当時のレースと資料を参考に手を咥えてな
そしてあの伏線も回収する
三女神「すべてはウマ娘の未来の為に」
地下ゲート通路にて
新しく手直した勝負服を羽織る
髑髏からユニコーン一角獣に変更された上着を
真紅の鬣を纏い目には紅く極めて獰猛で、力強く、勇敢で恐れずに向かっていく
そんな意味を込めた勝負服を
「お兄様!カッコいい!」
「うひょょょょょょ
チームメイトのライスシャワーとデジタルが言う
「ありがとうな・・さて本番だ、よぉく見てな俺が勝つ所を!」
「行ってこいカスケード!!」
「あぁ、行って来る」
「お兄様頑張って」
「カスケードさん、全力で応援させてもらいます」
(あぁぁ幸せぇぇぇ、団扇も持ったペンライト 後はハチマキして・・・)
約一名ハイテンションのようだ
半蔵トレーナーとチームメイトがカスケードを見送る
そして
ワァァァァァ
「ご覧ください春の中山競バ場が10万人以上の観衆で埋め尽くされております、それもそのはず今年の選び抜かれたウマ娘が生涯一度のレースに挑みます」
「イサキ先生、今日の中山競バ場は凄いですね」
実況席のアナウンサーが先生と呼ぶ方に言う
「それもそうでしょう、朝日杯いや模擬レースで世間を沸かせた三人のウマ娘が出走ですからね、師弟対決ですよ!ボクワクワクしますよ」
「イサキ先生はこの皐月賞G1はどうなりますかねぇ?」
「予想がつかないことはたしか、他の選ばれたウマ娘達も強いですからね」
「それもそのはず、この皐月賞に出走するウマ娘はトライアルと条件を満たした者達だけが出走出来る生涯唯一!たった一度だけのレースその為に勝ち抜いたウマ娘達がもうすぐ入場です
実況席も盛り上がり各メディアも生中継
この日ネット配信もサーバーを増築して日本全国で配信を展開するほど
それほどまでにこのレースが注目されている
「今日のレースを見る為に会社を休んだかいがあったぜ」
「おいおい押すなよ」
「カスケードさんを見に来たのよ」
「師弟対決なんてそうそうみれるもんではない」
ファン達は競バ場に徐々に集まりレース場周辺の施設にの観衆が集まる
その手に握ったチケットを掛けて、
そしていよいよ待ちに待った瞬間がアナウンスされる
「それでは本バ場入場しますウマ娘達を紹介します」
「9番人気7枠ボールドエンペラー」
「今日の為に仕上げて来たと意気込んでおります、トレーナーにG1を届けたいと」
「続きまして5番人気1枠エモシオン」
「未勝利戦から即座に週を待たず勝利を捥ぎ取りその後のレースでは3勝、5戦レースを出走しながらその実力は上がってきております」
次々と各ウマ娘の本バ場入場のアナウンスが続く
「3番人気6枠キングヘイロー」
「おーーーほほほほ、このキングに抜かりはないわ!」
「キングちゃぁぁんファイトォォォォ」
(もうウララさん!?言われなくとも勝ちに行きますわよ)
チームメイトのハルウララに声援を聴きゲートへ向かって行く
「自信満々に勝利を確信してるようです、イサキ先生どうでしょう?」
「バ群からの抜ける技術がうまい娘ですからレース運び次第では獲れるでしょう」
「福永トレーナーさんの采配とキングヘイローの力が試されます。」
「続きまして2番人気2枠セイウンスカイ」
「さあていっちょ釣りますかねぇ」
「スカイさぁん頑張ってー!」
「ハイハァァイ頑張っていきましょう」
(いい晴れだなぁ!頑張っちゃおうかなぁ)
マイペースでサボり癖があるセイウンスカイでもこの日の為に真剣に横山トレーナーとトレーニングをやって来た。
「逃げのセイウンスカイ、今日はどのような逃げを魅せてくれるでしょうか?」
「これはボクも注目してますよ、横山トレーナーが「マイペースだけ逃げの走りに関しては中長距離に可能性を秘めてます」と言ってたそうですよ」
「それではURA史上初の皐月賞1番人気の二人を紹介します」
「まず一人目1番人気7枠グラスワンダー!!」
ワァァァァァ観衆がどよめく
「獲得したG1は多くその強さから恐れられているチームリギルから栗毛の怪物グラスワンダーです」
