漆黒の帝王   作:邪帝

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さていよいよ女帝のオークスが始まる

もし史実でカスケードみたいな馬が女帝ことエアグルーヴに勝負があったとしたらというIF

まあ併走トレーニングレースで互いに腹の探り合いになるかなぁこれ

一方滞在期間が迫っている海外ウマ娘達が焦り始めました

「ああっと最後尾からのスタートになりましたぁ」

「「「「ちょっとお待ちなさい」」」」 CV悪役令嬢ボイス

うp主「無理ですそろそろジュニア級G1にカスケードを移行させたいので」


はよいこうかぁ


殺し屋VS女帝 追い掛ける彼女ら

「「「「絶対に勝つわよ」」」」

 

 

彼女らは残された留学生としての時間が迫っていた

それぞれの想いはひとつ

 

カスケードを連れ帰る為、そして少しでも一緒に許す限り一緒にいたいという重い愛故に

 

「貴様も自分に好かれてる子にはフォローしてやれ」

先輩(エアグルーヴ)、フォローするとあいつら調子に乗るのであえていいます、後が怖いです」

「そうか」

 

 

彼女らの意気込みを少し離れた場所で見つめてるカスケードとエアグルーヴ

併走トレーニングレースで呼ばれ今それぞれがウォーミングアップを終えてこれから走るとこだ

 

 

 

 

「さてこのメンバーだと逃げのウマが必要だな」

「呼ばれた気がしたわ!」 デデーン

「マルゼンスキーさん!?」

 

どこからともなく来た逃げのスーパーカーことマルゼンスキー

 

「逃げぐらいだったらあたしが走ってあげるわよ」

「しかしマルゼンスキーさんあなたは現役から退いてだいぶ経ってるはず?」

「大丈夫よ!あの頃みたいに全力とはいかないけど軽く流す程度ならいけるわよ」

 

マジか、あの逃げのスーパーカーことマルゼンスキーが逃げ担当で併走トレーニングレースに参加だと!?

 

 

「ちゃんとおハナさんとルドルフには許可貰ったわよ」

「悪いわねマルゼンスキー、無理に頼んじゃって」

「いいのよーおハナさん・・可愛い後輩の為だものー」

(でも本当はカスケードと楽しく走りたいからねぇ)

 

「いいかマルゼン・・あの頃とは違うからな間違えて全力で走るなよ?」

「もうルドルフったらそんなにあたし信用ない?」

 

皇帝ことシンボリルドルフが東条さんの隣でマルゼンスキーを心配しながらも

 

「信用というより君の脚のことだ」

「大丈夫よ、6割程度で十分よ」

 

 

6割って・・・そいや前の人生での彼女の走りは脚に不安を抱えながら再加速スタミナお化け本気で走ったら記録を塗り替えていただろうと言われてたしな

 

ただこの世界での彼女は既に引退しているとはいえ

 

 

本気(マジ)で走らないとやばいかもしれないな」

俺は一言言いながら本気になる

 

 

 

俺の雰囲気が変わった瞬間

 

「「「「カスケード!?」」」」

 

彼女達はカスケードが本気になってる気配に気づき

 

「うれしいわーカスケードちゃん、こんなお姉さんに本気になってくれて」

「本当にこれがジュニア級のオーラなのか?」

「血が滾るなこれはカスケード!」

 

ルドルフはカスケードの気配が歴戦のウマ娘に匹敵する気配を感じ

マルゼンスキーはただの併走トレーニングレースに呼ばれただけの自分に本気になってくれてることに喜び

 

エアグルーヴもその気配に触発されて速く勝負したいと

 

 

「先生、カスケードはどこでスカウトしたんですか?」

「話せば長くなるが後で話そう・・」

 

 

半蔵と東条はカスケードについて話すよりも

 

 

「さあ位置についてくれ・・2400㍍オークスを想定した走りを魅させてくれ」

「「「「ハイ!!!!」」」」

半蔵は指示を出してスタート地点へと促す

一足先に彼女達が位置に向かう

 

