漆黒の帝王   作:邪帝

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さて前回言った通りの展開になる

レースは短めでその後の状況的な話




吹き荒れる黒い風

12月も残り僅か

 

有馬記念も終わり今年最後のレースが始まる

 

有馬記念では無敗のままエアグルーヴは挑んだが惜しくも一着を逃すが三着に入り結果を残す

 

「流石に長距離は厳しいかエアグルーヴ!!シルクジャスティスが突き放すそれに負けじとマーベラスサンデーが追いつこうとするさあ残り50㍍ファンの夢を叶えるのはシルクジャスティスかエアグルーヴかマーベラスサンデーか!?」

 

結果的に言えば接戦だった

 

1着 シルクジャスティス

 

2着 マーベラスサンデー アタマ差

 

3着 エアグルーヴ クビ差

 

 

距離適性の問題?むしろ無敗のまま年間覇者になり掛けた女帝エアグルーヴだがそれを阻止する為に挑んで来た他のウマ娘達の気迫が打ち勝ったのだろうとファン達は言う

 

 

だがやはり俺と言う存在がいる事でこの有馬記念では出走していたはずの馬がいない

いや時系列がずれている

 

 

(メジロドーベルが本来ここでいたはずなんだがな8着でやはり産まれた時代がずれてるな)

 

 

そして日にちは経ち

 

ホープフルステークス当日の現在

 

 

 

「さあ最終コーナーを回って各バ一斉にラストスパートを掛けておりますさあ無謀な連走出走しているカスケードは・・きたぁぁぁぁ直線一気の体勢に入ったあれは朝日杯ステークスで見せた地を這う走りだぁぁぁぁ」

 

 

ダダダダダダ

 

「ハァハァなんであそこから加速できるの!?」

「速い・・なんで追いつけないの?」

 

「ぬぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

雄叫びと共にカスケードは残りの直線で一気にスピードを上げていく

 

「もはや独走状態!!3バ身いや5バ身・・伸びる伸びるスピードいや末脚このウマ娘のスピードは異次元の差しだぁぁぁぁぁカスケード今ゴールイン!!」

 

ゴール板を駆け抜けるカスケードその後方から上がって来る走りに出走したウマ娘達は度肝抜かれる。

 

 

「さあ残りのウマ娘も続々ゴールインしてますが・・おっとカスケード選手ウイニングランをしておりますしかもあの体勢のまままだ走っております」

 

またか!?今度はいつのレースを想定して走っているのかとファンと同業者は思考する

 

「えぇぇ只今の2000㍍のタイムは2:06.0本当にこれがルーキーのタイムですか?ホソエさん」

 

「正直驚いております、カスケード選手は他のウマ娘とは違い別次元の走りを魅せてますから来年のクラシック級が楽しみです」

 

「ですがホソエさん今まだ走っているカスケード選手のタイムは・・あ今流し始めました・・えっと約一周とちょっとあれ?この距離って約3200㍍」

 

カチ!

ストップウォッチを止めるホソエさん

 

 

「実況席実況席今計ってみたのですが・・とんでもないタイムですよ」

「えっとタイムは!?」

 

 

止めたストップウォッチの時間を見て言う

 

「あの皇帝シンボリルドルフのタイム3:20.4を縮めて3:19.4一秒短縮しております・・本当にこの時代の最強は俺だと存在感を出してますねぇ」

 

 

 

 

 

レース場では

 

「流石にこの体勢のまま走るとハァハァ・・きっついな・・ぜぇぜぇ」

 

天皇賞春を想定して走ったウイニングランは、

見事皇帝シンボリルドルフの当時のタイムを超えて走り切った。

 

 

「フー・・ハー」

呼吸を整えるカスケード

 

 

(流石にイナリワンのタイムにはまだ遠いかぁ3:18.8あと2秒近く縮めないといけないし何よりまだあいつがこの世界でいるはずなんだが・・)

 

