ただで終わらないのが564である
呼んできたゲスト達と色々と
そして、ウマ娘愛があり過ぎて困るあの方参上
少し時間は遡る
「歓迎ッ!ようこそ、我がトレセン学園へ!カスケード!」
「受け入れてくれてありがとうございます」
俺は、ドバイトレセン学園から転校してきた
条件を承諾して受け入れてくれた理事長に感謝
ただ小柄でにぎやかな顔してるんだけどさ
ロリババァじゃないかと思う。
あと
「にゃー」
猫がなぜ頭にいるしかも落ちる気配がない
「さてたづな!!、カスケードの事は知っておるかね?」
「えぇ勿論です、ウマ娘でありながら男ってことは」
「すまないなカスケード、こちらは秘書の駿川たづなだ」
「どうもです」
「ええ、こちらこそよろしくお願いいたします、気楽にたづなさんと呼んでください」
緑色の服装と帽子を被った、美人な秘書さん
普通だったら理事長がこっちだと思う。
「むむ!カスケード君、失礼な事考えてなかったかね?」
「いえ別に」
顔に出てたかなぁ
「本校では、ウマ娘達が切羽琢磨しレースに勝利するわけだが」
まあ俺は、勝利する為に走るんだがな
バッ!
「君には、是非青春を謳歌して欲しい」
青春という名の言葉が、書かれた扇子を出してドヤ顔で言う
青春かぁ前の人生ではあいつらと馬鹿やったなぁ、まあそれもいい思い出だ
かつての人生では普通の人生だったのは覚えてる。
「半蔵殿が言っておったぞ、カスケード」
「ん?」
トレーナーが、なんか言ったのか?
「君はストイック過ぎて周りから孤立してると」
「はぁ?」
そんなつもりはなかったんだがなぁ。
俺なんかやらかしたか?
「是非っ!!君には他のウマ娘達と熱い友情を繰り広げて欲しい」
扇子の言葉が今度は友情になってる
「前向きに考えておきます」
「うむ、よろしいではたづな彼を案内してやってくれ」
「はい、わかりました理事長」
俺はたづなさんと一緒に理事長室を出る
立ち去った後
「彼は孤独だ、それも強すぎるが故に」
理事長は知っている強すぎるが故に孤独そして彼はウマ娘では存在自体が珍しい男のウマ娘である。
彼を受け入れる為に色々と便宜を図った
取材への対応パパラッチへの対策そして、彼の出生
「まさか、あのヒロポンの息子とはな」
「にゃー」
彼女はふと机に置かれた写真を懐かしむように見る
そこに写ってるのは、半蔵と若き頃の自分とたづなそして教え子である沖野と東条、
そして、チームシリウスのメンバーのタマモクロスオグリキャップヒロポン
「あの三強を育てた半蔵殿が、こうして日本URAに帰ってくるとは」
彼女は知っている、半蔵がどれほどの逸材を見出したのかを
ガチャ
「HEY!!、やよいちゃん、ゴルシちゃんだぞー」
「おお!ゴールドシップいきなりなんだね?」
「なんかおもしろい事置きそうだから、スターターレンタルできねーかな?」
「また君も急な事を」
ゴールドシップに、言われるがまま手配をする。
そして今に戻る
「さあトレセン学園ジュニアの部模擬レースが始まります」
「ゴールドシップ!!なんなんだこれは!?」
少し怒りながらシンボリルドルフが言う
「なんだかんだと言われたら、応えてやるのが世の情け」
「レースへの愛の為」
「レースを守るが為」
「愛と真実のウマ娘を貫くが如く」
「マヴくてチャーミングな敵役」
なんかどこぞの団員の決め台詞を言いながら
「マルゼンスキー」
「フジキセキ」
姉さんノリノリだな、おい
「レースを走るウマ娘には」
「勝利への祝福が待っている!!」
「なーーーんつってな!!」
「「「キャァァァァフジ様ぁぁぁぁ」」」
「マルゼン先輩」
「やっぱゴルシじゃったかぁぁ」
いつの間にか集まった生徒達と関係者
ゴールドシップ先輩が最期の決め台詞を言う
(((決まった)))
三人が、滅茶苦茶な台詞で決めて場が盛り上がる
そんな光景を見たルドルフは
「頼むから抑えてくれ」
哀れションボリルドルフ
「もう乗らなくちゃそこは、遅れるわよルドルフ」
「アハハ、これもいいねぇ」
「だろー!!、564さまに掛かればざっとこんなもんじゃぁぁい」
「わーーはっははは、よろしい許可する」
やよいちゃんって、理事長の事だったのかよ!!
