漆黒の帝王   作:邪帝

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絵柄の変更話が入らなかったから許してくれw

まあ今回は絵柄と日常の話


年末の過ごし方

年末 トレセン学園は冬休みに入る

 

寮生活している者はそのまま学校で年を越すか一旦故郷へ一時帰宅して年を越すかの二択になる。

 

 

来年に向けて目標を掲げる者もいれば卒業を前にもう一度栄冠栄光を目指す為に練習するウマ娘もいる。

 

 

だが約一名だけ業者さんと作業している者がいる

 

 

「骸骨がダメならどうする?」

「そうだなぁ・・・ユニコーンかなぁ」

 

ユニコーンは極めて獰猛で、力強く、勇敢で、相手がゾウであろうと恐れずに向かっていくという。

 

つまり彼が言いたいのは

どんな相手だろうと恐れずに真っ正面から戦うという意思表示

 

勝負服を刺繍を担当する人とデザインの案を相談する

 

「なるほど・・悪くないそれなら君に似せた髪型で既に黒の上に黒は目立たないからこんな色はどうかな?」

 

 

業者が提案してきた色のサンプルを見るカスケード

黄色からだんだんと真紅の赤寄りに鬣に色が変化していく

 

「なるほどそれなら馬のかつての顔をこうしてここに角を出せば」

「お?いいセンスしてるじゃないか!カスケードさんうちで働かない?引退した後で」

「一応考えておきます、それよりやっぱ目は赤で強さを表現して」

 

業者とカスケードは背中に載せる柄を骸骨から真紅の一角獣にデザインを変更、

そしてアイデアのイメージが浮かび上がり自分がイメージした通りになり

 

「これはいい絵柄だ!」

「ほら良く空軍とか軍人達が貼るワッペンであるでしょ?」

 

互いにいいデザインを自画自賛する

デザインを元に作業を進めていく

 

時間は午後を通り越して夕方近くまで作業が掛かり

最後の仕上げは来年の年明けになる為作業を中断して

 

 

「年明けには搬入しますので、カスケードさんそれまではお待ちください」

 

「年末遅くまで付き合ってくださってすいません」

「ミルさんとは長い付き合いなのでカスケードさんとも付き合いたいので構いませんよ」

「そうですか」

 

「それではよいお年を」

その場を後にするカスケード

(どうやらトレセン学園在籍中はいいつきあいになりそうだなぁこれは)

 

 

カスケードは今後のことも考慮すれば勝負服やその他の消耗品も頼んでみようかなと考えるのであった。

 

帰り脚に入りカスケードは自宅へと向かう道中

 

 

「さて家に戻って」

 

prrrrr!

 

スマホが鳴る

 

「誰だ?」

カスケードは端末を操作してそこに表示されている相手を確認

 

 

 

メジロアサマと表示されている。

 

 

マジカぁ!?家に帰ってベーコンイズパンケーキ作ろうと思ったのに、

はぁ、出ないとどうせ

 

「何か言われるんだろうなぁ」

 

 

カスケードは周辺を見渡す

 

交差点に僅かに黒服のズボンが隠れるか隠れてない様子が窺える

 

 

(メジロ親衛隊まで寄越しやがって!アサマのばあさん・・しょうがねぇ)

 

カスケードは電話に出る事にする

 

「もしもし?」

「随分出るまでに時間が掛かってるわねカスケード!」

 

うわぁ即座に出なかったことにお怒り中だこれ

 

 

「アサマ様実は今勝負服の変更で遅くなったわけで」

「アサマ様ではなくアサマばあちゃんもしくはアサマさんですわよ?」

 

出た!!ばあちゃんの呼び方コンボだ! 

