χ月π日
最近新しいレースが開設されたと聞いた。悔しい!デビューがもう少し後だったら出れたやつがあったのに!!
χ月Σ日
もうすぐクラシック三冠最初の関門、皐月賞が近付いている。……一応出走資格は手に入れているので走れるだろうが、勝てるか不安……にはならんな!何せ、俺、最強だから。(CV,中村悠一)
……けど、流石に巫山戯て勝てるほど甘くもないのは理解している。ウララン先輩にスピカのみんな。知り合いになった加賀さん達が応援してくれている。……後、ついでに沖野も。
だからこそ、俺は勝たなくてはいけない。そして、日本に、世界に、俺の力を示さなければならない。
前世で『Crazy Monster』と呼ばれて恐れられた絶対王者の力を。
χ月φ日
中山レース場なう。これよりレースが始まります。背中を押してくれたみんなの声援を胸に、俺、ダイナプラズマは皐月賞に行ってきます。
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「ふう……。これが先ず、一つ目、か」
あてがわれた控室で、開いていた日記帳を閉じると、俺は立ち上がった。
控室の姿見には、要塞系極振り女子の友達のノーダメ回避盾少女の着ていた青い装備一式をモチーフにした勝負服を纏った、ポニーテールの芦毛のウマ娘が居た。俺だ。
勝負服のモデルと違う所は身長と驚異……もとい、胸囲だ。俺もゴルシパイセンと同じで恵体なのでそこは致し方なし。
そうやって、姿見の前で「ウムウム」飛び乗り腕組みして頷いていると、控室の扉が開いた。
「おーい、プラズマー……って、今度は何をしてんだよ」
扉を開け、呆れたようにそう愚痴るのは我らがトレーナー、オキノサンこと沖野さんだ。別名︰妖怪トモサワリ。
「……なんか、不名誉な呼ばれ方をした気がするが……まあいい。そろそろパドックに行くぞ」
「OK、OK、OK牧場!」
トレーナーに返事をしつつ、俺は軽い足取りでパドックへ向かった。
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パドックでのお披露目を済ませて、早速ゲート前へとやってきた。……時間がとんだような気がするが気のせいか。
「よっ、ダイナプラズマちゃん」
「あ、オサキニドーゾ先輩」
ゲート前へとやってきた俺に声を掛けたのは、過去にクイーンカップで競った先輩、オサキニドーゾだった。
「流石はG12勝の無敗バ。今日の一番人気じゃない。……けど、今日こそは負けないから」
ニコニコとしていた笑顔から一転、ギラリと睨んでドーゾ先輩は去っていった。……チョットだけちびっちゃった。
(ま、全力で頑張りますかね)
そう思いつつニヤリと笑いながら、俺はゲートへと入った。
ようやく判明した主人公の容姿と勝負服。
後、私事ですが……
グランドライブの特別なライブが見れました。
やったぜ!!