人間に戻る手がかりを掴むまでの話   作:佐川野

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17 手荒い歓迎してくれた村を案内してもらう

 木のフェンスと比べるまでもなく、ずっとずっと頑丈な鉄格子。木よりはダメになりにくく、刃物も一撃では通さず、クリーパーの爆破にも堪えてくれる。

 そんな鉄格子は鉄インゴットを6個使って大体16個出来る。決して安くはない。あんなにゾンビの襲撃があったウチの、ヘムスタッド村でさえ2重3重とはいえ木のフェンスだった。使っててもネザーゲートを囲む時だけで、そのゲート自体が対して大きくは無いから、鉄の全身装備1つ分作れるくらいの量で済んでた。安く聞こえるかもしれねぇけど、当時の俺には精錬が大変だったんだからな!

 その、(きん)と同じように、原石から時間かけて精錬しないとダメな鉄を! 広い村の防衛に! すっげぇ景気いいじゃんこの村。

 

 歩いて近づけば近づくほど、積まれた鉄格子の高さに羨望と嫉妬が募っていく。チクショウ、ウチにもこんなに大きな鉄格子があれば……! 景観が悪くなるとか言ってられっか! 石壁よりずっと風通しいいわ! てかこんなに贅沢に鉄使えるってことは、デカい鉱山があるってことか。だから、もしかしたら、俺の知らない鉱石があるかも。前向きに捉えてけぇ?

 見上げる首が痛くなるほど高い鉄格子の奥には、木造の建物と綺麗に敷き詰められた石の道、それから花がたくさん咲いてるのが見えた。花畑の村だ。ンだよ、村の中にも花畑あんじゃねぇか。揶揄う大人なんか気にしなきゃいいのに。見せびらかしちまえよ。んでライバル牽制しとけ。俺が言えたもんじゃねぇけど。

 

「ここが、俺らの村。ハナハタ村だ」

「思ってたよりずっと立派じゃん。てかこれ、俺入っていいの?」

「ボク達が大丈夫って言えば大丈夫だよ! ほら、門番さんが鉄扉を開けてくれてるよ!」

「……俺らを迎える為に開けたんじゃなくね?」

 

 俺からは鉄格子のせいで見えづらかったけど、向こうからは俺の白いコートが目立つのもあってこちらの姿がよく見えただろう。不審者が自分たちの村の子供を連れている姿が。うーん! 俺はどうしたら良かったんだろうな!

 前向きに絶望してる間にも鉄装備の男たちがゲートを潜って駆け寄ってきてた。鉄の剣を持って。ふーん、ダイヤじゃないんだ。鉱山に深さは無い感じかな。

 

「な、なんで皆、剣なんか持って……!」

「パーデ、お前まだ分かってねぇの?」

「な、なに、カヌプは分かってんの!?」

「だってよぉ、俺たち今日、“兄貴たちに黙って勝手に村の外に出て”、“よそ者の男を連れて帰ってきた”んだぜ?」

「!!!」

「うわ、この構図、完全に俺が君らを人質にしてエメラルドを要求しようとしてる感じじゃん」

「そ、そんな! そうじゃないのに!」

 

 俺らが呑気に立ち止まって喋ってる間にも、切羽詰まった表情の男たちが俺たちの周りを囲んだ。あらまぁなんという緊張感。逃げていい?

 

「パーデ! 手伝え!」

「うん!」

「うわっ!?」

 

 俺の目が死んだのを見て焦ったか、少年少女が俺を両側から挟んで動けなくさせてきた。

 

「逃げんなよ!!」

「分かってもらえるまでちゃんと話すから! 待っててお願い!」

「た、たーすけてー」

 

 怪しい奴に必死に抱きついて引き止めてる村の子供と、それに困ってるしどっかに行きたがってる怪しい奴。そんな構図になるとは微塵も思ってなかっただろう村の男たちは構えた剣や斧の刃先を少し下ろしてた。奇妙なモン見してゴメンなさいね。

 構えられた武器たちに戸惑いの気配を感じる。今なら、きっと話が出来るはず──

 

「何をしている!」

 

 少年たちの話をしようとしたら、雷みたいな怒鳴り声がこっちに向かって放たれて、思わず身が竦んだ。し、心臓痛ぇ……!

