この話は正直悩んだ どう描くかマジでな
史実のフジキセキ考えると関係者と将来性を見据えた行動が後に歴史に名を残す名馬になれたことは奇跡だと思う
追記 タグ通り史実改変があります
それでもいい方はどうぞ
朝日杯ステークスでフジキセキは、圧倒的な1番人気に推され
スキーキャプテンを抑えて勝利。フジキセキにとってのGⅠ初制覇。
そして、久しぶりのG1制覇したチームリギルのトレーナー東条ハナはクラシック制覇や
クラシック三冠馬への出走を考えてた
「フジ、調子はどうかしら?」
「東条さん!!今絶好調ですよ、アハハ」
状態もいいし仕上がりも、いいわね
この子ならクラシック三冠も取れる!!
東条は確信していた、フジキセキがクラシック三冠を無敗のまま取れると
まずそのためには、地盤と基礎をしっかりさせるために
「さあ、今日は3000メートルよ菊花賞の長距離の併走よ」
「東条さん、わかりました、併走のウマは誰ですか?」
「私だよ、フジ」
併走相手が言う
「まさか?シンボリルドルフさん!?」
「ふふ、意外かね・・おハナさんに頼まれて併走してくれと言われてね」
無敗の三冠バ、シンボリルドルフ
誰もが言う
現役時代余りの強さゆえに、皇帝と言われた 無敗で三冠を取ったウマ娘
レースに絶対はないが、”その馬”には絶対がある。
勝利より、たった三度の敗北を語りたくなるウマ娘。
シンボリルドルフ名誉会長
現役を引退したとはいえ名誉ある方との併走に私は
「よろしくお願いします!!」
「ふふ、可愛い後輩じゃないかどれ後輩の為に好配的な併走を・・」
「ルドルフ・・はぁ」
東条の心配は、時たまギャグを交えて会話するルドルフの話が心配だったが
まあ、それは今に始まった事ではないと
東条ハナのやる気が下がった
フジキセキはトレーナーの様子が気になったが、なんともなかった
(デバフイベントだがなにもなかった、なにもなかった!!)
そして併走トレーニングが始まる
そしてクラシック三冠馬への挑戦が始まる前哨戦ともいえる
「さあ、クラシック三冠の一つ皐月賞への挑戦権を得るのは、どのウマ娘か!?」
「弥生賞!!が始まります」
私は今、皐月賞への挑戦権を掛けてゲートに向かう
「キャァァァァ、フジ様ぁぁぁ」
「魅せてくれフジキセキ!!」
レース会場からは私への声援が聞こえる
「観客もフジキセキに声援を送ります、彼女の人気が伺えますねー」
「ですが不良に近い状態の弥生賞彼女はどんな走りをするか楽しみですねー」
実況者解説者も、フジキセキに対して期待してる
私は、私の走りをするだけだ!!
「さあ、各バゲートイン完了しました」
「どんなスタートしてくれるか、フジキセキ」
ガコン!!
「さあゲートが開いた、各バ出遅れもなくスタートまずまずのスタートをしたフジキセキ」
今日、ここで勝つにはまず掛かってはいけない
慌ててはいけない
「おっと、先行争いはまだないようです横を見ながらマキノそしてテルノシンゲキも上がっていかない」
まだだ!ここで仕掛けてはいけない
フジはバ群の外に脚を執る
「テルノシンゲキもまだいかない・・外から押し出されるようにフジキセキが上がって来た!!来たぞ来たぞフジキセキがまさかここで仕掛ける気か!?」
ここだ!!
「なんと先頭に立つのはフジキセキか!?フジキセキここで仕掛けた!!」
「なんだと!?」
「くそ朝日杯の走りより速い!!」
他のウマ娘達は上がっていくフジキセキに脚を更にあげるしかし
「テルノシンゲキです先頭を抑えたテルノシンゲキ、フジキセキを行かせないと先頭に立った」
やっぱそう簡単にはいかないかぁ。
「少しレースが落ち着いた状況になりました、さあテルノシンゲキは先頭に立ったまま進みます、二番手にはフジキセキいい位置にいますねー」
「後方のウマ娘達はペースを乱して、自分のポジションを取ったフジキセキの仕掛けは成功したようです」
このまま位置で前のテルノシンゲキを抜くまで今は貯める
「現在三戦全勝のフジキセキ、今年のスタートはどう魅せる!!」
このままのペースで維持して更に仕掛けるのはまだ先
「さあ、各ウマ娘のレース展開がゆったりと第三コーナーを通り越しました1分15秒台に入りましたまだ動かないかフジキセキ、テルノシンゲキ動きましたね?」
「ここで仕掛けたテルノシンゲキはフジキセキの速さを警戒して前にでましたね」
「ゆったりしたペースででありながらおっとフジキセキここで先頭に出て来るかぁ」
今だ!!