許可という文字が掛かれた扇子を掲げている
「いいのかこれで?」
俺はあまりの展開に思考が追いついてない
「まあカスケード」
「トレーナー」
俺はトレーナーに声を掛けられて
「あいつらは、喜ばす事に関しては一級品だから気にしたら体が持たん」
「そうか」
とりあえず沈黙しよう
うん、そして走ろう
「なんか凄い事になってますわね」
「エルは逆に闘志が沸きマース!!」
リギルから出走するメンバーのグラスワンダーとエルコンドルパサーは、
落ち付きながらもレースに意気込む
「あはは、都会って凄いんですねスズカさん」
「スぺちゃん、凄いのはあの三人達よ」
スピカからは、
サイレンススズカとスペシャルウィークが、
周りの光景に驚きながらも準備をする
そして
「あれが、噂のカスケードさんね」
「凄い身体してますわね」
俺は、久しぶりな感覚を得た
女の人たちから不思議な目で見られてる。
まあドバイの時は、
皆面白半分だったのが好意的な意味で見られるようになった
「あいつら元気にしてるかなぁ?」
ふと懐かしきドバイの日々を思い出す
トニビアンカ、ムーンライトルナシー
ミシェルマイベイビー、エラズリープライド
あいつらも俺に好意を寄せて、レースで競い合ったなぁ
「どうしたカスケード?、笑ってるぞ」
「そうか顔に出てたか、ついあいつらの事を思い出してな」
俺は準備しながら蹄鉄を履く
カチャ
「カスケード、模擬レースとはいえ油断はするなよ」
「知ってるさ、あいつらの事は把握してある」
知ってるのは、馬の時の彼女達のスペックだ
そこから俺は独自に調べたからな
グラスワンダー
アメリカ生まれの帰国子女、非常に落ち着いた性格でありながら
レースに対する思いはリギル一と言われてる。
エルコンドルパサー
明るく活発な元気娘。時に暑苦しいくらいの燃える闘魂
そのファイティングスピリッツはチームメイトすら引くほど
サイレンススズカ
先頭民族で脚質は逃げだ
その速さは、学園一と言われてる
そして練習では、いつの間にか先頭を走ってしまい後続のウマ達が追いつけない程走っている。
スペシャルウィーク
現時点では敗ける気がしない
あの頃と変わってない様子だが
「レースに絶対はない!!」
俺は意気込む
「その通りだカスケード!走ってこい」
「そうだな」
俺はトレーナーに後押しされてスタートラインに向かう
「さあやよいちゃん、今日の模擬レースどう見ますかねぇ」
「うむ、新しい時代が見えるかもしれんぞわーはははは」
めっちゃのりのりで喋ってるぞやよい理事長
ゴルシが実況なのか?解説なのか?
