チートガン積みウマ娘   作:瓶詰め蜂蜜

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5話

 ダイナプラズマがチームスピカに入った翌日。トレーナーは、早速ダイナプラズマの実力を見ようと一通りコースを走らせていた。

 

「……なぁ」

「まて、トレーナー。みなまで言うな。多分あたしも思ってるから」

 

 ダイナプラズマの走る光景を見ていたスピカメンバーのうち、トレーナーとゴールドシップが口を開く。

 

「「あいつなんであのデカタイヤ3つ重ねて引っ張った状態で坂路を芝の平地のスズカ以上の速度で鼻歌歌いながら走れてるの?」」

 

 声を揃えて言う二人。他のメンバーは理解が及ばない程の異常な光景を見て、スペースなキャットのような顔をしていた。

 

「……もしかしたらヤバい原石、手に入れたっちゃんじゃねーの?お前」

「うん……。俺もそう思ってる」

 

 冷や汗をかきながら呟くゴールドシップに、トレーナーも冷や汗をかきながら答える。

 そうして、タイヤを()()()()()()()()()()「終わったゾーイ」と言いつつ歩いてくるダイナプラズマ。その光景を見て、ギリギリ正気を保っていたトレーナーとゴールドシップもスペースキャットになった。

 

『チームスピカのSAN値が下がった!』

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

■月✚日

 

 遂に明日は俺のメイクデビュー!!今からワクワクで眠れそうにない!同室のウララちゃんも何故か一緒にワクワクしてたけど。……何故だ?

 

■月★日

 

 勝ってきた。それも大差で。

 因みに、メイクデビュー後の歓迎会で、粉砕!玉砕!大喝采!と叫んだら怒られた。解せぬ。U.N.カイ○ーマンはだめなのか?

 

■月□日

 

 遅刻しそうだったので、壁を走ったら怒られた。まぁ、確かにウマ娘の脚力で壁を走ったら壁が凹むし、怒られるわな。

 けど、なんで怪物を見るような目で俺を見る?

 

■月☽日

 

 OP戦に出てきた。そして勝った。なんかまたワールドレコードだとか。今日は芝の中距離だったけど、今度はダートのマイルらしい。しかも来週。間隔が短くて流石に俺でも参るよ。……いい感じの洒落ができた。明日使おう。

 

■月❖日

 

 早速使ったら、たまたま近くに居たシンボリルドルフ会長が吹き出していた。むせたのだろうか?

 

■月@日

 

 ダートで勝ってきた。またもやワールドレコード。今度はG1のレースを目指すらしい。少しばかり楽しみ。

 

■月♢日

 

 今日は変なウマ娘の気配を感じたので、こっそり後ろに回って「だーれだ♪」ってやったら、気絶した。とりあえず保健室に連れて行ったら、そのウマ娘、アグネスデジタルが倒れるのはいつものことだそうだ。何でもウマ娘オタクらしい。

 ……いや、お前もだろ。

 というツッコミを入れそうになったがぐっとこらえた俺は偉いと思う。今度から見かけたらイジってみようと思う。面白そうだし。

 

■月●日

 

 虹色に光り輝く人を見つけた。見間違いかオーラかな?と思っていたら、リアルガチで肌が発光していたらしい。なんでも担当ウマ娘にハム太……モルモットにされてるらしい。今度なにか差し入れでもあげよう。

 

■月✬日

 

 桐生院さんとかいう名門の生まれのトレーナーにあった。どうやら担当ウマ娘のハッピーミークを探していたらしくて、必死になっていた。

 けど、特徴を聞く限り、さっきから少し離れたところからダディャーナザンのようにじっと見つめてる娘っぽかった。ナズェミテルンディス!!

 

■月▽日

 

 ゴールドシップ先輩がマグロを釣ってきた。なので、俺が捌いて寿司にした。美味しかった。

 

■月◁日

 

 今日はウマ娘になって初めてのG1である朝日杯フューチュリティステークス!!絶対勝つどー!!

 

■月✭日

 

 勝った。大差勝ちだ。まぁ、いくらG1といえど、相手はまだまだルーキーちゃんだ。……俺も一応こっちではルーキーやけど。それもこれも前世を引き継いだからだ。なんか少しばかり申し訳なくなってきた。

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