継続は力なり!!   作:花河相

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物語はスローペースで進みます。

出来るだけ一日一話目標でやります。


王都に引越します。

 俺とシンの今後の方針が決まった後、いろいろ判明したことがあり、シンはとても驚いていた。

 ディスおじさんはアールスハイド王国の国王、ミッシェルおじさんが「剣聖」の二つ名を持った元騎士団団長だったこと、ジーク兄ちゃんが宮廷魔法師団の魔法使い、クリス姉ちゃんが近衛騎士団の騎士ということ。

 まぁ、俺は原作の知識から知っていたが……。

 何よりシンが一番驚いていたことはじいちゃんとばあちゃんが元夫婦ということだった。

 シンはとてもばあちゃんとじいちゃんに何があったか、とても気になっていたがこれに関しては俺は何もいえなかった。原作で終盤になって語られることだ。

 俺は物語で知ってしまったといえ、じいちゃんとばあちゃんの辛い過去を知ってしまっていることを心の中で申し訳ないと謝った。

 そんな二人だが、元夫婦という話題になっても。

 

「「若気の至りじゃ(さね)」」

 

と照れ臭そうに言っていたため、今では多少は吹っ切れている様子があるため、少し安心した。

 

 

 

 

 

 

 王都にはばあちゃんも行くことになった。

 理由は「俺とシンをじいちゃんに任せていたら世界が滅びるかもしれない」とのこと。

 ばあちゃんひどくね?

 

 色々ツッコミどころはあったが、引越し準備を済ませ、俺、シン、じいちゃん、ばあちゃんの四人は場所で王都に向かった。

 

 

「それにしても王都楽しみだね、ジン!!」

 

「まーねー。でも、一つ言いたい」

 

「俺も何言いたいかわかるよ」

 

 

「「ひまだね。」」

 

 この同じような会話何回目だ?

 最近よくハモるなー。

 

 馬車移動開始から3時間、俺とシンはそんな平和な会話をしながら進んでいた。

 本当に何もやることがない。

 この世界にはゲーム機と言った娯楽がない。

 前世からスマホ一つで何時間でも時間潰せたのになぁ。

 一応オセロやらチェスはあるものの、俺らはあまりやることはなかった。

 シンはほとんど森や荒野に行き魔法の研究や練習、俺も同じようなもので、本を読むか魔力制御、障壁魔法の練習しかやってこなかった。

 それが今となっては仇となってしまった。

 俺は暇つぶしのため、仕方なく本を異空間収納から取り出して読み始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぇー気持ちわりー」

 

 本を読み始めて30分後、俺は酔ってしまった。

「馬車の中で本を読むからさね、ほんとしょうがない子だねーこの子は」

 

 酔ってしまった俺にばあちゃんがそう言い、膝枕をし背中を優しくさすってくれた。

 

「少しは楽になったかい?」

「………うん」

「そうかい。王都に着いたら起こしてあげるから寝ていてもいいよ?」

「ありがと」

 

 珍しく優しいばあちゃんに俺はそう返事し、意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの! 賢者マーリン殿と導師メリダ殿でありますか!?」

「うるさいなー」

 

 ふと、外からの大声で俺は目覚めた。

 俺は起き上がり、馬車の窓から驚いている表情の鎧を着ている、兵士さんらしい人があたふたしていた。

 何か時間か?

 

「もう、お前さんが大声を出したせいで、起きちまったじゃないか」

「も、申し訳ありません」

 

 ばあちゃんがそう言い、兵士さんが謝る。

 

「いや、別にいいよ。てか、ここどこ?もしかしてついたの?」

「今ついたばかりさね」

「そっか」

 

 ばあちゃんとそんな会話をしていると外から

 

「賢者様だって!?」「ホントかよ!」「導師様もいらっしゃるらしいわ!!」「賢者様! 導師様!」

 

 外でザワザワし始めた。

 

「スマンがこれ以上は騒ぎになりそうじゃ。早いとこ済ませて貰っていいかのー」

「はっ! も、申し訳ございません! あ、あの……こちらの坊っちゃん達は?」

 

 周囲がざわつき始めたことでじいちゃんが慌てて手続きをする様に促し、兵士さんは慌てて手続きを開始した。

 だが、ふと何か思ったのか手を止めて質問してくる。

 

「ほっほ、この子たちは、ワシ等の孫じゃ」

「お孫さんでしたか! どうぞお通り下さい!」

「ああ、ありがとう。お勤めごくろうさんじゃの」

「っ! あ、ありがとうございます!」

 

 兵士さんが泣きながら通してくれた 

 本当にこの国にとってじいちゃんとばあちゃんはスターなんだなー。

 兵士さんの反応、周囲のざわつき加減を見て改めて実感した。

 

 

 

 

 その後、騒ぎは大きくなったものの、兵士さんたちが野次馬を抑えてくれたおかげか、馬車を走らせ、30分ほどで屋敷に到着した。

 俺とシンは賢者と導師の人気ってすごいと驚いたが、馬車を降りて屋敷を見ると驚いた。

 

 出迎えがすごいんだなこれが。

 

 俺とシンは戸惑いながらも鎧を着た兵士さん、さらに屋敷に入ると沢山のメイドさんと執事さんが俺たちを迎えてくれた。

 

 どうもディスおじさんが派遣してくれたらしい。

 

 シンは様呼びに少しためらいがあったが、俺は様付けされて少しだけ嬉しかった。

 

 何故かって、なんか偉くなった気がしたからだ。

「継続は力なり!!」のプロット考えた時点では80話くらいで完結予定でしたが、書きはじめて少し内容変えたりネタとか入れたら話数が200話行くかもしれないことが判明しました。どう思いますか?

  • 作者が思うがままに進めていい。
  • 長すぎるから変更すべき。
  • とりあえず完結させればなんでもいい。
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