そして私は領域へと
「第4コーナーを通り越しました来たぞフジキセキが来たフジキセキが来た!!先頭は速くもフジキセキやはりこのウマ娘は違う直線に入った瞬間加速したー」
誰もが彼女の勝利を確信したしかし
「あっとここで外からホッカイルソーが追い上げて来るさあどうだフジキセキ」
ホッカイルソーが上がって来る
「ここで勝利を取れなきゃトレーナーに申し訳ないのよぉぉー」
「くっ、まだまだぁ」
レースに絶対はない!!
「危ないぞフジキセキ初の黒星が付くかぁ!?、ホッカイルソーも粘る粘る追い上げて来る」
私は敗けたくない誰にもクラシック三冠への挑戦を得るのは
敗けたくない東条さんや皆の為にも、そしてカスケードに魅せてあげるんだ
「私の強さを魅せるんだぁぁぁぁぁ!!」
脚に更に力が入る そして
「2人の一騎打ち!!なんと!?、フジキセキ更に加速したぁぁぁぁ!?、譲らない敗けないこれが彼女の強さフジキセキ2バ身差を開いてゴールインぶっちぎりでゴールイン!!」
「フジ様ぁぁぁ!!」
「すげぇ、久しぶりに無敗の三冠が見れるかもしれねぇぞ」
「今年のクラシック級、彼女が主役だ」
観客や報道陣関係者も、誰もが彼女の強さに魅せられた
間違いなく彼女なら、無敗の三冠になれるとこの時までは確信してた。
「一着はフジキセキ、二着ホッカイルソー三着ハシノタイユウです、皐月賞が楽しみですね。」
「えぇ、今年のクラシック級は、フジキセキが主役かもしれませんね」
「おおっと?一着でゴールしたフジキセキ、観客に手を振っております」
私は、観客に手を振り応援してくれた皆に手を振る。
「キセキの走り、どうだったでしょうか!!」
私の声に
「キャァァァァフジ様ぁぁぁぁ」
「フジなら奇跡がマジでみれるかもしれねーぞ」
観客やファンの皆さまから祝福される
そして、ウイニングライブは大盛況で終わり
クールダウン期間を終えて、私は
クラシック三冠を目指していた最中、
「脚が!?痛い!!」
「「フジ先輩!?」」
私は、休み明けの学校の廊下で突如脚に激痛が走る
まるで脚を圧迫するような痛みが脚に
「誰か担架を」
私は激痛に耐え切れずそのまま廊下に倒れる
「あぁぁぁぁ!!痛い痛い」
転倒したり、壁にぶつけたりする痛みではないと、自分でも分かるならいいがこの激痛は経験したことのない痛みだと実感する。
「すぐに保健室へ!!」
「フジキセキしっかり」
「フジ先輩」
チームメイトや後輩達が心配する中、フジキセキは運ばれていく
私は、そのまま意識を手放す
シンボリルドルフが無敗のまま三冠を取った今、
フジキセキが10数年ぶりの無敗の三冠を取れる可能性を秘めた彼女
そんな彼女に襲い掛かった病気が
「残念ながら、レースに出ることは控えた方がいいでしょう」
「そんな、どうにかならないでしょうか!!」
主治医が宣告したのは
屈腱炎(脚の腱が腫れ上がる怪我のこと)
詳しい原因はまだ不明であるが、継続的・反復的な運動負荷によって起こると推定されている そしてウマ娘にとって不治の病でもある
「不治の病」ないしは「競走馬のガン」とも称される。
東条は彼女が三冠取れると確信していた、だが病魔が彼女を襲った
まだ意識が戻らない、彼女にどう伝えればいいか
彼女の家族には「フジが倒れた」と伝えてある
「こんな時、
東条は、先生がいればなんとかできると思っていた。
かつていた先生の教えに従いサブトレーナーの時代 屈腱炎襲われたウマ娘達を立ち直らせたこともある先生。
私に彼女を立ち直せる事が出来るだろうかと、
自問自答ばかり考えてると
ガチャ
「フジ!!」
「フジちゃん」
ドアが開き
連絡を受けた、フジキセキの両親が駆けつけた
「お静かに、今は寝ておりますが落ち着いてください」
「ご両親ですか!?」
「「ハイ」」
世界的舞台女優のミルレーサーとその夫
そしてその娘であるフジキセキがいる
私はトレーナーとして
「私はトレーナーとして今彼女の置かれてる状況を言います」
説明する為に私はご家族に話した
季節は廻り冬になり
タヤスツヨシが日本ダービーを制したこともあってか、フジキセキは一部より「幻の三冠ウマ娘」と呼ばれるようになった
