人間に戻る手がかりを掴むまでの話   作:佐川野

116 / 116
10/25 番外編(本編前)の類いで追加割り込み投稿しました! お楽しみください!


こぼれ話(オマケ設定集)

 お久しぶりです。佐川野です。今回は本編・番外編共に投入することの出来なかった小話などを羅列していきます。目次はこちら!

 

①登場人物の名前、なんで変な響きばっかり?

 

②雪玉ちゃんに身体を乗っ取られる度合い

 

③大抵のクラフターの難易度はハードコア

 

④文明は襲撃で簡単に滅びる

 

⑤カツヤは悪いだけじゃない

プラスおまけ。

 

 

 では一つひとつ解説していきます!

 

①登場人物の名前、なんで変な響きばっかり?

 

 主人公“ルゥパ”を筆頭に、“サータ”や“カヌプ”、“パーデ”など、現地村人の名前は筆者が認める特殊な響きですね。なぜこんな仕様にしたのかというと、『印象的にする』のと、『名付けやすくするため』でした。

 現地村人の名付けの仕組みとしては、キャラの特徴を村のモチーフにした現実の国の言語に翻訳する、といった形でした。ルゥパなら、特徴の“叫ぶ”をスウェーデン語で翻訳して、という感じでした。

 ちなみに大抵の聖職者は意味が「神聖」で固定、翻訳する言語を変えています。

 このやり方の良いところは、響きが良ければすぐ採用できるところですね! わざわざかっこいい名前を検索しに行かなくて済むので、名付けのストレスが少なくて快適でした。

 

 クラフターたちの名前は、『何をもたらすか』、『何を生きる目的にしているか』で安直になるよう名付けました。本名じゃない設定なのでね。ハンドルネーム的な感じです。ついでに各キャラの背景・本名などをまとめていきます。勝手に変更してたり追加してる部分もあるので、本編と違ってても「そーなんだー」くらいに受け止めてください! 私の描くキャラクターはよく嘘をつくので!

 

『ヨシト』本名・義人

・“人”を“良”くすると書いて“食”から、良人、ヨシト。

・マイクラの事は実況動画を見たり配布ワールドや企画に参加してただけの表面的なことしか知らない。故に無自覚でマイクラで出来る以上にものづくりをしようと奮闘する。

・プールで足を攣って溺れ死んでしまった。

 

『ラク』本名・楽一郎

・楽観的からそのまんま、“楽”、ラク。

・奥さんの『シン』は“慎重”からシン。本名・真(まこと)

・マイクラは2人でゆったりswitchでプレイしてた。

・夫婦旅行での事故で亡くなってしまった。

 

『センバ』本名・千羽 翔

・戦場をセンバと読ませたり、一人だけ“千羽”の苗字そのまま。下の名前が好きじゃないから。

・マイクラは母親に「世界一売れてるなら間違い無いでしょ、プログラムの勉強にもなるらしいし」と買い与えられた。弟が心臓病で、センバに構っていられないからと。

・父親は国際線のパイロットで、センバもパイロットを目指して勉強を頑張ってた。だからか中学1年生でも他より大人びた思考が出来ていた。

・リンゴが好きなのは、食事が用意されてない時に置かれたお金でよく買って食べていたから。テレビで見たアメリカの子供の昼食を真似たのがきっかけ。

・帰宅中、熱中症でクラクラしてるところで、信号無視の車に撥ねられて亡くなってしまった。(正直いくらでも重く設定できますが、これくらいにしておきました)

 

『ハナコ』本名・不明

・どストレートに花が好きだから、ハナコ。

・黙ってればお淑やかな美人だが、動くと極端な思想を持っていておっかない。フィジカルはセンバに並んで最強。

・夫の影響でマイクラを始めた。どちらも冒険したがり暴れたがり。

・高山植物を見に山へ登って、滑落して亡くなってしまった。

 

『カツヤ』本名・克弥

・本名そのままだが、作者的には“欲”の漢字を分解して谷、欠ける。欠、谷。けつやは良くないから、“カツヤ”に。

・名声も富も独り占めしたかった人。ピースフルがそれを助長させた。

・デバフと透明化のポーションを普及させたのは、名を知らしめて権威を手に入れるため。真実味と超人さを演出する為に「魔女に弟子入りした」と吹聴した。

・前世でなんかして恨まれて殺された。

 

『トウヤ・マイコ』

・トウヤは大豆を、マイコは米をもたらした。

・若き日のハナコを導いた夫婦。既に20年の寿命を迎えて召されている。

 

『ヨネカ』

・トウヤとマイコの子供。クラフターについてはほんのりと知っている。同じ空気感のセンバを捕まえて“国”にやって来た。

・糀(こうじ)の漢字を分解して、米と花として、ヨネ・カと読んだ。

・クラフターの子供だが、ほかの村人と同様に死ぬと復活することは無い。

 

 

 では二つ目!

 

②雪玉ちゃんに身体を乗っ取られる度合い

 

 作中、ルゥパは雪玉ちゃんに視界をジャックされたり、口を勝手に動かされたりしてましたね。最終的には複数が操って意識のないルゥパを慰めたり。

 これはルゥパの死亡回数によって進行度合いが変わってきます。

 

0 雪玉ちゃん出現 感覚共有 思考に雪玉ちゃんが少し干渉する

1 口を雪玉ちゃんが動かせるように

 死因:エンドラに体当りされた

2 テレポートが雪玉ちゃん主導で出来るように

 死因:カツヤに殺された

3 意識が無いなら雪玉ちゃんがルゥパの身体を動かす事が出来るように

 死因:パニックでショック死

 

