本編のストックがあるはずなのに何故か新作を書いているという謎。
そ、そえれではどうぞ!
Side.other
そこは閉じられた剣の世界。
その世界は、一人の少年によって、魔王が倒され、終焉を迎える。
だが、それは本来の世界。
これから語られるは、正史には存在しなかった人物が介入したことによって外れた物語である。
Side.out
Side.???
目を開けるとそこは見知らぬ街だった。
って、私は何を考えているんだ?
とりあえず、現実逃避もどきから回復して状況を把握することにしよう。
周囲の街並みはどことなく麻帆良学園の様な中世のヨーロッパを思わせる広大な石畳に、遠目には黒光りする巨大な宮殿。
今、私が立っているの位置的には恐らく街の中心部と思われる広場といったところか。
そして周囲にいるのは、胸部のみを保護する為だけの金属製や革製の鎧を装備し、背中や腰には直剣や曲刀を下げた赤や青といった様々な髪色の人たち。
更に私の隣には馴染み深い鮮やかな金髪の少女。服装は道着を思わせる袴姿。ミスマッチと思えるが、どことなく着慣れていると思わせる雰囲気を出していた。
そういう私もよく見てみれば、同じような服装だった。
街並みを考えてみれば二人共、かなり浮いている。
「おい、紫稀。ここはどこだ?」
「生憎、私も訪れたことのない場所だ。周囲の人間を見て推測出来ることは一つ。恐らくここは異世界だな」
「やはりそうなるか。はぁ……。今度はどんな世界なんだか……」
「世界にアクセスして確認してみるしかないか」
そう言って私はアカシックレコードにアクセスする。
すると次々とこの世界に関する情報が頭に流れてくる。
……って、マジかよ。
「キティ。……いや、音織。どうやらここはヴァーチャルゲームの中のようだ」
「何?……蒼識。それはどういうことだ?」
私の呼び方でこの世界での名前を把握してくれたようで、零崎の方で呼んでくる
「零崎の名はプレイヤーネームとして登録されているようで、現実世界では本来の名の様だ」
「で、現実世界の私たちはどういう存在だ?」
「肉体も意識も本物だな」
「という事は、本来の世界には分身体が代わりにいるといったところか」
「恐らくな」
まぁ、分身体がいない可能性もあるがな。
それにしてもまさかこの世界か。どういう経緯でこの世界にいるのかはわからなかったが、まぁいいか。
「ところで、さっきゲームの中と言ったな。これはどういうゲームなんだ?」
「簡単に言えば、魔法のないRPGといったところだな。
プレイヤーが使えるのは、剣と分類されるものと体術のみだな。武器のカテゴリー毎にソードスキルと呼ばれるものが設定してあるようだ。
キャラクターのスペックは現実の身体能力をある程度トレースしているようだがな」
「それくらい分かれば十分か。……さて、これからどうする?」
「折角なんだからこの世界を満喫することにしよう」
「ならまずは、装備の調達をするか」
「ああ」
そう言って私たちは歩き出した。
そうして、私たちのこの世界の日常が始まった。
Side.out
設定は気が向いたら書いて投稿します。
仕事の都合上、あまり時間が取れませんが、なんとか本編ともども更新していきたいと思います。
よければ、読者の皆様、これからもよろしくお願いします。