「前走朝日杯からの出走となります、G1レースでのリベンジの為にチーム総出でトレーニングに励み皐月賞に挑みます」
「前走ではカスケードの末脚で抜かれて惜しくも2着でしたが今日はわかりませんよ?」
「先生今日のグラスワンダーの様子をみてどうでしょうか?」
「鬼気迫る!今日こそは勝つ気迫が伺えます」
そのグラスワンダーはこの日の為にチーム総出でトレーニングと練習を励んだ
「今日こそは勝ちます」
(リギルの皆、おハナさんの為にも)
入場しコース場を歩きゲートへと向かうグラスワンダー
それを見つめる東条ハナは
「おハナさんグラスちゃんの様子は?」
「マルゼンスキー・・大丈夫よ、まさか足に亀裂が入ってるなんて」
スーパーカーと呼ばれてるマルゼンスキーが心配してるのは
チームでは後輩になるグラスワンダーの脚の状態だ
度重なるトレーニングの負荷によってレース三日前にレントゲン検査した右足に軽いひび割れてきな骨折が見られた
東条としては出走取りやめも考えたが医者とグラスワンダーと相談して皐月賞では全力で走らないことを条件に出走を認める決断をした、
だが本来の走りが出来ない以上策を練る時間が限られた為
「おハナさんグラスワンダーが無事に走り切る事を今は考えましょう」
「そうねエアグルーヴ・・後は奇策がうまく刺されば」
「グラスは大丈夫デース、この日の為に誰よりも練習したんですから!」
「そうデース、トレーナーさん信じて待ちましょう!」
エルコンドルパサーやタイキシャトルリギルの皆が言っている
(そうよ、信じてあげないといけないだからグラス勝って来なさい)
チームリギルは一丸となってグラスワンダーを見送る
「同一一番人気8枠スペシャルウィーク、日本一のウマ娘になる事が夢だそうです」
「チームスピカは皐月賞を獲った経験もありますからね、ゴールドシップさんとのトレーニングをこなしていたそうですよ先生」
「あのゴルシと練習をやったなら内外どっかれでも走れると、ちょっとこれはボクゴルシワープがまた見れるかなんて期待しちゃいますね、まあ今回は良バ場なんで恐らくまくってきそうな予感がしますね」
「スぺ!チームスピカの根性魅せろぉぉぉ」
パフパフドンドン
関係者指定場から送られる摩訶不思議な音楽で応援するチームスピカ一同
「ゴルシ先輩、チンドン屋しながら応援ですか?」
「おうよ!スピカ全員で応援しなくちゃな?なあトレーナー!」
肩を叩かれる沖野トレーナー
「勘弁してくれよゴルシ」 沖野太鼓担当(小道具は給料から引かれてる)
「ゴールドシップさん!?なんなのですこの恰好は!?」 マックイーン蒼い着物姿
「ちょっときついわよこの衣装」 スカーレットサイズが合ってない胸のせいで
「盛り上げようぜ、スぺ先輩ファイトー」 ウォッカ甚平服で笛担当
パシャパシャ
「あははは」スズカ和服美人過ぎて野次馬から撮影されてる、戸惑いながらも精神が安定してきてる
「ワケワカンナイヨー」 トウカイテイオー涙目になりながら打楽器で演奏
そんなチームスピカの皆の声援と応援を受け取るスペシャルウィークは
「よぉしけっぱるべー!頑張ります!!」
(ゴールドシップ先輩との練習の日々をこの時に活かすんだべ)
「気合い十分ですねぇ、チームスピカの面子が面妖な格好で応援してますが先生」
「ホント変わらないなぁゴールドシップ君には奇抜で破天荒な行動で引退してからも盛り上げる事に関してはずば抜けて、現役時代も驚かされたもんですよ」
「そのゴールドシップはこの皐月賞G1獲ってますから経験と技術が役に立つかもしれません」
そして人気は彼女らに劣るが本命のウマ娘が入場してくる
「4番人気8枠カスケード]
コース場の大地に入場した瞬間
「「「「キャァァァァァ♥カスケード様ぁぁぁぁ♥」」」」
「「カスケード・カスケード!!」
中山競バ場の観衆の声で会場全体が揺れてる
手直しされた勝負服の模様に目が入る観衆
「ユニコーンよ!髑髏ではなく?」
そして減量トレーニングを超えたその身体を見た東条ハナや沖野は
「「細いな(わ)」」
(そこまで絞ってこのレースに挑むのかぁ調整不良だろどう見たって)
