シンの魔法が俺の障壁に着弾し、爆風が落ち着いてから俺は「ゲート」を使いみんなのところへ戻った。
すると、ばあちゃんがじいちゃんを締め付けていた。
え、どういう状況?
「何してんのさ、ばあちゃん。じいちゃん死んじゃうよ」
「誰のせいだい。誰の!」
じいちゃんが死にそうだったため、ばあちゃんに何故か怒られた。そして、さらにじいちゃんの締め付けが強くなる。
「ジン、大丈夫なのですか?怪我は?」
「平気なのかよ?」
クリス姉ちゃんとジーク兄ちゃんがすごい心配してきた。
「え?なんともないけど」
「やっぱりシンが言ってたことは本当なんですね」
「似てないって思っていたけど、やっぱり双子なんだな」
「ほんとですね。一番似てほしくないところが似てしまいましたね」
俺が素直に平然と答えるとクリス姉ちゃんとジーク兄ちゃんが納得?したようなことを言ってきた。
え、あの犬猿の中の2人の意見があった!?
と、ここで俺は原作を思い出した。
そうだ、このシーンではシンが規格外が判明して、そこからシンの今後が決まるところだった。
ってことは俺も規格外ってこと?そんなことないよね?
そうか……その時シンは魔法を撃ち終わった時にかなり余裕だったと言っていたはずだ。俺は平然とシンの魔法を受け止めた。
……まずい。
とりあえず、このままではさっきの障壁はほとんど魔力を込めていないと知られてはいけない。
かなり頑張りましたアピールをしなくては。
俺は全ての矛先をシンに向けるため、嘘を言う。
「でも、俺全力で障壁はったけど、かなり危なかったわ。俺もまだまだだな〜」
「嘘つくなよジン、さっきの1割も魔力込めてないだろ?」
俺が嘘を言った瞬間真実をシンがバラしやがった。
「お、おい何言ってんだよシン。俺は「お前まさか俺に矛先を向ける気か?」……」
……バレた。
そういえばさっき、クリス姉ちゃんとジーク兄ちゃんがシンから何か聞いてた風なことを言っていた。
このやろう。俺を売りやがった。
なんてやつだ。兄なら弟を庇うもんだろ!
シンが俺についての情報をどこまで話したかわからない。
俺はこれ以上は嘘は言っても意味がないと判断、真実を言いつつ今度は矛先が出来るだけシンに向くようにする。
「確かに1割も魔力込めてない。そういうお前だってさっきの2割くらいだろ?それにシンはまだ、炎魔法しか使ってないだろ?水魔法で津波を起こしたり、風魔法で嵐をむぐっ「おい、余計なこと言うな」」
俺がシンの情報をさらに提示したら手で口を押さえてきた。
みんなの顔がさらに険しい顔に変わる。
そしてばあちゃんがじいちゃんの締め付けをやめ、俺とシンのそばに近づいてきた。
「ジン、今の言葉は本当かい?」
なんか笑顔で聞いてきた。やべー、こえーよ。
その笑顔に怯えてからか、シンが口から手を離した。
チャンスだ!!
「う、うんそうだよ。それに俺の言ったことは一部であってまだまだ他にあるよ」
「ふーん。そうかい」
なんでまだ笑顔なの?
