漆黒の帝王   作:邪帝

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よぉしレース開始じゃぁぁい

上手く表現できるかどうかわからんけどな


経験の差 

「さあレースが始まりました!!、各ウマ娘いいスタートを切りましたぁ」

 

そうだ俺は、今この日本から世界に向けて走り出すんだ、そして

 

 

「先に先頭を取ったのはなんと!?カスケードだぁぁぁ!?」

「彼はあらゆる脚質を練習してるから今日は逃げかぁ流石だなわーはは」

 

理事長俺の情報言うなよ!

 

それを解説で言うとかまあいい

 

ダダダダ

 

「先頭は譲らない!!」

「おっと?サイレンススズカ闘志むき出しでカスケードに並ぼうとする」

「少し掛かり気味ですが心配だな」

 

「そして2バ身後ろでは、エルコンドルパサーとグラスワンダーが続いております、スペシャルウィークは後方ですねー」

 

「スぺの奴沖野に言われて走りを見ろって言ったからまずは慣れろってことかぁあたしもそうだったなぁ」

 

ゴルシお前そうだったのか!?走りながら俺は聴いた

つまり今のスぺは、疑問を感じながらも今はこのレースで

 

(誰を相手にしてるか魅せてやろうか?)

 

ゴゴゴゴ

 

静かに蒼い炎を纏い始める

 

 

その後ろでは

 

「カスケードさんは、恐らく仕掛けるとしたら」

「アハハ、カスケードさんのファイティングスピリッツが見えてマース」

 

グラスとエルはそれぞれ思考を巡らせる

 

今の自分達は、恐らくまともに戦っても策を練っても勝てる要素は低いに等しい

ならばどうするか!

 

一方その後方では

 

「みんな速いっぺー、でも私だって」

スペシャルウィークは全力で走る事に専念する

 

(走り方を学べってトレーナーさんに言われたけど、こんなに楽しいレース)

 

意味を理解するには、

まだ先の様子だ

 

 

「さあ先頭争いは続きます、カスケードがハナを取った!!」

「有無!!、カスケードやる気だな?」

理事長は、有無という言葉の扇子を広げながら彼のやる行為を察する

 

「カスケード!!ここで更に加速したぁぁぁぁ!?これは大逃げかぁぁぁ」

 

「嘘でしょ!?」

「いきなりですか!?」

「カスケード速すぎるデース!?」

「カスケード君速いんだべぇ」

 

 

大逃げとは、逃げの脚質でも仕掛けるとしたら400メートルか500メートル辺りから出すはず、場合によってはスタートからゴールまで、誰にも邪魔されず逃げ切り勝ちをする戦法でもある。

 

この戦法を使って、勝った馬は数が少ないだが(カスケード)は違う。

 

 

(悪いがお前らには勝ちがないっていう事を既に教えてやる)

俺は確信してこの戦法を取らせてもらう

 

 

「ななななんと!?カスケード選手更に加速したぁぁぁぁl!?」

「「「ええええぇぇえ」」」

観客と関係者は度肝を抜かれた表情をする

普通のウマ娘なら誰もが言う

 

 

「あんなペースでは、ゴールまではもたないわ」

「カスケード君の戦法はがむしゃらなのか?」

「あきらかにオーバーペースよ」

 

生徒らはそれぞれ彼の走りに言うが

 

しかし彼の走り方を見た瞬間

「やられた!、まさかあんな事ができるなんて」

「おハナさん!?どういう事だ」

 

東条は焦り始めた

 

「あの走り方は・・・マルゼンスキーよ!!」

「まさか!?、マルゼンスキーだと!?」

「ええそうよ、しかも本人と同等いやそれ以上の逃げをやるなんて将棋で言うところの詰みよ」

 

まさか先生が教えた!?

それはない、先生なら「他人の脚を盗んでも意味がない」自己を高めろというはず

 

「おハナさん、まだレースは始まったばかりだぞ、いくらなんでも詰みだなんて」

「甘かった、まさか他人の真似が出来る走りを堂々とやるなんて」

 

東条は知っている、いや自ら育てたウマ娘の脚と走りをこの場でいとも簡単に再現されたことに悔しさを感じた。

 

 

「ねぇ、ルドルフ」

「わかってる、マルゼンスキー・・これは正直」

 

((模擬レースというレベルの走りではない!!))