 

「わかったわかった、アサマさん俺が悪うございました」

「よろしいです、それでカスケードこの後のご予定は?」

「えっと家に帰ってのんびり過ごそうかなと思ってます」

 

なんとかプライベート時間だけは確保したいのだが、

恐らく

 

「一人ではさみしいでしょう、メジロ家で年を越すのもいいでしょう?」

「いやいや悪いってアサマさん」

「謙遜しなくてもいいわ、今使いの者を寄越しますので」

「ちょ!?まだ行くとは言ってn」

 

プーツー

 

 

「一方的に切りやがったぞ!アサマのばあちゃん!」

切ったと同時カスケードの前に現れる黒くて長い車

 

キキィ!!

 

メジロのご当主は既にリムジンを待機させていたようだ

 

カラン!

 

「カスケード様皆様がお待ちかねです」

「じいや!あんたどこから出没するんだよ!」

 

車から出てくるかと思った執事のじいやがまさかマンホールの下から出て来るとは!

 

(今日の予定を把握してやがったなばあちゃん)

 

こうなると逃げ場がないカスケード

 

「なあじいや?」

「なんでしょう?カスケード様」

 

俺が言うのもなんだが

 

 

「アサマさん掛かってない?」

「さあそれはどうでしょうか・・ですがメジロの皆様方がどうしてもカスケード様をご招待したいようですので私には測りかねません」

 

 

この人逆らえなかったな

 

 

 

「お嬢様達が是非メジロ家で年を越してほしいと懇願してきたのでご当主様も子供達の要望に応えようとしただけです」

 

 

 

「はぁ・・マジカよアルダン姉さんブライト姉さんの要望なら分かるがまさか全員かよ?」

「その通りでございますカスケード様」

 

 

 

完全に詰んだなこれ

 

「お世話になります」

 

シュタ!

 

カスケードがリムジンの後ろの乗車すると同時に隠れていたメジロ親衛隊達がその場を去る

 

ある者は草に紛れてある者は擬態してある者は物に隠れて

 

(どんだけの人数寄越してんだよ、アサマのばあちゃん!!)

 

 

こうして今年の年越しはメジロ家のお世話になるカスケードが確定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方カスケードがお世話になるメジロ家では

 

 

「こちらΩ作戦通りカスケード様を乗車させました」

「了解Ωそのままメジロ家に向かうように、オーバー」

 

 

メジロ家の頭脳と呼ばれる作戦ルームでは親衛隊と関係者が任務を遂行している

 

 

「今日のカスケード様の体温は?」

「35度です」

 

サーモグラフィーで体温を確認する親衛隊の一人

 

「それでは風呂の温度は熱めで?」

「大浴場の準備は?」

 

 

「既に整えております」

 

メジロに仕える親衛隊は何事も完璧に活かさないといけない

 

別な場所では

 

メジロ家に仕える執事やメイド達はメジロ家の年越しの用意で忙しい

「カスケード様の寝室の用意は?」

「既に整えております、勿論快眠グッズも」

 

「よろしい、今日ご招待されているお客様達の方も頼むぞ」

「はい」

 

 

そして調理場では

 

「今日は久しぶりにカスケード様もメジロ家で過ごすので食材の在庫は?」

「あります、全て予定通りに整えております」

「ご令嬢の方々やご招待された皆さまの対応も頼むぞ」

 

「お任せください」

 

 

戦場さながらの忙しさの中

 

「久しぶりにカスケードが来るんだ腕がなるぞ」

「メジロ家の料理人として敗けてられないな、こちとらアサマ様の代から勤務してるんだ」

 

なぜか対抗心むき出しで調理を開始するメジロの料理人達

 

ガチャ

調理場のドアが開き現れた三人

 

「メジロ三銃士の料理人が揃うだと!?」

 

そこに現れたのはメジロ家に代々仕える料理人のエキスパート

 

中華の鉄人フレンチの鉄人和の鉄人が参上

 

「久しぶりに腕が鳴るな」

「あぁ!あの坊主が久しぶりにメジロ家に呼ばれるんだ」

「料理人のプライドを魅せてやろうじゃないかね?」

 