沖野はたとえ相手が調整不良でも勝負は勝負だと
(一見細いように見えて気迫が凄いわね・・奇策で掛かってくれるといいけど)
東条は奇策がハマる事を願うと心の中でつぶやくしかなかった
「4番人気になりますがどうでしょうか、イサキ先生?」
「そうですねぇ体重を20キロ落としてそこから調整で5キロ戻した感じですね、調整不良感と疲労が抜けてるかどうかで」
(ついにここに立ったか中山競バ場)
カスケードは観衆の中コース場に立ち
ここであいつらとこれから戦うわけだクラシック級を
その瞳には蒼炎の炎が宿し出たからには勝つという気迫
「勝負服はお姉さんからダメ出しを喰らって髑髏からユニコーン模様に変更したそうです」
「獰猛勇敢力強さの象徴とされるユニコーンまたセンスがいいですねぇ紅い色というセンスがまた彼を引き立てますね」
実況中継の解説もカスケードの様子を言葉に出す
「ここまでデビューから無敗G1は2冠を既に獲っております短距離から長距離まで走れるポテンシャルを持っております」
「これが4番人気と言うのが信じられないですけど実力なら一番でしょう」
「さあ向かうか」
カスケードがゲートに向かって流す
ふとゲートへ向かう途中の観衆を見ると
「「カスケード!!」」
「!?」
(義母さんと義父さん!?)
「さあカスケード選手がゲートへと向かいますが視線を右にあぁっとまさかあれは?ミルレーサーさん!?と旦那様です息子の応援に来たのでしょうか?」
生中継されてる会場に世界的女優とその旦那が映し出されている
その一方VIP席では
「フジキセキ!行かなくていいのか?」
「ルドルフさん・・流石にあの場所だと混乱させてしまうので自分はここで」
高みの見物をしてる2人
「会長さんもリギルのとこに行かなくていいのですか?」
「そういわれると困るな・・勝負の世界だからかな・・チームの後輩を応援したいのが本音だな」
互いに有名になり過ぎた為に特定の場所からでしか応援出来ない
皇帝ルドルフと麗しのフジキセキ
ネームバリューと実績がずば抜けてるが故に
そしてゲート前では
次々とゲート入りしていくウマ娘達が
セイウンスカイ「さあてどうやって逃げ切りますかねぇ」
(トレーナーさぁんと考えた逃げ切りで)
キングヘイロー「注意すべきはスカイさんとグラスさん」
(その間を取ってペースを維持して一気に差し抜く)
各ウマ娘がゲート入りしていく
「グラスワンダーさんお願いしまぁぁす」
「はい!」
ゲートへと向かうグラスワンダーとカスケードと目が合う
「随分と絞ったようですねカスケードさん」
凄い気迫だなグラスワンダー
その様子を見てたカスケードに
*右足にマイナス因子が伺えます
BADステータス
脳内に浮かび上がる文字
(なるほどなこれがマイナス因子か・・つまりアマゴワクチン的な状態か?)
一瞬の時間だがカスケードに得た情報
「そっちこそそんな状態でよくレースに出ようとしたな?」
グラスワンダーはその言葉に表情を崩さず
「手負いの獣こそ怖いというじゃないですか?窮鼠は猫を噛むっていいますから甘く見てはいけませんよ」
言いながら彼女はゲートインする
「フン・・そうだな、いい勝負をしようじゃないか?グラス」
「カスケードさんもお願いします」
係員に言われてカスケードもゲートイン
続いて
「スペシャルウィークさんお願いします」
「はい」
最後にゲート入りするスペシャルウィーク
そして
「さあ選び抜かれた18人のウマ娘達がゲートに収まりましたスタートを待ちます」
スタートを待つ観衆とレースに出てるウマ娘達
「さあ第58回皐月賞態勢が整いましたいよいよスタートです」
ドックンドックン
「お兄様!」
「始まる!」
(全力で応援させてもらいますよ同志)
ガッコン!!
「第58回皐月賞スタートしました!!」
やっとこぎつけた皐月賞スタートだぜ 伏線回収もな
後最近端末のスペックが限界なので買い替えの予定だけどサ終したソシャゲの払い戻しが完了しないと買い替え出来ないのでw
一番辛いデス NIKKEが出来ない今はとある有志の方に代わりにやってもらってますw
ちくしょーめ!