漆黒の帝王   作:邪帝

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さて海外ウマ娘達も大詰めだ

そしていよいよオリ主(カスケード)のトゥインクル・シリーズ が始まる流れにする

前回一方的に実力差を教えたカスケード 諦めきれない彼女達は彼の怒りを買ってしまう

カスケードは自分がなぜこの世界で産まれ落ちたかなぜ存在するかなぜあいつらは存在していないか自問自答(情緒不安定気味)





義姉と弟

5月の最終金曜日

 

 

「起立ーーー礼!!着席」

 

今日も授業が終わりウマ娘達(クラスメイト)はそれぞれの活動を始める。

 

練習に励む奴等もいれば部活動を先にやる者も

それぞれが青春謳歌を楽しんでるが

 

 

「・・・いくか」

 

俺は教室を後にする

 

 

 

「カスケードサァァァン待ってくだサーイ!」

「ん?どうしたタイキ」

 

タイキシャトルが声を掛けてくる

 

「実は日曜日に留学生の送別会BBQをやるので参加してほしいのデース」

「そうか・・・」

 

彼女達とはあの日仲違いしてクラス内の雰囲気は暗かった

勝てないと分かっていながらも俺に挑んで連れ帰ろうとする意気込みいい

 

だが中途半端な状態で勝負しても結果は見えていた

 

「あとフレンド達と仲直りしてほしいデース」

「・・・・」

 

ストレートにぶつけて言うタイキシャトルに対してカスケードは

 

「別に喧嘩したわけではない、ただこれは俺達の問題だ!」

「ノーノーデース、これは私達皆の・・」

「なぜ?そこまであいつらに関わる」

 

少し怒り気味なカスケードに対し

 

「友達が悲しいスマイルしてるの嫌なだけデース、後カスケードさんもなんかスマイルがここのところないデース」

 

俺の手を握って逃がさないつもりで言ってくる

 

「わかったわかったタイキ、その手離せ」

「嫌デース・・ちゃんと参加するって言うまで離しまセーン」

 

 

こいつ意外と意固地だなぁ

 

 

拒否しようとするが離すつもりがないタイキシャトルそれに反抗するようにカスケードも力を入れて抜くつもりだが、

 

 

「むーカスケードさん!!イージー過ぎマース」

「いやそれは意地っぱりやぞ、だぁぁぁ!!は・な・せタイキ」

「わぁぁぁタイキちゃんとカスケード君の綱引きだぁぁ」

「ウララさんあれが綱引きに見えます?」

 

「ウララさーんキングさーんヘルプミー!」

「タイキちゃん!ワタシも手伝うよー」 目をキラキラしてタイキの後ろに付く

「もぉしかたないですわねー」 しれっとハルウララのサポートに入るキングヘイロー

 

 

意地でも拒否してやる、流石に紐なしで綱引きされるとかしかも手だぞ

 

 

「いちにいちに!!」

「カスケードさん参加するって言うまでこの手は離しまセーン」

「あんたたち、そろそろ張り合ってないで話し合ったらどうです?」

 

 

「だぁぁぁかぁぁぁらぁぁぁ俺はって!?」

 

互いに引っ張り合いしながらも終止符が打たれる

 

 

 

 

「こぉぉら、騒がしいと思ったらポニーちゃん達なにやってんの?」

「「「フジ寮長」」」」

「フジ姉!?」

 

 

どうやら騒ぎに気づいたウマ娘が止めることが出来る人に伝達したようだ

 

「とりあえず君達なにがあったの?」

 

「カスケードさんが送別会BBQに参加してくれませぇぇぇぇん」

「だからおれはky」

「綱引きしてたんだよぉぉウララは!」

「ちょっとウララさん?」

 

 

 

「はいはい!!とりあえずカスケード!あんたは栗東寮の私の部屋で話そうね?」

「いやなんで」

「わかった?カスケード!」

 

 

怒っているフジキセキの様子を見たウマ娘達が萎縮する

怒った姉を見るのは久しぶりだ

 