「まずはゼッケン番号一番サイレンススズカじゃぁい、ついこの前のレースでは逃げ切ったぞー」
「うむ、逃げという戦法を思い出させてくれる速さを見してくれた」
「続いて2番スペシャルウィーク、今回のレースでは走りを学べと言われて急遽参加になりまーす」
「彼女の走りが気になるとこです」
「さあリギルから3番グラスワンダー栗毛怪物ジュニアチャンピオンです」
「うむ、彼女も中々の走りを持っておる、一部のファンの間ではマルゼンスキーの再来かと言われてるからのう」
理事長は彼女を褒め称える
「ご謙遜を、私はまだそこまで怪物ではありませんわ」
「ええ、グラスは怪獣デスヨー」
「エーーールゥゥゥ」 ゴゴゴゴゴ
物凄く怒ってるなあれw
「おっと、怒られてるのは4番エルコンドルパサーリギルのレース試験でスカウトされた子ですねー」
「熱い闘魂を持ったウマ娘で父はプロレスラーだから燃え上がっておるのう」
そして
「注目の5番、カスケードオマエ、ウマ娘なのに男じゃったんかぁぁぁぁい」
ズルっ
脳内で俺はこけた
なんだその紹介の仕方は
笑いを堪えてスタートラインに立つ
「彼は特殊な存在だ、ドバイで勝利して十傑の一人マイビッグボーイとタイマンレースに勝利した故に、マスコミに目を付けられてしまいドバイでは守り切れないため日本中央トレセン学園に転校してきた」
理事長が言う
あのそれ出来れば言って欲しくなかった
言われた瞬間レース場に広がるのは
「「えぇぇぇぇぇ」」
「嘘だろ!?」
「本当なの理事長!?」
案の定これだよ
東条さんは目を疑うような表情、沖野は開いた口が塞がらない状態
生徒や関係者は驚愕している
無論それは、スタートラインに立ってる競い合うウマも
「嘘でしょ?」
「カスケード君そんなに凄いんだべー」
「倒せばエルが最強を証明できマース」
「・・・」
こうなるよなぁ
闘争本能が刺激され今にも噛みつこうと言わんばかりのオーラを出してる各ウマ娘
「はぁ、出来ればG1レースの時に言ってほしかったよ」
その言葉を聞いた各ウマ娘達が
「先頭は譲らない」
「よぉしけっぱるべー」
「燃えてきたデース!!」 イノキボンバイエイ
「私達は格下扱いですか、カスケードさん」 ゴゴゴゴゴ
ふぅん、そんな表情するんだお前達
なら
「俺に勝てるとでも?」
これが模擬レースだったてことを幸運に思うんだな
身体に蒼炎のオーラが纏う
「あれが、彼の本気か」
「ええ、ここからでもわかるわルドルフ」
遠くから見つめる皇帝とスーパーカー
「カスケードあの状態になると容赦ないからねぇ」
それを見つめるフジキセキ
「ジュニア級という生易しいものではないぞ、これは」
「本当にこいつらデビュー戦前と勝利者なのか!?」
「くッ」
関係者一同も驚きを隠せない
そして
「素晴らしいぃぃぃ、まさに強者が集う新たな時代ですわ」
「おい、明日の一面の用意しとけ」
「物凄いレースになるぞ」
今日取材に来てた、報道陣関係者も慌てた様子で明日の一面を飾ろうと躍起になっている
「理事長ーーーどういうことですかぁぁぁ!!」
「やあたづな、盛りがっておるじゃろうわーははは」
「笑い後事ではありません!!どう後始末するんですかぁ」
「まあまあよいではないかたづな、これもURAを盛り上げる為そして彼の為だ」
理事長はたづなさんに怒られながらも受け流して説明してる
URAと俺の為ってどういうことだ?
「彼の保護も兼ねて、我がトレセン学園の飛躍とそして世界に向けて日本のウマ娘の悲願への狙いだ」
「理事長」
悲願、それは凱旋門賞の事か?
誰もが栄誉を求めるならウマ娘にとって世界最高峰のレース凱旋門賞!!
