パドックでの返しウマを終え、ゲートに入る。おふざけはここで一旦終了。さあ、蹂躙の時間と行きますか!!
スキル発動
【春一番】
【コンセントレーション】
【逃げの達人】
【大逃げ】
【自尊心】
【中山レース場◎】
【良バ場の鬼】
【青天快晴】
【先手必勝】
【シックスセンス】
【注目の踊り子】
【地固め】
今回の作戦は逃げ。それに合わせて過去の技術を使い、ひとまず誰よりも速く前に出る。
スキル発動
【トップランナー】
【逃げ牽制】
【先行牽制】
【差し牽制】
【追込牽制】
そして、視線と圧だけで後続のウマ娘達を牽制する。更にここから……
スキル発動
【キラーチューン】
後続を引き離す!!
ちらりと後ろを確認すると、3バ身ぐらいの差をつけてはいるが、まだまだあんし〜ん出来無いな。
そう思いつつ、コーナーを無駄なく曲がる。うん。上出来。
スキル発動
【弧線のプロフェッサー】
【曲線のソムリエ】
【円弧のマエストロ】
「逃がすかーっ!!」
っ!?オサキニドーゾ先輩が加速してきた!?……っは!ちょっと慢心してたかも。けど……
「それでも俺が強い」
スキル発動
【神業ステップ】
【ライトニングステップ】
【切り開く者】
【逃げ焦り】
【先行焦り】
【差し焦り】
【追込焦り】
【見惚れるトリック】
【しとやかな足取り】
【好息一転】
【荒ぶる旋風】
【脱出術】
【尻尾の滝登り】
「なっ!?」
更に加速。オサキニドーゾ先輩を引き離す。2バ身、3バ馬身、4バ身……。
スキル発動
【至高のダウンヒラー】
【光芒一閃】
「さ〜ら〜に〜……」
スキル発動
【レーンの魔術師】
【振り絞り】
【光芒円刃】
スキル発動
【ハヤテ一文字】
【一陣の風】
【全身全霊】
【登山家】
【じゃじゃウマ娘】
これでおしまいっ……と。
『勝ったのはダイナプラズマ!
皐月を制し、三冠の一角を手に入れました!』
ゴール板を駆け抜けて、息を落ち着かせるために軽く走りつつ速度を落としていく。
そして後ろの掲示板を見ると、大差の文字が浮かんでいた。
「ははは……完敗だよ。ダイナプラズマ。けど、次は負けないから」
息を落ち着けたオサキニドーゾ先輩が、そう笑いつつもギラついた目で俺を見つつそう言った。
「違いますよ先輩。次も俺が勝ちますから」
「へぇ、言うじゃん後輩」
握手しつつも互いに目をギラつかせる俺達。そして、握手し終わると、それぞれウイニングライブの準備のために控室に向かった。
通路内で、壁に背を預けて立っている沖野トレーナーを見つけた。
「ふぅ~……。勝ちましたよ」
こちらに近寄ってくる沖野トレーナーに、軽く手を振りつつ戦果を告げると、
「ああ、見てたぞ。おまえの走り。凄かったな!!」
そう言って乱暴に、けれど親愛の念が感じれる手付きで頭を撫でてきた。
「トレーナートレーナー。女性とウマ娘の頭を勝手に触るのはセクハラに該当しますよ」
「うえっ!?」
真顔でそう言うと、沖野トレーナーは慌てて俺の頭から手を離した。その格好を見て、俺は吹き出しそうになるのを我慢しつつ口を開いた。
「大丈夫です。トレーナーが塀の向こう側に行っても、俺は待ってますから」
「じょ、冗談だよな……?」
「はい、冗談です」
俺はとてもいい笑顔(自己判断)を浮かべて頷いた。
オリジナル要素
【逃げの達人】
【逃げのコツ◎】の上位スキル。
【青天快晴】
【晴れの日◎】の上位スキル。