ふと観客席に視線を送りながら手を振るカスケード

 

 

「キャァァァァァ♥カスケードさぁぁぁぁん」

「素敵ーーーー!!」

 

「シリウス最強のウマ娘が誕生、いや勝てるのかこれは!?」

「来年のクラシック級は波乱が起きるぞ」

 

黄色い声援やファン達の声が聴こえる

その中に片目を覆う鬣のウマ娘が

 

 

「ライス・・・カスケードさんみたく走りたい」

 

他の人やウマ娘から小さいウマ娘がカスケードを見ている

祝福されている声援歓声を浴びているカスケードを見て彼女は小さな決意をする

 

 

 

ザザザ

 

 

観客席に向かって近づくカスケード

 

 

 

「カスケードさんサインくださーい」

「是非うちの子にサインを」

 

メジャーリーグみたいな押し寄せにも関わらずカスケードは

 

「はいよ・・ホイ次の子」

「ありがとうございます」

 

黙々とファンサービスをしていく

そして

 

 

「あの・・ライスも走れますかカスケードさん?」

「君もトレセン学園に来るのかい?」

 

黒い鬣同士シンパシーを感じた

 

「うん・・ライス来年トレセン学園に入学するんです」

「そっか・・ん?ライスっていったか君・・名前は?」

(もしかしてこの小さいウマ娘まさか?)

 

カスケードはこの子があのヒールと呼ばれた馬ミホノブルボンの三冠を阻止していやステイヤーでありながら結果を残す為に宝塚記念で散った子だと確信した

 

「ライスシャワーといいましゅ・・あ!?噛んじゃってすいません」

「そうか・・君が・・来年トレセン学園で逢おうな」

 

ポン

 

ライスシャワーの頭を優しく撫でながら応えるカスケード

その仕草に

 

「はうぅぅぅ・・」

「か・か・可愛い♥」

「優しさも兼ね備えているカスケードさんもうしゅてきーーー!!」

 

 

一部のファン達は奇声に近い歓声を出して周りにいた観客も声を出す

 

 

「やっば収拾付かなくなるなこれ、またなライスシャワー!!」

「あ・・ありがとうございます」

 

 

その場を離れていくカスケードを見てライスシャワーは

 

「カスケードお兄様・・・はうぅぅぅ♥」

 

 

小さな恋心と熱意がライスシャワーに走るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レースを見ていた他のウマ娘と関係者達はというと

 

 

チームスピカの場合

 

 

沖野「正直レベルが違うが勝たせてやるのがトレーナーだ・・スぺ皐月賞に向けてトレーニングを組むぞ・・スズカはまだだ、もし挑むのならマイル距離での勝負だ」

 

スぺ「わかりましたトレーナーさん」

スズカ「先頭の景色はもう誰にも渡したくない」 (いまだに精神不安定状態)

 

564「あいつマジですっげーなぁ・・ナカヤマそれロンだ!」

 

ゴト麻雀牌を魅せるゴールドシップ

 

ナカヤマフェスタ「おいおいゴルシこの勝負は・・国士無双だとぉぉぉぉイカサマだろ!?」

トーセンジョーダン「マジ最悪点数もっていかれたわぁぁ」

ジャスタウェイ「ナカヤマ、イカサマしてる様子はなかったぞ寧ろこれは引き寄せたぞ」

 

なぜかゴールドシップは雀卓をチームスピカに持ち込んで麻雀をやっている

仲のいいウマ娘達を巻き込んで

 

ゴルシ「やったぜこれで今日のレースの賭け人参は取り戻したぜ」

めっちゃ喜んで受け取るゴルシ

 

 

 

「あと一巡だゴルシ!」

「お?やるってのかフェスタ?」

「流石にアタシは降りるよ」

「俺もだ」

 

トーセンジョーダンとジャスタウェイは席を立ち後にする

 

 

