春秋の恥さらしネタ帳 作:春秋
西尾作品は読むのは好きですが書けないので、始まることはないでしょう。
開幕
「では、零崎を始めよう」
「始めるな!!」
冒頭からいきなり怒られた。
無視しよう。
「するなバカ!!」
「なんだよ痛恨の金髪、俺に何か用か?」
「痛恨の金髪って何よ!? あたしがイタい奴だとでも言うの!?」
「ふぅ、まさか自覚があったとは……」
「一回死んで来い!!」
「バカだな、死んだ人間は生き返らないんだよ(嘲笑)」
「大丈夫、アンタは人類に分類されないから(失笑)」
「ああ、確かに。この俺を人類程度の枠に収められるはずがないからな(苦笑)」
「何様のつもりっ!?」
「無論、俺様のつもりだが?」
「こ、殺してやりたい……(プルプル)」
目の前にいるのはツンデレ金髪お嬢様のアリサ・バニングス、通称イタい金髪基地外娘だ。
「誰が基地外かっ!?」
その存在こそが痛恨のミスと言わんばかりの少女は現在、埋められかけの小鹿のようにプルプルと震えている。
「聞きなさいよ、っていうか埋められかけ!? なんて酷い仕打ちを!!」
「不覚、確かに小鹿をイタ金と同じ扱いにするのは酷いよな」
「そっちか!! っていうかイタ金って何よ!?」
「何を言っている? イタい金髪の略に決まっているだろう。なぁ爆走車だらけのテーマパークよ」
「すずかサーキットの遊園地は楽しかったね」
ああ、色々と童心に返って遊びつくした。
っていうか今のでよくわかったな。
「だって、いっくんこの前も同じこと言ってたよ?」
「アレ? そうだっけ?」
「うん、そうだよ」
ああそっかー。
そうなんだよー。
あはははははは、うふふふふふふ。
そんな風に俺がすずかと戯れていると、
「あたしを無視するなぁ!!」
「癇癪起こしたツンデレが怒鳴り込んできた」
「誰がツンデレよっ!!」
「お前以外に誰がいる? 暑苦しいんだよバーニング」
「バニングスよ、決して燃えている訳じゃないわ!!」
「そうだな、ツンデレは萌えだもんな」
「ちっがーーーーーう!!」
「これは失敬、まだデレてはいないからツンデレではなかったか」
デレがないツンデレ、ツン100%の女帝か。
「そういう意味じゃないわよ!!」
「で、一体何の用なんだ痛恨の金髪?」
「痛恨の金髪って何よ!? あたしがイタい奴だとでも言うの!?」
「アリサちゃーん、ループしてるよループ!」
ちっ、すずかが止めに入ったか。
「はっ、まさかこの私がこんな罠に引っかかるとは……恐ろしいわ、いーの奴」
「ま、ぶっちゃけ毎日のように引っかかってるんだがな」
「コイツはぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
っと、いつものようにあーたんで遊ぶ「誰があーたんよ!?」俺だが、一つ「聞きなさいったら!!」気になる事がある。
「なぁすずちゃん、なのなのがいないなんて珍しいな」
「そうだね、なのはちゃんが学校お休みなんて……」
「そんなことよりも私の話を聞けぇええええええええええええええ!!!!!!!」
耳元で怒鳴るな喧しい。
「耳元で喚くな鬱陶しい」
「地の文よりも口に出す方が酷いってどういう事よ!?」
「こらこら、さっきからメタ発言ばかりするんじゃない」
まったく、この金髪は。
「でもそのセリフも第四の壁を意識してるよね」
む、それは確かに。
「良くぞ気付いたなリンリン、褒めて使わす」
「鈴からリンリンってどうかと思うけどとりあえずありがとう」
「っていうか、あーたんって何よ!!」
ん? そんなの決まっているだろう。
「あーたん。アテn……アリスだから……あ、また間違えた。アリサだからあーたん」
「何度間違えれば気が済むのよ!! アンタは私をどうしたいわけ!?」
「ん? ペット。ほれあーたん、わんわんって鳴いてみ」
「死ねぇいっ!!」
シュッ
「捕まえてごらぁん、アハハ――!」
「待てやコラぁ!」
これは
「戯言? 傑作? どちらでもない、ただの絵空事だよ」
とある殺人鬼紛いの戯言もどき、始まりません。