世論やファンからは屈腱炎無ければ彼女は三冠を取れたであろうと彼女を惜しんだ
そんなフジキセキも世間体を気にしてかトレセン学園で自室で引きこもるようになった
それでも彼女は在学して卒業はしようとした
「今のフジ先輩辛すぎる」
「本当ならもっと」
クラスメイトや後輩達が同情した憐れんだ
そんな彼女を立ち直せる為に東条はリハビリメニューを勧める
「フジあなたならもう一度レースに立たせるわ諦めないで」
「おハナさん、うんわかった」
生気を感じられないフジキセキ そんな状態でも東条は彼女が復帰できるように
リハビリメニューを組んである
フジキセキは毎日葛藤する
(もう走れない、やめたい、死にたい)
脚さえ問題なければ
トレセン学園のグラウンドで黄昏てる
「私、自主退学するべきなのか、それとも」
本当に、リギルのメンバーとして残ってていいのかどうか更に悩んでる
両親からは「無理しなくてもいいレースだけが人生じゃない」と言われ
いつでも、帰ってきていいと言われた
弟、カスケードは私の今の状態を知らない。
だから、私の病気を知ったらなんて言われるかどうか怖かった
そんな自問自答を繰り返してると
「フジ姉!」
「カスケード!?」
どうしてここに!?今は本多さんのとこにいるはずでは
「ウマ娘の強さはそんなもんなのか!!」
「・・・」
私は絶句した
「屈腱炎がなんだ!!、不治の病?ガン?それがなんだって言うんだ!!」
「カスケードどうして?知っているの?」
カスケードは賢い、恐らく私が皐月賞日本ダービー菊花賞に出てないことに、違和感を感じて両親に確認したんだろうと
「今のフジ姉はただの敗北者にしか見えない」
「敗北者?」
私が?敗北者
「病気を理由に中途半端なリハビリ、諦めてる生活まるで自分だけがなんでこんな病気にと同情を誘ってるようにしか見えない」
「ふざけないで、弟のあんたに走れないってことが、どんだけのことかわからないくせになんで言うのよ!!」
私は声を荒げて弟に言う
「病気を理由に敗けるなんてふざけるな!!、あんたは最低のウマ娘だ!フジ姉の強さはそんな想いなのか!!」
バチ
私は、弟の顔にビンタする。
「カスケード!!取り消しなさいその言葉」
「いいや取り消さないよ、あんたは、ただ逃げているだけの最低のウマ娘だ!」
私は弟の言葉に怒りを感じた
「フジ先輩!!」
「そこのウマ娘、フジキセキと何している」
声を荒げて喧嘩してる様子に気づいた生徒達が私達の間に入って静止する
「残念だ、俺はフジ姉さんの強さに惚れてた」
弟はその言葉を言って、私達の前から立ち去る
「待ちたまえ!!」
「待ってくれ・・・」
私は、取り返しのつかない事をしてしまったと気づいた
それからというもの、私は弟と離れた関係を取るようになってしまった
両親からは「なにがあったの?」と聞かれるもの私は
「私が悪いの、何も聞かないで」
「そう」
家族関係に亀裂が入ったような状態になってしまった
もしあの時、私があんな言葉を、言わなければ手を出さなければと後悔ばかりの毎日を過ごしている
季節は廻り春
シニア級に入った仲間達をよそに私は荒れていた
リハビリはしているが、あの日から私は門限を破ったりレースに出れない悔しさから授業をサボるようになった
そんな状況を見た、クラスメイトやチームメイト、トレーナーからは
白い目で晒されてる毎日を過ごした
あの日ウマ娘同士の喧嘩だと、校内に広まり「フジキセキご乱心」という校内新聞まで出される程私は愚かな事をしたんだと改めて実感した
「フジ、あなたは構わないけどこのままだと自主退学にならざるをえないわよ」
「そう・・」
おハナさんから警告を受けて、私は本当に今立たされてる状況を理解している
チームメイトや他のウマ娘達からも
「フジキセキは終わった」
「病気で人が変わったように荒れた」
「もはや麗しじゃなくご乱心のフジ」
と言われるまで私は
「本当に、私は最低のウマ娘ですね」
「あなたは最低じゃないわ、フジ!!あなたはまだ未来があるのよ」
「弟の言葉が理解できる気がする」
私は、本当に弟の言った通り、「最低のウマ娘だ」
