ジン=ウォルフォード、三歳になりました。
突然だが、ある日シン兄ちゃんが魔法を使い始めた。
どうも、マーリンじいちゃんとメリダばあちゃんの魔法を見て覚えたのだとか。
ちなみにばあちゃんは物語では導師と呼ばれた英雄だ。本当にこの世界に転生してから思うことはシンは恵まれ過ぎていると思う。俺も恵まれていることになるが。
まぁ、とりあえずこと話は置いておこう。
魔法を使い始めたシンお兄ちゃんはある日を俺にこう言ってきた。
「じいちゃんからまほうおそわるためのえんぎにきょうりょくして!」
「いいけど、なにすればいいの?」
「なにしなくていいよー、ただ、おれのえんぎにあわせて!!」
「わかったよ!」
作戦は、じいちゃんとばあちゃんの前で魔法を爆発させ、泣きながら謝るというものであった。
結果だけ言うと成功で終わった。
俺は納得いかなかったが……。
流れを説明するとこうだ。
シンがばあちゃんの前で異空間収納で誕生日ということで、花束をプレゼント。
それを見たばあちゃんがじいちゃんに文句を言いに行く。
タイミングを見計らったシンが俺のところに来て「あわせてね」と言った後、魔力を爆発させた。その後、何故かシンが俺に抱きつき頭を撫でてきた。
そして、血相を変えてじいちゃんとばあちゃんが走ってきた。
「なにやってるんだい!」
ばあちゃんが怒鳴ってきて、それに合わせてシンが水魔法を発動させ、嘘泣きを始めた。
「ごべんなざい。おれわるいんだ。じんをせめないで」
あれ?今俺のせいにした?
シンお兄ちゃんの様子を見てばあちゃんが、何かを察したのだろう。
「あたしの方こそ悪かったよ。怒鳴ってごめんよ。もう怒ってないから。大丈夫だよ」
そう言いながら、シンお兄ちゃんと俺の頭を撫でながら優しい声をかけた。
ばあちゃんの反応を見て、シンお兄ちゃんすかさず水魔法を発動。
俺も目元に水滴を何滴か垂らし、光魔法で何かしてきた。
驚いて顔を上げると……あれ?世界ってこんなに薄紅色にだったっけ?
「?!……ごめんよジン。もう怒ってないからね」
俺の反応を見て何故かばあちゃんが驚き、あやしてきた。
なんで?
「なあメリダよ。もう二人に魔法を教えても良いと思うぞ?二人は賢い。それにまた勝手に魔法を爆発させられた場合、心臓がいくつあっても足りないワイ」
「そーだね。わかったよ」
じいちゃんが提案し、ばあちゃんが承諾をした。
その後、ばあちゃんが俺とシンを見て話し始める。
「いいかい二人とも。今日から魔法の使い方を教えたげる。ただし、あたしかマーリンのどちらかがみている時じゃ無いと使っちゃダメだよ。」
まー過程はどうあれ、作戦は成功したのかな?
俺も教われるみたいだし。
だが、次の言葉を聞き、シンお兄ちゃんに怒りが湧く。
「特にジン、あんたは特に注意するんだよ!?それができるなら二人に魔法を教えてあげる。わかったかい?」
その言葉を聞いて俺は全てを理解した。
俺はシンお兄ちゃんに利用されたのだと。だが、俺も言い分くらいはある。いいようにされてたまるか!ちくってやる。
「まって、まほうをつかったのしんおにいちゃんだよ」
「シンも魔法使っちゃったんだね」
即座に否定するも、(魔法で)目を赤くして泣き(いてるように見えて)ながら言っているせいか、怖くて否定しているようにしか見えないのだろう。
……ここは大人になろう。我慢だ我慢。
「ごめんなさい」
俺はどんなに否定しようがこの状況を変えることができないと悟り素直に謝った。
そしてシンお兄ちゃんをみたら、「ごめんねー」とでも言いたげな顔でを向けてきた。
「じん、いっしょにがんばろうね!!」
満面の笑みでそう言ってきた。
俺シン兄への尊敬だが七十パーセントに減少した。
「継続は力なり!!」のプロット考えた時点では80話くらいで完結予定でしたが、書きはじめて少し内容変えたりネタとか入れたら話数が200話行くかもしれないことが判明しました。どう思いますか?
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作者が思うがままに進めていい。
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長すぎるから変更すべき。
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とりあえず完結させればなんでもいい。