 

2人は確信を付いた発言を声には出さず心の中で言う

 

「カスケード」

フジキセキは弟の走りを見て、彼の幼き頃を思い出す

 

 

(義理の弟)は幼い頃小父さんの家で、過去のレースを見たり資料を漁ったりして独学で走りをしたりトレーニングをしてた。

ドバイでの日々で更に飛躍した

 

だがこのレースは彼女達(ポニーちゃん達)にとって

 

 

「既にカスケードに勝てない!!」

私は確信した!!

 

 

「さあカスケードはコーナーに入った、後方のウマ娘達も必死に前にいるカスケードを追いかけようと脚を速める」

レースは中盤に入る

 

さあお前達、レースへの意気込みを魅せてみろ!

俺は、後方にいる奴等に魅せつけるように先頭を走ってる

 

サイレンススズカは、自分より先頭にいるカスケードを見て

 

「速い、そしてなんで追いつけないの!?」

私より速い、最初は信じられなかった。

しかもそれをやってのけたのは、転校してきたカスケード君!

 

同じウマ娘でありながら男という

それを聞いた時は、え!?男のウマなのと(同族でも稀に見る存在)

それでもレースでは誰にも先頭を譲った事も一度もなかった

 

なのに

 

「あのサイレンススズカが追いつけない!!、これはとんでもない走りだぁぁぁ」

くしくも更に加速して走ってるカスケード見る事しかできない

 

それでも

「先頭は誰にも譲らない!!」 固有発動

私は脚に力を入れる

 

 

「サイレンススズカが加速してきたぞ、カスケードに迫る勢いだ」

 

「スズカさん」

「エルもいきマース!!燃えてキタァァァl」

 

リギルの二人もそれぞれ脚に力を入れてカスケードに追いつこうと必死に走る

 

 

恐らく、ここで仕掛けないと追いつける可能性は低いと確信した2人は

 

 

「いきます」

「ここからが魅せどころデース」

 

先頭を走るカスケードに追いつこうと動く

その更に後方では

 

「皆、私だって」

スペシャルウィークも仕掛ける

 

「おおっと後ろのグラスワンダーとエルコンドルパサーも仕掛を開始した模様です、スペシャルウィークも前を走るウマ娘達に追いつこうと動きました」

 

 

「速くないか?、このレース展開!?」

「もうすぐ800メートルだぞ!タイムは?」

 

生徒や観客関係者報道陣も、タイムが気になった

模擬レースとはいえ、余りにも速い

誰もが半分を過ぎた距離のタイムを見る

 

電光掲示板には800メートル時点で

 

45秒と表示された

 

 

 

「いくらなんでも速すぎるぞ!!」

「非公式だがこの速さは本物だ」

「速い」

 

誰もが言う、これは速すぎる!

過去にその走りをしたウマ娘を知っているのは、

 

育てた人物とそれに親しい者と当時のレースを知る人のみだけだ

 

「ルドルフ、嫌になっちゃうわぁ」

「そう言うなマルゼンスキー、私だってこの目で見た瞬間まさか君と同じ走りをする、ましてやデビューしたばっかの子に君のタイムに近い事をするなんて」

 

マルゼンスキーは楽しく走れることが、彼女の現役時代の意気込みだった。

そのマルゼンスキーを知るルドルフはターフで走ってるカスケードを見て

 

瓜二つの走り、

いやそれ以上のポテンシャルを持った脚の可能性を見出した

 

「結果はどうであれ、彼女達には壁になるだろうな」

「ふふ、お姉さんちょっと走りたくなっちゃうわ」

「マルゼンスキー脚の事を考えろ!」

「まだまだイケイケよ、ルドルフ」

 

先の事を考えながらも、マルゼンスキーはカスケードと走りたいと感じた。

ルドルフはそんな彼女を見て、少し驚きながらも脚の事を心配する

 

 

 

 

フジキセキは逆に

「弟の走りは本来追込なんだけど、まったく」

(いくらなんでも本気で走らないとか、ポニーちゃん達が後で知ったら)

フジキセキは少し怒っていた、本気で走ってない弟の事に

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあカスケード選手コーナー中盤まだまだ逃げる逃げる、そして追いつこうとするサイレンススズカ、後方からもグラスワンダーとエルコンドルパサーおっとスペシャルウィークもあがってきたぞぉぉ」

 