 

 

 

 

「凄いわね彼女達も・・」

「あぁ・・教育とトレーニングの賜物だろうな」

 

 

色々なウマ娘達を見てきた東条は

 

(トニビアンカ、母はトニービンで欧州王者のウマ娘その走りは母親譲りの追込、直線一気が武器)

 

(ムーンライトルナシー、英国の貴婦人の長女 差しや追い込みなどの後方から差し切るスタイルが本国のレースで把握してるけど今の彼女も油断ならないわね)

 

(ミシェルマイベイビー、マイビッグボーイの娘であり幼い頃から母親のトレーニングをこなしてドバイトレセン学園でパワーアップしたらしいと・・あの巨体だからポジション争いが大変ね)

 

(エラズリープライド、ボーンクラッシャーの忘れ形見母親譲りの美貌を持ちながらもその末脚は海外ルーキーの中では目を見張る物がある、ラストスパートが怖いわね)

 

 

東条は現状で集めたファイルに収めてる資料を見ながらもエアグルーヴに

 

 

「いいエアグルーヴ、逃げるようで先行維持して徐々にスパート掛けて一気に走るのよ?」

「わかりました」

「後はカスケードの動きに注意しながら・・・」

 

 

 

 

 

ドサ

 

「さて久しぶりに本気になるからには手加減なしだ」

 

嬉しい誤算としてはあのマルゼンスキーと走れる事だな

 

カスケードはスーパーカーと走れるという時間を得る

 

「ふふ、カスケードちゃんヨロシクネ♥」

「こちらこそ、引退してる方に走ってもらえるだけでもありがたいですよ」

 

その会話を見つめる視線が

 

 

トニビアンカ(君もそんな顔するんだ・・へぇぇぇ)

ムーンライトルナシー(少しお姉さんっぽくした方がいいかしら?)

ミシェルマイベイビー(ムゥゥゥ・・ダーリン)

エラズリープライド(あのBBA許さないワタシノカスケードに)

 

 

 

「カスケードちゃんも大変ねぇぇ」

「え?なにが?」

「なーーんでもないわ、お姉さんちょっと羨ましいって思っただけ・・チュ♥」

(これぐらいいいわよね?)

 

「!?」

 

 

いきなり俺の頬にキスをしてきたマルゼンスキーに

 

「いきなりなんですかぁぁ!?」

「一緒に走ってくれるお礼よ」

 

お礼でキスって・・・視線がやべーよあいつらが

 

 

ゴゴゴゴゴ!!

 

 

ウマ娘は耳も良ければ眼もかなりいい

ましてや想い人がいきなり頬にキスされた状況見た瞬間

 

 

「「「「絶対勝ってキスしてもらうわよ!!!!」」」」

 

 

 

嫉妬のオーラを纏った彼女達がスタート地点から見える

 

 

「カスケードちゃんも罪な子ね♥」 (実は挑発行為でやる気を爆発させた策士)

「はぁぁ?・・まあ敗けるつもりはないので」

 

 

マルゼンスキーとカスケードもスタート地点に向かう

 

そして

「エアグルーヴ!」

「私は例え併走トレーニングレースでも敗ける気はないですよ?」

 

エアグルーヴも東条に押されてスタート地点に向かう

 

 

 

「マルゼンスキー、挑発してやる気を爆発させるとかまあG1レースでは観客からの声もあるしある意味これは・・・」

 

ルドルフはかつて自由奔放な先輩に振り回されてよく挑んだ

あの人と同じやり方で相手のやる気を爆発させてペースを奪う

 

 

「シービー先輩がいたらきっと私も」

今どこにいるのだろうか?

自由気ままな方だからなぁ

 

 

見つめる視線はこれから行われるレースを羨ましいと思うルドルフであった。

 

 

 

 

 




次回はレースだ

なんとか終わらせたいなぁ

レース展開を試行錯誤して投稿する

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