春秋の恥さらしネタ帳 作:春秋
新海
翔と天の下に生まれた三兄妹の末っ子。天とは双子の妹で、ヴィジュアルは髪下してジト目気味のダウナーな天。翔を「おにぃ」、天を「おねぇ」と呼ぶ。
「ん……? うん? んんん???」
末の妹はこれも血の成せる業か、何かを察知した様子である。うんうんと唸りながらせわしなく体を揺らし、兄と姉の間で視線を行ったり来たりさせる。終いにはニヤァ、と底意地の悪そうな笑みを浮かべる始末。
「ふーん。そっかそっか、そうなったか~。よかったねおねぇ~、おにぃはご愁傷様ぁ~」
その一言で
同じ兄妹とはいえ同性と異性とではやはり関係性が違うからか、もうダメだとその場に蹲って顔を覆う
「なんつーか、その……気持ち悪いとか思わないわけ?」
「ん? なんで?」
間髪入れず返される疑問。
変わらぬ口調、変わらぬ態度。常と変わらぬ寝ぼけまなこに物怖じする翔だが、
そしてしばらく思考を巡らせ、本当に気付いていなかったのだと思い至って溜息をつく。
「あのさ~。おにぃってほんと~に鈍感野郎だね~」
「いや急になんだよ」
「急じゃないんだよな~。いやホントさ、急でもなんでもないんだよな~、色んな意味で……」
新海翔という男が鈍感であることは今更の話であった。
同じく、新海天という少女が“女”であることも、どうしようもなく今更の話。
「ねえ、おにぃ」
愚かな愚かな愛する家族に、微笑ましくも残酷な真実を告げましょう。
「実の兄に心奪われた
愛する人の、愛を囁くかもしれない相手。
接する時間の多い同級生だろうか?
会う機会が乏しいからこそ心に残る年上の美人だろうか?
――違う。
もっと、もっと、強烈に意識する対象がいた。
「答えは簡単、“
にっこり、と。
髪を括り、普段は使わない表情筋を動かして少女は謡う。
「こんにちわ、
新海天の人生最初の恋のライバルは、少女と瓜二つの悪戯っ子な笑みを浮かべていた。
新海
翔と天の下に生まれた三兄妹の末っ子。天とは双子の妹で、当然ユーザーである。ヴィジュアルは髪下してジト目気味のダウナーな天。翔を「おにぃ」、天を「おねぇ」と呼び、後にレナ(ゴースト)の事を「妹ちゃん」「レナ」と呼称するようになる。
アーティファクトは幻体。スティグマは左太ももから腰に掛けて。
物語冒頭、階段を上っている途中で地震が来て転落、左足の骨折で入院している時にアーティファクトと出会い、幻体を駆使して町を出歩くようになる。選ばれただけあって幻体の扱いは翔や与一と比べ物にならず、まったくの別人として幻体を形成して非日常を楽しんでいたが、それをイーリスではないかと誤認する者が現れ・・・的な設定。
構想自体は以前からあったが、アニメを見て上記のシーンと締めのセリフが降ってきたので投稿。
誰か!!!
このネタで書いて!!!
ラストは新海兄妹あてに海外から封筒が届き、差出人は新海月。
中身は写真が一枚、見覚えのある少年の後ろ姿だけが写っている。
という形で旅立った与一と一緒に海外にいるENDとかも面白いと思ったり。