キャプテンアメリカ~オラリオ・ミィス《神話》~ 作:Rogers
1
処刑台
side story
アルゴノゥトは雷の剣を持ち、キャプテン・ロジャースはシールドを背中に背負い、堂々と処刑台に現れた。
「私はこの虚飾を本物に塗り替えるためにここにきた!約束しよう!この私が、アリアドネ女王を救い出してみせると!この雷は精霊から賜った奇跡で」
「出鱈目と言うなら、王よ!ミノス将軍をお呼びください!虚言を連ねる不届き者を捕らえよと、『楽園』の猛将をここに!できないならば、これが何よりの証拠…」「なぜお主がそれを持っておる⁉地下に幽閉されていたはずじゃ⁉」それはミノタウロスの角とミノスの兜だった。
だが、王はここでミスを犯した。
公衆の面前で自分がミノタウロスを飼いならしていることを自白したのだ。
どうゆうことだ⁉ なぜですか?国民はざわめく
【王】「ええい、今すぐ殺せ!!」
【騎士長、上級騎士】「はっ!」彼らは情け容赦なく国民に刃を突き立てようとする。この様子を見て、一部の騎士と傭兵は尻込みするものもいた。
しかし、ここで平凡な一人の騎士は立ち上がる。
彼は今まで自分たちが加担してきた非人道的行為に苦しんできた。自分は今まで侵略戦争で誘い込む役をしてわざと多くの敵兵や同胞を見殺しにして勲章[地位]をもらった。
(こんなことをして受ける名誉があっていいはずがない!)自分が何をやってきたか、目を背けながら毎日眠れない日々が続いていた。
今日この場で彼らの言葉や行動を目にして、今からでも正すことはできるんじゃないか?そう思い、気がつけば今にも切り付けられそうな女性を守っていた。
【名も無き騎士】「もぉ、止めましょうよ…私はこれ以上罪のない市民に攻撃できません!!」
【騎士長】「陛下の命に従わん正しくもない兵はいらん、ここで死ね!」
マズイ!殺される!! でも、彼女を守って死ぬなら本望と悟ったとき、
騎士長に丸いシールドが当たり、
【スティーブ】「無事か?君のおかげで彼女たちに逃げる時間を与えることができた。すまないが、 そのまま市民の避難を誘導してもらって大丈夫か?」
あぁ、この人は…
【名も無き騎士】「はい、任務を全うします。キャプテン」
「頼んだ。」彼らは装備を整え、迷宮へ挑む。
その場には、自らの意思で離反した騎士数名と傭兵が市民を守って彼らに意志を託した。
2
カルンガ荒原近辺
【ガルムス】「こんな事態になっとらんかったら、お主らと共に酒を酌み交わしておるところだがな」
【ユーリ】「つべこべ言ってないでさっさと行くぞ!」
【クロッゾ】「そうだぜ、オッサン、」
【ガルムス】「俺はまだ18だ!!」
【アルゴノゥト】「それで、
【オルナ】「王都にある
【リュールー】「カルンガ荒原の北、『峡谷の門』ですね。」
【ロジャース】「敵が待ち構えていると思うがこのまま直進して
【クロッゾ】「アル!これを受けとれ!」
【アルゴノゥト】「これは、炎を纏った剣?」彼はクロッゾからもらった炎の魔剣であのミノタウロス退治に挑む。
「さっきはよくもやってくれたな、ロジャース!お前ら全員ここで死んでもらうぞ」
上級兵士ら「偉大なる王に万歳いいいいいいいいいい!」
【騎士長】「さぁ、命を散らして王命に従ええええ!ここをさらなる死地へと変え、一人でも多く奴らをころせ!」彼らは自決覚悟でこちらにきている、
【アルゴノゥト】「なぜだ!なぜ、市民の声、自分の部下の声に耳を傾けないんだ。処刑場であれだけの兵士が不毛な戦いを望んでいなかったではないか⁉」
「黙れ逆賊!ここで失敗すれば魔物の餌にされるだけ、我々上級騎士は痛みと恐怖によって教育され陛下に忠誠を誓う。服従こそ絶対なのだ!!!」
この狂気に言葉を失うアルゴノゥトの一方スティーブは動揺せず兵士らを気絶させる。
【クロッゾ】「こいつは俺が食い止める!お前は姫さんを助けに行け!それに、お前にしかできないことを…アル、まだあったばっかりだけどよ…俺はお前の『仲間』になりてぇよ」
【アルゴノゥト】「すでに仲間だ。支えてくれた唯一無二の友よ!帰ったら絶対冒険に行くぞ!!」
【クロッゾ】「お前と一緒なら最期までとことんつきあうぜ!相棒。」
多くの者達が彼を支え、道を切り開いた。彼はミノタウロスとの決着をつけるため、
「彼の象徴する自由の精神は普通の人にこそ宿るもの」by ペギー・カーター