 

「わかった・・先に行ってる」

「素直で宜しい!・・ハイポニーちゃん達去った去った」

 

「「「はい!!!」」」

 

教室に残っていたクラスメイト達もその場を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栗東寮 フジキセキ寮長室にて

 

 

 

 

 

 

 

 

「カスケード・・・ルドルフ会長から聞いたわよ彼女達に怒ったらしいね」

「あぁ・・中途半端な状態で挑まれてもな」

「でも女の子を泣かせるような言葉は発しちゃだめだよ?」

「・・・・」

 

言い返せない

 

確かに俺はあの時言うべき言葉を間違えた、

あいつらには本国で敗けて挫折してほしくないから言った言葉で傷つけた

 

それから今週はまるでしんみりとした生活だった

 

いつも朝には来ていた彼女達との登下校はバラバラ

授業も耳には入らず彼女達はミスをしていた

 

「彼女達調子も悪い感じで練習させられても困るって他のトレーナーからも言われてるわよ」

「そうか」

 

コンディションも崩して練習も崩れてるか

 

 

「ヨシ!カスケード明日買い物に行こう!!」

「いやフジ姉いきなりなんで?」

「い・い・か・ら明日ね、拒否はないからね?わかった?」

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして土曜日

 

東京某ショッピングモールにて

 

 

ラフな格好で買い物に出掛けてるる姉弟

 

「フジ姉まだ買うのか!?」

「そうよ、意外と女の子に必要な物を買わないといけないからね?」

 

どんだけ買うんだよ!?

 

 

フジ姉の荷物持ちをする俺

 

これでも言わんばかりに両手には買い物袋がぶら下がっており人間なら休ませてほしいぐらいの量だがウマ娘だからか重さをあまり感じない

 

 

「えっと次は洗剤とシャンプー後は掃除用具と」

「まだ買うのかよ!?」

 

 

寮生活を送っているウマ娘には必要な物、寮で使う物が次々と買い物かごに入れられていく

 

「後は日曜日の品物っと」

「・・・・」

 

次々と重なっていく食料とBBQ用品

買い物かごはお祭り状態になっていく

 

そして

 

「締めて○○万円になりまーす」

「領収書お願いしていいでしょうか?」

「かしこまりましたぁ」

「嘘だろ!?」

 

山のようになった商品の金額を見て俺は驚いた

 

(これがトレセン学園の寮での出費なのか、改めて確認した)

 

 

「カスケード少し袋詰めに時間掛かるからそこら辺で時間潰してきていいよ」

「あぁ、そうするよフジ姉」

 

 

荷物持ちから解放された俺はショッピングモール内を歩く

 

 

「この世界でのショッピングモールは色々と凄いな」

 

ウマ娘用のお店が併用してある、

 

スポーツ用品店では前の人生でも見かけた用品もあればウマ娘用のもある

洋服店では差ほど変わらないが女の子の服はレベルが高い

 

 

とある雑貨屋でカスケードは立ち止まる

 

 

「色々とあるんだなぁ」

「なにかお探しでしょうか?お客様」

「いやつい目に入ったのでちょっと見て回っても」

「欲しい物がありましたら声を掛けてください」

 

 

従業員に言われて俺はこの店の商品に並んだ品物を見ていく

 

 

「こうしてゆっくり見るのは小父さんとの買い物を思い出すな」

 

当時親がツアーで姉がトレセン学園に入学を気に俺は本多さんのとこで預けられて北海道で過ごした

 

「欲しい物はあるかい?」と言われ

「なにもないけどレースがしたい」と言って小父さんを困らせたけど

 

それでも

「ほらカスケード蹄鉄とジャージシューズだ」

 

ほんと俺が喜ぶ物をプレゼントしてくれた

その気持ちを貰って一生懸命に走った来る日も来る日も、

 

 

やがて

 

「おやカスケード?だいぶボロボロになったな、また欲しいかい?」

「うん!!もっともっと走って俺が勝利して皆に・・」

 