「い、いやー本当に驚ろいたよね?本当に規格外は違うねー。障壁しかまともに使えない俺とは大違いだ」
「なるほどね。ジンはシンの異常さを知っていてほっといたのかい?」
あっ、やべ
「いや、じいちゃんよりもすごい魔法が使えるなーくらいにしか思ってなかったよ」
俺は即座に否定し、これ以上この雰囲気はやばいと判断する。
「ジンはさっきの強度の障壁を広域にはれるよ。それに俺と同じ《ゲート》とも使えるし、障壁魔法は俺が仮に全力で魔法放ったとしても破れないよ」
こいつ!!何言ってやがる。
俺は怒っているばあちゃんを無視し、シンの胸ぐらを掴む。
「おい!お前何余計なこと言ってんだよ。それでも兄かよ?弟売るとか恥ずかしくないのかよ。弟を庇うくらいしろよ!」
「お前だって余計なこと言ってただろ。俺にばっかり矛先向けさせよーとしやがって。自分を守ることしか考えてねーのかよこの人間要塞が!!」
シンは胸ぐらを掴み返してきて、そう言ってきた。
ブチ
「俺は1つしか取り得ねーんだよ。お前みたいにバラエティ豊かな攻撃手段ねーんだよ、この人間兵器が」
ブチ、
お互いに堪忍袋の尾が切れた。限界だ。
今日こそ、この非常識人にわからせてやる必要がある。
「勝負だ人間兵器!!今日は本気だ。お前の異常さ証明してやるよ」
「いいだろう。人間要塞が。弟の異常さをわからせるのも兄の勤めだ」
お互い覚悟を決め、戦闘体制を整える。
「待つんじゃ2人とも。約束を忘れたのかの。模擬戦はもうしない約束じゃったろ?
人類を滅亡させる気かの?」
じいちゃんが俺とシンの肩を掴んできた。血相を変えて割って入ってきた。
人類滅亡は言いすぎじゃね?
「止めるなじいちゃん、こいつにわからせなきゃいつか世界が滅ぶ!!」
「わからせる前に世界が崩壊するわい!!」
俺の言葉にじいちゃんが即座に否定する
いや、世界崩壊とか言いすぎじゃね?そんな取っ組み合いをしていると、
「おいあんたら、いい加減にしな?」
今まで聞いたことのないようなドス黒い声でばあちゃんが話しかけてきた。
「ば、ばあちゃん?」
俺はそんなばあちゃんに声も、ばあちゃんが人差しをしたに向けながら
「正座」
「「「え?」」」
「正座」
「「「………」」」
「正座しろ」
「「「………はい」」」
俺たち3人は何もいえずその場に正座した。
「今言ったことは全て真実かい?」
「「「い、いや全てってわけじゃ「真実かい?」……はい」」」
圧力に勝てず真実だと認める。
「あんたらいい加減にしなー!!」
今までにないくらいの雷が落とされたのだった。
それから説教は3時間ほど続いた。その間、ディスおじさんたちは何もできないまま待機していた。
説教が終了した頃には全員クタクタになりながら、シンのゲートで家に帰った。
そして俺、シン、じいちゃんはこのことがトラウマに刻み込まれた。
ばあちゃんには絶対に逆らってはいけないということがわかった。
次の日、話し合いを行い俺とシンの王都の高等魔法学院に入学が決まった。
話し合い終了後、俺は一三歳からやっていたことの全てを白状させられた。判明したことだが、どうも俺は魔物の素材の売却値段を騙されていたらしい。そして、俺が市場に災害級の魔物の素材を流しまくってしまったせいで、アールスハイド王国全体の素材価値を3割ほど下げてしまったとか。
そのことで俺はばあちゃんにさらに怒られ、持っていた全財産は没収させられてしまった。
最後にばあちゃんから俺とシンについて1つ絶対ルールが出された。絶対に2人で戦闘行為を行ってはならない。と言うルール
このルールを言ったあと、ばあちゃんから
「もしもこれ破ったら、わかってるね?」
最後にそう言われてた。
この一連の流れがあり、さすがの俺も自覚した。
継続は力なり。
6歳からシンに対抗するために魔力制御やり続けた俺はシンやじいちゃんを含めた人類全てが攻撃魔法を放ったとしても全て凌いでしまうほどの絶対防御を身につけてしまったことを。
何より、俺はシンほどではないがほんの少し常識が欠けていて、規格外だと言うことを。
「継続は力なり!!」のプロット考えた時点では80話くらいで完結予定でしたが、書きはじめて少し内容変えたりネタとか入れたら話数が200話行くかもしれないことが判明しました。どう思いますか?
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作者が思うがままに進めていい。
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長すぎるから変更すべき。
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とりあえず完結させればなんでもいい。