 俺を囲む人間の輪が乱れたと思ったら、割れた間からダイヤの全身装備を身に着けた屈強な男がこっちに向かってくるのが見えた。装備からも威厳からも、そいつが村で一番強いか、権力者だろうってのが伺えた。話すなら、この人か。

 

 全身ダイヤ装備の男は、剣の間合いギリギリ外で止まった。だけど、腰に下げた鞘から剣は抜かれなかった。ヘルメットで見えづらくても分かる厳つい顔は、緊張を務めて感じさせないように微笑みを浮かべていた。不審者でスミマセン。

 

「申し訳ない、恩人よ! 村から勝手に抜け出したこの()()()()を、無事にこちらに送ってくれたというのに、手荒な歓迎をしてしまって! 保護の礼と失礼のお詫びに、宿を提供しよう」

 

 ()()()()、か。この2人と仲いい感じなのかな。その可愛がってる子供たちがなんで俺に懐くのか、気になってるだろうなぁ。それで受け入れる姿勢を見せて、この対話とその後の監視で危険人物かどうか見極める気か。状況的にそうしないといけないのは分かってるけど、俺そんなに怖い顔してっかなぁ。だいぶショックなんだけどー。しかも両サイドから腕を埋めるように抱きしめられてるっていう間抜けっぷりだって見せてるのにー。

 こんなふうにされると、つい遊びたくなっちゃうじゃん。え、なにこの思考。悪モンじゃん。

 

「はい。せっかくのご好意ですので、お受けいたしますね。ありがとうございます」

「いや、それで許してくれるなら安いものだ。ついでに、村の案内役もお付けしよう」

「ありがとうございます! ではその方に、この村の防衛面を軽く見せていただきますね!」

「防衛面、ですか」

 

 そこを話題にした途端、正面のダイヤ装備男の態度は固くなるし、下がってた武器も再び構えられた。俺はこのピリつきに満足してたけど、少年少女たちは俺を捕まえる為の手を縋り付くためのものにしてた。いや、俺じゃなくって向こうに行きな? そんなに俺を師匠にしてぇのか。

 しゃーねぇ、遊んだ後始末はちゃんとしねぇとな。

 

「はい。貴方の言うこの()()()()が、どこまでも平和ボケ出来る理由はそこにあると思いましたので」

「へ、平和ボケ……」

「それに、私の故郷では、こんなに立派な防壁は出来ませんでしたから。いつか参考にさせていただきたいのです」

 

 少年の文句を聞き流して、ここであえて、男たちからその奥の鉄格子に目をやった。あえて敵意から目を逸らすことで、俺は危害を加える気も抵抗する気も無いってアピールで。

 

 青空に浮かぶ雲が鉄格子の向こうに流れ、養鶏場からはニワトリの鳴き声が高らかに聞こえる。風が草木を撫でるざわめきさえも、フード越しによく聞こえてきた。つまり、めっちゃ静か。……こ、これ以上語ることないんだけど? えっ、ちょっ、ど、どうしよっ。

 

 なんて不安になったのも束の間、ダイヤ装備の男がヘルメットを取った。

 

「そういうことだったら。俺はあなたを歓迎しよう。おいお前ら! 武器を下ろせ! 恩人を迎え入れるぞ!」

 

 俺には柔らかに。村の男たちには顔の作りを活かした怖い表情で命令を飛ばしてた。言われた村人たちは「お、おう!」って戸惑いつつも力強い声で返事して、刃を収めて下がってった。足並み揃ってんなぁ、よく訓練されてるわ。

 残ったのはダイヤ装備のお兄さんと、俺と、俺に抱きつく少年少女。それから細身だけど鉄の鎧が似合ってる男性の5人。案内人はこの細身の方かな。

 

「名乗るのが遅れたな。俺はスタークだ。このハナハタ村の自警団団長をしている。横のこいつは副団長のドゥン。案内はこのドゥンにさせよう。なんでも聞いてくれて構わない」

「以後お見知りおきを」

「ご丁寧にどうも。私はルゥパ。まだ見ぬポーションのレシピを探す為に、一人旅をしている者です」

 

 副団長さんに頭を下げられたから、こっちも頭を下げて名乗った。ついでに旅の目的も。嘘じゃないからな。そしたら少年がソワソワしだした。

 

「お、俺も! 俺も案内する!」

「あっ、ならボクも!」

「連れてきた俺たちが案内すんのは筋が通ってるよな!」

「ボクたちがやるべきだよね!」

 

 やっぱりかお前ら。俺としても顔見知りの方が気楽でいいけどさぁ。この申し出、無駄に警戒させた俺に対しての監視の意味合いの方が強いやつだから。ってか。

 

「お前らはまず、勝手に村を抜け出した事とか剣を盗んだ事とか、諸々のことで叱られてこい!」

「「やーっ!」」

 

 力尽くで両腕を引き抜いて少年少女たちを剥がそうと服を引っ張った。嫌じゃない!

