
今回の作るのはシンプルな球形の障壁。地面を境に半分の円が出ている感じ、側から見たら半球形の障壁に見えるだろう。
準備終了。
俺はシンに予め決めていた合図を出す。シンが俺の出した合図に気づき片手をあげる。
お互いの準備が終わり、シンのタイミングで魔法を俺に向かって放ってきた。
シンは、青い炎を発動。これは原作通りのシンお得意の魔法。
シンが魔法の起動準備を終了させ、放った。
「ドカーン」
着弾と同時に周囲を爆風で吹き飛ばす。もちろん俺にはノーダメだ。
この程度の威力じゃ俺の障壁に傷すらつけられない。
俺は障壁を貼ったまま、風魔法を発動させ、周囲に舞ってる土埃を飛ばした。
少し時間はかかったが、土埃がなくなり、周囲がクリアになったことを確認。見渡すと俺を中心に跡形もなく地面が消えていた。場所によってはガラスができていた。
このくらいなら合格でしょ。
そう思い、シンを見ると……え?もう一回?今のじゃダメだったの?
俺が了解の合図をするとシンが今度は先程放った青い炎を細くして複数出した。
イメージは大きな弾丸のようだ。
俺は少し怖かったため、障壁の強度を一回り上げ、シンが魔法の起動準備を終了させ、放つ。
今度は威力にスピード上乗せされ、さっきの魔法よりもさらに威力も爆風が桁違いあがった。
そして俺がまた、風魔法で土埃を吹き飛ばす。
数十秒後、あたりがクリアになり、シンの反応を確認。
流石にこれなら合格だ………えっ?これでもダメ?
じいちゃんの合格基準はどれだけ高いんだ。
シンがもう一度放つという合図を出すが、俺はこのままでは埒があかないと思い、障壁を解除。アイテムボックスからシンからもらった拡声器を取り出した。
「シン!全力でこい!!」
俺はそう言うと、準備にかかるため、障壁を展開する。その瞬間
「じーーーーん、合格だってーーーーー」
「………え?」
拡声器でシンの声が響いた。俺は呆然としたまま、魔法をキャンセルし、じいちゃんとシンのまたところは戻った。
何が合格基準だったんだろ?
そんなこんなで無事に俺たちは「卒業試験」合格を果たした。
明日はみんなが俺らを祝いに来てくれる。
楽しみだなー。
「継続は力なり!!」のプロット考えた時点では80話くらいで完結予定でしたが、書きはじめて少し内容変えたりネタとか入れたら話数が200話行くかもしれないことが判明しました。どう思いますか?
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作者が思うがままに進めていい。
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長すぎるから変更すべき。
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とりあえず完結させればなんでもいい。