「なあゴルシ・・在籍していたとはしてもここで麻雀と賭け事は」

「なんだぁ沖野?オメーこの間の朝日杯掛けて儲け金をツケでもっていかれたの根にもっているのかぁ?」 ニヤニヤ

 

ダスカ「トレーナーまたあんたツケしてたの?」

ウォッカ「おいおいトレーナーなにやってんだよ」

 

マックイーン「トレーナーさんやはりお金の管理はメジロ家がやるべきかと」

テイオー「マックイーン、なんでメジロ家でやるのワケワカンナイヨー」

 

やはりこのトレーナーは金銭に関してはダメダメだった

 

 

 

 

 

 

 

チームリギルの場合

 

 

「既にシニア級のウマ娘を想定していると・・はぁトレーニングプランの計画をやり直さないといけないわね」

 

レースを見てレベルの違いの差を見せつけられた東条トレーナーは今現在来年に向けて調整しているウマ娘達を見つめる

 

 

 

シンボリルドルフ「おハナさん彼は確かに強いだが記録はいずれ超える物だと思っている」

 

マルゼンスキー「そうよおハナちゃん、私だって本当は悔しいけど走れるだけでもありがたいと思うわよ」

 

既に現役を退いた皇帝とスーパーカーがおハナさんの背中を押す言葉を掛ける

 

 

「それもそうね今はあの子達が無事に走り切る事を願ってトレーニングを組むことにするわ」

 

「切羽琢磨してレースに勝利する青春を謳歌・・桜花を賞する」

「もうルドルフったらギャグ入れて言う言葉は要らないのよ」

「む・・そうか」

 

 

変わってないわねこの子らも

 

かつて育てた彼女達の会話を見て昔の彼女らと駆け抜けたトゥインクル・シリーズは苦労もあり喜びもあったしなにより笑顔に満ち溢れてた

 

そして

 

 

「フジキセキの弟には悪いが私も後輩達に助言しておこう」

「なら私は走りで教えるわ」

「ありがとうルドルフマルゼン」

 

 

そして黄金世代達には

 

カフェテラスでは

 

グラスワンダー「来年こそカスケードさんに勝つ」

エルコンドルパサー「敗けられない絶対勝つのはエルデース」

 

中庭では

 

セイウンスカイ「ふふーん・・・慌てない慌てない」

(釣るなら皐月賞かなぁそれまではじっくりと)

木の上で横になっている者もいれば

 

 

キングヘイロー「いくわよ!!」

ハルウララ「おおぉぉキングちゃんはやーい」

 

遅くまで走り込む者それを応援する者

 

 

 

 

 

遠い異国の地では

 

 

 

ムーンライトルナシー「私も彼に追い付かないと」

 

 

想い人の為に更なる練習をこなし

 

トニビアンカ「勝って連れ帰るにはまだまだ足りない」

(今のままではまだ彼には勝てない)

 

 

実力差を感じて更なる決意をする者

 

ミシェルマイベイビー「やっぱダーリン凄いわ・・ワタシも敗けてられない」

 

自由の国で画面越しに見つめる彼に挑もうと外に出てトレーニングを増やす者

 

 

 

エラズリープライド「ふふ♥カスケードったら♥ウフフフフ♥」

 

嫉妬しながらも素敵な彼に想いを寄せる者

 

 

 

 

 

それぞれが目指す勝利への頂は

 

 

「「「「「「「カスケードに勝つ!」」」」」」」

 

 

 

 

 

クラシック級での激闘死闘は目前だ

 

 




さていよいよクラシック級に入るぞ

まあ少し日常回も入れてくので今年中にはレースは2.3回は投稿出来ればいいかと

新たなウマ娘ライスシャワーが登場

追記
ずれた時系列とユニバース

メジロドーベルが本来走っていた場所にいない
メジロ家の一部が同世代!?

来年入学するウマ娘達は現在頭の中で思うと

「これクライマックスシリーズ並じゃん?」


大波乱の面子になりそうです




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