 

「特にお前は()()()()を保護者に説得してくるんだろ!」

「や、やっぱ一緒にー!」

「時間の無駄! 俺がこの村に飽きる前に認められてこいよ!」

「ぜ、絶対今日で飽きんなよ!?」

「はいはい!」

 

 「今日は残ってやるから!」って言ってやっと、少年少女は俺のコートを離してくれた。少女よ、弟子入りしたいわけでもない君はなんで離してくれなかったんだ。そんなに怒られたくなかったんなら、村から出なきゃ良かったのに。

 

「バカ2人。簡単に説教が終わると思うなよ」

「「…………はい」」

 

 こっわ。団長のスタークさんやっぱこっわ。この2人も、こうなることなんて分かってたろうに。なんで命をかけてまで外に出たんだか。

 でもな、少年少女。怒ってくれる人がいるのは、幸せなことなんだぜ。俺にはもう、いないんだからな。

 村の入口に向かう途中、鐘が高らかに鳴らされた。鳴らした人の思いが移ったのかどこか焦りを感じさせたけど、それでも鐘の音は綺麗で、遠く遠くにまで、それこそさっきまでいた花畑までも余裕で聞こえてきそうだった。

 

 

 鉄の扉を潜って村の中に入る。鉄格子越しでも見えてたけど、遮るものが無くなると、一層この花畑の村が鮮やかに見える。何がすごいって、道は道、家は家、それ以外はそれ以外ってメリハリがあること。そのおかげで人の生活と自然が違和感なく一体化してた。綺麗に敷かれた石の道、よく見たら石のレンガだし、隙間から草が生えてるなんてこともなかった。花畑のところは花が映えるようにって無駄な雑草は抜かれてスッキリしてる。道は土で雨降るとぬかるんでたし、雑草は牛とか羊とかに食わせてたウチとは大違いだわ。

 

「綺麗な村ですね。これは景観が悪くなったとしても、鉄格子で囲んで守りたくなるのも納得です」

「……そうですね」

「?」

 

 あれ? 手放しで褒めたのに、ドゥンさん、なんだか嬉しくなさそうだな。

 俺が村の景色に見とれてる間に、少年少女たちは団長のスタークさんに連れさらわれてった。きっとあの人にも保護者さんにも怒られてくるだろう。というワケで、今俺と一緒にいるのは副団長のドゥンさんだけ。警戒されててまだ深いことは聞けないタイミングだし、気まずくなるのは普通に辛い。は、早く話題逸らさねぇと。え~~~~~っとぉ!

 狼狽えて瞬きを繰り返してたら、ドゥンさんが軽く溜め息を吐いた。

 

「聞いてくれれば、話せることは話しますよ」

「え? いいんですか?」

「それが、私の仕事ですから」

 

 そ、そうかぁ。尋ねるだけなら別にいいのか。話すかどうかは向こうが決めるから。なら、聞いてみるか。

 

「じゃあ……。この村の景色は、この村の人たちが作ったものじゃないんですか?」

「はい。実は、この村の景色は、ある1人の女性によって作られたものなのです」

「え? ……えぇ???」

「混乱する気持ちはよく分かります。当時の私たちも混乱していましたから」

 

 綺麗に敷かれた石レンガの道をゆっくり歩きながら、ドゥンさんは遠い目をしながら話しだした。

 

「この村はかつて、特にこれと言った自慢のない、のどかな村でした。防壁だって木のフェンスでしたし、今歩いているこの道も石ではなく土道でした。道と草原、畑どころか建物の敷地でさえも、はっきりとした区分けはされていませんでした。普段は皆大らかで、誰も気にしなかったので」

「なんか、ウチの村に似てますね」

「そうですか。……その光景も、ある日突然現れた、今ここに咲き誇る花々たちよりも鮮やかな装いをした女性によって、作り替えられてしまいました」

 

 

 桃色のシューリップを逆さにしたようなふくらみのあるスカートの彼女は、愛想はそれほどよくなく、しかし意識がふわふわとここに無いような、どこか人間離れした雰囲気を醸し出していました。

 私たちのその直感は当たり、この村に滞在して少しした頃、彼女は私たちに何の説明もなく土の道に石レンガを敷き始めました。丁度長雨で道がぬかるんでいたので、その時は誰も反対しなかったそうです。しかしそれが彼女を助長させたのでしょう。

 

 私たちがメインで使う道を全て石レンガで舗装し終えた、次の瞬間。彼女は村の防護柵の内側であまり使われていない土地に、骨粉を蒔きだしました。丁度長雨が明けたばかりで日光も暖かく降り注いでいた為、蒔いた場所からみるみると雑草と、色とりどりの花が咲き出しました。

 花はいいとして雑草は頂けない。これにはさすがに大人たちも苦言を呈しましたが、話を聞かない彼女は骨粉蒔きに満足すると、今度は雑草を抜き出しました。それで大人たちは彼女が何をしたいのか察し、当時半人前だった私たちを草むしりに駆り出しました。

 そうして出来た花畑は、美しく、可憐で、広大な土地いっぱいに広がっていて圧巻でした。

 