病気を理由に、逃げて前に進まずただ同情を誘ってるだけ
私はまだ涙ながらに言う
「走りたいよ、おハナさん!!」
「その言葉待っていたわよ、フジ!!」
東条は、彼女の本心を知りやっと再スタートに立つフジキセキに対して
「さあ、まずはG3で一位取るわよ!!」
「ハイ!!」
フジキセキの軌跡が始まった
今までの荒れ具合を返すように、
フジキセキは、リハビリトレーニングをした
周りの皆がシニア級のレースに走ってる中、彼女は基礎トレーニングをやり直した。
「今更やっても間に合わない」と、冷ややかな目で見られながらも彼女は
「もう一度レースに出て勝ちたいんだ!!」と来る日も来る日も
地味な基礎トレーニング
夏に入り合宿では、チームメイトの最後尾しかもビリ
それでも彼女は「たとえ遅くてももう一度レースで勝ちたいんだ」
その気迫と熱意が、チームメイトに伝わり
チームリギルは、昔のように活気あるチームに戻った
そして8月後半
「さあ、やってまいりましたキーンランドC、短距離のG3です」
「天気も晴れて最高の良バ場です」
私はまたレースに戻って来た、長く苦しかった
「今日はフジキセキの復帰レースG3といえ大丈夫でしょうか?」
「屈腱炎、ウマ娘にとってそれは死の宣告ですが彼女はターフに戻ってきました」
評判なんていい、ただ私は勝ちたい、
そして過ちを正す為に、走るただそれだけだ
「さあ各バ,ゲートイン完了しました」
ガコン
「さあスタートです!!」
この日フジキセキは、出遅れるも粘りに粘った走りで一位を取った
「やったぁぁぁぁ」
「よくやったフジ、本当によくやったわ」
「フジキセキ!!奇跡の復活勝利です、キーンランドCで弥生賞以来の勝利です」
「本当に長い長いリハビリとトレーニングを積んでトレーナーと取った重賞だぁ」
私は喜んだ、久しぶりの勝利を心から喜んだ
そして
「おハナさん、私有馬記念に出たい」
「分かったわ!!次はG1で勝利しなくちゃね」
「ハイ!!」
私は9月後半のスプリンターズSに出走決めた
そして9月後半
「なんと!!ここで最終コーナーを抜け出したのは、フジキセキだ!!フジキセキ!!強いフジキセキが戻って来た、先頭を取ったフジキセキ!!後続のウマ娘達を置き去りにして今ゴールイン」
「G1制覇久しぶりのG1の勝利です、朝日杯以来のG1勝利東条トレーナーとフジキセキが抱き合っております」
「やった、私勝利できたんだ」
「あなたはリギルの誇りよ、フジ」
「フジ」
「フジ先輩」
チームメイトや後輩達から、祝福を受ける
私の目標でもあるあのレースに出れる可能性があるかもしれないと、私は出走発表までトレーニングをした
そして
運命のファンによる年末最高峰の有馬記念当日
「さあ私の夢あなたの夢、有馬記念がやってまいりました」
「天気は晴れ良バ場状態です」
私が呼ばれるまで、待機してる
パドックでは、他のウマ娘達が次々と呼ばれてお披露目されていく
「6枠6番 フジキセキ!!」
「ハイ!!」
私の番がくる
「奇跡の復活勝利から4カ月、絶望的な状態から勝利をもぎ取ったフジキセキその人気は6番人気です」
「ええ彼女は、病気に敗けず戻って来ただけでもすごいのに、重賞G1を取ったウマ娘です」
私は戻って来た、ファンの前でパフォーマンスしながら
「今日は、来てくれてありがとう」一言観客に言うと
「キャァァァァフジ様ー!!」
「すげぇよ、フジ本当に復活したんだ」
「長距離なのに出るなんて」
ファンや観客からは、祝福の声援が贈られる
あぁ、私本当に立てたんだこのターフに
「物凄い人気ですねぇ、フジキセキ勝利数は少ないものの帰って来た、フジキセキ」
「今日のレースは彼女にとって引退レースでもあります、有終の日は厳しいでしょうが無事走り切って欲しいです」
観客席を見渡す
「フジ、あなたあの子がまた」
「あぁ、私達の娘が有馬記念に出走できるだけでも」
涙を浮かべながら私を見ている両親
でもやっぱり
「カスケード・・まだ許してくれないの」
弟は来てないようだ
喧嘩別れした弟とは、もう仲直りはできないのか
それでも私は、今日のレースを走るんだ!
