「ねえ。君達が噂の子でしょ?」
昼休み食堂でご飯を食べていると、唐突に声を掛けられる。みると、赤いリボンをつけた女子が立っていた。リボンの色からするに三年生のようだ。ちなみに、一年は青、二年は黄色、三年は赤のリボンで区別されるからよく見れば、実際わかりやすい。
「多分」
「俺たちで合ってると思いますよ。」
「代表候補生の子と勝負するって聞いたけど、ホント?」
やっぱりの代表候補生との試合の噂か。流石、女子。噂が広がるのが早い。
「でも君達、素人だよね?IS稼働時間はいくつくらい?」
「…大体2,30分位だと思います。(適当)」
「俺も響と同じぐらいだと思います」
「それじゃあ無理よ。ISは稼働時間がものをいうの。代表候補生は、軽く三百時間はやってるわよ。」
青騎士だったら、言った時間以上乗ってるけど、天羽々斬はその位だな。ただ稼働時間あっても意味ないと思うけどね。あくまでも、稼働時間と実力が比例するだけの話だし。
「なら、私が教えてあげよっか?ISについて。」
「はい、ぜ「結構です」」
一夏の言葉を遮って返事を返したのは篠ノ之さんだった。
「いいの?きみも見た所、一年生のようだし、あなたもまとめて教えてあげてもいいのよ?」
「問題ありません。私が教える約束していますので。何せ私は…………篠ノ之束の妹ですので」
ここは譲れませんと、某空母の並みの威圧で言いぬく篠ノ之さん。そのセリフを聞いた周りの女子は驚き、先輩も引き気味に去って行った。
「なんだ?」
「なんだって……いや、教えてくれるのか?」
「そう言っている」
「これでいいんじゃないの一夏?教えてくれる人が見つかったから。」
「何を他人事のように言ってる立華?お前も一緒に教えてやる。」
一夏だけと、そう話を流そうとしたけど、やっぱり無理だった。
「いや、俺はいいよ。」
「遠慮しなくてもいいんだぞ立華。」
「そうだぜ。それに一緒の方がいいと思うぜ俺は」
一夏とりあえず、お前は黙ってろ。
「いや、俺は遠慮させてもらうよ。だって………」
「………俺が居なければ大好きな一夏とふたりっきりになれるよ。(ボソ」
そう篠ノ之さんにしか聞こえないように言う。うわ、真っ赤だ、リンゴみたい(小並感
「な、なにを言うんだ立華!?わたしはそ、そんなこと思ってない。」
「ハイハイ。けど、これで断る理由に納得できた?」
そう言って俺は昼食も食べ終えているので早々に立ち去る。ご馳走様でした。
箒SIDE
………う、う立華のやつ…何を言うんだ。
「響はなんて言ったんだ?よく聞こえなかったけど。」
「な、なんでもない。」
「そ、そうなのか。」
そう言うと一夏は納得したのか、それ以上は追及してこなかった。
本当に昔から鈍感だな一夏は。6年振りの再会だけど、そこは昔と変わらないな。けど、そんな一夏が……