 

 

 

そうか・・・なんで気づかなかったんだろうな はは

 

 

 

 

 

 

「すみませぇぇんちょっとこの商品とそこの品について聴きたい事があるんですが」

「少々お待ちを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

「カスケードどうだった?」

「いや別になにも」

 

少しふてくされ気味に言う弟その手にあるのは、

 

 

「おやおーや?これはなにかな?カスケード」

「べ・別にいいだろ俺が買った物だし」

 

(どうやらカスケードいつもの調子が戻ったようね)

 

弟が買った品物の4つを見たフジキセキは少し安心したようになった

 

「仲直りの送り物かい?カスケード」

「べ・・別にそんなわけじゃねぇし、そのあれだ!?詫びだよ詫び」

「そういう事にしといてあげる」

 

「ちゃんと喜ぶ物買ったの?」

「なんで言わなくちゃいけねぇんだよ、フジ姉!」

「別に」 ニヤニヤ

 

やっぱうちの弟はこの方がいい

フジキセキは義理の弟カスケードの状態を再確認したのである

 

 

「明日の送別会には参加するんでしょ?カスケード」

「あぁそのつもりだ」

「ちゃんと仲直りしないとうまぴょい本あの子達に見せるからね?」

「はいはい・・ってなんで!?フジ姉知ってんの!?」

 

俺の秘蔵のうまぴょい本の存在をなぜ知っている!?

 

 

「以前お父さんから「あいつも男だからたぶんうまぴょい本あるぞ」と言われて部屋探索したんだよ」

 

「義父さんあの野郎!!男と男の約束を破りやがって!!義母さんにバラすぞうまぴょい写真集の事を」

 

「え!?なになに父さんもあるの?教えてカスケードお母さんに教えなくちゃ」

「いやこれは流石にまずいだろ言ってもいや言う、俺の本ばらしたしな」

 

 

買い物の帰り道ではうまぴょい本に関する事で帰りはにぎやかだった。

なおバレたことでカスケードの所持していたうまぴょい本は後にバレるのだがそれはもうちょっと先の話である。

 

 

 

なお余談だが、

後日娘から母に連絡が入り義父さんの持っていたウマ娘うまぴょい写真集がバレて

 

「いや待てミルこれはたまに息抜きの為にだな」

「あ・な・た!ちょっとそこに座りなさい!」

「ハイ」 OTL 

 

物凄い般若顔のお袋が義父さんに説教してなんとか落ち着かせるために父は土下座しながらも謝りなんとか矛を収めたけど

 

「ねぇ・・あなたこの世界ツアー終わったら家族でハワイ旅行しない?」

「ええ、ソウデスネェ」(カスケードぉぉぉぉぉ本当に悪かったから母さんに電話いれてくれ)

 

夫婦の仲は深まったが尻に惹かれてる旦那さんは少しやつれてたそうだ。

なお電話が入るまで旦那は悲鳴をあげてたようだ

 

 

関係者達はそれぞれ番組でこう言った

 

「夫婦の仲が良すぎて俺達も関心しましたよぉ」

「家族増えるかもしれませんわね」

 

「ささ俺達はステージの用意して万全の状態にしないとな」

「「「オウ」」」

 

 

うまぴょい警察だ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか最後ツンデレからのギャグになったぞw

ちなみにカスケードの持っていた秘蔵のうまぴょい本


お嬢様ウマ娘堕ちる(うまぴょい本)
くっ殺ウマ娘騎士(うまぴょい本)
褐色ウマ娘との日々(うまぴょい本)
傷ありウマ娘(うまぴょい本)

タイトルから察するに彼女達に似たようなウマ娘の本です
想像するだけならセフセフ




追記
一応コ○ケ編の話ぶち込みますのであのウマ娘ちゃんも参加しますよ

ほわぁぁぁぁぁぁ

ホープフルステークス後になるけどね


次回 送別会BBQはクレイジー!?をお楽しみに

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