それぞれの得意分野で極めた三人がメジロ家で仕えているのは当代の亡き旦那様に引き抜かれて一緒に時を過ごした

そんな人生の中で唯一敗北をした相手が

 

「「「カスケードに満足してもらわないとな」」」」

 

三人の鉄人達はそれぞれの持ち場に立つ、そんな彼らを見たメジロ家の料理人達は

 

「どうやら俺達もサポートに全力を出さないと」

「亡き旦那様もカスケードを自分の子供のように接していたからなぁ」

「ご当主様も我が子のように接してますからねぇ」

 

 

彼等はカスケードが幼き頃このメジロ家で遊びに来た時の事を思い出す

 

「旦那様も奥様も可愛がりが凄くて「いっそうちの子供達と生活しないか?」と言うほど溺愛してましたからねぇ」

「お嬢様達もあの頃は「カスケードと一緒に住むならわたしと」それぞれが奪い愛になりましたねー」

 

 

「あの時は確かアルダンお嬢様とブライトお嬢様がカスケードと一緒に寝る権利を巡ってレースする事になって」

「懐かしいですねぇ・・たしか結局勝負は同着で川の字状態で寝たんですしたよね?」

 

「雑談もいいが仕事だ」

「「「了解」」」

 

 

余談だがこのレースはメジロ家の敷地で行われて

無論賭け事も兼ねてやったのだが勝敗つかずまさかの同着という結果

 

呼ばれてた保護者関係者の掛けた金はなぜかある葦毛のウマ娘の懐に入ったんだとさ

 

「まさか同着に掛けてたなんてわっりぃーなオマエタチ!!じゃあなこれで船でも買うぜぇ」

無論あの破天荒なあいつだ!

 

 

調理場はこれより第三次世界大戦に入るようだ

 

 

 

そして

 

 

 

マックイーン「お兄様が来ますわよ、ライアンさんドーベルさん」

ライアン「え?本当にマックイーン!よおし鍛えあげた筋肉で」

ドーベル「そう・・お兄さんが来るのね」 (尻尾ブンブン)

 

ブライト「あらあらぁぁぁドーベルちゃん嬉しそうねぇ」

「別に嬉しくないわよブライト姉さん」

 

アルダン「正直じゃないわよドーベルさん」

 

 

メジロのご令嬢が集結している部屋ではカスケードが来る確認を

 

 

「マックイーンはさ、なんでお兄様って呼ばないの本人の前で?」

「学園内では公私混同はハッキリしてないとメジロ家として相応しくないですわ」

 

「マックイーンはただ恥ずかしくて言えないだけよ」

「ちょちょちょ!?ドーベルさん!?それは言わない約束ですってよ」

「へぇそうなんだぁじゃぁ私がお兄さんって言っちゃっていいのかなぁ?」

「ライアンさん!?お待ちになって」

 

 

 

痴話喧嘩に似たような会話をするメジロマックイーンライアンドーベルを見て

 

「今日は楽しめそうですわねぇ、アルダンさん」

「妹達がこんなに笑うなんてひさしぶりですわねブライトさん」

 

 

ブライトとアルダンは互いに弟のようなカスケードを巡ってかつて争った

ただ一緒に寝る為に時には一緒に混浴を巡ったりある時は一緒にお出かけを巡って

 

でもどちらも引かずに結局は三人一緒になった

 

「こうして逢うのは久しぶりですわね」

「えぇ、今日は楽しめそう」

 

 

2人のご令嬢は今日起きる事に楽しみ待っているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とうとう来てしまったメジロ家

果たしてカスケードの年末メジロ家の年越しの運命は!?

絵柄エンブレムは挿絵したかったけど エリア88から採用させていただきました

真紅の一角獣 某主人公の機体のあれです

次回

カスケードを巡るメジロのご令嬢達をお送りしたいかなぁ
それとも・・・

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