確かに俺もそれは狙ってる、そして確かに馬の時のあいつらは
後もう一歩という結果ばかりだ
エルコンドルパサーオルフェーブルナカヤマフェスタいずれも二位という結果
後一歩が届かない
この世界でなら、
取れるウマは出て来るんではないかと俺は感じてる
しかしあの頃とは違う名前のウマがいた
そうあの人の存在がな
トニビアンカの母トニービン
欧州王者で凱旋門賞を取ったウマ
時系列時空がずれてる事に俺は気づいた
そしてオグリキャップやタマモクロス母の時代がずれてる事
ビアンカは俺に言っていた
「最速で凱旋門賞とって、母の無念のジャパンカップに勝つことが私の夢だ、カスケード、君を連れて帰って君の子を産んで血筋を広めることが・・・」
そいや
ムーンライトルナシー
ビアンカとはライバルであり戦友で親同士二世対決が期待されてたな
セレブのウマ娘でありながら、レースに対する意気込みは俺と変わらない
ドバイでは確か
「あなたにレースに敗けてから私の心は奪われたわ、だからあなたの子が欲しい」
「はぁ!?」
いきなり求婚されたなぁ、前の人生では考えられなかったなぁ。
しかも親御さんがいる、目の前で言うもんだから
ムーンマッドネスさんが
「いいわよルナ、はぁ孫の顔が見れるわ、トニーお先におばあちゃんなれるわ」
「待ちなさいマッドネス、カスケードはビアンカの花婿になるのよ」
「えぇ!?」
「「お母さま」」
2人が顔を赤くしてたな、母親公認かよ
まさかの二世同士の戦いに発展してしまい、
旦那さんが間に入らなかったらどうなってたやら
しかも旦那さんもそれぞれ
「君が息子になるなら私は嬉しいぞ」
「一緒に暮らさないか?」
なんでそんな友好的なんだよとツッコンだなぁ
俺そんなにモテた事ないからなー
あ?そおいえば教官の娘も
ミシェルマイベイビー
マイビッグボーイ教官の娘
アメリカの巨神というあだ名が付けられて
鍛え上げられた頑強な巨体が持ち味であり俺より身長が高い
あいつとのレースも凄かったなぁ
位置取りでは初めて敗けたが速さでは敗けなかった
一緒にトレーニングしていくうちに友達になってあの日までは
教官に勝ってから妙に近づいてきたなぁ
「なあカスケード?」
「どうした、ミシェル」
「私、あなたの事が好きなんだ」
「はぁ?またいきなりどうした」
あの日俺がミシェルの母、教官に勝ってから
「カスケードと結ばれなさい、あの子は間違いなく後世に残せる子を残せるわ」
「マミー、いきなりどうしたのよ」
そうして親子水入らず会話して本心を打ち明けることでミシェルは
俺の事が好きだと気づいたらしい
「だから私、あなたに勝ちたい!!勝ったら一緒にアメリカで住もうよ、カスケード!!」
マジか!?ってなったな
もう一人いたな
誇り高きウマ娘 エラズリープライド
彼女はニュージーランドで産まれで、母を知らない奴だったな
同じ境遇だったからすぐに友達になって競い合ったなぁ
「ニュージーランドには強いウマ娘がいるということを、世界に証明する為にこのサバイバルレースに参加したわ」
母はボーンクラッシャーという名で
名前とは裏腹に美貌に溢れたウマだったと聞かされた
しかし、エラズリーを出産した直後に息を引き取った
境遇が似てるからこそ、勉強やレースに私生活もしっかりしてたなぁ
ただ、
「ねぇカスケード」
「どうしたエラズリー?」
「私、傷があるからさモテないのよ」
「俺は、その傷が誇らしいよ」
「え?」
「その傷は、何の為に付いた傷なんだい?」
「なんの為?」
彼女の顔に付いてる傷はトレーニングで付いた物だ
決して慢心したわけでもなくただ走って勝利する為に付いただけだ
そして
「祖国や自身の国のウマ娘の強さを知らしめる為の傷なんだろ?エラズリー」
「!?」
彼女は気づいた気づかされた
「そうだわ、私何を勘違いしてたんだがありがとうカスケード」
「ふ、中古なんていわせねーよ俺にとっては傷は女の秘密でもあるわけだしな」
あれなんか顔が赤いんですけど?
「それってプロポーズ的なことよカスケード?」
「なんでそうなる?」
それからというもの彼女も、
俺に好意を寄せてサバイバルレースでの戦いに身を投じた
そんな過去の懐かしい思い出に浸ってると
「各ウマ娘スタートラインに立ちました」
「このレースは模擬レースですが新たな時代の幕開けかもしれません」
「よっしゃぁぁぁぁいいお前らスタートはこのゴルシ様がいうぞぉぉぉい」
そうだ俺は、今この日本から世界に向けて走り出すんだそして
「いちについてよーーーい、ドン!!」
ゴールドシップが合図をした瞬間レースが始まった
やっとスタートしたよ
そしてあいつらの伏線もここで
次回はマジでレースだ 申し訳ない ここで書かないと後々めんどうなことになるから書いた