 まだ迎えていない4回目では「ルゥパ自身が雪玉ちゃんになれるように」、5回目で「人の姿を取れなくなる」。6回目で「本人もほかの雪玉ちゃんたちも全員消える」。といった変化になります。復活できる方が特殊だし、寿命も無い魔女なので、残機制ですね。整合性が無いのは分かってますが、化け物感の演出で取り入れさせていただきました。

 

 

 残機の話をしたので、次はこの話題にしましょう。

 

③大抵のクラフターの難易度はハードコア

 

 作中、確かハナコが「クラフターはどこにでもいる」うんぬんかんぬん言ってました。が、ルゥパが旅の中でさほど遭遇しなかったのは、そもそも死んでいるからです。作中キャラ視点で考察できる、「難易度がハード以下になる条件」は神の気まぐれでしかないです。

 

 そんな大抵のクラフターたちですが、ハードコアということは死んだらシンちゃんみたいにスペクテイターになるわけです。そして、その状態でも「クラフターの願いの力」は使えます。なので、消える寸前などで彼らもまた、このマイクラの世界が豊かになる願いを願い、叶えてくれるのです。アサリとかトマトとか、生物に内臓が追加されたりとか。ソーセージとかホルモンが死ぬほど好きなクラフターが願ったんでしょうね。

 

 

 そんな、どんどん豊かになる世界なのに、ルゥパがスポナーを知らなかったのは、以下の理由がありました。

 

④文明は襲撃で簡単に滅びる

 

 マイクラには襲撃イベントがありますよね。ゾンビによるものと、邪悪な村人によるものの2種類。作中ではルゥパとフォンチャ・ティエ、ディアマンテ・ノットウノの三組の村がゾンビ襲撃で。シターシュの村は邪悪な村人の襲撃で村が滅びました。ハナコに語らせましたが、村が簡単に壊滅する世界で、知識や伝統の継承が断絶しても、何もおかしな話ではないんですよね。クラフターが滅ぼした村もあったかもしれません。

 

 マイクラ内に数ある遺跡も、継承されていないから遺された跡になっている。発掘されるまで消えていたままなんですよね。モンスターが跋扈してるんですから、致し方ないですね。

 

 

 なんか暗い話になっちゃったので、読者の方々には恐らく驚きな話をしましょう。

 

⑤カツヤは悪いだけじゃない

 

 「ルゥパを追い詰めて心身ともに殺したカツヤが悪者じゃない?」と驚かれたでしょう。いえ、間違いなくカツヤは心の底から悪いヤツです。倫理観を捨てた悪役です。

 ですがその裏で、彼は太陽教会トップに立つ為に、ほかの悪を蹴散らしていました。

 

 まずは上記したように「魔女に弟子入りした」と嘯いて、デバフと透明化のポーションを発表、普及させ、教会の財政難(寄付金の使い込みに依るもの)を改善しました。

 意見ができるくらいには偉くなったので、ルゥパの師匠、神父のサグラッドを疎み追放した当時トップを、カツヤは不正を暴いたり寄付金の横領を断罪したりして、その地位から引きずり下ろしました。

 そしてピースフル(死んでも復活する・モンスターが無力化する)であることを活かし、自らを「太陽神に選ばれた男」とプロディースして、トップに上り詰めました。

 

 地位の高くない聖職者たちからすると、技術的にも内部的にも革命を起こしてくれた尊敬に値する人間でしょう。しかしその地位を保つために、ほかの聖職者が発見した事を横取りしたり、不正があったと追放したりしてたので、やっぱりクズです。

 

 何より、ピースフルで洗脳していたし、影で普通に殺したり、人間を魔女にしようとしてたから紛れもないクズです。悪いだけじゃないってだけでね。カツヤが居なければ、クモの目を発酵させる発想も無く、弱化のポーションが無くてルゥパがゾンビ復活術を見つけることが出来なかったですから。

 

 

 カツヤはクズってことを再確認したところで、これで終わるのもなんか嫌なので、隠れ設定をもう1つ2つ。

 

⑥旅に出てからのルゥパには「助けて」と「ただいま」を故意に言わせていなかった。

 

 ゆるい感じで「たーすけてー」って言わせてたり、「ただ今戻りました」みたいなことは言わせていました。しかし心の底から助けを求めたり、帰るべき場所だと強く思っての声は、ヘムスタッド村以外では言わせていませんでした。

 ルゥパは神父の教育で1人で生きられるようになっていましたし、『魔女になった自分には味方も、助けてくれる人も居ない』と思い込んでいました。自分は強者の部類であり、ゾンビから人間に戻す方法を探す、人助けの旅に出ている自覚があります。つまり、助けることはあっても、救われる側では無いと、一種驕っていました。

 「ただいま」を言わないのも、帰るべき故郷の村は滅びてしまった。ヘムスタッド村には帰らないつもりでもいた。だから『ただいまと言うべき場所なんて無い』と悲観的だったからでした。なので、滅びた村に戻らせて「ただいま」を言わせた時はゾクゾクしましたね! おぞましくて!

 本当にそうなのか、是非お確かめください!(露骨な再読催促)

 

 

⑦このマイクラ世界は死後の世界で、いくつも世界線がある。

 

 世界線といっても、単に世界別サーバーがあるだけですね。クラフター同士の価値観が違いすぎて戦争が起こって、滅びちゃったら村人たちが可哀想だと管理者の神様が思ったんですね。はい、それだけです!

 

 

⑧「村人」なのにネザーでベッドが使えない描写があるのは、作者の認知のバグ(バカ)。

 

 忘れてました!! すみません!!!

 もう、アレです。ネザーに潜れるような強い村人はルーツにクラフターが居るから、その血が拒絶してるとか、後付けします!

 

 

 おまけも語ったところで! こぼれ話を終了します! 楽しかったなと思っていただけましたら幸いです! 評価していただけるともっと嬉しいです!!!

 

 それでは、ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。