 そんな花畑に、彼女は1つの爆弾を仕掛けました。

 

 

「ば、爆弾っ!?」

「それが、アレです」

 

 ドゥンさんが指差した先にあったのは、箱。その周りを黄色と黒のシマシマ模様のハチが飛んでいた。あれって、もしかして。

 

「養蜂箱……?」

「ご存知でしたか。この村に初めて来た方は知らない方も多いのですが」

「前に寄った村で、遠目から見たんです。あまり近寄らないようにしていたのですが……」

 

 そうだ。周りで飛んでいるのはハチミツを作る“ハチ”。あの子らには敵撃退用に毒針があって、あんまり刺激するのは宜しくない虫だったはず。なのにあの箱、めっちゃ村の真ん中にあるんだけど!? 広間のど真ん中じゃん! うわっ、今人がめっちゃ近くを通り過ぎてった! どっちも気にしてねぇ!

 

「大丈夫なんです、アレ。いや問題だったら撤去してるでしょうけど……」

「結果は目に見えて分かるように、意外と共存出来てます。しかし、話を聞かない彼女が花畑になってる場所なら所かまわず置きだした時は、懐の深い村の大人たちも流石に怒りましたね」

「それでも置いたままなのは?」

「撤去しようとした大人が彼女に半殺しにされたからです」

「うわこっわぁ!!」

「故に、彼女が再び旅立って5年が経った今でも、あの養蜂箱はあそこに置かれたままなのです」

「呪いか何かかな?」

「言い得て妙ですね」

 

 いつかその彼女が戻ってきても、また半殺しにされないように置いてある……。なんだこれ、こっわ。壊さねぇように俺は近づかんどこ。……てか、村人を半殺しにしても追い出されなかったとか。恐れられてるんだとしても、羨ましいなぁ。

 

「しかしそのおかげで、この村には“ハチミツ”という自慢ができました。加えて彼女の装いを参考にした花をモチーフとした服が流行り、それもまた交易品となりました。それ以外にも彼女は村の自警団を鍛え上げ、鉄格子も拵えてくれ、村の防衛力を高めてくれました。何より、鉱山を掘り当てたことで、村の男たちの働き口がぐんと増えました。彼女は恐れられてもいますが、それ以上に、尊敬され、崇められているのです」

「……すごい人、なんですね」

 

 あの村に何ももたらしてなかった俺が羨ましがっていい人じゃなかったわ。めっちゃ慕われてんじゃん。反発されても実力で黙らせてただけじゃん。

 

「ええ。無口で愛想は悪く、我が強い上にモンスターに対しても無表情で討伐していた恐ろしい彼女でしたが、心根は優しく、穏やかな人でもありました。彼女のお眼鏡にかなう女性がウチの村に居なかったのが、唯一の欠点でしたかね」

「……男性、ではなく?」

「ええ。彼女、女性にしか欲情しないんだそうです。結婚してくれれば、ずっとこの村にいてくれたでしょうに……」

 

 最初はこの話題に触れるのあまり嬉しそうじゃなかったのに、話せば話すほど饒舌になってったドゥンさん。ついには今はこの村に居ないらしい“彼女”を思い出して、寂しそうな、そして愛おしそうな表情を浮かべていた。

 

「……もしかして、ドゥンさん、その人のこと好きだったり?」

「色々難はありつつも美しい方でしたから。当時の半人前たちは皆、彼女に好意を持っていたと思いますよ」

「あっさり認めるとかつまんな~」

「あなたって実は気安い人ですよね」

「出会ってしょっぱな恋バナしてくる人に比べたらそうでもないっすよ」

「確かに」

 

 この人、生真面目そうな顔してるけど、中身大体俺と一緒だぞきっと。身内にめっちゃダル絡みするタイプだ。

 

 花畑の中を歩いていいって許可を貰ってから、村の周りをぐるりと囲む鉄格子に向かった。「スゲェ高さまであんなホント」とかボソボソ言ってたら、後ろについて歩いてきているドゥンさんが俺を呼んだ。

 

「ルゥパさん」

「はい?」

「……なぜ、この村の防衛に興味を?」

 

 『さっき言いませんでしたっけ?』とは言わない。「いつか参考にしたい」っていうあの理由を踏まえての問いかけだったろうから。

 うーん、何から話そうか。平和ボケの理由もそうだし、なんでここまで鉄格子を積んだのかってのも気になるし、あの弟子志望君の為でもあるし……。

 指折り数えながら頭の中で整理してたけど、話が長くなると察したらしいドゥンさんが食事に誘ってくれた。……もう、そんな時間なんだ。空腹感が無いから分かんなかったわ。

 




主人公がGL・BLしてるわけではないので、タグはつけていません。苦手な方には申し訳ありませんが、さらっと読み流して頂けますと幸いです。
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