「ハハハ、彼女らにはいい刺激になったようだな」

「やよいちゃん、あいつらスタミナ持たねぇだろこれ」

 

そう彼女らはレースこそ勝っている者もいれば、まだデビュー戦すら勝利してない

あきらかにスタミナが足りない、

 

「はぁはぁ、まだ追いつけない」

「く、苦しいですがここで動かないと」

「エルはまだ、はぁはぁ走れマース」

「みんな苦しそうだけど、私だって」

 

 

そんな事も気にせず、

先頭を走るカスケード

 

所詮まだお前達には付いてこれない領域だ

俺はお前たちはとは違う、

 

俺の前の人生は普通ではあったが、それなりに運動はしてたしそこに知識とこのウマ娘のスペック、ドバイでの日々が俺を確信的な飛躍を得た。

 

「先頭を走るカスケード選手、まだまだ余裕の表情だ!!オーバーペースなのにお前のスタミナは無尽蔵なのかぁ!?」

 

無尽蔵?、いいやスタミナは正直限界はある、それはあくまでも配分と能力でカバーできる。

だがお前達にはない物が既にある。

 

それは、

 

カスケードの目に蒼い炎が現れそしてそれは身体全体にも覆い始め

 

そして

 

「悪いがこのレース貴様らに勝利はない!!ハァ!!」

俺は更に脚に力を入れて

 

 

 

「なんだと!?」

「ここで更に加速するだと!!」

「更に加速したぁぁぁ!?、カスケード選手コーナー終了待たずに仕掛たぁぁぁぁ!!」

 

周りにいる人達も実況も更なる驚きで声を出す

無論走っている彼女達にも

 

「更にここで加速!?」

「エルまだ諦めない」

「速すぎますわ」

「私だってまだ」

 

更に加速するカスケードに追いつこうと必死に脚を動かす

 

 

「さあ三四コーナーを抜けたカスケード後続のウマ娘達との差は縮まらないこのまま独走かぁ!?」

 

「完全にやられたわ」

「先生もとんでもないウマを、スカウトしたもんだ」

「あれがデビュー戦勝利したカスケードの力なのか?」

 

東条は完全に今の彼女らでは勝てないと沖野は逆に先生がどこで彼をスカウトしたか

 

エアグルーヴは少し驚きながらも

 

「カスケードか、私の強敵になりそうだ」

(速く上がって私に挑んで来い)

 

そしてレースは、

 

「さあコーナーを抜けたカスケード、後ろのウマ娘達は追いつけない差は縮まらない強すぎるぞカスケード!!」

 

俺は加速したままコーナーを抜け直線に入りそのまま一気に

 

「これが俺の走りだぁぁぁぁぁ」

 

どん!!

 

トップスピードに入る

スポーツカーにニトロを投入した勢いで更に最高スピード叩き出す

 

「まだ伸びる伸びるこのウマはどこまで速さを出すんだぁぁぁ!?」

 

 

「速すぎる」

「エルが追いつけないなんて」

「悔しい」

「速すぎるよぉぉ」

 

 

「速い速い先頭を独走しているカスケードあっという間に200・・100ゴールイン!!一着でゴーォォォォル」

 

 

はぁはぁ!!

そしてゴールの1600メートルを俺は抜けた!!

 

 

 

「二着はサイレンススズカ、三着グラスワンダーですエルコンドルパサースペシャルウィークもゴールします」

 

そして電光掲示板に表示されたタイムは

 

 

R1:34.4 (マルゼンスキー)

 

後続との差は大差

 

 

まさか、マルゼンスキーと同じタイムを叩き出すウマがしかもデビュー戦勝利したウマから出るというとんでもない瞬間をこの日を知る

 

 

 

 

「イケると思ったんだがなぁ、そう簡単には取れないかあの時の(マルゼンスキー)いや先輩には」

 

俺は汗を拭いながら偉大な先輩の記録突破を目指したが現実は

 

同じタイムか!

 

 

 

そんな彼のトレーナー半蔵は言う

 

「あいつ本来の脚質だったら突破はできたんだが」

 

カスケードの事だこれもトゥインクル・シリーズで走る作戦の一つだろう

ここで布石はした後は・・・

 

 

既にレースへの戦いは始まっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さてうまくできたかなぁ

オリ主のスペックやばくないか?と思った方はどうぞ
なおここでも伏線張ったので気づく方と思いますが

まずはマチカネ待機だ

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