「さあ各ウマ娘揃いました」
そしてレースは開始され最終コーナー目前
私は、長距離なんて三冠目指した時以来練習はしていない
あの日から1年以上まともに距離を走ったことはない
「やはり苦しいか、フジキセキ」
「彼女にとって苦しい展開でしょう」
私は、走れるだけで満足だ
ここまで支えてくれた皆に感謝しかない
「はぁはぁ」
脚が重い、まるで鎖と鉄球に繋がれた感覚だ
前を走るウマ娘達は、なんて軽快な走るをするんだろう
「やはり、フジキセキには無理だったかぁ」
「フジ様ぁぁぁl」
「走れるだけでも奇跡なんだ」
「頼む、無事に走り切ってくれ」
チームメイトや実況者 観客ファンから声援が送られる
それでも脚は重い
私は・・・
「また逃げるか!!フジ姉!!」
観客席から聞こえる懐かしい声
弟が来ているのかと私は左側を見る
「まだレースは終わっていない!!」
カスケードは大きな声で、私に聞こえるように声援を出す
カスケード、ごめんなさい
あなたの言葉に言われて、私はこのまま終わるかもしれないこのレースに対して侮辱したのかもしれない
「レースに絶対はない!!」
私は持てるすべての力を持って、脚に力を入れた
私に繋がれた、鎖と鉄球が破壊していく感覚に満たされ
私は、またあの領域が見えた
「なななななんと!?、フジキセキが最終コーナーからあがってきた絶望的な状況から抜け出してきたー」
観客達が呆然とする
フジキセキは、このレースで終わるというのに
そんなフジキセキの走りを見て、
他のウマ娘達も
「抜かせない!!」
「行かせるかぁ」
「待ってたわよフジキセキ」
他のウマ娘達もギアを上げていく、
それでも私は
「はぁぁぁぁぁぁ!!」
諦めずに脚に、力を入れた
明日なんていらない、今この瞬間この時の為に私は
「レースに勝つんだぁぁぁぁぁ!!」
「フジ姉!!ぶっちぎれーーーーー」
「残り200メートル心臓破りの坂があるがイケるのかフジキセキ、いや更に加速したフジキセキ」
誰もが彼女は終わったと言った、
しかし、彼女はこの日本当の終わりを前に
「なんと一着でゴールしたのはフジキセキです、年末有馬記念を制したのはフジキセキ!!フジキセキです」
はぁはぁはぁ
脚が痛い、それでも私は走り切った
たぶんもう今日が最期のレースだと実感した。
「あなた、フジがフジが一位よ」
「あぁ、誇らしいよ我が娘が諦めずに走ったレースが」
「奇跡だ」
「フジキセキの奇跡を、目の前で見たんだ俺達は」
「おめでとー」
中山競馬場の観客から、大きな祝福を受け取る
そんなフジキセキに駆け寄ってくる、ウマがいる
「フジ姉」
「カスケード!・・あなたの言葉のおかげで走れた」
私は、弟のおかげで最後の諦めかけたレースに勝つ事が出来た。
「ごめんね、カスケード酷い事言って」
「いいんだ別に、強いフジ姉が帰ってきたから許すよ」
本当にこの弟は私を狂わせる
「でも、女の子に酷い言葉言うのはいただけないなぁ」
「あの?フジ姉?」
私は、彼をお姫様抱っこしながらウイニングランをする
「キャァァァァ、フジ様のお姫様抱っこよぉぉぉ」
「はぁぁぁ、尊い」
「おい、寝るな死ぬぞ」
「ちょ、フジ姉恥ずかしい!!」
「アハハハ!」
会場からは更なる黄色い悲鳴が
その日、フジキセキの軌跡が終わりを告げた瞬間であった
ウイニングライブも、奇跡のような盛り上がったのはいうまでもない
そして現在
「・・・おやぁ?私、うたた寝しちゃってたかぁぁ、アハハ」
栗東寮の寮長になったフジキセキは、今では未来あるウマ娘達の為に日々トレセン学園の整備や掃除など様々な事をこなしている
懐かしき夢を見た、フジキセキはこれからくる風に対して想う
「さあカスケード、君はこの姉にどんな走りを魅せてくれるやら」
弟の事を想いながら、今日も寮長の仕事をこなすのであった
一方その本人
「へっくしゅ、誰か俺の噂してるな?」
「カスケード、風邪か?」
トレーナーは言う
「いや、なんともないさ半蔵さん」
「そうか」
なんか見たことあるような展開だけど許してねw
オリ主ことカスケードとフジキセキの関係は
仲違いしたけど仲直りはした関係に
年の離れた姉弟だけど互いに本音を言い合う的な関係かなぁ
めっちゃ長くなったw
次回からあの破天荒なウマとカスケードの周りを描ければいいかと思うんだがな